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ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

フォン・トラップ一家(サウンド・オブ・ミュージック)

2012年12月11日 | 海外ロングステイ

第二次世界大戦の直前、ナチスドイツはオーストリアに侵攻して支配しました。
それに反発して、国を離れた一家がいました。
それが、フォン・トラップ一家でした。
一家の父ゲオルグは、オーストリア海軍の潜水艦の船長でしたが、音楽をこよなく愛した一家は、聖歌隊としてヨーロッパでは名が知られていました。
彼らの物語は、戦後ドイツで映画化され、アメリカではミュージカルになり、そして1965年には「サウンド・オブ・ミュージック」としてふたたび映画化され、世界中の人に親しまれています。
国を出た彼らは、その後アメリカへ移民として渡った後、屈指の合唱団として有名になりました。
映画とは異なって、トラップ一家の子供は10人、それに家族同様の神父が一緒に生活をしていました。
そしてバーモント州のストウに家を建て、暮らし始めたのです。
               
映画でもおなじみの母マリアは1987年に亡くなっていますが、マリアとゲオルグ両親の意思は子供から孫たちへと引き継がれています。
2001年に起きた9.11テロ事件の翌年、グランドゼロそばの教会で疲れ切った消防士達を美しい歌声で慰めた少年少女たちがいました。
彼らこそトラップ一家の次男の孫、フォン・トラップ・チルドレンで、幼いながら世界公演の日々を続けています。
そのトラップ一家の意思を引き継いだ4人の孫たちの合唱団Von Trappsが先日市内のSM Lanangプレミアムのアトリウムで素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
 「ドレミの歌」はもちろん、懐かしい「エーデルワイズ」の歌声を聴きながら、50年近くも前の思い出が蘇って来たり、美しいクリスマス・イルミネーションとツリーの下で歌ってくれたクリスマスソングの数々で観客を魅了させてくれました。

           


ポケットWiFi

2012年12月04日 | 海外ロングステイ

ダバオに再び居を移してから早や一年が過ぎました。
私の一日の生活はがパソコンで始まってパソコンで終わると言っても過言ではない程、パソコンとは密接な生活をしています。
私が初めてパソコンを始めたのは1993年のことなので、パソコンとの付き合いはかれこれ20年近くにもなります。
この約20年間のパソコンや周辺技術、周辺機器の進歩には目を見張るものがあります。
20年前私がパソコンを始めた頃には無かったノートパソコンがその後登場したことでモバイル性が生まれ、ノートパソコンも薄型・軽量と、どんどん進化して行きました。
20年程前は今のようなインターネットもそれ程普及はされてなく、Niftyの「パソコン通信」でフォーラムに参加したりして共通の趣味の仲間とコミュニケーションを図ったりしていたことが懐かしく思い出されます。
その間にポケットベルや携帯電話が登場して、通信手段が身近なものに進化して行きました。
そして2007年に画期的とも言えるアップル社のスマートフォン<iPhone>がアメリカで発売され、翌年には日本でも販売が開始されて一大ブームを起こしたのでした。
スマートフォンはパソコンの機能をベースとして作られた多機能携帯電話のことで、「スマフォ」、「スマホ」と略されることもあります。
グーグルの調査によると、2012年第1四半期の日本のスマートフォン普及率は20%に達したそうで、最もスマートフォンの普及率が高いのはシンガポールで62%となっているそうです。
本来ならば真っ先にスマホを導入したいところではありますが、如何せんあの小さなモニター画面でのタッチパネル操作には私の年齢ではストレスが溜まりそうで、早々に諦めてしまいました。
そんな中、2010年にアップルがiPadと言うタブレットPCを発売して新たな市場を広げて行きました。
タブレットPCは、タッチパネル式の表示や入力部を持った携帯可能なパーソナルコンピュータのことで、スマフォよりも画面が大きく、ノートパソコンよりも小型で軽いことから一気に需要が広がっているようです。
タブレットPCこそが自分にぴったりなモバイルツールだと確信して早速SONYのタブレットPCをゲットして今は外出の時には必ず持ち歩いています。
このタブレットPCの画面サイズは9.4インチでスマートフォンよりもかなり大きい為、文字も読みやすく快適です。
文字入力は画面に現れる「キーボード」をタッチパネルで入力しますが、キーの大きさもかなり大きく設計されているので操作性も抜群です。
                          
