ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ヤブマメ ・ マメ科

2017-09-30 | 〈野草〉
花期9~10月  分布 日本全土

ツル性の一年草
マメ科の植物は似たような名前でこんがらかってしまう。
このヤブマメは青みがかった紫色で似たものの中で、一番好きな色。






● ウスグモスズ ・ バッタ目 ヒバリモドキ科

2017-09-29 |    バッタ、コオロギ他
体長7~8ミリ  出現期8~10月  分布 本州、九州

ウスグモスズ・・・とても可愛らしい名です。
樹上に居ることが多いとか、だからでしょうか、見付けにくいということです。
帰化種らしいのですが幼虫も可愛い!!










● 可哀想な名の花・・・ヘクソカズラ ・ 野草 アカネ科

2017-09-28 | 〈野草〉
〈 屁糞葛 〉 別名(ヤイトバナ・サオトメカズラ)

花期8~9月  分布 日本全土

随分前の事、名前からすればこの花はさぞかし臭いだろうと思い臭いを嗅いだことがあるけれど
意外や臭くない!
後に分かったのですがもんだりして嗅ぐと〇+〇の強烈な臭いがするのだそうです。

花の真ん中がヤイト(お灸)に似ているから、ヤイトバナ。
花の姿を早乙女のかぶる姿に似ているからサオトメカズラという。 

来年こそ臭いをかごう。





☆ 実も、観賞価値がある。





● アカガネコハナバチ ・ コハナバチ科

2017-09-27 |     ハチ、ネジレバネ
体長6~9ミリ  出現期5~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

金粉をかけたようなお洒落なコハナバチ。
眼は緑色。
小さな体で元気よく飛び廻る、私のお気に入りです。











● シソクサ ・ オオバコ科

2017-09-26 | 〈野草〉
〈 姫紫蘇 〉 花期9~10月  分布 日本全土

姫という名にふさわしい優しく可憐な花です。
高さ20~60センチの一年草。







☆ 葉裏の線点・・・分泌液を出す。


☆ キアシマメヒラタアブ・・・体長約5ミリ





● ワレモコウ ・ バラ科  追記があります

2017-09-25 | 〈野草〉
〈 漢名・地楡・ちゆ 〉〈 我木香・吾亦紅 〉

花期8~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

くすんだ紅色・・・私(吾)も、紅いのよお~~! と、花が言ってるという解釈もある。

根茎は肥大していて多量のタンニン、サポニンを含み数々の薬効があるとのこと。
花穂は紅色の染料になる。

古くは菜飯に、カサを増すために加えたそうですが特に美味しくはなかったそうです。
しかし、てんぷらは美味とのこと。

この画像は通りすがりに自宅の近くで撮ったのですが
マイフイールドではどういうことか、花期の前にダメになってしまう。

手をかけて見守って2年目、期待していた花には及ばずガッカリ。
昨年は、周りに背の高いオギやキクイモがあったので蒸れで?白いカビが。
そして今年はまわりの植物が刈られたからか少し良かった。
来年に期待乞う!












● イナゴの翅(長短)・ バッタ科

2017-09-23 |    バッタ、コオロギ他
☆ コバネイナゴ  体長16~40ミリ  出現期7~12ミリ  分布 北海道、本州、四国、九州

翅が短い。可哀想なことにこのバッタがいちばんおいしいらしい!
でも、可哀想・・・。






☆ ハネナガイナゴ  体長17~40ミリ  出現期7~11月  分布 本州、四国、九州、奄美大島

翅が短い。





イナゴはこの他に、セグロイナゴ、ナキイナゴ、土色のツチイナゴがいます。


● 田んぼのある風景

2017-09-22 | 〈風景〉
今年の案山子さんはスリム! 子供たちの作品だそうです。
例年は私がモデルかと思うようなおデブさん、昨今は案山子さんが少なくなってここは中々の人気です。

田んぼの稲もはじけそうです。
今年も間もなく稲刈りとはざかけ、ぜひ見ていただきたい光景です。
その後、公園のお祭り、このお米で餅も食べられます。
秋を楽しみに、お出かけくださいませ!
















