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ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ヤツデ ・ 樹木 ウコギ科

2017-11-01 | 〈花木、樹木〉
〈 八角金盤 〉 別名 テングのウチワ

葉っぱが手の平のように裂けているので八つ手の名。
実際に八に避けることは殆どなく普通、7か9の奇数分解をするとの事。
雌雄異株の常緑性灌木。

液果はまあるく、翌年の夏に黒く熟する。






● クコ  ・  ナス科

2017-10-30 | 〈花木、樹木〉
〈 枸杞 〉 花期 7~11月

花の色良し、形良し・・・残念ながら、実の画像がない!

「 五内邪気、熱中、消乾、周脾、風疹を治し、久しく服すれば筋骨を固くし、身を軽くし、老いず、寒暑に耐える 」
私にはさっぱりわかりませんが「神農本草経」というのに書かれているそうです。

中国ではクコが不老長寿に効果があるとされているようです。
日本では「和名抄」というものにクコの効用をよく評価しているとのこと。
これは、すべて実のことですね!








● ドロノキ・・・名の由来  ヤナギ科

2017-08-20 | 〈花木、樹木〉
別名 ドロヤナギ  落葉高木

少し季節が遡りますが・・・7月4日、北海道の画像です。

この日、公園ではまるで雪を思わせるような白い綿毛が舞っていました。
ボタン雪と錯覚しそうでした。

ドロノキはマッチの軸木や火薬箱等に使われていて
材木として用いても、柔らかくて役に立たないことを泥に例えたそうです。

☆ 大きな塊になっていますが風に乗り、舞う時には小さく分散します。


☆ ドロノキが食樹のドロノキハムシ


☆ 地面にある白い物体はドロノキの綿毛です。





● ウワミズザクラ ・ バラ科

2017-04-25 | 〈花木、樹木〉
和名〈上溝桜 〉・・・ウワミゾザクラが訛ってウワミズザクラになったとのこと。
高さが15メートルにもなる落葉高木。

☆ 花芽  3月28日撮


☆ 花  高い木なので見上げて探すこと。4月24日撮。中旬が見頃。






☆ 果実は赤から、熟すと黒くなる。




● カリン ・ バラ科

2017-04-21 | 〈花木、樹木〉
和名〈 花梨 〉 中国原産の落葉高木

今、色も形も可愛い花が咲いています。

果実は秋に実を採り輪切りにして、補血剤、整腸剤、暑気あたりに煎服するという。
輪切りにして室内に下げておくととても良い匂いがして芳香剤になる。
私からもおすすめです。

〈 ヤマト本草 〉に、未熟な柿百個の中にカリン一個を入れておくと柿が良く熟すと、古書を引用しているとのこと

幹は堅く粘りがあり、家具の材料になるそうです。

十数年前、青森に行った時にカリンだと思って買って来たのはマルメロというものでした。
マルメロはお菓子に使われていました。独特の香りでしたが美味しかった!








6月になるとこのような実が付きます。



● クサボケ ・ バラ科

2017-04-02 | 〈花木、樹木〉
中国渡来のボケとよく似た木であるが丈が低いのでクサボケという。
ボケは木瓜(モッカ)からの転訛で、木に瓜のような実がなるからと言われる。

別名 シドミ、ジナシ(地梨)、ノボケ(野木瓜)、コボケ(小木瓜)




● ?桜でしょうか・・・美しい。

2017-03-27 | 〈花木、樹木〉
三年前に買った桜の本。
いつも見る暇がなく過ぎていましたが今年は・・・と、時間をかけて本とにらめっこしましたが
残念ながら種類は分かりませんでした。

ず~~っと昔、桜の木の選定作業をしていた方が「持って行っていいよ~~」と言って下さったので
花の他に葉っぱをたくさんいただいてきました。

ソメイヨシノだったようですが塩漬けをして桜餅を作ろうと思ったのです。
塩漬けに適しているのはオオシマ桜の葉、幅が広くて柔らかく、甘い香りの成分であるクマリンが多く含まれている
とのこと。

沢山の塩の中に漬け込んだソメイヨシノの葉っぱはいつしか忘れて気が付いたのは半年もあとの事。
何と、ビンのフタを開けた時に思いもかけなかった素晴らしい匂いが!
見れば、トロ~~リとした液体になっていました。

可愛いお皿に少し入れて玄関に置いて時々足しながら長い間、香水として楽しみました。
後に分かったこと、桜はハーブでした。
皆様も是非、お試しくださいませ!








