マチンガのノート

読書、映画の感想など  

デイ・アフターZ ロシア テレビドラマ BS日テレ 土曜日 23:00

2019-04-29 20:56:21 | 日記

今は、シーズン2の放送中だが、このドラマの独特な所は

ゾンビがみなモデル風の美女な所と、ゾンビ美女たちの独特な歩き方もあるが

現在、放送中のシーズン2の途中から、ゾンビだった人に人間時代の記憶が残っていて、

記憶が戻り意思疎通も出来るようになるところだろう。

記憶が戻り、意思疎通ができるならば、ゾンビだからと言っても殺せなくなる。

基本的人権ならぬ「基本的ゾンビ権」があることになりそうである。

このような展開になるのは、共産主義に行ったり、また戻ったりと言う

重い歴史があるからだろう。

また、記憶が戻った人に、ウイルスを作った企業の責任ある立場の人が来て、

企業のところへ来て、ワクチン造りに協力するように言うのだが、

それを断られると、今のままモスクワが封鎖されていたら、軍隊か

傭兵たちが来て大量に殺しまくるから来るようにと頼むと

あっさりと、企業の中に収容されていた。

軍隊か傭兵という所も、現代的な所であった。


MMTについて

2019-04-28 23:58:33 | 日記

MMTに関する解説

https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak

OECD諸国の中では、財政出動の伸び率がここ20年では日本が最小とのこと。

もともと、基本的人権などの理念に基づいた社会保障制度などによる財政支出の制度を築いてこなかったので、

景気が悪くなれば、箱物づくりなどの土木に関する支出を削り、それでも税収の範囲には収まらないので、

全体的に削り続けることに繋がったのだろう。

それが続いたことで、低成長とデフレが続いているのだろう。

財政出動を抑制し続けているので、低成長なのだが、改革と効率化が足りないので低成長なのだとして

様々な改革を進めて続けて、20年が過ぎたようである。

 


Oリングテストとかについて

2019-04-26 08:41:29 | 日記

Oリングテストとかについて読んだりした時には

血中濃度とか、体重比とかを無視するとか、馬鹿じゃないの、と思ったが、

薬を飲むことに抵抗がある人とか、医療を受けることに抵抗を持つ人が

一定数いることを考えると、その人たちに医療の側から少し歩み寄ることで、

医療に引き入れることに役立つという側面があるのかもしれないと思う。


エスタブリッシュメント:オーウェン・ジョーンズ 海と月社 翻訳:依田 卓巳

2019-04-21 23:43:10 | 日記

イギリスにおいて、サッチャー政権以来の規制緩和や民営化などにより、

エリート層が国の制度や財政をいかに私有化に繋げて来たのかを描いている。

公務員にやらせるより安くできるという企業に任せると、利益を出すためにサービスや給与、給付を削り、

企業が利益として取った後に不足した分は国の財政から補填しているとの事だ。

少ない支出でより成果を出すとして始められた規制緩和や民営化だが、

結果的に公共のためにならず、一部のエリート層、富裕層の利益となっているとの事である。

さらにはそうして得た富も、タックスヘイブンに移して税金を回避しているので、

その富に対する課税もまともに行われていないとのことで、様々な活動家により、

タックスヘイブンが取り上げられるようになったとのことである。

このようなことを読むと、労働党のジェレミー・コービンがなぜ支持されるようになったのかが

よく解る。

米国においても、ヒラリー・クリントンならば投票しないという人が多く出たというのも、

同じような理由なのだろう。