今月4日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
IBFバンタム級戦:
挑戦者西田 凌佑(六島)判定3対0(117-110、115-112x2)王者エマニュエル ロドリゲス(プエルトリコ)
*この試合前までの戦績が、8勝(1KO)だった西田。しかし、数字以上に濃いキャリアとパワーを兼ね備えたテクニシャンです。それでも2度世界王座に就き、倍以上の実績を持つロドリゲスが相手では分が悪いと思われていました。
挑戦者からすると、下馬評では不利の予想が立てられていた一戦。普段のアウトボクシングに加え、接近戦でも巧みなボクシングを披露し、五分以上の内容でロドリゲスに立ち向かっていきます。
迎えた4回、接近戦での左ボディーでダウンを奪った西田。その後、自身も苦境に立たされる場面もありましたが大崩れすることなく試合終了。西田がプロ9戦目で世界王座の獲得に成功しています。
下記はこの試合が終わった時点(2024年5月4日)での、バンタム級の王者たちとなります。
WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数1)
WBC:中谷 潤人(MT/0)
IBF:西田 凌佑(六島/0)
WBO:ジェイソン マロニー(豪/1)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:空位
日本:富施 郁哉(ワタナベ/0)