マチンガのノート

読書、映画の感想など  

イギリスのボランティアはすごいな

2017-03-29 09:21:22 | 日記

インディペンデント紙の記事

イギリスの草の根社会主義者で構成される、ボブ・クロウ旅団の人たちは

すでに元海兵隊、シェフ、酪農家の3人が死亡、他にも帰国して起訴されているとのこと。

シリアのクルド人女性部隊に参加した、キンバリー・テイラーさん(27才)は

リバプール大学で数学を学び、その後ストックホルムでビジネスと政治を学んだ後、

難民の危機に遭った国々でボランティアを始め、スウェーデンの左派の新聞に

執筆をしていたとのこと。

大学では将校訓練課程に参加したが、英国の戦争に関する政策に

同意できなかったので、士官学校には行かなかったとのこと。


サイレンス 沈黙 : マーティン・スコセッシ監督

2017-03-26 15:03:11 | 日記
キリスト教はヨーロッパ内では世間的な権力構造に対する思考の軸に
なったのかもしれないが、ヨーロッパの外では奴隷を売買したり、
地元民を虐殺したり植民地化したりだったので、東アジアに来る頃には
その内容よりも、その影響が悪いとのことで、警戒されたのだろう。
その後、ヨーロッパ内でも階級というものが固定化されてきたので、他の思考の軸として、
社会主義や共産主義が産まれたという側面があるのだろう。
イッセー尾形演ずる奉行との会話シーンでも、植民地獲得に乗り出した
ヨーロッパのやり口を知っていて対応しているのが伺える演出になっている。
 アラブ社会では一神教においてイスラム科学ができ、初めて科学というものが
成立したとのこと。中国では高度な工芸や発明があったが、科学にはならなかったそうだ。
キリスト教以前のヨーロッパは迷信などの多神教世界であり、
その後の中世ヨーロッパでは世俗的権威は政治に、精神的権威は教会へということで、
世俗的権威と精神的権威が別れ、個人の内面の尊重へと繋がったという。
そのため、この映画で描かれているような、政治的権力に弾圧されても、
内面を守るためにそれに抵抗したのだろう。
その後のヨーロッパでは、宗教改革において精神的権威は教会から
個人の内面へと移り、その後の近代の発展へと繋がったそうだ。
(以上:典拠google検索)
この様なことは、「王権の心理学」(織田尚生著)に描かれているような、
自らの中心を太陽に投影した後に、自らに引き戻し治療が進展するという、
治療過程で見られるプロセスにも類似している。

王権の心理学 :織田尚生著  その2

2017-03-22 21:48:23 | 日記
本書によると、患者の中心の投影として太陽などが描かれるような回復段階で、
陽性、陰性症状が収まってきて、さらに天空への投影が引き戻さるプロセスを経て、
治療が進展するとのこと。

そのことから発達障害に関して推論すると、主体や中心が未成立な段階で
「ああすればいい」「こうすればいい」「それはこうなんじゃないのか?」などと
関わると、主体や中心がないため、本人には侵襲的に受け止められるのでは
ないだろうか?
具体的な関わりも生活の中では必要だろうが、主体や中心を生成させるための
受け手としての関わりが、まず第一に必要とされるのだろう。

京大心理臨床の書籍などで、発達障害について、未だ産まれていない、
母親を発見していない、等書かれることがあるが、そのことが
主体や中心の無さと大きな関わりを持っているのだろう。

身体はトラウマを記録する : ヴェッセル・ヴァン・デア・コーク その2

2017-03-22 20:51:52 | 日記

文中、よく出てくるWWⅠのシェルショックに関する動画。

ユーチューブより。

2分53秒の動画  https://www.youtube.com/watch?v=IWHbF5jGJY0

49分50秒の動画 https://www.youtube.com/watch?v=OUumA6VZh8Q

WWⅡはこちら

33分の動画 https://www.youtube.com/watch?v=MM8IhNPLnfU

49分の動画 https://www.youtube.com/watch?v=OUumA6VZh8Q