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アイの物語(山本 弘)



すべてのヒトは認知症なのです
(#6 詩音が来た日)

実はこちらを先に読んでから、前述の「神は沈黙せず」に着手した。
本書も585Pあるが、コンテンツが分割されているので、テンポ良く読めた。
何より、疲れなかったし。
逆だったら読んだかどうかアヤシイ。
所謂『劇中劇』のスタイルで話は進む。

人類は衰退し、マシンが地球を支配している未来。
アンドロイドと戦い破れ、捕らえられた主人公は、そのアンドロイドから物語を聞かされる。
物語はAI(エーアイ、人工知能)やマシンを題材にしたもの。

物語を聞かせるアンドロイドの目的は? そして地球を支配するマシンの「意思」とは?

ヒトはマシンに何を託すのか、そしてマシンはヒトにどのように応えるのか。
一つの答えがここにある。
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