ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ヒゲナガサシガメ幼虫と成虫 ・ サシガメ科

2019-03-07 |     サシガメ
〈 ヒゲナガサシガメ 〉
体長 約15ミリ  分布 本州、四国、九州、対馬

例年、この時期に手すりの上、ヤツデの葉っぱなどで見ることが出来る。
色が鮮やかで美しい!

ペタンと張り付いていると殆ど高さがないので死んでいるのかと思い、
手をやると動き出す。長い触角と長い脚も美しい。

成虫にはめったに会えない。

☆ 幼虫










 成虫

● ヤニサシガメ ・ サシガメ科

2018-12-11 |     サシガメ
〈 ヤニサシガメ 〉
体長 12~16ミリ  出現期 5~10月  分布 本州、四国、九州

松の樹上に生息していて、幼虫は樹皮下で集団越冬する。

体は粘着物質で覆われていて、見た目グチャっとしている。
その粘着物質とは松ヤニ。
それを口で吸い体内に取り込む、または脚を使って体に塗りつけるとのこと。

脚はコブ状でボコボコしている。他の小昆虫の体液を吸う。

 成虫






※ サシガメ 8種 画面左のカテゴリより確認できます。
オオトビサシガメ、ビロウドサシガメ、ヤニサシガメ、ヨコヅナサシガメ、
アカサシガメ、シマサシガメ、ハネナガマキバサシガメ、ヒゲナガサシガメ
 


● ヨコズナサシガメ ・ サシガメ科

2018-12-10 |     サシガメ
〈 ヨコズナサシガメ 〉
体長 16~24ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州

光沢があり黒く、腹部の端はフリルのように波打つ。
桜の樹上で多くみられ、他の昆虫の体液を吸う。

大陸からの帰化種らしい。

 成虫






 幼虫 脱皮直後


 幼虫



● シマサシガメ ・ サシガメ科

2018-12-09 |     サシガメ
〈 シマサシガメ 〉
体長 13~16ミリ  出現期 4~9月  分布 本州、四国、九州

白黒のはっきりした色模様のサシガメ。
他のサシガメも数種撮っていますが、このサシガメの画像では捕食シーンが特に多い。
この他にリンゴコフキゾウムシも捕食されていました。

 成虫






 幼虫


※ お詫び・3枚の幼虫の内、2枚はオオトビサシガメの幼虫でした。削除いたしました!

● ハネナガマキバサシガメ ・ マキバサシガメ科

2018-11-29 |     サシガメ
〈 マキバサシガメ 〉

体長7~9ミリで平地から低山地の草地にいる。
小さいながら長い翅と共に美しい模様が施されています。

エサはやはり他の虫の体液を吸います。

手持ちの図鑑、ネット上では情報が少なくてこれだけです。

☆ 画像は数年分、いずれも8月撮影









● ビロウドサシガメ ・ サシガメ科

2018-11-19 |     サシガメ
〈 ビロウドサシガメ 〉
体長 11~14ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州、南西諸島

翅にビロウド上の鈍い光沢がある。
草の上ではなく、地面の草の根元などにいる。

 2012年6月撮影







● アカサシガメ♂ ・ サシガメ科

2018-05-29 |     サシガメ
〈 アカサシガメ 〉
体長 14~17ミリ 出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州


今まで、たくさんのアカサシガメに出会いましたが今日、出会った個体が驚き・・・一番美しかったのです・・・!

目に映ったのは淡いピンク色、もしかしたら♀なのかと思ったり
別種なのかと思ったり・・・でも調べているうちにこの美しい個体は♂ だと分かりました。
過去に、似通った画像も撮っていますがこれほど美しいのはいなかったのです。

☆ ホワイトバランスの失敗と曇り空で実際の色とは違っていますが ♂ です。
  二枚の画像は同一個体ですが目に映った色を見ていただこうと調整したのですが失敗!
  下が写ったままの色です。





☆ ♀


☆ 幼虫




● 日本最大のカメムシはオオトビサシガメ ・ サシガメ科

2018-05-21 |     サシガメ
〈 オオトビサシガメ 〉 
体長 20~27ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州

大きくて迫力がある。成虫で集団越冬する!

鋭い口で昆虫類をとらえて体液を吸う。
身の危険を感じると刺すというから気を付けなければならない。
カメムシは刺すカメムシの意味。

☆ 成虫 4月13日 昨年6~7月に撮影




☆ 幼虫 画像は別個体です。













● 鮮やかな赤色のアカサシガメ ・ サシガメ科

2018-05-08 |     サシガメ
〈 アカサシガメ 〉
体長14~17ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州

今年は個体数が多いのか、よく出会います。
朱赤の身体が新緑に映えます・・・が、しかし撮り方が悪いのか色が悪いですね!

☆ 成虫







☆ コフキゾウムシを捕食したようです。可哀想ですが仕方がないですね!


☆ 8月になると幼虫が見られます。出没頻度は高い!



● ヒゲナガサシガメ親子 ・ カメムシ目 サシガメ科

2017-11-12 |     サシガメ
体長 14~15ミリ  出現期5~10月  分布 本州、四国、九州

ヒゲが長い、長いのが特徴。
今まで幼虫がほとんどでしたが今春は成虫にも会えました。
冬の間は手摺で良く見られます。
親子と言っても個体は別です。

☆ 成虫


☆ 幼虫








☆ 若齢幼虫? この大きさが若齢幼虫なのかは不明ですが長い口吻らしきが見えているのでもしかしたら?本日撮影です。
   体長は約2ミリ。カメムシの若齢幼虫は空気玉なのか泡玉なのか、丸い玉を付けているとか?





● ヒゲナガサシガメ(幼虫)10日アップに追加

2016-12-12 |     サシガメ
10日にアップしたばかりですが今日また見付かり少し良いのが撮れたので再アップします。
体長1.5cm(頭から尾まで) 1ミリあるか、ないかの小さな眼。

ヒゲナガ・・・名に付くほどの特徴、本当に長い触角です。








● ヒゲナガサシガメ(幼虫) ・カメムシ目 サシガメ科

2016-12-10 |     サシガメ
体長15ミリ  分布 本、四、九、対馬  出現期 7~9月

植物保護の作業をしていた時
手に持っていた、パウチしたラミネートフィルムのカードに、いつ張り付いたのか虫が・・・。
虫だとわかっても小さくて?メガネ(老眼)をかけなければ見えない!

成虫が1.5cm。触角と足を入れると長さはありますが幼虫は細くて小さかった!
そして、厚さがなくてペッタンコ、死んでいるのかと思いましたが触ったら行っちゃいました。
もう少し撮ってから触ればよかったと反省。
長いこと虫を探し廻っているのに今まで親も子も見たことがありませんでした。
今度は成虫に会ってみたい!