ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● クビカクシナガクチキムシだった! ・ クビナガムシ科

2019-04-30 | 〈虫〉その他
〈 クビカクシナガクチキムシ 〉
体長 8~11ミリ  出現期 4~6月

園内にて、一昨年と昨年は一年で一度しか会えなかったのですが
今年は3月15日から3度も会っています。
虫撮りはもう13年目なのにそれ以前の記録がありません!
データを大量に紛失してはいるのですがそれは5、6年前の事。
いつからここに生息していたのかが気になります。

最初に会った時、コメツキかと思ったのですがどこかが違う・・・。
そして、頭部と前胸が違うと気が付き、探し当てたのがクチキムシだったのです。

☆ 首を隠しているので前から覗いて撮りました。




☆ こちらの個体は首を隠さず・・・コメツキに見えます。




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● コフキサルハムシ ・ ハムシ科

2019-04-29 |     ハムシ、ダマシ
〈 コフキサルハムシ 〉  別名 リンゴコフキハムシ

体長 6~7ミリ  出現期 5~8月  分布 北海道、本州、四国、九州

完全変態 (卵 → 幼虫 → 蛹 → 成虫) 
生まれた時には白い粉に覆われているらしい。

リンゴ、クルミ、ナシ、ウメ、クリ、クルミなどの害虫とのことですが
これではかなりの悪者ですね!(可哀相)

☆ 本日の画像です。粉は脱落してきているようです。





☆ 昨年5月5日の画像。体は真っ白な粉に覆われています。 




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● ダイミョウキマダラハナバチ ・ コシブトハナバチ科

2019-04-27 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ダイミョウキマダラハナバチ 〉
体長 11~13ミリ  出現期 4~5月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

毎年、このハチに出会えると嬉しくなります。
特徴のある眼を綺麗に撮るように心がけ!

☆ お土産を持って受粉のお手伝い?



☆ 眼に特徴があるハチです。







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● ヤヨイヒメハナバチの仲間 ・ ヒメハナバチ科

2019-04-26 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ヤヨイヒメハナバチの仲間 〉

今年もまた、悩める季節になりました。
どんなに眺めても、わけが分からなくなるばかりなのです。

シロヤヨイヒメハナバチで良いのか、それともヤヨイヒメハナバチなのか・・・。
パッと見で同定できるようになるにはあと10年はかかりそうです。

単純に、毛の色が白いのでシロヤヨイヒメハナバチが正解としておきます。

体長は約9ミリ、出現期は3~5月。

☆ 個体 1


☆ 個体 2



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● ソラマメヒゲナガアブラムシ ・ アブラムシ科

2019-04-25 |     アブラムシ
〈 ソラマメヒゲナガアブラムシ 〉
体長 約2.5ミリ  出現期 3~6月  分布 日本全土

今が盛りと咲いているカラスのエンドウをよ~~く見るとこのような虫が居ます。

別名 ソラマメフクレアブラムシ 

夏の間は雌が胎生単為生殖をするのだそうですが、
密度などの要因によって翅をもつ有翅型と翅を持たない無翅型が生じるのだそうです。

秋から冬にかけては雄が出現し卵生有生生殖を行うとのこと。

食草はカラスノエンドウなどのマメ科植物。









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● ヤブニンジン ・ セリ科

2019-04-24 | 〈野草〉
〈 ヤブニンジン 〉  藪人参  (別名 ナガジラミ)

葉っぱが人参の葉に似ていて藪に生えることからこの名。

別名のナガジラミはヤブジラミ(野草)に似ているが果実が細く、棘があることによる。
確かに似ています!
花期は4~5月、花は小さくて白く、実は細長い(ヤブニンジンの特徴)。











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● クサイチゴ ・ バラ科

2019-04-22 | 〈花木、樹木〉
〈 クサイチゴ 〉  草苺

地面に這っている草のように見える落葉小低木。
花は白く、5弁で直径5センチほど。雄しべがたくさんある。
5~6月には実が真っ赤に熟すが食して美味しいものではないらしい。


残念ながら赤い実の画像は保存していないので今年の画像を撮って、後で追加します。











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● ケブカキベリナガカスミカメは黄色と黒 ・ カスミカメムシ科

2019-04-21 |     カスミカメムシ
〈 ケブカキべリナガカスミカメ 〉
体長 6~7ミリ  出現期 5~7月  分布 北海道、本州、四国、九州

カメムシの中でも珍しい、黄色と黒のツートンカラーです。
今日もまた、道脇の杭の上で発見!