● ソシンロウバイ ・ ロウバイ科

2016-12-27 | 〈花木、樹木〉
中国原産のロウバイを改良した園芸品種で花が少ない今、ロウ質の花を咲かせ
とても良い芳香を放っている。

原種のロウバイの花は黄色以外の色が混じるがソシンロウバイは黄色一色なので
交じりのない一色の意味で漢名〈素心〉ということらしい。

例年はすでに葉が落ちていたのに対し今年は葉が落ちるのが遅かったけれど
二週間前の強風(一日)でほとんどの葉が一気に落ちた。








● 河津桜が咲いていた!

2016-12-24 | 〈花木、樹木〉
昭和30年頃に静岡県河津町で発見された早咲き品種。
2月下旬~3月上旬、開花。
カワズではなく地名のカワヅ・・・カワヅザクラと読むようです。


青空に映えて4輪咲いていました。
一ケ月は持つという身持ちの良い桜です。綺麗です!

満開になる頃にはメジロやヒヨドリが蜜を求めてやって来ます。




● コクサギ ・ ミカン科

2016-11-28 | 〈花木、樹木〉
雌雄異株であるコクサギは小さな臭い木という意味を持つようですが
残念ながらその臭いはまだ嗅いでいません。

☆ 花期 4~5月


☆ 実期 7~10月 




☆ 実が熟すると子房が割れ、種は遠くに飛ばされる。






☆ コクサギの葉の序列は「コクサギ型葉序」と言われ葉を枝の左右へ交互に二枚ずつ付ける。
  ケンポナシやサルスベリも同様。






☆ クサギという木もありますがクマツヅラ科。





















































● コマユミ ・ ニシキギ科

2016-11-09 | 〈花木、樹木〉
マメに見て廻れない私は樹木や山野草などを撮るのがいつも早かったり、遅かったり!
でも、このコマユミは今が一番の見頃です。

18日にニシキギの記事を載せました。見比べてください。
コマユミの枝に翼が付いたのがニシキギです。






● ニシキギ ・ ニシキギ科

2016-10-18 | 〈花木、樹木〉
葉が赤くなり秋を代表する木です。
4月の花 枝にコルク質の翼があり、小枝は緑色。





10月の実 赤い仮種皮に包まれている。


木の下には黒く熟した実が落ちていました。


紅葉です。




※ ニシキギと花も実も同じで枝に翼がないものはコマユミと呼ぶそうです。




● コマツナギ

2016-07-19 | 〈花木、樹木〉
昔から、地面に這うように咲いていたという記憶があるのですが
調べてみると草本状の小低木と分類されています。

高さは90センチ位。
茎は細いけれど馬をつないでおけるほど丈夫ということでコマツナギの名が付いている。








● ヒイラギナンテン メギ科

2016-07-04 | 〈花木、樹木〉
別名・トウナンテン(唐難天)台湾原産

1681~1687年に渡来して庭木として栽培されている。
葉には棘があり、うっかり触ると痛い目に合う。
黄色い花も青い実もとても美しいけれど意外にこの名を知らない人が多い。
難を転ずるという意味とのこと。

5月22日 撮




3月25日 撮




● カリン

2016-06-22 | 〈花木、樹木〉
別名 案蘭樹(アンランジュ)・木梨

バラ科、花の匂いは分りませんが色が素敵です。
実については喉を痛めた時、ハチミツに漬けたのを食べたり、かなりの薬効があるようですが・・・。
秋に実をとり、輪切りにして日光で乾かし、室内に下げて芳香剤とするのが良いと。
私はいただきものがあると、輪切りにしてそのまま置いていましたが今度からしっかり日光に当てましょう!

「大和本草」には、未熟な柿百個の中にカリン一個を入れておくと柿が良く熟れると
書かれているとのこと。

☆ 4月8日


☆ 6月16日