タブレットでインターネットやメールの送受信をするにはWiFiと呼ばれる無線LANのあるところでアクセスしなければ使えません。
ダバオ市内のモールの中やコーヒーショップ、レストランなどの多くはWiFiを顧客サービスの一環として店内で利用出来るようにアクセスポイントを提供してくれています。
しかし出かける先で何処でもWiFiが使えるわけではなく、そんな時の為に最近ゲットした勝れものが写真の<ポケットWiFi>です。
日本でも同じ製品が発売されているHUAWEIブランドの製品ですが、日本との違いはフィリピンでは携帯電話各社(GLOBE・SUMART・SUN)のSIM対応なので(SIMフリー)携帯電話と同じように利用した時だけ課金される「プリペイドカード」が使えるので便利です。
日本の場合は端末に<1円>などと極端な安い価格を付けて販売競争が激化していますが、接続業者と2年間契約などの「拘束」が付帯しているので、途中で解約するとかなりの解約金を徴収される仕組みになっているようです。
フィリピンの場合でも使用頻度に応じて。必要であれば月間契約、後払いも出来ます。
このポケットWiFiは携帯電話よりも少し小型で軽量なので、持ち運びにも便利で、外出先で自由にネットに繋ぐことが出来るので助かっています。(下の写真はGlobe社のプリペイドカードで、電話、TEXTメール、インターネットに利用出来ます)


 


エア・サプライ

2012年11月27日 | 海外ロングステイ

大変懐かしい外国人アーチストのコンサートが先日市内で開催され、早速出かけて来ました。
確か2000年にアメリカのボーカルグループの「プラターズ」のコンサートがダバオ市内のセントラル銀行のホールで開催されて以来の外国アーチストのコンサートです。
ダバオでライブコンサートを開いてくれたのはオーストラリアのメルボルン出身の「エア・サプライ」で、非常に伸びのあるハイトーンボイスとドラマチックなバラードで1980年代に数々のヒットを放ったグループです。
彼らはオーストラリアでいくつかのヒットを出した後、世界進出を図り、1980年に「ロスト・イン・ラブ」が大ヒットして、その後も「シーサイド・ラブ」(The One That You Love)、「さよならロンリー・ラブ」(Even the Nights Are Better)、「渚の誓い」(Making Love Out of Nothing at All)などのヒット曲を連発しました。
日本でも当時流行したAORブームの波に乗って、さわやかでロマンチックな夏の海の代名詞的なイメージで非常に高い人気を保っています。
   
彼らのコンサートは去る7月に完成したばかりの市内のUsep(The University of Southeastern Philippines)の体育館で開催されました。
特設ステージの周りにこの日の為に作られたアリーナ席は2,000席余りで、開演直前には満席となる盛況振りでした。
観客の多くは50代中心の男女で、80年代に青春時代を過ごして来た方々で埋め尽くされていました。
今年で63歳になるメインボーカルのラッセル・ヒッチコックは今も全く衰えを見せないハリとツヤのある声量で次々と懐かしい楽曲を披露して、観衆を魅了させてくれました。
今回の彼らの<アジアツアー>は最初にシンガポール公演を行った後にダバオ入りしてくれました。
ダバオ公演の後はマニラ北部の街、パンパンガでライブを行った後、マカオで1回、そして東京で2回(11月26日、27日)、大阪公演(11月28日)と進み、その後再びミンダナオ島のカガヤン・デ・オロで11月30日の公演を最後にツアーを締め括る予定になっています。

<参考映像>
「渚の誓い」(Making Love Out of Nothing at All)


YAKITORI(焼き鳥)

2012年11月20日 | 海外ロングステイ

「焼き鳥」と言えば<赤ちょうちん>、<仕事帰りの1杯>が思い出されます。
現役時代に新橋にオフィスがあったことから、仕事帰りに仲間と一緒に「烏森」あたりの「焼き鳥屋」さんで良く一杯やったものでした。
「飲み会」などと言う言葉が無かった時代の懐かしい思い出です。
「焼き鳥」は江戸中期頃から酒の肴として登場したそうです。
日本では古くから鶏を飼い、貴重な栄養源の卵を生むことから一種の財産として扱われていたそうで、江戸の料理書には<鶏肉を串に刺し塩をふって焼き、酒を加えた醤油につけて出すと書かれたもの>があります。
そして第二次大戦後、焼き鳥店がヤミ市で人気を集めることになって、「焼き鳥」が徐々に市民権を得るようになり、昭和40年以降のブロイラーの普及によって、焼き鳥店のレベルが上がって行きました。
日本では近年の<地鶏>ブーム以来、鶏肉を吟昧して使う焼き鳥店も多くなって、関西の串揚げにも旬の素材を使ったものが増えて、安いだけではなく、昧の面から名店と賞される店が全国各地で現れるようになったようです。
そんな日本の懐かしい味がダバオでも味わえるようになりました。
         
