ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ゴイサギが来て・・・ ・ コウノトリ目 サギ科

2019-06-30 | 〈野鳥〉
〈 ゴイサギ 〉
体長 57.5センチ  
流暢として本州以南に分布し、東北地方以北では夏鳥として飛来する。

夜行性というのに、日中、時々やって来る!
その時々にはタイミングが悪くめったに会えない私・・・。
池でザリガニや小魚を捕食している。

平安時代に、醍醐天皇の命に従い素直に捕まったため
「五位」の官位を授かったという伝えがあることからゴイサギの名がある。

後頭部の飾り羽が、とても良く似合っている。

☆ 数日前にやって来たのに、この日は小さなカメラしか持っていなくて
  この画像しか撮れませんでした。



☆ 以前に撮った画像を確認したところ、未公開がありました。




☆ 幼鳥です。





● 30分で撮れたバッタ ・ バッタ目

2019-06-29 |    バッタ、コオロギ他

この数日、時間が撮れなくて・・・30分の虫撮り!
小さなカメラを握りしめ草むらに目をやったら、バッタがガサゴソ・・・逃げる、逃げる!

頑張って精度の良いカメラを持って来なくては・・・と言う程度の画像しか撮れませんでした。

〈 クビキリギス 〉


〈 ヒメギス 〉


〈 ヤブキリ 〉


〈 ツチイナゴ 〉


〈 ヒナバッタ 〉


〈 コバネヒシバッタ 〉






● 「こけし」のようなワモンコマユバチ ・ コマユバチ科

2019-06-26 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ワモンコマユバチ 〉

大きさ 7~10ミリ。その他の情報がありません。

コマユバチは世界で約5000種、日本には約300種がいる。
そして、コマユバチのすべての種が他の昆虫に寄生する、寄生バチとのことです。
残念ながらワモンコマユバチがどの種に寄生するのかわかりません!














● ムラサキニガナ ・ キク科

2019-06-25 | 〈野草〉
〈 ムラサキニガナ 〉  紫苦菜

花期 6~8月  高さ60~120センチ
図鑑では本州から九州の山地に生える多年草とあるがここは平地?

6月14日、まだ蕾だったので一週間したら行って見ようと思っていたのに10日が過ぎていた。
残念ながら、美しい時期は過ぎていた!

来年こそ美しい時を狙おうと思っている。









● 非常に珍しい? ギンランキマダラハナバチ ・ ハチ目 ミツバチ科

2019-06-24 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ギンランキマダラハナバチ 〉
体長 6~7ミリ  出現期 3~7月  分布 北海道、本州、四国、九州

2017年5月にマイフイールドにて撮影しているハチですが
どんなに調べてみても名前が分かりませんでした。

ここにきて、ようやく、偶然に発見(札幌の昆虫・木野田君公 著)しました。
図鑑上ではとても小さいのですが画像から見える白い部分が気になって調べたところ、
♀ の特徴だと分かりました。
平地~山地の花で見られるようです。

いつもの虫だと思って軽い気持ちで撮ったと思うのですが
やはり、しっかり撮らなければなりません・・・この2枚しかありませんでした。





● ヤマイモハムシ ・ コウチュウモク ハムシ科

2019-06-23 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヤマイモハムシ 〉 別名 ヤマイモクビボソハムシ
体長 5~6.2ミリ  出現期 4~10月  

全身がツルリとして、金属光沢がある。
ヤマノイモが食草。












※ 食草のヤマノイモ



● イヌガラシ と スカシタゴボウ ・ アブラナ科

2019-06-22 | 〈野草〉
〈 イヌガラシ 〉

野原など、どこででも見られる・・・が、近年その数は減った!

花期は4~9月で高さは10~50センチの多年草。
日本全土で見られる。

花は、十字に咲く。
似ている花にスカシタゴボウがあるが果実の形状が異なり、
イヌガラシは円柱状、スカシタゴボウはこん棒状となる。

☆ イヌガラシ











☆ スカシタゴボウ






● アシグロツユムシの幼虫時代 ・ バッタ目 ツユムシ科

2019-06-20 |    バッタ、コオロギ他
〈 アシグロツユムシ 〉
体長 15~17ミリ  出現期7~11月  分布 北海道、本州、四国、九州

昨年の画像です。
もう少し撮ってからと思っているうちに忘れていました。

明るい草原の丈の高い草に止まっていることが多いとのこと。
眼が可愛いですね!
脚も触角もとても長いです!















