不器用

先日、某物産館へ行ったときのこと。

夕飯のおかずを買おうと、鮮魚コーナーに立ち寄った。
ひととおり見て回って、目当てのモノがあったので、
それを手に店員さんに声をかけた。

そこは三方に商品が並べてあり、私の反対側に、
お金持ちそうな（私の主観で・笑）ご夫婦が品定めをしていた。
その若い店員さんはそちらの方を私より早く接客していたけれど、
そのご夫婦がまだ決まらないようだったので、私は店員さんに声をかけたわけだ。
私だっていい大人だ、
人が会計しているところに割り込んで、我先に会計してもらおうなんて、これっぽっちも思っていない。

だけど驚いたことに、”何、あんた、あたしは忙しいのよ！”みたいな顔で振り向かれて、
「少しお待ち下さい。」と、商品をひとつ手にしている私に愛想笑いもなく、
ご夫婦が決めるのを待っているようだった。
でも、一向に決まる様子のないご夫婦に諦めたのか、やっと私の方を振り向いた。
そして、そこには「お待たせしてすみません」とか「おまちどうさまでした」とかの言葉はなく、
無表情のままの会計だった。

最初のお客に神経が集中して、もう一方がおろそかになる、
不器用な店員に当たってしまった私が不運だったのだろう（と、思うことにしよう）。

以前そこへ行ったときに、ほんの少し混雑していただけなのに、
パニクッていた若い店員さんを見た。
もう少しうまく立ち回れないものだろうかと、不思議で仕方がなかった。

教育の問題なのかその子達の性格の問題なのか。

寝姿

薄目開けてる。（笑）



毛布の折り目に頭を突っ込んで・・・。



オイオイ、息できてる？




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