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マチンガのノート

読書、映画の感想など  

『透明性』(マルク・デュガン)における意識の描写に関する違和感と『脳は世界をどう見ているのか』(ジェフ・ホーキンス)

2025-08-12 23:39:06 | 日記

 

 

透明性

2060年代後期。個人情報を企業に提供することにより収入を得られる世界で人々が「個」を失いかけていたさなか、データを管理するトランスパランス(透明性)社の元社長が、...

早川書房オフィシャルサイト

 

この小説の中では、機械でできた体に本人の脳内の事などを全て移せば、そちらの方が不死の本人と成る展開でしたが、違和感を感じました。

しかしながら、『脳は世界をどう見ているのか』(ジェフ・ホーキンス)の方では、もしそのような事が可能になって、そうすれば、その時には本人の方は何も変わらず、同じ記憶や考えや感じ方を持つ意識がもう一つ生まれるだろうとしていました。

映画や漫画などで機械に自分の意識を移すような展開があるので、マルク・デュガンは何となくそのような展開にしたのでしょうか。

 

 

脳は世界をどう見ているのか ―知能の謎を解く「1000の脳」理論―

細胞の塊にすぎない脳に、なぜ知能が生じるのか? カギは大脳新皮質の構成単位「皮質コラム」にあった。ひとつの物体や概念に対して何千ものコラムがモデルを持ち、次の入...

早川書房オフィシャルサイト

 

『脳は世界をどう見ているのか』の方では、人間の脳は現在のAIが大量のデータから統計的に推測しているのと違い、様々な事柄を空間に位置づけて記憶し、座標系を作り思考を発展させているのだろうとしています。

だからこそ、様々な新しい実験結果や観測により、様々な新しい考えやアイデアが得られるとのことです。

そのあたりのことは、個人の経験や発達のことを考えると、『オートポイエーシス: 第三世代システム」(河本秀夫)と似ていると思いました。

 

青土社 ||哲学/思想/言語:オートポイエーシス

 

今後のAIに関しては『脳は世界をどう見ているのか』の考えの方が役に立ちそうに思いましたが、実用化するにはかなりの困難がありそうです。


米の増産 小泉進次郎はどう絡んで来るのだろう

2025-08-12 21:06:14 | 日記

米の増産となったら、農家の高齢化のことも問題になるだろうから、

人手不足とか、効率化の方から小泉進次郎が絡んで来て、色々と制度を変えて、

外資を入れたり、JAを解体する方向に向かうのだろうか?

 

 

楽園の瑕 | 書籍 | 小学館

大ベストセラー『震える牛』『ガラパゴス』に連なる樫山順子シリーズ最新刊!北海道警から山梨県警に異動した樫山順子は、大規模農場開発に怪しい動きを嗅ぎつけた。地元政…

小学館

 

 


愛の、がっこう。#5 木村文乃 ラウール 感想

2025-08-07 22:58:14 | 日記

今回は大きな展開はありませんでしたが、日本の場合、漫画のセリフに漢字が入っていて、ルビを振ってあることが、漢字を読めない人を減らしているのだろうかと考えさせました。


「お父さんが早く死にますように。」裏海マユ・ファンギルド

2025-08-06 22:48:18 | 日記

シンプルで綺麗な読みやすい絵柄で、中身もしっかりしたものになっています。

 

お父さんが早く死にますように。1|無料漫画(マンガ)ならコミックシーモア|裏海マユ

コミックシーモアなら期間限定1巻無料!お父さんが早く死にますように。 1巻 近所でも評判の仲良し姉妹・あすかと蛍。母親がいないながらも健やかな家庭に見えたのだが、二...

 

作中、主人公が警官に守ってもらえない展開がありますが、

昔は医師でも話を聞いても解らない人が多かったように思います。

時代の変化や信田さよ子さんたちの地道な活動により、

理解できる人が増えたのでしょう。


米海兵隊はドローン戦の公式ガイドブックを導入

2025-08-05 22:59:02 | 日記

 

The Marines now have an official drone-fighting handbook

The Marines now have an official drone-fighting handbook

The manual’s publication comes amid a clear shift in defense priorities to favor drone warfare and emphasize proficiency with small attack drones.

Marine Corps Times

 

兵隊たちが自主的に作ったものと比べると、用語も統一していて

チームワークでドローンを活用できるようにしっかり作られたものとのこと。

 

やることが早いな、米軍は。