ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ムツボシタマムシは玉虫色が際立つ

2021-05-03 |     タマムシ
〈ムツボシタマムシ〉


数日前の強風が吹く日、必死に草にしがみついている何かを発見!
肉眼では判断できないほど揺れていた。
シャッターを切って画像を覗いて見て、嬉しくなりました。

数度会っているタマムシだったのですが、より美しく撮りたかったのです。
落ちまいと細い草の上を動き回る・・・暗い場所ともあり苦労しました。

体長:約10ミリ  出現期:5~8月


☆ 何度も翅を開いたのにその秘めたる美しい色は、少し捉えただけでした。





☆(おいで)をしたら手に乗ってくれたのできれいな顔を撮ることが出来た。









● ヒシモンナガタマムシとトビイロツノゼミ

2021-04-07 |     タマムシ
🌼 自宅前の市の花壇。
  もう、18年ボランティアで草取りや水やりの管理をしていますが
  今年が一番素晴らしいと思います。
  
  ここに引越しをして来たのは2001年、ここには背の高い草が生い茂っていました。
  近くに郵便ポストがなく、ここにポストがあればとの想い・・・チャンスが来て
  ある方にお願いをしてそのポストが設置されました。
  そして間もなく、ある日突然、草原に花が植えられました。
  ところが植えられた花が見えなくなるように草がはびこり、
  ここが市役所の土地と分かり、市役所に出向きお話しの結果、私が管理を依頼されました。
  暑い日寒い日、大変ですが咲き誇る花たちを見ると苦労も何処へやら。
  一人での管理も多かったのですが、お手伝いをして下さる方々もいらっしゃいました・・・が
  都合でまた一人になったり。
  でも、今は一生懸命管理してくださってる仲間が一人います。
  それに体調が悪い私に変わって我が主も参入・・・と言う訳でこんなに素晴らしい花壇になっています。










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☆ ヒシモンナガタマムシ
  体長5~10ミリ、出現期は4~6月、ダンサーの後ろ姿とまではいかないけれど
  人間の後ろ姿のような可愛らしさがあります。
  
  虫を探していたら、囲いの竹に行ったり来たりの小さな虫がいました。
  良く見ると、正体はすぐ分かりましたがカメラのピントなど合わせられません!
  あっちこっちと追いかけるのが精いっぱいで撮れたのはこの画像です。











☆ トビイロツノゼミ
  地面から20センチ程の草に何かが付いている・・・強い風に揺すられながらしがみついている。
  小さなはずです体長5~6ミリなのですから。
  出現期は4~11月。良く似た種にオビマルツノゼミ(2018年9月3日投稿)がいます。 












● 死んだ振りのダイミョウナガタマムシ?

2020-04-22 |     タマムシ
〈ダイミョウナガタマムシ?〉

自粛して家にいるので、名前が分からず保存している画像を見直しています。
何年経っても、初見の虫に会うことが多いです。

見るからに、タマムシと分かるこの虫??
クワの葉だったと思いますが、パッと飛んで来たのでとっさに撮ったため、
見事にピンボケ!
今までのタマムシとは違い、
一枚シャッターを切っただけでその瞬間に死んだ振りをしたのです。
腹部は金ぴかでした!

二個の紋から、ダイミョウナガタマムシと思うのですが、いかがでしょうか?







● 初見のアオグロナガタマムシ ・ タマムシ科

2018-06-03 |     タマムシ
〈マサキナガタマムシ〉

〈アオグロナガタマムシ〉 yamadaさんのご指摘により正しました。 

手持ち図鑑には載っていなくて、詳しいことがわかりません!

☆ 金属のような光沢でやはり美しいタマムシです!眼が大きく可愛い!











● 初見のムツボシタマムシ ・ タマムシ科

2018-05-13 |     タマムシ
〈 ムツボシタマムシ 〉
体長 7~12ミリ  出現期 5~8月  北海道、本州、四国、九州、奄美大島

タマムシ!と判ったので少し焦りました。
撮りながら、マスダクロホシタマムシだ~!と久々の出会いに嬉しかったのですが
葉っぱから降りてしまったのであきらめ・・・もう少し撮りたかった・・・と。

でも、どこかが違うのです。
拡大して確認したら初見の ムツボシタマムシ でした。うれしい~~と一人で笑む!