大きく見えるのですが6~7ミリの長さに細い体です。
ケブカ・・・という名が付いていますが最後の画像で良く見ることが出来ます。











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● 清楚なツメクサ ・ ナデシコ科

2019-04-20 | 〈野草〉
〈 ツメクサ 〉  爪草

今日は、ツメクサを思い出し、この花を撮ろうと出かけました。
ところがいつも咲いているところにないのです!
しっかりと草を分けながら探しましたがようやく見つけたのは一本だけなのです。
そんなことはないとまた暫く探しましたがやっぱり、存在したのはこの一本のみ。

ないとなると、どうしても探したくなりました。
また、明日も・・・。

名の由来は、葉っぱが鳥の爪に似ていることから。
花の直径は約4ミリと小さい。

☆ 本日見つけたのはこの一本



☆ 以下は昨年の画像です





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● ヒメクロトラカミキリ ・ カミキリムシ科

2019-04-19 |     カミキリムシ
〈 ヒメクロトラカミキリ 〉
体長 4.5ミリ~8ミリ  出現期 4~6月  

竹囲いの上を猛スピードで走っている虫を見付け、カメラで追いかけた!
走る、走る・・・ようやく止まってくれてカメラチャンス、
でも、よく見るとクモの巣に引っかかったような?

二枚撮って、画像の確認をしてからそこを見るともういなかった!
良かった!しかし、もっと撮りたかった!

サクラや紅葉などの花に集まる。
クリやコナラなど広葉樹の衰弱木に飛来する・・・と言うことは、
この種が大発生したら広葉樹林の危機ということですね!






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● 妖艶なニンフジョウカイの仲間 ・ ジョウカイボン科

2019-04-18 |     ジョウカイボン
〈 ニンフジョウカイの仲間 〉
体長 約8ミリ  出現期 5~7月

チョッと雰囲気が変わったニンフジョウカイの仲間です。
植物上で小昆虫を捕食する。

☆ 昨年5月1日の撮影









☆ 今年4月17日  早い出現でした。風が強くて必死で掴まっていました。





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● ハナイカダは雌雄異株 ・ ハナイカダ科

2019-04-17 | 〈花木、樹木〉
〈 ハナイカダ 〉

以前はミズキ科だったのが分離され、ハナイカダ科になった。
雌雄異株の落葉低木。

葉を筏に見立てその上に花あり、この名。





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☆ 雄株の花は複数








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 雌株の花は一個









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● フラサバソウが自生していた! ・ ゴマノハグサ科

2019-04-16 | 〈野草〉
〈 フラサバソウ 〉  別名 ツタノハイヌノフグリ

ず~~っと前から、この花を撮りたかった!
昨年の事、知人に他の公園に連れて行ってもらい初見、初撮りをした。

そして今年、何にでも熱心な A・M さんから、
ここのフイールドの外周にフラサバソウがあったと嬉しい知らせがあったのです。
早速出かけて調べてみたら教えていただいた場所にかなりのフラサバソウが自生。

外周にあるということは公園内にもあるのではないかと探したら・・・自生していました!

ユーラシア原産の2年草。
花は、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリに良く似ている。
花の色は淡い青紫色で全体に毛が見られる。

花期は4~5月。花は4~5ミリ。

フランスの植物学者、フランシェさんとサヴァチエさんから命名された。












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● 美しいアケビの花 ・ アケビ科

2019-04-14 | 〈花木、樹木〉
〈 アケビ 〉  木通・道草

マイフイールドでのアケビ。
見上げると青空を背景に美しい花がたくさん咲いている。
私はこの美しい花が大好きです。

気質のツルを輪切りにしたものは生薬として利尿などの目的で用いられると言いう。

☆ 小花・雌花  (左から 雌花、雄花、雌花、雄花 )





 雌雄同種 












 実はうっすらと甘く、人気がある・・・持ち返る人が多く観賞用として残るのはあまりない!

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● コブヒゲカスミカメ♂♀ ・ カスミカメムシ科

2019-04-13 |     カスミカメムシ
〈 コブヒゲカスミカメ 〉

3月31日にと幼虫をアップしていますが今日はもいました。
前記事と合わせてごらんください。

☆  約5ミリ  触角、前胸、小楯板は黒。








☆ ♀ 約6ミリ  前胸、小楯板は赤褐色。





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