ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ヒサカキの花

2021-03-28 | 〈花木、樹木〉
〈ヒサカキ〉

今、スズランのような可愛い花が咲いています。
低く剪定されている木だと、上から見ると葉っぱだけに見えますが、
花は葉っぱの下側に付いています。

この木が傍にあると特有なにおいがしています。
そのにおいはガス臭いとも言われています。
今はきれいな花も、間もなくアブラムシなどが棲みつき美しさは何処へ・・・となります。


☆ 花期は3~4月 花の茎は短い







☆ 花後 果実は10~12月 黒くなる





● 外は花ざかり

2021-03-24 | 〈花木、樹木〉
家に籠る日が続き、今日は外に出て数々の花に癒されてきました。
花が咲き、春爛漫ですね!


☆ 桜は丁度、見どころです。





☆ 咲き分けのモモ









☆ クサイチゴ 




  果実、5~6月に真っ赤に熟すが、あまりおいしくないとのこと



☆ キュウリグサ 葉を揉むとキュウリの匂いがするといいます



☆ カラスノエンドウ きれいな花に摑まりゆらゆらと揺れているクチナガガガンボの一種


● コゴメウツギ  ・ バラ科

2021-01-29 | 〈花木、樹木〉
〈コゴメウツギ〉  小米空木

別名:コメノキ、キクバヤマブキ
原産地:日本、朝鮮半島、中国
花期:4月下旬~5月 

小さな白い花を小米に例えたものが名の由来。
花は4~5ミリの落葉低木。

まだ、花が少ない時期に咲きとても可愛い。
虫達にも人気があります。
今年も楽しみに待ちましょう!









● 香しいソシンロウバイ

2020-12-26 | 〈花木、樹木〉
ソシンロウバイは、ロウバイの園芸品種で花の内側が暗紫色にならないように
改良されたもの
で、その早咲き品種には「満月」などがあるそうです。

中国では、花弁が一色のものを素心と呼び、
中国から来ている「素心蝋梅」・・・ソシンロウバイ。
そして、花の色が蜜蝋に似ていることなどから蝋梅と呼ぶとも。

今年は暖かい冬だからでしょうか・・・
フイールド仲間が、ロウバイが咲いたよと画像を見せてくれたので行った時には
葉っぱが多くその花を見付けられず眼を皿にして探していたら、
下の方にある葉っぱの陰に沢山の花が咲いていました。

花が咲き始めてから暫く経ちますが、
葉っぱは落とされ沢山の花が観られ、うっとりするような香しい匂いが漂っています。












● ウグイスカグラ ・ スイカズラ科

2020-03-16 | 〈花木、樹木〉
〈ウグイスカグラ〉  鶯神楽

花期:3~5月  分布:本州、四国

フイールドにては、目立たないところにあるのでつい見過ごしてしまう。
来年は、早くに撮ろうと毎年思うのですが・・・。

可愛くて、きれいな花を見て鶯が神楽を踊ったとか!
6~7月にかけて実は熟し赤くなり食べられる。
でも、私はいつも見るだけ・・・たぶん甘いのでしょう。















● サワグルミの葉痕 ・ クルミ科

2020-02-21 | 〈花木、樹木〉
〈 サワグルミ 〉

沢沿いに生えるので(沢胡桃)の名がある。
このフイールドには多分ここだけなので大切にしたい。
果実は食べられない!

葉っぱが落ちた痕が顔に見える葉痕が楽しめる。
それぞれ、愛くるしい顔に見えます。

サワグルミの他にオニグルミセンダン、クリックして、
        お楽しみください!

☆ サワグルミ












● ガマズミ ・ スイカズラ科

2019-11-23 | 〈花木、樹木〉
〈 ガマズミ 〉

山野に自生する低木で3メートルほどの高さになる。
5ミリほどの黄色味をおびた白い花が咲き、秋になると赤く熟する。

花期は5~6月、分布は北海道、本州、四国、九州。
ガマズミの名の由来・・・ズミは果実の赤汁を使って衣類をすり染したことから染みと転訛。

眼を引く、この赤い実は熟すると食べられる。
もう、美味しくなっているのだろうか・・・。
悲しくも高齢期の方々は、口々に、子供の頃にはよく食べたものだという・・・。
その味は、甘酸っぱいという!

