マチンガのノート

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発達障害と協調運動障害について考察

2021-11-18 23:29:26 | 日記

近年、発達障害が注目されるにつれて、協調運動障害に関しても何かと取り上げられる様になっています。

発達障害に関する考察では、主体の未生成というものが指摘されることが増えていますが、

主体が未生成だと内側と外側も未分化なため、自己感覚も不明瞭なのでしょう。

その結果として、体の動きの連携が取れず、必然的にギクシャクとした動きになるのでしょう。

筆記試験の成績がよくてもコミュニケーション能力が低く、何かと不器用な人は時々居ますが、

そのようなタイプの割合が多いのでしょう。

そのため協調運動障害を改善するには、主体の生成に関して取り組むのが効果的でしょう。

近代以降に生じてきた主体というものは、近代社会の発展とともに時間や場所や自他の境界が

出来てきた結果として生成してきたものなので、それを生成させるには、内的感覚に注意を向けたり、

様々なエクササイズをするよりも、様々な境界を作って行くことが大切なポイントだと思います。

様々な境界ができてくると、さまざまな内側と外側も出来てくるので、

結果的に身体などの感覚も発達していくのだと思います。