セダンは売れない,を考える 2


コンビニの向かいにあるカローラ店を眺めてみたが,やはりセダンは並んでいない。よく見ると,左端にカローラアクシオが2台あった。
看板の車がほぼ全滅というのもいかがなものかと。
一昔前は,営業車と言えばカローラセダンだった。というより,カローラは法人登録が主だった。
今や法人もカローラは買わない。フィールダーが辛うじて売れているだけ。



隣のホンダカーズを見ても,やはりセダンはない。というより,ホンダでセダンを作っていることを知っている人は激減しているだろう。
レジェンド,アコード,シビック,インサイト,グレイスと5種もあるが,どれも全く売れていない。
フィット,ヴェゼル,N-BOXで総売り上げの9割だ。

「日本車のセダンは買ってはいけない,乗ってはいけない」を決定づけたのは,これ



20プリウス。2003年発売。
ハイブリッド車の完成形で,ハリウッドスターやアメリカのセレブがこぞって乗ったというニュースもあった。
ファミリーカー,営業車,遊び車と何にでも使えるパッケージ。そして燃費は35km/L
その後,タクシーが20・30プリウスを大量に採用するようになって,セダンは完全に駆逐されてしまった。

セダンが日本の道を再び走るようになるには,安いが安っぽくなく格好いいハイブリッドのセダン,これが必須条件だろう。
近いのは「MAZDA 3」,旧アクセラセダンだ。スタイリングはかなり良いが,惜しむべくはハイブリッドがないこと,そしてマツダだということだな


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