ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 啓蟄・アズマヒキガエルの合戦 

2020-03-05 | 〈両生類〉
「啓蟄」の今日
期待していた虫達はカワゲラ、ミノムシ、クサグモ、キノボリマルトビムシを見ただけでした。
昨年は、色々お出ましでしたが期待外れでガッカリです!

でも、今日はアズマヒキガエルの「蛙合戦」の始まりでした。
いつもでしたら朝から、大騒ぎの池ですが朝はどんより、
そして晴れてきたと思ったら雨が降りそうな気配・・・
こんな天気なので、明日まで待てない一部のヒキガエルだけが合戦に臨んだようでした。

きっと、明日は池いっぱいの合戦が見られることでしょう!

☆ 静かに待っている二人!



☆ 池まで、あと2メートル、仲良く♀が背中に♂を乗せてやって来ました。


☆ そこに、二人を見た3匹の♂が池から飛び出て合戦の始まり。
  ここで卵を産んだらどうするの!







☆ アオサギは、好物のカエルもこんな塊は食べられないと思ってかスルーしました!            
コメント

● アズマヒキガエルの蛙合戦を待つ 

2020-03-02 | 〈両生類〉
〈 アズマヒキガエルの蛙合戦 〉・・・カワズ合戦

春になったと思ったら、また冬に戻る。
三寒四温の中で身も心も春になっているカエル!
それはアズマヒキガエルだと思います。

冬眠から目覚めると同時の集団産卵
誰が、どのような合図をして始まるのか・・・分かりませんが、
合戦は、雨が降ったその後の暖かな日に多いと言います。
もう、すでに方々で合戦があったと聞いていますので早ければ、明日かも?

自分の子孫を残すべく、♀に抱き付く・・・それが、カエルの合戦なのです。
数匹の♂に抱き付かれ息が出来なくなり窒息死をしてしまう個体もいます。

マイフイールドの池(ログハウス前)での合戦は、2018年は3月6日、2019年は3月12日でした。
2018年の合戦は、こちらでご覧ください。
(わきみずの谷)では、数日遅れての合戦でした。
お近くに池を覗いてみてはいかがでしょうか!

☆ 画像は、全て2018年の合戦の日に撮影です。









☆ 昨日、合戦場の掃除をしました。


コメント

● ヒキガエルの産卵

2018-03-06 | 〈両生類〉
小さな池に100匹もいるのではないかと思われるほどのヒキガエルが!

池に近づく前に、低く聞こえる声が聞こえてきました。
この声はレンジャク?なあんて、一瞬思いましたが池に近い崖のあちこちで
枯葉にくるまれた何かが転がったり登ったりしているのです。

そして池を覗いて、ビックリ、一匹の♀に数匹の♂が絡みついているのです。

それは今、産卵しょうとしているメスを奪おうとしている光景でした。

🌼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雨が降った後の・・・その他、色々な条件があると思われますが今日がその日。

オスを背負った♀が水辺にたどり着くことを(抱接)という。

生まれた場所に帰る、カエルたち。
ヒキガエルは回帰本能を持っているそうです。

ヒキガエルはガマともいう。
皮膚の毒腺から出る毒液をガマの油と言い、この毒液が他の生き物から身を守る。

♀一匹の産卵数は2000~20000個とのこと。











☆ 白い線状の卵が産まれている


☆ 自分の遺伝子を残せたのでしょうか? 帰る、カエル!






☆ 追記 
コメント

● アズマヒキガエルの目覚め

2017-02-03 | 〈両生類〉
朝方はまだ寒かったのですが午後には暖かくなって来ました。
草が刈られた原っぱに、何か動く塊が・・・。

冬眠から目覚めたアズマヒキガエルが一歩一歩、体を引きずるように歩いていました。
まだまだ寒い日があるというのに大丈夫かしら?



コメント