アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

コンプリートしない組曲の楽しみ

2018年02月14日 | ピアノ
フランス組曲の第五番、アルマンドの次はサラバンド、ガボットを弾いてみています。

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サラバンドって、ゆっくりした曲だからね…

音を並べるだけならすぐできそうな気がしてたんですが(素敵に弾くのはともかく)、
…さにあらず。

続けて押さえておく音が頻繁に出てきますが、それで指使いがめっちゃ複雑になってしまうんです。
ひとつの音の中で指を替えたり、
ふつうの「指くぐり」でない進行があったり(左手の5の指で弾いて、次にはその左のキーを4の指で弾くなど)、

指使いが頭に入りにくい。という意味でも難しいけど、
指がそんなふうには動かない(^^;; という意味でも難しい。

でもここしばらくあれこれやってみていたので、だんだん音が並ぶようになってきて、
そうすると、ほんときれいないい曲だなぁと、
気に入ってきて、欲が出てきます。

最初、アルマンドを弾いたときには、なにしろ組曲の中でそれしか弾かない予定だったもので、あまりそれを人前で弾くというイメージはなかったんですよね。

それだけって、唐突かな? というか。

それが、アルマンド、サラバンド、ガボットと3つ手をつけてみますと、
「この3つを素敵に弾けたら」(←仮定)
十分、人前で弾いて楽しめるんじゃないか、と思うわけです。

真ん中のサラバンドが緩徐楽章みたいでまとまりいいですね。軽快なガボットで〆。

この先、クーラント、ブーレ、ルーレはあんまり(今のところ)ピンと来ないので弾かないような気がしますし、
ジーグは好きですが弾ける気がしませんので(…速い)、
アルマンド、サラバンド、ガボットで練習しておいたら、いつかなんか時間のちょうどよさげな機会があれば弾けるかも。

組曲といえばせっかく作曲家さんがセットで作ってくれたんだから、コンプリートするのも「味」ですが
(バルトークのルーマニア舞曲は全部を弾いています。全部弾いても短いところがイイ)

好みとか
技量とか
時間とか
曲調の組み合わせとか

いろいろ考えて抜粋するのは、「ミニ」ですがコンサートのプログラムを考えるみたいで楽しいです。

今年は「子供の情景」を弾く予定ですが、あれも全部は弾かない(弾けない)だろうから抜粋をいろいろ考えてみようと思います。


コンプリートすることで見えてくる何かもあるはずなんですけど。人生の時間は限られていて、素敵な曲はあまりにも多いので、もうとにかく好きな曲から弾く(←結局コレ)


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