ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ベランダにて=イソヒヨ、キマダラカメムシ、ヒメスギカミキリを撮る

2021-04-04 | 〈虫〉カマキリ目
もう何年になるのか・・・15年前に、我が家のベランダに止まった鳥、
まだ撮影を始めて間もない頃、その見たこともない鳥に驚き
サッシ越しにシャッターを切りプリントを持って仲間の先輩に見てもらったら、
イソヒヨの若様だよ!と言われ、海の鳥がベランダに来たことにビックリでした。

それが今では毎年来て、きれいな声で鳴き、ベランダや廊下の手すりに・・・
今日は3羽でにぎやかでした。 


☆ ベランダに居たら、ツバメの声がして眼の前の電線を隈なく探しましたが姿は見えず
  その声を頼りにしつこく探しましたら、
  6メートル程先の電柱に止まっていたのはイソヒヨでした。
  「モノマネ」上手です。
  そお~~っと、カメラを持って来て撮りましたがしっかり合わせる前に飛ばれました。
  夕刻の暗さで、ボケ画像です。










☆ いつもベランダのどこかにいるキマダラカメムシ





☆ ヒメスギカミキリ  
  ベランダの床をハイスピードで走り抜けた!
  そのすぐあと、玄関のドア横に居ました。同個体でしょうか?




● カラスノゴマ ・ シナノキ科

2021-01-18 | 〈虫〉カマキリ目
〈カラスノゴマ〉  烏の胡麻

名の由来は、種子をカラスの食べるゴマに例えたものという。

30~90センチにもなるらしいけれど50センチ程のものしか見たことがない。
花は黄色で1.5~1.8センチの一年草。












● 6日 (金)「新日本風土記」

2020-11-08 | 〈虫〉カマキリ目
6日(金)BSP 21:00 ~22:00 「新日本風土記」
番組の中で紹介された、同時撮影の画像です。

マイフイールドにて撮影しました。





※ 2017年10月投稿の再登場

赤ちゃんの夜泣きは昔から「疳の虫」が原因と言われていたようですが今では迷信ということのようです。

今でも、不思議な出来事だったという記憶があるのですが
私が幼い頃、近所のおばさんが子供の疳の虫封じをしているのを目前で見たことがあります。
筆に墨を付けて子供の手の平に何かを書く・・・そのあと何をしたかは覚えていませんが
間もなく小さな子供の手のあちこちから白くて細いものが出ていたのがはっきりと見えました。

時々、それを思い出しては不思議な思い出の〇〇年が過ぎ去っていました。
でも、その白くて細かったものは、塩で手を洗った時に手に残った塩が乾燥して
手のあちこちから形を変えながら動いたものだったのです。
数年前にテレビでその事実を知って、納得でした。

そして、この疳の虫に効く和漢薬ならぬ和方薬が「孫太郎虫」、ヘビトンボの幼虫を黒焼きにして
粉末にしたものだったのです!








● せっかちなガガイモ ・ ガガイモ科

2020-08-08 | 〈虫〉カマキリ目
〈ガガイモ〉

日光が良く当たるやや乾いた山野に自生するつる性多年性草本
地下茎が伸びて繁殖する。

マイフイールドにて・・・まだどれも咲いていないと思ったら
ひっそりと咲いている株がありました。
モールで造ったような花、楽しみな花です。

昨年は、大きくなりたくさんの花が咲いているのを見て
とても楽しみにしていた株が種を付けたのはたったの一個でした。
ガッカリでした。
虫が少ないからだと思っていましたが調べてみたら、
花は特殊な仕組みになっていて受粉するのは難しそうでした。

昔からのことわざに「長い旅先でガガイモと枸杞を食うな」とあり
強精材として有名だったとのこと。

種子の毛を集め、印肉、スタンプ、針刺しに使われ、
救荒植物の一つ
だったそうです。

☆ アリンコが受粉の役?