ミンダナオ国際大学の直ぐ近くに「焼き鳥屋」さんが去る10月19日にオープンしました。
オーナーは35歳の日本人で、日本で焼き鳥屋の経験はなかったものの、飲食店での仕事を生かして本格的な焼き鳥を作って提供しています。
メニューは「かしわ」、「ネギま」、「手羽先」、「つくね」、「砂肝」、「皮」、「豚ばら」、「海老」、「いか」、「串カツ」などなどで1本12ペソ~24ペソ(約22円~45円)とリーズナブルな価格設定になっています。
 素材の味も焼き方も、タレの味も最高で、久々に日本の「焼き鳥」を思い出しました。

YAKITORI
Unit 5, Barriga Bldg., Angliongto Ave., Lanang
Davao City
0923 597 4009
営業時間 10:00-22:00(ラストオーダー21:30)


映画「007 スカイフォール」

2012年11月13日 | 海外ロングステイ

フィリピンの人々にとっての最大の娯楽とも言えるのが「映画」で、ダバオ市内のショッピングモールにはシネコンプレックスのような映画館が幾つもあって、最新のハリウッド映画を中心に公開されています。
最近は3D映画の製作が増えているので、3D映画専門上映館も幾つかあります。
久し振りに映画館に足を運んで、つい最近公開になったばかりの映画「007スカイフォール」を観て来ました。
「007スカイフォール」は映画「007シリーズ」の23作目で、ジェームズ・ボンド役は3度目となるダニエル・クレイグです。
映画スタジオの推計に基づく11月9日~11日の北米映画興行収入ランキングによると「007スカイフォール」が、8780万ドル(約69億7000万円)で初登場首位に立ったそうです。
ショーン・コネリーが初代ジェームズ・ボンドを演じてから早や50年、あれからボンド役はジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンと引き継がれ、今年が50周年となる記念すべき年にこの「007スカイフォール」が公開されたのです。
今回の映画の中に長崎市沖の無人島「軍艦島」が、廃虚の島のモデルとして登場しています。
         
廃虚の島は、ボンドの敵が暮らすとされるマカオ沖の「デッド・シティ」として登場しますが、安全上の理由で俳優たちの撮影はなかったそうですが、昨年7月にロケ担当者が島を撮影し、ロンドンのスタジオにセットが作られて撮影が続いたようです。
軍艦島は正式名称が端島(はしま)言って海底炭鉱で栄えた島ですが、1974年に閉山しました。
島には国内最古とされる鉄筋高層アパートをはじめ産業遺産があって、現在は観光地になっているそうです。
日本の軍艦島が中国・マカオとして登場するのは映画とはいえやや釈然としないところもありますが、楽しい映画には間違いありません。
<日本での撮影>と言えば直ぐに思い出すのが、007シリーズ5作目の「007は二度死ぬ」を思い出します。
1967年に公開された作品で、ロケ地は日本でした。
ボンドに協力する公安のボス役にはは丹波哲郎、そしてボンドガールに浜美枝と若林映子が登場しました。
ホテルニューオータニや地下鉄丸ノ内線が意外な使われ方をしていたのが荒唐無稽に見えて、今のようなCG技術の無かった時代の特撮の一生懸命さなどが伝わって来て、なかなか見応えのある作品でした。


クロウダディ(Clawdaddy's)レストラン

2012年11月06日 | 海外ロングステイ

ここ数カ月の間にダバオには新しい味、新しいお店がどんどん増えていて、グルメを自称する私にとっては大変有難いことだと思っています。
つい先日SMラナン・ショッピングモール1階ににオープンしたばかりのレストラン<Clawdaddy's>に出かけて来ました。
このお店、正式には<Clawdaddy's Great American Picnic>と言う名前のレストランで、<Claw>は海老や蟹の「はさみ」の意味で、<Daddy>は英語の幼児語で「とうちゃん」と言った感じなので、「とうちゃんのはさみ」になります。
マニラには既に6店舗あるフィリピン生まれのシーフードレストランで、SMラナンに開店した店が7番目の支店になるそうです。
店の名前からも判るように「蟹」や「海老」などのシーフード料理が主流のお店で、この店のオーナーは最近ダバオに数店舗開店している日本食レストランの<Sumo Sam>と同じオーナーグループのThe Red Crab Groupだそうです。
          
