ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 雪虫 〈トドノネオオワタムシ〉  ・  カメムシ目 アブラムシ科

2019-12-22 |     アブラムシ
〈 トドノネオオワタムシ 〉

雪虫の一種で、白い蝋物質が雪のように見えます。
北海道生まれの私には故郷を思い出すNO1の虫です。

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ウィキペディア(Wikipedia)より
アブラムシは普通、羽のない姿で単為生殖によって多数が集まったコロニーを作る。
しかし、秋になって越冬する前などに、羽を持つ成虫が生まれ、交尾して越冬のために産卵する。
この時の羽を持つ成虫が、蝋物質を身にまとって飛ぶ姿が、雪を思わせる。
アブラムシの飛ぶ力は弱く、風になびいて流れるので、なおさらに雪を思わせる。

北海道や東北地方では、初雪の降る少し前に出現すると感じられることが多いため、
冬の訪れを告げる風物詩ともなっている。

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♂ には口がなく寿命は一週間ほど、♀ は卵を産んで死んでしまう。
熱に弱く、人間の体温で死んでしまうとも言いますが、
手に乗せてみたくなり、差し出した手に乗せたらそのままぐったりさせてしまった経験があります。

☆ 11月6日 撮影





☆ 11月24日 撮影






● ソラマメヒゲナガアブラムシ ・ アブラムシ科

2019-04-25 |     アブラムシ
〈 ソラマメヒゲナガアブラムシ 〉
体長 約2.5ミリ  出現期 3~6月  分布 日本全土

今が盛りと咲いているカラスのエンドウをよ~~く見るとこのような虫が居ます。

別名 ソラマメフクレアブラムシ 

夏の間は雌が胎生単為生殖をするのだそうですが、
密度などの要因によって翅をもつ有翅型と翅を持たない無翅型が生じるのだそうです。

秋から冬にかけては雄が出現し卵生有生生殖を行うとのこと。

食草はカラスノエンドウなどのマメ科植物。










● 雪虫 〈トドノネオオワタムシ〉  ・  カメムシ目 アブラムシ科

2017-11-15 |     アブラムシ
体長 約5ミリ  10~11月  

私の故郷は北海道です。寒くなって来て雪虫が飛ぶのを見て冬の到来を感じます。
それは夏にホタルを観るのと重なります。

ここでは省かせていただきますが、難しいいきさつがあり、ロウ物質で出来た翅が生えて飛ぶアブラムシは
幼い頃から雪の妖精的な存在でした!

北海道を離れてこちらに来た時には、もう雪虫は見られないと思っていましたが
いないと思い込んでいたからこそ見えなかった・・・それが、ある時見えた!
その時の感動は今も忘れません。

そして今年もやって来た雪虫。皆さんはガッカリするかも知れない画像でごめんなさい!
これからフワッとなるのか、それとも・・・。
思い出せない、忘れてしまった 別名??ばんば やまんば?
妖精とはかけ離れたイメージになってしまいました。
  






● アブラムシのなかま 

2014-02-24 |     アブラムシ
↓《エノキワタアブラムシ》 昨年6月、眼の前にフワ~~っと小さな白いものが飛んできました。
              ゴミにも見えましたが気になりよく見ると立派な虫!
              同定には苦労しました。アブラムシには見えませんが・・・。


↓《キスゲフクレアブラムシ》


↓《セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ》


↓《エゴノネコアシアブラムシ》 残念ながら虫を見たことがありませんが
                この虫が作ったエゴノネコアシフシ(ムシコブ)の画像を添えます。


↓《タケノウチエゴアブラムシ》 この虫も見たことがありませんが(ムシコブ)の画像を後に掲載します。