● ヤマトタマムシ ・ タマムシ科

2017-06-24 |     タマムシ
〈別名 タマムシ〉 体長24~40ミリ  出現期6~9月  分布 本州、四国、九州

※ 画像は数年前のもの。

一週間前、公園近くの我が住まい(マンション)の上階にタマムシが横たわっていたとのこと!
もう、飛んでいるのかと思うと早くこの眼で見たいものと園内を見渡すもまだ姿はナシ。

昨年は個体数が非常に多かったのですがはてさて今年は?

切り株の横の小さな穴からタマムシが見える・・・と、アカマンマ先生が教えて下さいました。

それからは、来る日も来る日もタマムシが気になって観察を続けました。
画像はその時のもの。

樹木の表皮の割れ目に卵が産み付けられ、その卵は一週間ほどで孵化して幼虫に。
そして幼虫は木を食べながら中に進み、3年の間そのまま木を食べ続け成虫になって地上に出て来るのです。

中の様子がわずかに見えてからの日数は忘れましたがその穴はどんどん大きくなり
前足から脱出を試みますがまだ出られないときには元に戻りまた、穴を齧り大きくしてを繰り返し
やがて全身が地上に出てきます。

そして、切り株の横から這い上がり、その上を何度も廻りながら翅を乾かし地上への初飛行へ!











※ 4年前、数匹のタマムシがシラカシの切り株に卵を産んだのを確認してい3年目の昨年、確認に行きましたら・・・
  何者かが盗掘したらしく切り株は見事に割られ、剥がされていました。
  すべて連れ去られたのです!

● 最近出会ったタマムシ

2016-06-27 |     タマムシ
公園内で今までに撮ったのはタマムシ(ヤマトタマムシ)、ウグイスナガタマムシ、シラホシナガタマムシ、
ヒシモンナガタマムシ、マスダクロホシタマムシ、ムネアカナガタマムシ、チビタマムシ(4種)

めったに会えません!

《 ムネアカナガタマムシ 》 7~11ミリ 


《 クロナガタマムシ 不明 》 10~15ミリ


《 クズノチビタマムシ 》 3~4ミリ

● ヤマトタマムシ(タマムシ)

2014-01-14 |     タマムシ
この一枚には伐採木に産み付けられたタマムシが2~3年の時を経て外に出て
初飛行をするまでのドラマが込められています。

昨年、タマムシがクヌギの伐採木にタマゴを産み付けているのを確認しました。
産み付けられたタマゴは一週間くらいで幼虫になり木を齧り(食べ)ながら中に進み脱皮をして成虫になり遂に外に出て来るのです。
3年を木の中で過ごし飛び立ってからは一ヶ月の命、エノキの葉が食草です。
昨年は飛んでいるタマムシを見かけることが多かったです。


● タマムシのなかま

2014-01-12 |     タマムシ
虫を撮り始めてからの数年はどのタマムシに出会っていなかった。
それが最初の一種に出会ってからはタマムシを見る眼が備わったらしく容易に出会えた。

↓《タマムシ1》
ウグイスナガタマムシ、ヒシモンナガタマムシ、ケヤキナガタマムシ、ムネアカナガタマムシ、シラホシナガタマムシ、クロナガタマムシ、
 ヤマトタマムシ

 ウグイスタマムシはクヌギの幼木に居たことが多い。
 ヒシモンナガタマムシ、クロナガタマムシは葉の上に居た。その他は伐採木上に。

 

↓《ケヤキナガタマムシとムネアカナガタマムシ》はとてもよく似ていますが翅の先がとがっているのがケヤキナガタマムシです。


↓《タマムシ2》
チビタマムシは3~4ミリと小さく撮るのは大変苦労する。
 クズノチビタマムシはクズの葉を齧っていたので間違いないのですが・・・。
 マスダクロホシタマムシは全体が玉虫色に輝いていて大変に美しかった。


 ☆ 2014.1.12現在 私が同定できたタマムシです。
   間違いがあるかも知れませんので慎重に確認してください。