ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● アカガネサルハムシのホストはエビヅル

2021-06-25 |     ハムシ、ダマシ
〈アカガネサルハムシ〉 ハムシ科

マイフイールドに行くと、成長が気になっているエビヅルを見に行く。
公園に行くまでにも沢山のエビヅルに出会う、
今年は何処もエビヅルの成長が良いように思うけれど、
その中でも、マイフイールドのものが一番!


☆ アカガネサルハムシ ホストの葉っぱでお食事中だったようです!
  七色?の輝きの体色も、夕方の5時ではうまく撮れないのが残念です。

  体長5.5~7.5ミリ  出現期 5~8月
  ブドウ、エビヅル、トサミズキ、ハッカなどで成虫は葉っぱ、
  幼虫は地中で植物の根を食べているのだそうです。









☆ エビヅルはアカガネサルハムシのホストです。
  美味しそうですね!









☆ エビヅルの葉を食べ、揺籃を作り子供を育てる。
  ブドウハマキチョッキリもやって来ます。




● イモサルハムシは動物顔?

2021-06-07 |     ハムシ、ダマシ



〈イモサルハムシ〉

☆ 天気の良い日でした。
草の上にいて、とても小さいのにこの上なく美しく輝いている。

小さいカメラなのに珍しくきれいに撮れている?
この虫は誰?
眉間にシワ寄せ、難しい顔してる。
見たことがあるような気がするけれど・・・と、思いながら虫撮りをしていた。

帰宅してからその画像を拡大してみたら、益々、見たこともないような動物顔
ブル〇〇〇?

あの虫この虫・・・色々な虫を確認。
でも、このスタイルはやっぱりサルハムシ!

結果判明、何度か撮っていたイモサルハムシだったのです。
サツマイモやヒルガオがホストで、体長は5.3~60ミリと小さい。


☆ 動物顔の成虫







☆ 普通に撮るスタイルですが、どんな顔をしているのか・・・
是非、正面からも撮ってみてください!
横から見たスタイルと顔のギャップもこのように面白いです。







● クロトゲハムシ ・ ハムシ科

2020-07-07 |     ハムシ、ダマシ
〈クロトゲハムシ〉

5日に紹介した黄色いキベリトゲハムシに続き、真っ黒なトゲハムシです。
体長約4~4.5ミリで頭部のトゲは長く、他の部分のトゲは短い。
イネ科の植物上で見かけた。

この他、クロトゲハムシに似ている種でトゲが長い「クロルリトゲハムシ」がいる。


どのトゲハムシも素手で触ったらいたそうですね!

☆ 画像は2個体です。














● キベリトゲハムシ ・ ハムシ科

2020-07-05 |     ハムシ、ダマシ
〈キベリトゲハムシ〉

回りに誰もいないことを確かめ、誰かいませんか~~? と、
一人、ふざけながら虫探しをしていたら、トゲトゲがいました。

旧名は「キベリトゲトゲ」 、昔の呼び名が楽しかったですね!
静かにぺたりと、葉っぱに伏せていたのが、
その内・・・しつこく撮っている私が嫌だったのか、動いてくれました。
ラッキーです!

体長5~5.2ミリと、とても小さいです。
葉っぱの上にある、ゴミと思しきものはしっかりと確認することで
このような小さな虫を発見することが出来ます。

過去の記事は こちら クリックしてご覧ください。













● ヨツモンカメノコハムシ(親と子の姿) ・ ハムシ科

2020-07-02 |     ハムシ、ダマシ
〈ヨツモンカメノコハムシ〉

一昨年、マイフイールドに出没して来た外来種で、北上中です。

☆ キラリと光る美しいジンガサハムシ こちら クリックしてご覧ください。

☆ イチモンジカメノコハムシ こちら クリックしてご覧ください。

☆ ヨツモンカメノコハムシ こちら クリックしてご覧ください。

園内には上記 3種の、良く似たハムシが存在します。
ジンガサハムシの食草はヒルガオですが、
この葉に新参者のヨツモンカメノコハムシがやって来たのです。
やはり、ジンガサハムシの個体数は減ってきたように思われます。

新参者のいるところにジンガサハムシは来づらいのかと思っていたら
ヒラリとやって来て並んだので、大きさの差が、見てとれます。
ジンガサハムシの体長は、約7~8ミリです。

今年初めてヨツモンカメノコハムシの幼虫を見付けました。
抜け殻を背負っています。

☆ ヨツモンカメノコハムシ







☆ ジンガサハムシとヨツモンカメノコハムシ


☆ ヨツモンカメノコハムシの幼虫(抜け殻や糞を背負ったまま成長します)









● 輝くアカガネサルハムシ ・ ハムシ科

2020-06-05 |     ハムシ、ダマシ
〈アカガネサルハムシ〉
体長:5~8ミリ  出現期:5~8月  分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄

タマムシ同様、美しい色です。
食草はエビヅル、ノブドウなどとのことですが、エビヅルにいるところを数回見ています。
小さなハムシですが出会った時は宝石を見付けたような気分になります!

