マチンガのノート

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ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌 監督 ロン・ハワード 出演 ガブリエル・バッソ エイミー・アダムス  グレン・クローズ

2020-11-27 18:22:31 | 日記

J.D.ヴァンスの回想録の映画化された物です。

主人公の家族は、もともとケンタッキー州の田舎に住んでいましたが、

オハイオの街に移り住みます。

主人公のJ.D.(ガブリエル・バッソ)と母(エイミー・アダムス)と姉、

祖父と祖母(グレン・クローズ)が居ますが、もともと祖母が13歳で妊娠して、

祖父と二人でトラックでケンタッキーに行って住み始めたとの事です。

母親は学業はよくできて、学年2位の成績でしたが、大学に行く費用がなく、

そのことについて相談する相手もいなかったのですが、何とか看護師の資格を取り、

看護師として働いていました。

離婚したのちも交際していた相手は居ても、上手くいかず、

子供にしっかり関わることもありません。

J.D.は姉の結婚相手の息子たちと大麻をやったり、夜遊びしますが、

母親は麻薬に逃避するのみなのでした。

そのため、持病を抱えた祖母が自分の家にJ.D.を引き取り、元の仲間が来ても追い払い、

しっかり勉強をするように関わります。

そうすると、母親から受け継いだ頭の良さからか、あっさりJ.D.は

勉強で優秀な成績を取るようになります。

そうして、高校を出てから海兵隊に入り、除隊後にはオハイオ州立大学を卒業し、

さらにロースクールにも行き、弁護士になるのでした。

それでも母親の麻薬依存は治らず、なにかとJ.D.は苦労するのでした。

グレン・クローズさんが祖母役を演じていますが、しっかり者の祖母の役を

上手く演じていました。グレン・クローズさんは、映画デビュー作の「ガープの世界」から、

個性の強い役をずっとしていますが、本作でも適役でした。

エイミー・アダムスさんは「メッセージ」の言語学者役とは全く違う役柄を

演じているので、同じ人と気づきませんでした。

ロン・ハワード監督『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』予告編 - Netflix