店の中に入って奥へ進んで行くと突き当りのテーブルの左手に直角に作られた別の名前の店<Murray’s New Orleans>が隣接していて、Clawdaddy'sと同じキッチンを使って調理している珍しいスタイルのレストランで、勿論二つのレストランのオーナーは同じです。
今日はお店のお薦めの1品、<Boiling Bag>を注文してみました。
プラスチックの袋の中に蟹、海老、貝類などを入れ、特別ソースを加えて、袋ごと熱湯でボイルしたもので、なかなかの味でした。(中央写真)
4人くらいで出かけて、もうひと品オーダーして丁度良い量だと思います。
同時に注文した<ClawDaddy's Fish Fry>(写真下)はカクテルソースとタルタル風マヨネーズをディップしていただきますが、ダバオ湾で獲れた新鮮な魚介類の味は最高でした。
Clawdaddy'sにはシーフード料理の他にも最高級のステーキ、スペアリブなどもあって、サラダ、スープはシーフード系がお薦めです。


クリスピー・クリーム・ドーナツ

2012年10月30日 | 海外ロングステイ

私の子供の頃の「おやつ」や「お菓子」と言えば母親が手作りしてくれた「おはぎ」や「かりん糖」でしたが、確か中学生の頃には家の近くの駅前に出来た<不二家>で売っていたケーキドーナツの美味しい味が鮮明に残っています。
真っ白な粉砂糖がたっぷりかかったドーナツは香りも豊かで、しっとりとしていて特別印象に残っている子供の頃の思い出の味とも言えます。
ダバオに住んでいて感じることですが、フィリピンの人たちはかなりのドーナツ好きのようです。
ショッピングモールの中やスーパーマーケットの入り口にはミスタードーナツとダンキンドーナツのお店が目立ちます。
更に最近気付いたのがゴー・ナッツドーナツ(GO NUTS DONUTS)というフィリピン生まれのドーナツチェーン店もあります。
そんなドーナツ好きなダバオの人たちの為に、多分待ちに待ったクリスピー・クリーム・ドーナツのお店が先日ダバオに登場しました。
         
アメリカで1937年に創業したクリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme Doughnuts)のお店がSMシティモール・アネックスとアブリーザ・ショッピングモールの2箇所同時オープンでした。
来月にはSMラナンにもオープンするそうで、一気に3店舗が開店です。
早速オープン当日にSMシティモールへ昼頃に出かけてみたところ、約10名程の行列だったので、並んで品物を買うのは余り好きではないのですが、思い切って列に入って見ました。
約45分程で無事クリスピー・クリーム・ドーナツを代表する、1937年の創業時から提供されているオリジナルドーナツをゲットして来ました。
ふんわりとしたドーナツの表面を砂糖でコーティングした噂の「オリジナルドーナツ」は今まで食べたことのない食感と味で、少年時代に食べて感動した、あの不二家のケーキドーナツとは別の感動を覚え、45分も並んで買った甲斐がありました。


プロゴルファー J・パグンサン選手

2012年10月23日 | 海外ロングステイ

ゴルフの日本オープン選手権最終日が去る10月14日、沖縄・那覇GCで行われました。
晴天ながら連日10メートルを超える強風と深いラフに阻まれながらのプレイに参加選手たちの苦労の様子はスコアに現われていました。
最終日のラウンドで目を惹いたのがフィリピン出身のジュビック・パグンサン選手で、16番ホールまでは、J・パグンサンがサバイバルレースを自分のペースにコントロールしていました。
トーナメントリーダーとして迎えた16番、短いラフからの第2打をピン横2メートルにつけ、軽いフックラインのバーディパットを落ち着いて沈め、これで通算6オーバーパー、2位に2打差をつける事実上のウィニングパットであるかのように見えました。
しかし、パグンサンの日本オープンは、ここから急に暗転してしまったのでした。
続く17番パー3ホールで、ピンは池越えの右奥に立っていましたが、2打のリードとなっていたパグンサンは、グリーンセンターを狙ってのショットを打ち出しましたが、それが、直後に強まった左からの風に押されて、池の広がる右サイドに向い、グリーンからの傾斜に落ちたボールは、そのまま池に転がり落ちてしまったのでした。
前日にはやはり流れに乗っていた小田孔明が、同じルートで池に転がり落としています。
最終ホールの18番パー4で先にバンカーからパーセーブし、通算8オーバーパーでホールアウトしていた久保谷健一と、この段階でパグンサンはトップに並んでしまいました。
そして迎えた最終18番ホールでパグンサンは左エッジにボールがすっぽりと埋まった深いラフから1.5メートルほどに寄せました。
決めればプレーオフ、外せば負け。
結果は後者で、終盤の2ホールだけで3オーバーパー・・・、パグンサンには痛すぎるミスでした。
最終日を6位で出た久保谷健一が1イーグル、3バーディー、4ボギーの70で回って、通算8オーバーの292で初のゴルファー日本一に輝き、ジュビック・パグンサンは1打差の2位に終わりました。
                    
