立てこもり事件解決

発生から32時間、「寝入った」と判断して突入…容疑者「寝る」と言って2時間応答なし」(Yahooニュース・読売新聞)

大してドラマチックな展開もなく犯人逮捕。人質の方が無事で何よりだ、よかった。
しかし、やっぱり犯人はバカだ。自分から「寝る」と宣言してどうする。外から様子が伺えないのだから、ギブアップを知らせる必要はない。
人質には、「オレが寝ている、とか言ったら容赦しない」とでも言っておけばいいのだから。

やはり2徹が限界

ドカドカと扉を壊されても起きなかったようなので、よほど疲れていたと見える。
しかし動機も目的も不明。捜査はこれからなので明らかになっていくのだろうが、案外、何も考えていなかったかも。
大阪のパブ女性殺害事件のように、人質の女性に横恋慕していた様子もない。
世の中オモシロクねー パッと憂さ晴らしでもするかー 人質取って立てこもっちゃおうかな・・・ くらいかもしれない。

立てこもり事件でダントツ凄いのは、やはり「あさま山荘事件」だろう。
10日間という時間、突入に重機使用、銃撃戦まである。最終的に犯人は全員逮捕されている。
佐々淳行の「連合赤軍「あさま山荘」事件」を読んだが、まあ、時代も時代だったし、戦後最大の立てこもり事件ということもあり、かなりドラマチック。

昨日も記したが、立てこもりは割に合わない。そもそも犯人はかなり不利な状況からスタートだ。
籠城と言えば聞こえがいいが、水も食料もなく完全包囲されているというのが正解。そして脱出ルートもなし。
クリア条件は要求をのませ、安全に脱出、そして絶対に捕まらないところに逃亡。これは全て敵の全面的な協力が不可避。

まあ、無理ゲーだな。
やるもんじゃあない、というのが結論だ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )