ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ベニシジミの春夏秋

2021-05-27 |     チョウ
長い間お休みしてしまいました。
今回はプロバイダーの不備で下りのスピードはノロノロ・・・
とても作業が出来るスピードではありません!
まだ完全に復帰はしていませんので順調になるまでは辛抱です。
ごめんなさい。

〈ベニシジミ〉
春、あちこちでベニシジミの姿が見られるようになると嬉しくなります。
レンズを通して可愛い顔を見る。
そして、白と黒が交互の色の触角・・・体色もまた可愛い!

幼虫と思って撮り貯めた画像もありますが??のようなので、チャンスがあったら今度はしっかり撮ります。


☆ 4月 ♂ 個体も花も、とても新鮮です





☆ 6月 ♂ 生まれてきた喜びを感じるような一瞬です







☆ 8月 ♀ この頃はモフモフ



☆ 10月 ♂♀が? この頃にはさらにモフモフモフ!

● 美しいアサギマダラの飛来 ・ タテハチョウ科

2020-10-04 |     チョウ
〈アサギマダラが飛来〉

体調不良で家に籠ることが多かったので、少しずつ出かけることに!

昨日の事、マイフイールドにてヒヨドリバナに3頭のアサギマダラが飛来しました。
小さなカメラなので近付くと逃げられる、苦労しました。

前翅長:43~65ミリ  出現期:4~10月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄
食草はキジョラン、イケマ、オオカモメズルなどのガガイモ科

越冬時期は海岸付近の照葉樹林。
春に北方へと移動し、夏は山地の樹林に滞在・発生、頂上付近へと集まる。
秋には南下する。

♂は腹部先端にフェロモンを分泌するヘアペンシルという器官を持つそうです。
フジバカマにやって来るのは♂が多いという記事もあります。

☆ ヒヨドリバナ(フジバカマの可能性も)








● 可愛いクロコノマチョウ幼虫 ・ タテハチョウ科

2020-09-12 |     チョウ
〈クロコノマチョウ〉 黒木間蝶



今年はゆっくり探して、しっかり撮るつもりでしたが何も出来ずにガッカリです。
オギ、ススキ、ジュズダマなどが食草です。

画像は殆んど別個体ですが、成長の段階を追って並べてみました。

☆ 生まれて間もない赤ちゃんですね!
  どうしたのでしょう? 小さな頭部があります、何かの事故ですね。



☆ 脱皮回数は分りませんが小さな内は顔が黒いのです!


☆ 少し大きくなってきました。顔の色はすっかり変わっています。






☆ 終齢幼虫かどうかは分かりませんが、赤ちゃんっぽい顔は何処へ!




☆ 頭部や顔はフサフサの毛に覆われています。葉を齧っています。




☆ いよいよ脱皮、先ずは「前蛹」蛹になる準備です。


☆ 美しい蛹になりました。


☆ 羽化の後の抜け殻です。


☆ 疲れ切った成虫です。

● 国蝶候補だったアゲハチョウ ・ アゲハチョウ科

2020-03-25 |     チョウ
〈アゲハチョウ〉
前翅長:35~60  出現期3~11月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

ヒラヒラではなく、パタパタと翅を上げ下げして飛ぶ!
見慣れた、アゲハチョウなのですが、何と、驚きの過去がある。

1957年(昭和32年)国蝶制定、日本昆虫学会が決定した。
オオムラサキ、ミカドアゲハ、ギフチョウそしてアゲハチョウなどが候補に挙がり

様々な角度から見た結果、最終戦はオオムラサキとアゲハチョウに絞られたものの落選したそうです。
アゲハチョウが国蝶になっていたら誰でも知ってるチョウで親しみがありましたね!
私は、オオムラサキは見たことがありませんが北海道で、コムラサキを撮ったことがあります。
こちらもとてもキレイでした。

☆ ここは、ヒオドシチョウの縄張りらしく追いかけられながらも吸蜜していました。
















● 越冬するムラサキシジミ ・ チョウ目 シジミチョウ科

2020-01-13 |     チョウ
〈 ムラサキシジミ 〉

開帳:30~40ミリ  分布:本州、四国、九州、沖縄

AM 11:45 お日様が射し、そこは今が一月と思えない。
・・・でも、寒い!
元気に飛び廻り、サネカズラの葉上にチョコンと止まった!

低温時には翅を開いて止まるとのことですが真夏にも同様です。
成虫で越冬し、年3~4回、6月から3月にかけて現れるという。

幼虫の植樹はカシ類、しかし成虫が何を食しているのかは不明?


☆ ♀





● モフモフのウラナミシジミ ・ シジミチョウ科

2019-10-21 |     チョウ
〈 ウラナミシジミ 〉
前翅長 13~18ミリ  出現期 7~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

可愛い~~! と、思いませんか?

♂の表翅の色は淡紫色で外縁のみ細く暗色、♀の外縁の暗色部は幅が広い。
残念ながら比較の♀の翅の画像が見当たらないので図鑑で確認いたしました。

幼虫はマメ科の植物が食草のようです。
 
☆ アキノウナギツカミ上にて












● ミドリヒョウモンとアオスジアゲハ

2019-10-02 |     チョウ
〈 ミドリヒョウモン 〉 タテハチョウ科
前翅長 31~40ミリ  出現期 5~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

少ない花を求めて吸蜜に来ている。
幼虫の食草はスミレ類。
今月で姿が見られないと思うと寂しくなる。

☆ ♂ 








〈 アオスジアゲハ 〉 アゲハチョウ科
前翅長 32~45ミリ  出現期 5~9月 分布 本州、四国、九州、沖縄

関東では個体数が少ないようですがここでは良く見られます。
幼虫の植樹は楠など。
もう、ソロソロ見られなくなる・・・お疲れ様と言ってやりましょう!