● クサフジの一種 ・ マメ科

2017-09-21 | 〈野草〉
植物保護のボランティアとして一年を通して手をかけている花です。

花が咲き始めて間もなく元気がなくなりどうしたものかとよく見たら、茎はアブラムシで埋め尽くされていました。
今年はダメだとあきらめていたら一か月後の今、アブラムシは何処へか行ってしまい素晴らしい花盛りです!

テントウムシもいましたがアブラムシの数が多く、どう頑張っていただいても食べられる数ではありませんでした!








● ネナシカズラ ・ ヒルガオ科

2017-09-19 | 〈野草〉
〈 根無葛 〉 花期8~10月  分布 日本全土

なんとも不思議な植物です。
ここの集落は少ないと思いますがかなりの範囲で他の植物に絡みついています。

☆ 花は美しい。








☆ 本当に根がないのか根元を探ってみました・・・ありませんでした!左側が茎の下部です。
  最初は根があって、ツルが伸びて来て、間もなく地面からのツルが枯れて根無しになりますが
  茎に絡みついている部分に根が出来、そこに着床して養分を吸い取るのだそうです。



● ツチイナゴ ・ バッタ目 バッタ科

2017-09-18 |    バッタ、コオロギ他
体長 50~70ミリ  3~7、10~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

名前を覚えるのに苦労する中、眼の下に涙! すぐに名前が覚えられました。
土色のイナゴ・・・ツチイナゴ。

成虫で越冬するのはツチイナゴだけとのこと。
冬の寒い時期には枯草の下で地っとしているそうで、餌はクズやイネ科の植物。

草が緑の幼体期には緑色。成虫は越冬する枯草の色、茶色に。
5~6月に産卵。40日程で孵化。
…そして、生涯を終えるのだそうです。



















● ヒメヒゲナガカミキリ ・ コウチュウ目 カミキリムシ科

2017-09-17 |     カミキリムシ
体長9.5~18.5ミリ  出現期5~9月  分布 北海道、本州、四国、九州 

虫の名前、姫が付くのはおよそ姫とは思えぬ虫ばかりのような!
このカミキリもなんの飾りもなく、人間でいうなら男性かな・・・なのに、姫?

そろそろ次の世代に命を託し姿を消す時期です。
カミキリムシの寿命は成虫になってから1~3カ月位のようです。







                                                                                                                                    

● ホタルガ ・ チョウ目 マダラガ科

2017-09-16 |     ガ
開帳45~60ミリ  出現期5~6月・9~10月 

頭部が赤く体が黒くホタルに似ている色合いからホタルガの名。
蛾でありながら昼行生、ヒラヒラ飛んでいる姿が美しい。

幼虫の出現期は4~6月と8~9月。
食樹はヒサカキ、サカキなどのツバキ科、マサキなどのニシキギ科などですが逆から見ると害虫。
最後の画像は幼虫。

 
 


● ノコギリクワガタ & コクワガタ ・ コウチュウ目 クワガタムシ科

2017-09-15 |     カブト、クワガタムシ
☆ ノコギリクワガタ  体長♂26~75センチ  ♀19~41センチ

随分、大きさに差がありますがノコギリクワガタの寿命は3~6カ月と短く、越冬が出来ないのだそうです。


 

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☆ コクワガタ 
  オオクワガタの寿命が3~5年に対し、ほぼ同じくらい長生きするという。前羽には筋がなくツヤ消し状。

大きさ別に分かれている。

コクワガタ ♂ 小形個体  顎にとがった内歯がない。



コクワガタ ♂ 中形個体  
 


コクワガタ ♂ 大型個体  顎がまっすぐで長い事から多分、大形かと。




コクワガタ ♀ 自宅ベランダにやって来た。


 

● お目眼まんまる セセリチョウ② ・ チョウ目 セセリチョウ科

2017-09-11 |     チョウ
☆ キマダラセセリ







☆ ヒメキマダラセセリ♀  園外・丘陵





☆ チャバネセセリ







☆ コチャバネセセリ



ダイミョウセセリ 






※ 眼を皿のようにして・・・どれほど眺めたことか・・・それでも間違っているかもしれません! 
  参考程度にしてくださいますように!