今年で34歳になるマニラ出身のJ・パグンサン(Juvic PAGUNSAN)はプロゴルファーの父親の教えで15歳でゴルフを始めたそうで、20代後半までアマチュアとしてプレーし、母国の『フィリピンアマ』をはじめ、タイやマレーシアのアマチュア選手権など数多くのタイトルを獲得しています。
2004年の『フィリピンオープン』ではプロに交じって首位タイで最終日を迎えましたが惜しくも2位に終わっていますが、06年にプロに転向して、その年はアジアンツアーで賞金ランク7位に入ってルーキー・オブ・ザ・イヤーを手にしています。
そして11年11月に開催された欧州ツアーとの共催競技『バークレーズシンガポールオープン』で大きなチャンスが訪れ、最終日に追い上げてG・フェルナンデスカスタノとのプレーオフへ進み、惜しくも2ホール目で力尽きてしまったものの、約66万ドルのビッグマネーを獲得し、これが効いて未勝利ながら平塚哲二らを抑えてアジアンツアーの賞金王に輝いています。
2012年10月現在、J・パグンサン選手はアジアランキング第8位、世界ランキング104位で、目下のところ上昇中です。
日本で活躍したフィリピンのプロゴルファーと言えばF・ミノザ(Frankie MINOZA)が居ますが、フィリピンの英雄も今では50歳になりました。
09年は残念ながら賞金シードを落としてしまいましたが、ドライビングディスタンス34位で分かるように、年齢を感じさせないパワーは健在だそうです。(写真下)
今季は生涯獲得賞金25位以内の資格で巻き返しを図るそうで、ダバオに近いカガヤン・デ・オロ出身のミノザ選手にも是非頑張って欲しいところです。


YOH FROZ・フローズンヨーグルト専門店

2012年10月16日 | 海外ロングステイ

フローズンヨーグルトはヨーグルトを主原料とした冷菓のことで、アイスクリームに比べて低脂肪なところが特長です。
1970年代にニューイングランドのHP Hood社によって、フローグルト(Frogurt)の商品名で販売されたのが始まりで、1978年にはボストンのBrigham's Ice Creamから、初のパッケージ入り製品のHumphreez Yogartが市販されました。
当初は健康のためにヨーグルトを摂りたいが酸味が苦手だという消費者に向けた商品だったそうですが、1980年代には甘い味のフローズンヨーグルトが生産され、1986年には売上が2500万ドルにも達し、1990年代初頭にはデザート市場の10%を占めるまでになりました。
そんなヘルシーなフローズンヨーグルト専門店がTores通りにある<YOH FROZ>です。
             
YOH FROZはフィリピン生まれのお店で、マニラ首都圏を中心にチェーン展開していて、現在合計19店舗が営業中です。
YOH FROZダバオ店は、その昔「雑魚屋」という和食の店があった入口付近の、居酒屋レストラン「呑ん気」の斜め前にある店です。
この店のフローズンヨーグルトは低脂肪、低カロリーで、トッピングにはフレッシュフルーツやチョコレートなどが並んでいます。
季節に合わせて美味しいフルーツが色々用意されていて、食べた時の酸味の爽やかさと滑らかな食感が特長で、スイーツ好きにはベルギーワッフルを使ったデザートがお薦めです。(写真下)
その他にはフローズンヨーグルトを使ったパフェやヨーグルトスムーシーもあります。
価格もリーズナブルで、プレーンフローズンヨーグルトのレギュラーサイズが80ペソ(約150円)で、フルーツなどのトッピングは別料金で、1種は+20ペソ、2種は+30ペソ、3種は+40ペソとなっていす。
お薦めデザートのベルギーワッフルは135ペソです。