果実酒や食品の着色にも使っているそうです。
幹や枝は折れにくい為、鍛冶屋、石工のげんのうの柄などに用いるのだそうです。









※ 赤い実と共に実っているのは(ガマズミミケフシ)で、ガマズミミケフシタマバエの寄生によるもの。
  正常の実の3~4倍の大きさになり白~黄白色の短毛に覆われている。




● 魅了されるナンキンハゼ ・ トウダイグサ科

2019-11-21 | 〈花木、樹木〉
〈 ナンキンハゼ 〉 トウダイグサ科

中国原産のハゼの意味による。
属名は粘るという意味のラテン古名でこの木の種から鳥もちを取ったことにちなむという。

種子から採取した油脂がロウソクや灯用に用いられた。

関東以南の暖地に適し、高さ15メートルにもなる高木。

※ なんと表現して良いやら、言葉が出ない美しさです。











※ ソシンロウバイは3日前に咲き始め、花は未だ数輪。

● アオツヅラフジ ・ ツヅラフジ科

2019-11-06 | 〈花木、樹木〉
〈 アオツヅラフジ 〉
本州、四国、九州に自生する雌雄異株の落葉蔓木。
別名はカミエビとも。
カミエビの名の由来は・・・カミはカム(醸)、すなわち酒を醸すことで、エビは葡萄の古名のエビヅルの事。
つまり、カミエビは酒を醸すことの葡萄を意味し、
アオツヅラフジの液果を酒をかもす材料に使ったものと思われるそうです。

葉は、広卵形で3列するものもあるようです。
夏に、淡黄色の花をつける・・・今年こそ花の画像をと思っているのですが忘れてしまいます。

秋には液果をつけ、熟すると紫黒色になり表面に白粉をふく。
葡萄の巨峰と間違えそうです!












※ 種は、まるで「アンモナイト」です。

● コウヤボウキ ・ キク科

2019-10-29 | 〈花木、樹木〉
〈 コウヤボウキ 〉

昔、和歌山県の高野山では弘法大師の教えで果樹や竹などの植栽を禁じられていたために、
ホウキは落葉小低木のこの植物で作ったものを使っていた。

ほんのり桃色がかった色と可憐な花がなんとも可愛らしい。














● イタチハギ ・ マメ科

2019-09-23 | 〈花木、樹木〉
〈 イタチハギ 〉  別名・クロバナエンジュ

北アメリカ原産、高さ1~5メートルにもなる。
生長が早く、切られてもすぐに元に戻る。

花期は4~7月。

花序の先がイタチの尻尾に似ることから付いた名。

濃紫色の花からはハチミツも採れほんのりピンク色、
香りが穏やかで癖が少なく、アカシアのハチミツのような美味しさだそうです

窒素固定能力に着目され治山回復や、
工事で発生した法面などの緑化に植栽されているとのこと。
1940年、韓国などから種子を輸入された。















● クサイチゴ ・ バラ科

2019-04-22 | 〈花木、樹木〉
〈 クサイチゴ 〉  草苺

地面に這っている草のように見える落葉小低木。
花は白く、5弁で直径5センチほど。雄しべがたくさんある。
5~6月には実が真っ赤に熟すが食して美味しいものではないらしい。


残念ながら赤い実の画像は保存していないので今年の画像を撮って、後で追加します。












● ハナイカダは雌雄異株 ・ ハナイカダ科

2019-04-17 | 〈花木、樹木〉
〈 ハナイカダ 〉

以前はミズキ科だったのが分離され、ハナイカダ科になった。
雌雄異株の落葉低木。

葉を筏に見立てその上に花あり、この名。





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☆ 雄株の花は複数








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 雌株の花は一個










● 美しいアケビの花 ・ アケビ科

2019-04-14 | 〈花木、樹木〉
〈 アケビ 〉  木通・道草

マイフイールドでのアケビ。
見上げると青空を背景に美しい花がたくさん咲いている。
私はこの美しい花が大好きです。

気質のツルを輪切りにしたものは生薬として利尿などの目的で用いられると言いう。

☆ 小花・雌花  (左から 雌花、雄花、雌花、雄花 )





 雌雄同種 












 実はうっすらと甘く、人気がある・・・持ち返る人が多く観賞用として残るのはあまりない!


● クサボケの花は可愛い ・ バラ科

2019-04-08 | 〈花木、樹木〉
〈 クサボケ 〉  草木瓜

関東以南の本州、四国、九州 のよく陽の当たる土手、丘陵地帯、疎林などに自生する落葉性灌木。

雌雄同種。長い鋭い棘は枝が変化したものとのこと。
不思議なことに何年も見ているのに実を見たことがないのです!
花が可愛いのでその時期が過ぎると忘れてしまう・・・今年はしっかり確認してみます。

中国由来の、ボケとよく似た木であるが丈が低いので草と見て、クサボケという名が付いたらしい。
ボケは木瓜(モッカ)からの転化で木に瓜のような実が成るからと言われている。

実は芳香を放つので、輪切りにして部屋に吊るし芳香剤にする。

別名は、シドミ、ジナシ(地梨)、ノボケ(野木瓜)、コボケ(小木瓜)など。











※ 数種のハチが蜜を吸いに来るが、ビロウドツリアブの訪問が多い。