☆ まだ居た、ラミーカミキリです。




● クモたちの捕食 ・ ハエトリグモ科

2020-04-23 | 〈虫〉カマキリ目
〈デーニッツハエトリ♀〉

3月になってからは、手摺上で見かけるようになります。

デーニッツハエトリはフレンドリー!
カメラを近づけても逃げません。

見事に大きな蛾の幼虫を狩りました。
こちらを向いて、見て見てとアピール?

子育てをしていると思ったのですが、共食いらしい姿は こちら





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〈ヒメカラスハエトリ♀〉

デーニッツハエトリの50センチ横には、ヒメカラスハエトリ♀がいました。
真剣に眼を見据えている・・・その眼の前には大きな蛾の幼虫。
どうやって仕留めようかと思案中かと思ったら、
パッと、果敢に飛びついた・・・しかし、掴みかかったものの、
イモムシにゴロリと身を交わされて失敗に終わった!

お粗末な画像ですがご覧ください!







● クワナケクダアブラムシ ・ カメムシ目 アブラムシ科

2020-01-27 | 〈虫〉カマキリ目
〈 クワナケクダアブラムシ 〉

2019年5月2日 撮影

昨日のフタホシチビオオキノコムシと全く同じ日に、手すりの上にいたところを撮りましたが、
小さくて鮮明に撮れていません。こちらも名前不明のままでした。

体長:2~3ミリ  出現期:5~7月  分布:全国

クワやクリの木で見られるようですが、目は赤くお尻からの管の先(角状管)から
プチンと出ているのは甘露
で、この甘露をアミメアリの働きアリがいただくのだそうです。

有翅型もいて、角状管は無翅型よりも長いのです。









● いつものノスリ ・ タカ目 タカ科

2020-01-10 | 〈虫〉カマキリ目
〈 ノスリ 〉

今日は、気合を入れてマイフイールドに鳥撮りに!

いつもと同じ、高い木の天辺で右見たり、下見たり・・・
遠いのであきらめて他の鳥撮りに行って、戻ったら下の方の木の枝に止っていました。

おでこの下に、凹んだ目があるので、画像の眼に光が入らないことが多い。
ノスリはとても優しい顔をしていますが、エサはネズミや蛙、ヘビ・・・鳥など。

日本産ノスリはケアシノスリ、オオノスリ、ノスリのようですね!




















☆ 瞬幕が!





● ヤサガタアシナガグモ 

2019-11-24 | 〈虫〉カマキリ目
〈 ヤサガタアシナガグモ 〉

日本でのアシナガグモ属は約20種いるという。
本種は水田などの水辺に多く、害虫駆除の役に立っているとのこと。

成虫の出現期は4~10月。

サイズが分からないのですが身体は細長く、脚はとても長~~く、4対ある。







※ 鋭い牙?




● コカマキリは紋を見せてくれた ・ カマキリ目 カマキリ科

2019-11-14 | 〈虫〉カマキリ目
〈 コカマキリ 〉
体長:40~65ミリ  出現期:8~11月  分布:本州、四国、九州

薄い褐色の個体しか見たことがないと思ったら、他のカマキリのような緑色は少ないとのこと。

コカマキリを撮る時にはカマの一部にある桃色と白と黒の部分が大事!
この時には「見せてあげる!」と言わんばかりにポーズをとっての大サービスでした。

カマキリの中では出会いが少ない種です!





















● マメヅタ ・ ウラボシ科

2019-10-31 | 〈虫〉カマキリ目
〈 マメズタ 〉  豆蔦

常緑のシダ植物。
葉(栄養葉)が丸くて厚みがあるので、ダイズ(大豆)の豆粒を連想して、付けられた名前とのこと。
ツタの名は、糸状の根茎が他の物に付いて、這い伝うことから付いた名。
山地や、野の石垣や木の幹などで生育する。

葉(栄養葉)は1~1.5センチで厚みがある。
葉(胞子葉)の長さは3センチ内外のヘラ型。

根茎の長さは30~150 センチの糸状になる。








☆ 1月の胞子葉




☆ 5月の胞子葉

● ハラビロカマキリの出来事 ・ カマキリ科

2019-10-18 | 〈虫〉カマキリ目
☆ 入水・・・自殺行為?ではありません!
  今の時期お腹にいる、ハリガネムシに水に入るように誘導されるとか?