ザ・コーヒービーン&ティーリーフ

2012年10月09日 | 海外ロングステイ

The Coffee Bean & Tea Leafと言う名のコーヒーショップがSM Lanangプレミアム1階にオープンしました。
このお店は通常略されて「ザ・コーヒービーン」や「コーヒービーン」と呼ばれるロサンゼルスを本部とするコーヒーとお茶のブランドチェーン店です。
第1号店がオープンしたのが1963年9月のことなので、かれこれ半世紀にもなる老舗のコーヒーショップです。
今では22の国に750店以上が出店しているそうで、アメリカ国内ではサンフランシスコ、フェニックス、ラスベガス、ホノルル、テキサス、アラバマ、マイアミ、デトロイトと2011年8月30日にニューヨーク市に出店していて、国外ではオーストラリア、ブルネイ、中国、エジプト、インド、インドネシア、イスラエル、韓国、クエート、レバノン、マレーシア、メキシコ、フィリピン、サウジアラビア、シンガポール、スリランカ、アラブ首長国連邦、カンボジア、ベトナムなどなどで、ハワイ、東南アジアの店舗は全てフランチャイズです。
               
創業当時からの「最高のコーヒーとお茶を見つけ、世界中に届けたい」という熱い想いは今日まで受け継がれていて、世界中の高い品質のコーヒーとお茶を提供してくれています。
フィリピンにはマニラ首都圏を中心に49店舗が営業中で、ダバオではAbreezaショッピングモール店に次いで2店目となります。
メニューも色々あって、お馴染みのブレンドコーヒー、エスプレッソ、カプチーノの他に、ホットフレーバー・ラテのバニラ、チョコレート・ドリーム、そしてアイスフレーバー・ラテもなかなかの味わいです。
お茶のメニューにはコーヒー同様ホットとアイスがあって、ホットティは18種類の世界お茶がピラミッド型のユニークなティーバッグ入りで出て来ます。
アイス・ティーはサザンブレンド、トロピカルパッション、スプリング・ピーチの3種があります。
そしてユニークなホットとアイスのティー・ラテも「コーヒービーン」の特長と言えるでしょう。


IMAXシアター登場

2012年10月03日 | 海外ロングステイ

子供の頃から「映画好き」を自負する私で、小中学生時代の思い出の映画は「鞍馬天狗」、「ターザン映画」、「紅孔雀」などで、その後高校生になってから「洋画」を良く観るようになりました。
心に残る映画は何本もありますが、特に「エデンの東」と「ウエストサイド物語」、「シベールの日曜日」が印象に残っています。
日本に一時帰国した時には時間が空くと映画館へ足を運ぶのが常で、先月の一時帰国の際に観た映画で良かったのは81歳になる高倉健さんが主演した降旗康男監督の「あなたへ」と、リドリー・スコット監督のSF映画「プロメテウス」です。
「プロメテウス」は同監督の1979年の作品「エイリアン」の外伝として企画されたそうですが、「エイリアン」シリーズから独立した物語に発展した作品です。
そんな映画好きな私の元に<朗報>が入りました。
IMAXシアターが先日オープンしたばかりのSM Lanangプレミアムにお目見えしたことです。
 ミンダナオ島に初登場のIMAXシアターは北米を中心に、世界に450館以上あるそうで、「アイマックス」(IMAX)は、カナダのアイマックス社が開発した動画フィルムの規格とその映写システムのことです。
        
通常の映画で使用されるフィルムよりも大きなサイズの映像を記録・上映出来るのがIMAXシアターで、アイマックスフォーマットで撮影され上映される作品もありますが、通常の映画作品を変換して、アイマックス用の映画館(アイマックスシアター)で上映することが最近増えているようです。
IMAXシアターは通常の映画館より正方形に近い大きなスクリーンを持っていて、広い視野角によって、観ている人が映画の中にいるような感覚を強めるために座席が急勾配に傾斜していて、SM LanangのIMAXシアターには467席あるそうです。
 ープニング記念上映に選ばれた作品は日本でも現在公開中のハリウッド映画「バイオハザード5・リトリビューション」です。
そしてIMAXシアターの隣にはSMシネマ6館も同時にオープンしました。
更にSM Lanangプレミアムには、もう一つの目玉とも言えるSMXコンベンション・センターも完成しました。
合計4,745平米の広大なホールにはカーペットが敷きつめてあって、ホール内は必要に応じてパーテーションで3つの部屋に仕切られるそうで、最大5,000人までの収容が可能で、各種イベント、展示会、コンサート会場としての利用が期待されます。(写真下)
来る11月16日~17日にはこのコンベンション・ホールを使ってダバオ・投資会議の開催が決まっています。