☆ 幼虫は7月





 





● アカボシゴマダラの誕生 ・ タテハチョウ

2019-09-18 |     チョウ
〈 アカボシゴマダラ 〉
前翅長 40~53ミリ  出現期4~10月  分布 本州、奄美大島

今年もエノキで羽化したばかりの個体を2頭、見ることが出来ました。
一頭はすでに葉っぱの上に、もう一頭は抜けた蛹にしがみついていました。
暫くパタパタして翅を拡げました。
何処にも傷がなく、美しいです!

一頭はヒラヒラと初飛行、きっと嬉しいのでしょうね!











☆ 上記とは別個体ですが幼虫です。




● ツマグロヒョウモンの雌は美しい ・ タテハチョウ科

2019-09-16 |     チョウ
〈 ツマグロヒョウモン 〉
前翅長 27~38ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

私がツマグロヒョウモンを始めて知ったのは2009年8月の事でした。
我が家はマンションの9階、
ベランダには大好きなスミレの花が数種あり鉢の数も多くありました。
その手入れをしていたところ、もうかなりの葉っぱが食べられていてそこには
黒い毛虫があっちにもこっちにもいて、慌てた私は割り箸を持って空き瓶に
3匹入れたところで、黒くて背には赤いトゲや模様があるこの子たちが気になって
すぐさま調べたところ・・・驚きました、美しいチョウの幼虫だと分かったのです。

それからは生態を調べて、すでにあった水槽やら虫の飼育ケースを家の中に入れ
その中にスミレの鉢毎入れて葉っぱが無くなったら鉢を取り替え・・・
初めて見るドラマにワクワクしながら育てました。
前蛹でケースの天井からぶら下がって、毛皮を脱ぎ捨てる時に蛹が落ちてしまった!
悩んだ末、ボンドで蛹をくっつけて無事に孵化してサヨナラして行った子も数個体いました。

飼育の様子は書ききれませんのでこれで終わります。
その後もやって来てどれほどここから旅立ったことか・・・。
昨年、そして今年は来ませんでしたが二年目からはベランダで成すがまま、
朝覗くと数匹ずつ数日に渡って翅をパタパタさせやがて、飛んで、行きました。

その後、フイールドでも見られるようになりました。
あれから10年、今は何処まで北上したのでしょう?

☆ 雌の個体












☆ 雄の個体


☆ 幼虫


☆ 蛹


☆ 羽化後・飛翔前 (上♂) (下♀)








● 雨上がりのツマグロヒョウモン ・ タテハチョウ科

2019-05-24 |     チョウ
〈 ツマグロヒョウモン ♂ 〉

雨上がりの夕刻、園内を歩いてみました。
殆んどの虫は、草の陰などにかくれているのか姿がない中、
蝶が一頭・・・よく見ればツマグロヒョウモンでした。

顔も体も雨でびしょぬれ・・・乾いて飛べるようになるまでには相当の時間がかかるかと。






☆ 昨年の画像より





● アカシジミは羽化したばかり? ・ シジミチョウ科

2018-05-26 |     チョウ
〈 アカシジミ 〉
出現期 16~22ミリ  分布 北海道、本州、四国、九州


ゼフイルスと言われる、シジミチョウの仲間。
翅がしっかり開いていなかったので羽化してからあまり時間が経っていないようです。
強風の中、必死で草にしがみついているようでした!

女の子なの?って聞いてみたくなるような可愛い仕草?











● ツバメシジミ ♀ ・ シジミチョウ科

2018-05-20 |     チョウ
〈 ツバメシジミ 〉

尾状突起があるのが特徴!
日中、シロツメクなどのマメ科植物を訪れる。

忙しく飛び廻り、なかなか翅の表を見せてくれない。
青紫色は♂、暗い色のこの個体は ♀ のようです。

チョウの触角は俄とは違ってとても可愛いですね!









● 七色のコミスジ ・ タテハチョウ科

2018-05-12 |     チョウ
〈 コミスジ 〉 
前羽長 22~30ミリ  出現期 4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

特別な設定なしのカメラですが虹のような美しい色が出ています。
横に線があるチョウは飛んだ時が優雅です!

















☆ 幼虫とさなぎ  幼虫はクズ、フジなどが食草。





● 下草にミヤマカラスアゲハ ・ アゲハチョウ科

2018-05-05 |     チョウ
〈 ミヤマカラスアゲハ 〉

春型は 45~55ミリ。
飛んでいる時はこの美しい翅をハッキリ見ることが出来ませんがとにかく美しいです!

足元の下草にいましたが覗き込んでも動きません。
今、羽化したばかりで未だ翅が開き切っていないのか、それとも羽化に失敗したのか?
踏まれる心配はないので戻ってみませんでしたが気になっています1












● コチャバネセセリ ・ セセリチョウ科

2018-04-30 |     チョウ
〈 コチャバネセセリ 〉
前翅長 14~19ミリ  出現期 4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

虫撮りを始めた頃
多くの種類は眼に入りませんでしたが、ある日、突然、セセリチョウの存在に気が付きました。
横から見ると目が大きくて、正面顔はウサギさんのようです。


どのセセリを見ても可愛い顔をしていて虜に!
幼虫はササやメダケなどの葉を食べるようです。

♂は翅形が幅広い。

☆ ♂