以前に鑑賞した映画ですが、アメリカと日本との国民性の違いがいろいろと見られる映画でした。
第69回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画とのことです。
主演のサッシャ・レインさんはこの映画で2016年の英国インディペンデント映画賞主演女優賞を受賞し、
映画としては作品賞を受賞し、監督のアンドレア・アーノルドさんは監督賞を受賞しました。
米国での配給はA24がしたそうです。
【あらすじ】
貧しい少女で保護者からもネグレクトされているスター(サッシャ・レイン)は、偶然にバンで各地を回りながら
雑誌の定期購読を訪問販売するグループに加わります。
他のメンバーも、リーダーであるクリスタル(ライリー・キーオ)やその部下のジェイク(シャイア・ラブーフ)が
各地で拾ってきた若者たちなのでした。
そしてスターはジェイクに教わりながら雑誌の定期購読の訪問販売を始めるのでした。
【感想】
身元の知れない訪問販売の若者を、裕福そうな家に住む主婦が家の中に招き入れて話を聞いたり、
リッチそうな高齢者たちがバーベキューに招いたり、トラックの運転手さんが助手席に載せて走りながら
話を聞いたりするところに、日本との国民性の違いを感じました。
他にも黒人の若者のグループがキッチン用品を同様なやり方で売っているのに遭うシーンがあったので、
広い米国では様々な訪問販売に対して需要があるのでしょう。
広大な米国の風景が綺麗な映画でした。
「アメリカン・ハニー」日本語版予告