拡大してみると体毛が目立ちます。
クモの巣などをひっかけ美しさが損なわれていることが多いのですが
この日の個体はとても綺麗でした。

☆ 2020年6月3日








☆ 昨年までに撮った画像










● ムシクソハムシは虫の糞? ・ ハムシ科

2020-05-05 |     ハムシ、ダマシ
〈ムシクソハムシ〉  別名 ナミムシクソハムシ

体長:2.7~3.5ミリ  出現期:4~10月  分布:本州、四国、九州

イモムシの幼虫の糞に似ていることから付いたこの名。
とても小さくて、虫の糞かゴミにしか見えないのですが
よ~~く見ると、まさしく(虫)なのです。

コナラやクリの木が食樹ですが、サツキで見られました(今までも)。
一匹は葉の付け根、そしてもう一匹は葉っぱの先に。
チョッとしつこく追いかけて撮らせていただきました。
















☆ 翅の端が見えています


☆ こんなに小さい



● キバラルリクビボソハムシ(親と子の姿)・ ハムシ科

2020-04-29 |     ハムシ、ダマシ
〈キバラルリクビボソハムシ〉

体長:5~6.5ミリ  分布:日本全土

瑠璃色の美しいキバラルリクビボソハムシは腹部の末端3節が黄色です。
食草はツユクサ。

良く似ている種にクビボソハムシがいますが撮影の際には
必ず腹部の確認をすることです。
こちらの食草はアザミ。

☆ 以前、掲載した画像も含まれています。









☆ 幼虫です。2011年6月、撮影です。
   親の姿捜しに8年かかってしまいました。


☆ 良く似た、ルリクビボソハムシ。腹部末端は黒い。



● ヒメジンガサハムシ ・ コウチュウ目 ハムシ科

2019-12-24 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヒメジンガサハムシ 〉

幼虫は背に脱皮殻や糞を載せている。
食草はヨモギ。

ヒメ(姫)と、名が付くと可愛らしいイメージですがこの虫は?
・・・似合わない・・・と言うと怒られそう!

☆ 成虫 この種が背負っているのは三角に作られています。







☆ 幼虫




☆ 食事中・・・食痕が見えます。

● キイロクビナガハムシ ・ ハムシ科

2019-08-20 |     ハムシ、ダマシ
〈 キイロクビナガハムシ 〉
体長6.2~8ミリ  出現期 4~7月  分布 本州、四国、九州

前胸は赤褐色で上翅の点刻は消えずに並んでいる!
食草はヤマノイモ。

画像は4個体、それぞれ色彩が異なっている。

☆ 個体A





☆ 個体B


☆ 個体C


☆ 個体D







● ヤマイモハムシ ・ コウチュウモク ハムシ科

2019-06-23 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヤマイモハムシ 〉 別名 ヤマイモクビボソハムシ
体長 5~6.2ミリ  出現期 4~10月  

全身がツルリとして、金属光沢がある。
ヤマノイモが食草。












※ 食草のヤマノイモ



● イチモンジハムシに会いたい ・ コウチュウ目 ハムシ科

2019-06-13 |     ハムシ、ダマシ
〈 イチモンジハムシ 〉 
体長 6.8~7.8ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州

前胸は黄色で4個の黒い紋がある。
クワ科のイヌビワやイタビなどが植樹とのことですが
マイフイールドには一本のイヌビワがあるのは分っているもののイタビは存在しない。

今までに2度の出会いがあるがなぜ、ここにいるのか?という場所でした。
そろそろ会えぬものかと探しているこの頃です。

☆ 2012.5.7









☆ 2009.6.24



● ヨツボシハムシ ・ ハムシ科

2019-06-01 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヨツボシハムシ 〉
体長 5~5.7ミリ  出現期 4~9 月  分布 本州、四国、九州

シルバー翅に四個の黒い紋がある。
食草はアマチャズル、キヨスミギクなど。

黒紋の数が4個より少ない種は、アトボシハムシでこの種は北海道にもいる。










※ アマチャズル

 

● ヤマイモハムシ ・ ハムシ科

2019-05-23 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヤマイモハムシ 〉  別名・ヤマイモクビボソハムシ
体長 5~6ミリ  出現期 5~8月  本州、四国、九州

別名はクビボソハムシの名が付く仲間ですが、
食草の名を付けてヤマイモハムシとされています。

☆ 小さな虫ですが赤と黒で、見付けやすい!









☆ 食草のヤマノイモ (自然薯・ジネンジョ)






● ジンガサハムシ ・ ハムシ科

2019-05-18 |     ハムシ、ダマシ
〈 ジンガサハムシ 〉
体長 7.2ミリ~8.2ミリ  出現期 4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

飛んだ時、きらりと光る金色はまるで金箔を貼ったようです。
今日も、眼の前に飛んできましたがとてもキレイでした。










※ 横から見た時に、背が陣笠のように見えることからジンガサハムシと名が付きました。