ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ヤマガラの御馳走はエゴノキの実 ・ スズメ目・シジュウカラ科

2018-09-30 | 〈野鳥〉
〈 シジュウカラ 〉 山雀
大きさ14cm。  分布 全国

コンコン、コンコン、ヤマガラがエゴの木の枝に止り
エゴの実を足で押さえ殻を割り中の実を食べようとしている。

そのそばでは別のヤマガラが飛んで来て、あっという間に実を採りどこかに運んでいく。
冬の間に食べるためにどこかに保存しているのです。

数羽のヤマガラが行ったり来たり、エゴの実にはサポニンという成分があり、
その味はえぐいというのですがヤマガラには大切な美味な食べ物なのでしょう!

私が撮った画像にしては素晴らしい出来だと思いませんか?
そうなんです、実は私のレンズは今、点検に出していて手元にない・・・
そこで、鳥撮り仲間のカメラにカードを入れて撮らせていただきました。
素晴らしい出来で大満足の私です!















● ナカジロサビカミキリ ・ カミキリムシ科

2018-09-29 |     カミキリムシ
〈 ナカジロサビカミキリ 〉
体長 6.5~10 ミリ  出現期 4~10 月  分布 北海道、本州、四国、九州

ナカジロサビカミキリは上翅の中ほどに白い帯がある。
アトジロサビカミキリの白い帯は上翅の後方に白い帯がある。

広葉樹、針葉樹の枯れ枝に集まるとのことですが
数度、見付けているのはいつもこのような擬木です。

正面顔はまるで犬!











● スケバハゴロモ ・ ハゴロモ科

2018-09-28 |     ハゴロモ
〈 スケバハゴロモ 〉
全長 9~10ミリ  出現期 7~9月  分布 本州、四国、九州

ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウ などの汁を吸う。
眼はグリグリして面白い形。
そろそろ見られなくなる。

ハゴロモの仲間の幼虫は、蝋物質の白い毛のようなものでおおわれている。
スケバハゴロモの幼虫・・・まだ、未見!













● ホソミイトトンボ ・ イトトンボ科

2018-09-26 |     イトトンボ
〈 ホソミイトトンボ 〉 
全長 28~38 ミリ  出現期 3~12 月  分布 本州、四国、九州

腹部は細く長い。眼の後ろ紋は左右がつながっている
この個体は♂ で19日撮影、水辺から離れた小高い丘にいました。

平地から丘陵で見られ、やや小形の夏型は初夏~秋に、
越冬型は秋~翌年の春に出現するとのことです。

日本固有種。








● 初見・セスジクビボソハムシ ・ ハムシ科

2018-09-25 |     ハムシ、ダマシ
〈 セスジクビボソハムシ 〉
体長 ?   出現期 6~8月  本州以南

平地、山地の荒れた草地などのメヒシバ、エノコログサの葉上で見られる。
数ある手元図鑑にも載っていなくて、ネット上でも一件見つけられただけです。

道路脇の一角で、草はパラパラしかない場所にいました。

今まで撮った記憶がなかったので名前がわかるまで苦労しました。
調べている内に分かったのですが(神奈川県の準絶滅危惧種)とのこと。
神奈川東部にしかいないということです・・・ここは東部です。

幼虫は透けて見える体の中に糞を溜める・・・らしいような記事を見ましたので
今後、気を付けて探してみようと思っていますが、1ミリとか2ミリの大きさ?
見えるかしらと、懸念!










● ムーアシロホシテントウ ・ テントウムシ科

2018-09-24 |     テントウムシ
〈 ムーアシロホシテントウ 〉
体長 4.0~4.5 ミリ  出現期 4~11 月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

前胸の4個の白紋はムーアシロホシテントウの目印。
上翅の白紋は全部で12個。
とても可愛い顔をしています!

☆ 成虫








☆ 幼虫・・・だと思うのですが?






● ツマグロコシボソハナアブ ・ ハナアブ科

2018-09-23 |     アブ
〈 ツマグロコシボソハナアブ 〉
体長 7~12 ミリ  分布 北海道~九州

オスの翅は全体に暗色。メスの翅は前縁と先端が暗色
体色は、金属光沢があり触角と眼は赤褐色

☆ 2度のシーンがあるも、どちらも♀ のようです。









● エゾナガウンカ ・ ウンカ科

2018-09-21 |     ウンカ、スケバ
〈 エゾナガウンカ 〉

体長 4~4.5ミリ  出現期 4~11 月  分布 北海道、本州、四国、九州

水辺で見られ、ヨシ(アシ)に付く。
翅に黒い部分がある個体もいる。色彩変化がある。

ウンカ類はもう、ずいぶん撮っているのに身近のイネ科植物にはまだたくさんの種がいそうです。
すぐに逃げられるので撮れても1パターンしかなかったり・・・
これからは少し頑張って、少しでも多くのポーズを撮らなくてはと気合を入れました。


● ゴマフウンカ ・ ウンカ科

2018-09-21 |     ウンカ、スケバ
〈 ゴマフウンカ 〉
体長 3~4ミリ  分布 本州~南西諸島

長翅型(ちょうしがた)と短翅型(たんしがた)がいて、この個体は長翅型。
イネ科植物が生える草地で見られる。

小さなウンカで、画像は不鮮明・・・名前がわからなくて苦労しました。



☆ 再度、撮ることが出来ましたので追加します。









● 水辺のボントクタデ ・ タデ科

2018-09-19 | 〈野草〉
〈 ボントクタデ 〉

花期 9~10 月  分布 本州、四国、九州、沖縄

蓼類の中で、最も楽しみに待っていた種です!
水辺に数本咲いていました。

白、薄い桃色、濃桃色・・・と、可愛い色が並ぶ。
谷間の暗いところだったので画像はイマイチで残念です。













● テラウチウンカ ・ ウンカ科

2018-09-18 |     ウンカ、スケバ
〈 テラウチウンカ 〉  寺内浮塵子
体長 6.5 ミリ  出現期 3~11月  分布 本州、四国、九州

テングという名が付くような程、頭部が長く突き出ている。
ヨシ、ススキ、チガヤなどのイネ科の汁を吸う。

季節により姿が変化する!

☆ 夏に黒い色の個体が現れる・・・以前はクロバネテラウチウンカ(別種)とされていたが夏型。
  画像の個体は夏型。7月23日撮影。


☆ 秋春型は淡い褐色。5月29日撮影。






● ヤブガラシには、ヤブガラシグンバイ ・ グンバイムシ科

2018-09-17 |     グンバイムシ
〈 ヤブガラシグンバイ 〉
体長 3.1~3.8 ミリ  出現期 秋  分布 本州~九州

食草はヤブガラシ。
アワダチソウグンバイ、ツツジグンバイとは容姿が異なります。









☆ ヤブガラシの花です。



● ツツジにはツツジグンバイ ・ グンバイムシ科

2018-09-16 |     グンバイムシ
〈 ツツジグンバイ 〉
体長 3.5~4 ミリ  出現期 4~11 月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

ツツジ類の葉裏にいる。
グンバイムシは相撲の行事が持っている「軍配うちわ」に形が似ている。
今までは、グンバイに似ている・・・と表現していましたが
正しくは「軍配うちわ」に、似ているのでした。








● アワダチソウグンバイ ・ グンバイムシ科

2018-09-14 |     グンバイムシ
〈 アワダチソウグンバイ 〉
体長 約3ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州

北米原産の帰化種。
セイタカアワダチソウや荒れ地野菊などにつく。

害虫として、キク、ヒマワリ、ナス、サツマイモなどにもつく。

体全体がレースのような模様になっている、お洒落さん!