聖火リレー

「チベットに自由を！」
そう訴えて北京五輪の聖火リレーを妨害しているチベット擁護団体。
気持ちはわかるが、せっかく五輪の聖火リレーのランナーに選ばれて、
聖火を運んでいる人はどうなんだろう。
聖火ランナーの晴れ舞台を台無しにされてしまい、
なんだか可哀想に思える。

訴えることはたくさんあるのだろう。
恥ずかしながら、私はチベットの問題について、
ほとんどと言っていいほど何も知らない。
知らない私が言うのも申し訳ないと思うのだが、
問題について提起する手段は数多くあるはずだ。
その手段に五輪を使っていいものかどうか、私は疑問に思う。

開催はもう決定している。
それが覆るはずもない。
そこへきてこんな騒動、どこかがずれていないだろうか。
北京に決定する前に、抗議するなりなんなり、
候補になった時点でやればよかったのに・・・。