開店、SMラナン・プレミアム

2012年09月28日 | 海外ロングステイ

1999年に初めてダバオ暮らしをスタートさせた当時、良くお世話になっていたのが市内にあったLanangゴルフ場でした。
家から車で5分程の至近距離にあったこともあり、当時は週3回ラウンドをしていました。
そのLanangゴルフ場が2007年に閉鎖となったニュースをチェンマイで知り、寂しい気持ちになったものでした。
しかし閉鎖となった後、Lanangゴルフ場の広大な土地に注目したのがフィリピンで発展を続けているSMショッピングモールなどを全国展開しているSMプライム・ホールディングで、広大なゴルフ場の一部の10ヘクタールを使ってSM Lanang Premierショッピングモールの建設が決まり、工事がスタートしたのが2011年の2月のことでした。
それから1年8ヵ月が過ぎ、遂に今日の朝10時にグランドオープニングの運びとなりました。
開店時間に合わせて沢山のお客さまが次々と訪れて、大通りは車の渋滞が我が家近くまで続く盛況で、スーパーマーケットでは開店記念セールが始まっていて、10時を少しだけ回った時間にも拘わらず、あっと言う間に買い物客で埋まってしまいました。
  

  
それにしてもスーパーマーケットの広さにはいささか圧倒されました。
モール1階中央のオープンスペースには特設ステージが作られていて、Callum DavidによるDJパフォーマンスが開店のお祝いムードを盛り上げていました。
モールの中はSMスーパーマーケットとSMデパートを中心に、数々のテナント・ショップ、レストラン、映画館、IMAXシネマ、コンベンションホールなどが完成していて、特にコンベンションホールでの今後のイベントが楽しみです。
数あるテナントの中で目を惹いたのがダバオ初登場の<Forever21>で、一階中央のオープンスペース近くの一等地のかなり広いスペースに開店しました。
Forever21は韓国系アメリカ人のドン・チャンによって1984年アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスに設立されたファストファッションストアチェーンで、アメリカ国内のほか、世界10ヶ国に460店舗を展開していて、日本でも2009年に東京都渋谷区に原宿店をオープンさせ、話題になりました。
forever21は流行のファッションを手ごろな値段で揃えるにはとてもよいブランドと定評がありますが、果たしてお洒落なダバオウエニョの心をどの程度捉えることが出来るでしょうか?


逆打ち

2012年09月15日 | 海外ロングステイ

毎年自分の誕生月でもある9月に日本への一時帰国をして、大好きな「温泉」でのんびり過ごすことがここ数年の恒例となっています。
一昨年は大分の湯布院温泉で評判通りの素晴らしい温泉宿でのんびり出来、去年は松山の「道後温泉」と初めて訪れた<徳島県>で眉山の頂上にある温泉にも行って来ました。
今年はダバオからセブパシフィック航空でマニラ経由で関空に到着しましたが、大阪で数日過ごした後、今年も大好きな松山の「道後温泉」へ行って来ました。
去年は初めて訪れた徳島で、四国霊場八十八ヶ所の一番と二番の霊場を参拝して来ました。
四国霊場八十八ヶ所は弘法大師空海が開いた霊場で、大師が42歳の頃(815年)に開創されたと伝えられています。
四国八十八ケ所霊場は阿波の国徳島「発心の道場(第1番から第23番)」土佐の国高知「修行の道場(第24番から第39番)」伊予の国愛媛「菩提の道場(第40番から第65番)」讃岐国香川「涅槃の道場(第66番から第88番)」の全部で88ヶ寺あります。
88は人間の煩悩の数と言われていて、四国霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いが叶うとされているのです。
他の巡礼地とは異なって、四国八十八箇所を巡ることを特に<遍路>と言って、地元の人々は巡礼者をお遍路さんと呼んでいます。
八十八箇所を通し打ちで巡礼した場合の全長は1200~1400km程で、自動車を利用すると、打戻りと呼ばれる来た道をそのまま戻るルートや遠回りのルートが多いので、徒歩より距離が増える傾向にあるそうです。
一般的に徒歩の場合は40日程度、観光バスや自動車を利用する場合は10日程度を要します。
機会があったら一度<お遍路>を体験してみたいという願望はかなり前からあったのですが、なかなか実現に至らなかったのですが、徳島県を初めて訪れたことで知った一番と二番の霊場が徳島県鳴門市にあると知ってひらめいたのが<にわかお遍路>でした。
ほんのさわりではありますが、一番の霊場の霊山寺と二番の極楽寺を参拝して来ました。
今年は是非去年の続きをしようと、訪れたのは八十八ヶ所結願の霊場八十八番の「大窪寺」です。
大窪寺は香川県の東の徳島県の県境に近い矢筈山の東側中腹に位置します。
縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。
弘仁7年に唐から帰国した弘法大師が現在の奥の院近くの胎蔵ヶ峰という岩窟で虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立して等身大の薬師如来坐像を彫造して本尊とされたそうです。
また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名付け、結願の地と定めたそうです。
本堂西側にそそりたつ女体山には奥の院があって、大師が本尊に水を捧げるために独鈷で加持すると清水が湧き出たと伝えられています。
        