● 緑の中で際立つオオギンスジハマキ ・ チョウ目 ハマキガ科

2019-06-19 |     ガ
〈 オオギンスジハマキ 〉 

緑の中で際立っている・・・鮮やかな蛾です。

出現期は5~6月、前回は2013年に出会っています。
翅の長さは約2センチ。












※ 今年は虫の個体数が非常に少ないと感じます。
  一日に一種、きちんと取れたらそれで満足することにしています。

● ホタルガが飛ぶ ・ チョウ目 マダラガ科

2019-06-18 |     ガ
〈 ホタルガ 〉
開帳 50~60ミリ  出現期 5~7月と8~9月  分布 日本全土

日中に活動する。
飛んだ時に、帯状の白い紋が丸い輪に見えて優美。
触角は ♂ ♀ 共に羽毛状。

似ている蛾はシロシタホタルガ。












※ 幼虫で越冬する。 サカキやヒサカキを食べる


● 似たもの ウメエダシャクとヒロオビトンボエダシャク

2019-06-17 |     ガ
〈 ウメエダシャク 〉
開帳 35~46ミリ 出現期 6~8月  分布 北海道、本州、四国、九州 

今まで撮った蛾とは違うと思って調べましたらウメエダシャクでした。
日中に行動する蛾です。
幼虫はウメ、モモ、サクラ、エゴノキ、スイカズラ、ニシキギ、ツルウメモドキなどの葉を食べるとのこと。







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〈 ヒロオビトンボエダシャク 〉
開帳 46~60ミリ  出現期 6~7月  分布 北海道、本州、四国、九州

トンボエダシャクに似ているけれど、こちらは腹部の黄色い斑紋列が不規則とのこと。
腹部を見比べるとヒロオビトンボエダシャク

ウメエダシャクと比べると大きいです!











  

● エビイロカメムシ ・ カメムシ科

2019-06-16 |     カメムシ
〈 エビイロカメムシ 〉
体長 14~19ミリ  出現期 5~10月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

上から見ると頭部は三角形。
カメムシの中では大型で、納得の海老の色。
幼虫は特に茹でたエビの色です。

食草はイネ科植物。

☆ 成虫









☆ 幼虫



● クロホソスジハマダラミバエが踊る ・ ハエ目 ミバエ科

2019-06-15 |     ハエ
〈 クロホソスジハマダラミバエ 〉
体長 5~6ミリ

葉っぱの上で、クルクル、クルクル忙しく廻っている!
動きが早いので手に持っている小さなカメラでは充分に撮ることが出来ないと思いながらも数枚切ってみた!

気が付くと、白い何かを中心に廻っている。
これは死骸なのか糞なのか分からないけれど食べたがっていたように思う。

眼が緑で美しい!












● イチモンジハムシに会いたい ・ コウチュウ目 ハムシ科

2019-06-13 |     ハムシ、ダマシ
〈 イチモンジハムシ 〉 
体長 6.8~7.8ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州

前胸は黄色で4個の黒い紋がある。
クワ科のイヌビワやイタビなどが植樹とのことですが
マイフイールドには一本のイヌビワがあるのは分っているもののイタビは存在しない。

今までに2度の出会いがあるがなぜ、ここにいるのか?という場所でした。
そろそろ会えぬものかと探しているこの頃です。

☆ 2012.5.7









☆ 2009.6.24



● 夜咲く花のオオバナコマツヨイグサ ・ アカバナ科

2019-06-12 | 〈野草〉
〈 オオバナコマツヨイグサ 〉 大花小松宵草

北アメリカ原産の2年草。

マツヨイグサの仲間は種類が多く、どこにでも咲いています。
背の高いのがあると思えば低いのがある!

その中で、オオバナコマツヨイグサは判断が付きやすい。
花がしぼむと赤くなるのです。

花の直径約4センチ、高さ20~50センチ。
花は夕方から咲きだすので蛾が花粉を媒介してくれるのだそうです。












※ アカバナユウゲショウも、同科です。