マチンガのノート

読書、映画の感想など  

アメリカン・ハニー 監督 アンドレア・アーノルド 出演 サッシャ・レイン シャイア・ラブーフ 感想

2024-07-31 00:01:48 | 日記

以前に鑑賞した映画ですが、アメリカと日本との国民性の違いがいろいろと見られる映画でした。

第69回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画とのことです。

主演のサッシャ・レインさんはこの映画で2016年の英国インディペンデント映画賞主演女優賞を受賞し、

映画としては作品賞を受賞し、監督のアンドレア・アーノルドさんは監督賞を受賞しました。

米国での配給はA24がしたそうです。

【あらすじ】

貧しい少女で保護者からもネグレクトされているスター(サッシャ・レイン)は、偶然にバンで各地を回りながら

雑誌の定期購読を訪問販売するグループに加わります。

他のメンバーも、リーダーであるクリスタル(ライリー・キーオ)やその部下のジェイク(シャイア・ラブーフ)が

各地で拾ってきた若者たちなのでした。

そしてスターはジェイクに教わりながら雑誌の定期購読の訪問販売を始めるのでした。

【感想】

身元の知れない訪問販売の若者を、裕福そうな家に住む主婦が家の中に招き入れて話を聞いたり、

リッチそうな高齢者たちがバーベキューに招いたり、トラックの運転手さんが助手席に載せて走りながら

話を聞いたりするところに、日本との国民性の違いを感じました。

他にも黒人の若者のグループがキッチン用品を同様なやり方で売っているのに遭うシーンがあったので、

広い米国では様々な訪問販売に対して需要があるのでしょう。

広大な米国の風景が綺麗な映画でした。

「アメリカン・ハニー」日本語版予告


米軍兵士の70%近くが過体重との事

2024-07-21 21:55:06 | 日記

 

Fixing the military’s overweight and obesity crisis

Fixing the military’s overweight and obesity crisis

Opinion: Our guest opinion writers argue that more can be done to help troops get their physical fitness squared away, both for themselves and for the nation.

Marine Corps Times

 

 

Nearly 70% of active service members are overweight, report finds

Nearly 70% of active service members are overweight, report finds

Obesity is often cited as one of the significant challenges to military recruiting.

Marine Corps Times

 

そして現役兵士の21%が肥満だそうです。

場合によると早期退役になるそうです。

食文化全体の問題に見えます。

 


米副大統領候補のJ.D.ヴァンスさんについて

2024-07-18 17:41:51 | 日記

トランプさんが副大統領候補としてJ.D.ヴァンスさんを選びましたが、

著書『ヒルビリー・エレジー』を映画化した『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』を観ると、

本人は薬物依存の母親のもとで育ち、途中からしっかり者の祖母のところに引き取られ、

そこでちゃんとした生活を身に着けて、高校を卒業した後に海兵隊に入隊し、退役後に

奨学金で大学に行ったとのことでした。

 

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 : 作品情報 - 映画.com

ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。「ビューティフル・マインド」「ラッシュ プライドと友情」の名匠ロン・ハワー...

映画.com

 

母親も高校時代に学業成績が良かったのですが、進学に関して相談相手がいなかったことから、

看護師になる学校に進学したそうです。

他の多くの議員たちとは違い、いろいろ苦労してきて、地方の寂れた地域の貧しい人の暮らしも

知っていることから、意外と大きな影響を与えるかもしれません。

トランプ氏がこのまま大統領になった場合に期待できる点は、この辺りくらいのようです。

ちなみにヴァンスさんを育てたお祖母さんは、15歳でお祖父さんと駆け落ちしてケンタッキーに行った

とありました。

 


発達障害における主体の無さについての体験。

2024-07-18 00:00:05 | 日記

親から世話をされたりなにか教わったことがないため、体の使い方が解らず、

公園で遊ぶときも他の子供がブランコを漕いだりしていても、何となく見ているか、ブランコに乗っても足で少し動かす程度で、

漕ぐということを思いつかなかった。

さらに親に身体的な虐待を受けたときも、殴ってくるのを避けたりガードしたりせずにされるがままだったのも、

主体的な動きというものが成り立っていなかったからだろう。

どういう時にどう振る舞うのかを教わらなかったことと、親の言う事や、やることが支離滅裂だったので、

主体が生成しなかったことが、なにかに付け、周囲の言いなりになっていた原因と思われる。

言いなりに成る以外の振る舞い方がないことで、周囲を見て真似たり、周りがどう思うのかを考える回路が

なかったことが、周囲に溶け込めなかったり、邪魔がられた原因だったのだと思う。

親のネグレクトは体の使い方や振る舞い方を身につける機会も奪うのだろう。

なにかと発達障害の人は空気が読めないと言われるが、言いなりに成る以外の回路が未成立なことで

そうなるのだと思う。