以前に内田樹さんが最近の大学生に関して、文章の中に知らない事があっても
そこはスルーして読むので、学校で習った様々なことでも、
まだらに知っていたり認識していると書いていましたが、
神戸女学院のような優秀でリッチなひとが行くところを見てそう感じたのでしょうが、
ほとんどの人は社会や政治に関してそれほど関心もなく、学校の試験でも
あまり悪い点数を取らないように、単に暗記する人が多いと思います。
自分が関心のある娯楽のことや、自分が関わっている仕事やバイトのこと以外には
関心も知識も無い人が多いでしょう。
内田樹さんたちは以前にSEALDsが出てきたことに喜んでいましたが、
その人達も有名大学に行けるという知的にも経済的にも恵まれた階層の学生が多かったようです。
リベラル側は権力者達が様々なものを私物化していると批判していますが、多くの人にとっては
自分には関わりがなく関心もないので、選挙にも影響しなかったのでしょう。
リベラル側が今より支持を集めようとするなら、具体的な暮らしが良くなる提案を
していったほうが良さそうです。