ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ガビチョウ ・ 野鳥

2017-10-31 | 〈野鳥〉
〈 俄眉鳥 〉 分布 中国南部、ラオス、ベトナム北部、台湾

日本においては1980~90年代に飼い鳥が野生化(籠ぬけ)して
在来鳥類を脅かすとされ、特定外来生物 に指定されている。

他の鳥の鳴き声を真似るのが上手、大きな声だけど美しい声!

☆ 何かいないかと左右を見ながら歩いていたら目の前の地面にいるところに遭遇!                                                      
  その距離2.5メートル、連写でシャッターを切っても食べるのに夢中で私が見えないらしい!










☆ 時々、シャッター音を気にするものの、あっちかと思ってか、あっちを向く!そしてまた食べていた。



● クコ  ・  ナス科

2017-10-30 | 〈花木、樹木〉
〈 枸杞 〉 花期 7~11月

花の色良し、形良し・・・残念ながら、実の画像がない!

「 五内邪気、熱中、消乾、周脾、風疹を治し、久しく服すれば筋骨を固くし、身を軽くし、老いず、寒暑に耐える 」
私にはさっぱりわかりませんが「神農本草経」というのに書かれているそうです。

中国ではクコが不老長寿に効果があるとされているようです。
日本では「和名抄」というものにクコの効用をよく評価しているとのこと。
これは、すべて実のことですね!








● アオバハゴロモ & トビイロハゴロモ ・ カメムシ目 アオバハゴロモ科

2017-10-29 |     ハゴロモ
☆ アオバハゴロモ  体長9~11ミリ  出現期7~10月

正面から見ると、こんなに可愛い!! 虫の正面顔は数々撮っていますが超可愛い!!




幼虫の姿。


そして、横から見るとこんな姿なんです!




親子なのにこんなに姿が違う。白い綿のように見えるのは幼虫で突くとピョンと飛びます。




  トビイロハゴロモ
体長4~5ミリ  出現期8~11月

こちらの個体は肌が透き通っていて美しい。成虫になったばかりではないでしょうか!




寿命がどのくらいか判りませんが少し長く生きてるのかな?


成虫を撮った時にそばにいたので幼虫なのかな? 随分調べましたが不明です。


※ どちらも、ヒラヒラ飛ぶのではなくピョンピョン飛び跳ねます。 




● シロモンノメイガ  チョウ目 ツトガ科

2017-10-28 |     ガ
開帳16~22ミリ  出現期5~10月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

小さな蛾です。チョコチョコと草から草へと飛び廻っています。
日中に活動して花の蜜を吸う。

蝶と蛾の仲間を鱗翅目(リンシモク)と言い、日本には約5000種がいて
その内、蝶は約250種ということです。
蛾の種の多さには驚きです。

蝶と蛾の違いは昼と夜の活動で見分けるのではなく触角を見れば判別出来るらしいのです。
見比べてみましょう!








● ヒメマルカツオブシムシ・・・大切な衣類の敵  ・ コウチュウ目 カツオブシムシ科

2017-10-27 |     カツオブシムシ
体長 約2~3ミリ  出現期4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

寒くなって来て冬の暖かな衣類を出したら・・・虫食いの跡が!
犯虫はこの一族なのです。この他の虫もいるようですが多分この一族でしょう。

白い色が好きらしく外で干している洗濯物に付いてくることが多いらしいのです。
虫を愛おしく思っている私も可愛い!なあんて言ってられません。
今は臭いのない防虫剤があるので利用しています。








● サビヒョウタンナガカメムシ  ・ カメムシ目 ヒョウタンナガカメムシ科 

2017-10-26 |     ナガカメムシ
体長 約5.5ミリ  

僅かな、イネ科の植物の先に留まっていた。
小さい・・・暗くなっていたのと風での揺らぎで撮るのが苦労だった。
初めての出会い!