① 池のデッキの手すりにカマキリが飛んできました。


② 間もなく、手すりからデッキの床に降りて、さらに恐れることなく
  ポチャリと池に飛び降りました。



③ 以前この光景を見た時には池に浮かんだ葉っぱの上に飛び乗りそこから、
  水に沈んでいる葉っぱの上に乗り(水中)約20分出てきませんでした。
  その間に長~~いハリガネムシが腹部の先から出てきました!
  水から出て、暫く葉っぱの上にいたのは見ていましたが・・・
  その後、命は絶えていました。

  残念ながら、この個体はハリガネムシを出すことなく3分ほどで息絶えてしまいました。
  悲しい出来事です!





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☆ 共食い、♂が♀に食べられた!
  上記とは別個体です。 
  

よく知られている行為ですが、実際に見たのは初めてでした。
  共食いを見たのは初めてでした。

  気が付いた時にはかなり食べられていましたが、
  そこから3時間でほぼ全身を食べられてしまいました。
  
  どうして共食いをするのかという理由・・・
  ♂が♀に、十分な時間をかけて受精させるために、自分を捕食させるのだそうですが
  逃げる♂もいるとか!

  専門家の方から(食べられているのは♀)と、ご指摘をいただきました。
  恥ずかしいことですが、確かに♀でした! 二度の間違いをしないように気を付けます。
  
  それにしても、この個体はただ単に空腹だったのか? それとも、栄養を摂りたかったのか?
  聞いてみたいですね!






 


 


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☆ 卵を産み終えた♀
  もう行ってしまうのかと思ったら、周りが騒がしく、心配でその場を離れない様子です。









● ツルボ

2019-09-22 | 〈虫〉カマキリ目
〈 ツルボ 〉 
花期 8~9月  分布 全土

別名(サンダイガサ・参内傘)
公家が参内するとき、従者が差しかけた、
長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることからこの名が付いたとされる。

鱗茎はネギの匂いがする。葉は二個根生する。
花は淡紅紫色で下部より咲き上る。

ツルボは特に、蜂に人気があり多くのハチがやって来ます。










● ヤマガラの冬支度

2019-09-04 | 〈虫〉カマキリ目
エゴの実を採りに、ヤマガラは大忙しです。
短時間でしたが今年の初撮りです。

来るべき冬に備えて、
実を採りに来たかと思ったらあっという間に咥えて行ってしまうのです。
どんなところに隠しているのかは分かりません。
果たして、全部を食べられるのでしょうか?

















☆ シジュウカラの幼鳥もやって来ました。
  見つけたのは虫でした。







● シメが現る ・ アトリ科

2019-03-23 | 〈虫〉カマキリ目
〈 シメ 〉 鴲

全長19センチと大きい、見逃すことがない大きさなのに今冬は3度しか確認できていない。
木の下で水を飲んでいたらしく、地面から飛び上がりクチバシを枝にこすりつけていた。

なんとも愛嬌のある顔で人気者!
もう、冬鳥たちは行ってしまう、シメは北海道で繁殖して本州以南で越冬するとのこと。
4月上旬には北に帰ってしまう・・・寂しくなります。

夏になると雄雌共、クチバシが鉛色になること以外、体色には変わりがないようです。

今冬、マイフイールドには同じくアトリ科のイカルやアトリの飛来がほとんどなく
イカルは声を聴いただけ、アトリは来たという話を聞いただけでした。

☆ 3月20日