● 凛々しいササキリ? ・ バッタ目 キリギリス科

2017-10-25 |    バッタ、コオロギ他
私の大のお気に入り、あの小さくて可愛かった赤ちゃんササキリも凛々しくなりました。
色もきれいな緑色で眼もパッチリ!

11月まで活動するようです。
鳴き声は〈 ジリジリジリ・・・〉草村(草むら)で耳を澄ましじっくりと声を聴きたいのですが
毎日が慌ただしく過ぎてしまいます。





☆ 後ろにいるのは、もしかして弟か妹?


☆ 小さくても触角は長~~い!



● ツヤヒラタハバチ ・ ハチ目 ツヤヒラタハバチ科

2017-10-22 |     ハバチ
体長は約10ミリ。あまり情報がないのですがキイチゴ類が食草らしいのです。
画像は4月に撮影したもので、ニガイチゴの枝先の葉っぱの中に埋まって休んでいます。

残念ながら、草刈りで除去されるまでは行けば必ず会えました。
カメラを向けると興味ありげにこちらを向いてくれるのです。
また、来年が楽しみです!












● 小さなアブ、キアシマメヒラタアブ ・ ハエ目 ハナアブ科

2017-10-21 |     アブ
体長 約5ミリ  出現期4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州、奄美大島

一見、ハエに見える小さなアブ。
脚が黄色いことからキアシという名が付いている。
黒い体に透き通った翅、身体の割には眼が大きい!

翅の陰に見える、黄色くて丸いものは平均棍(へいきんこん)と言い、後ろ翅が退化したもの。
飛ぶ時のバランスを保つ役割を果たしているとのこと。
カ、ハエ、アブに見られるようです。









● 虫のコミミズク ・ カメムシ目 ヨコバイ科

2017-10-20 |     ヨコバイ
数年前に初めてコミミズクに出会った。
その時以来、探しても見つからなかったのに昨冬は居場所が分かったので簡単に見つけられるようになった。

一週間前、イヌトウバナにいる幼虫を見付けた。

今度はミミズクに会いたいと切願! このミミズクも鳥ではなく虫です。

☆ イヌトウバナの上に。




☆ 今年、4月の成虫。





● ノブドウ ・ ブドウ科 ・・・ 追記あり

2017-10-19 | 〈野草〉
〈 野葡萄 〉 花期7~8月  分布 日本全土

雨が降り続いていて撮影に出られませんが今の時期と同じ状況を・・・昨年の画像より。
画像は同一個体ではありません。

マーブルチョコのように色どり良く、美味しそうに見えますが食べられません!
大きな実にはノブドウミタマバエの幼虫が入り虫えいになっているものが多い。

☆ 葉の切れ込んでいる・・・キレハノブドウ



☆ 以下は普通に見られる葉っぱの株








☆ 追記 右が「虫えい」です

● 似ている アシナガキンバエとマダラアシナガバエ  ハエ目 アシナガバエ科

2017-10-17 |     ハエ
☆ アシナガキンバエ

暗いところに居ることが多く、素早い!
脚が長いからかシャッターを押すと同時に瞬間移動する・・・苦労!

翅は透明。♂と♀は腹部の形状が違う。

〈 ♂ 〉 全体が赤色。


〈 ♀ 〉 全体が緑色。





☆ マダラアシナガバエ

アシナガキンバエと比べてどちらが大きいのか、そこまで観察していません。
大きな違いは翅、こちらは透明の部分に黒いマダラ模様があります。

〈 ♂ 〉






〈 ♂ 〉





● スイセンハナアブ ・ ハエ目 ハナアブ科

2017-10-16 |     アブ
雨が降り続いています。
撮影にも出られず、皆さん、パソコンの前で画像の・・・私もです!
同定できずに頭がクラクラの日もあり!

本日、知人よりお尋ねのアブ・・・スイセンハナアブでした。

体長13~14ミリ  出現期5~8月  分布 北海道、本州、四国、九州

幼虫はスイセンの根を食べるのでスイセンの名が。
体色には変異が多く4種のタイプがあるとのことです。