中央の写真が本堂で、礼堂と中殿、多宝塔の奥殿があり、この奥殿に本尊・薬師如来と三国伝来の錫杖が安置されています。
遍路でお寺を訪ね巡ることを「打つ」と言います。
一番札所から順に訪れるのは「順打ち」で、それとは逆に八十八番札所から回って行くのを「逆打ち」といいます。
順打ちは時計回りに徳島県→高知県→愛媛県→香川県の順となりますが、逆打ちは時計回りとは反対の香川県→愛媛県→高知県→徳島県となります。
何故「逆打ち」があるのかと言えば、この霊場を開き、今でも霊場を順打ちで巡り続けている弘法大師に必ず出会うためと言われています。
強い願いがある場合は逆打ちをして弘法大師に会おうというのが「逆打ち」の目的です。
今年2012年はうるう年で、うるう年の遍路についても言伝えがあって、お遍路の元祖とされる伊予の衛門三郎がうるう年に逆打ちをして弘法大師に出会うことが出来たとの衛門三郎伝説です。
こうしてうるう年に逆打ちすれば、順打ちよりも三倍の功徳が得られると言われているそうです。


生後9ヵ月になりました

2012年09月04日 | 海外ロングステイ

昨日で満71歳になった私ですが、我が家の愛犬ロックが昨日で満9ヵ月になりました。
満9ヵ月の犬は人間に例えると13歳だそうですから、ロックも幼犬から少年犬に成長しました。
ロックと私の関係は年齢差から見れば「孫」と「おじいちゃん」の間柄になりますが、いつも父親の気持ちでロックに接しています。
ダバオは一年中真夏の常夏の国ですが、犬は汗をかきませんが、ロックは「シャワー」が大好きで、毎週1回のシャワーの日を楽しみにしています。
冷たい水道水を使って毎回シャワーをしていますが、洗っている時にはとても大人しくしてくれるので助かります。
生後3~4ケ月までは洗い終わった後はバスタオルを使って丁寧に水分を拭き取っていましたが、最近はシャンプーをした後のすすぎを充分に終えた後はロック自身が身体全体をシェイクしたりスピンして余分な水分を取り除いているので、タオルドライはせずにそのまま自然乾燥させていますが、南国ならこそ出来ることと言えるでしょう。
       
獣医さんの定期検診も去る7月で一旦区切りがついて、次回の検診と予防接種は12月までありません。
早朝ゴルフの時以外は毎朝ロックを散歩に連れて行っていますが、ご近所に気の合う犬友達も数匹出来て、毎朝の散歩も楽しみにしています。
日中家を空けることが多く、ロックは立派に家を守ってくれているので大助かりで、私が家に戻ると得意の「お帰りなさい」ポーズで出迎えてくれます。
最近のロックの「お気に入り」は私が市内の肉屋さんで買って来た「牛骨」で、スープ用に売られているものをしっかり鍋で煮たものを与えてていますが、骨の周りについた僅かばかりの肉をきれいにしゃぶり、その後は延々と噛み砕くことは先ず不可能な「骨」を齧っています。
牛骨1個でざっと1時間以上は格闘を続けているロックの姿に「野生」を感じることがあります。

 


ハリウッド・バーガーショップ

2012年08月28日 | 海外ロングステイ

9月28日にグランドオープニングが決まったSMラナン・プレミアムですが、近隣のライバルの各ショッピング・モールでは売り場の拡張やリニューアルなどで既に対抗策を講じています。
同系列のSMシティモールはダバオ市内から少し離れたエコランドにあるので、ラナン・プレミアムに客足が流れることは最小限に留まるとは思うものの、先日アネックスビルをオープンさせて、1階にレストラン街、2階にはサイバー・ゾーンと名付けられたパソコン、携帯電話、スマートフォンなどを扱う専門店街がオープンしています。
ラナンから比較的近いGaisanoモールでも先日大幅なリニューアル工事が終わって、4階のフードコートエリアを出た屋上に「The Peak」(頂点)をオープンさせました。
The Peakは下の写真の通り中央に池や庭を配した広々とした空間になっていて、そこにFigaroコーヒーショップ、Mama Maria'sピザ、Wings & Dipsなど10店舗以上のレストランがオープンしていて、上のフロアーにも幾つかのレストランが開店準備中です。
その中でも目を惹くのがHollywoodバーガー・ショップです。
                  
この店、実はダバオでは老舗ハンバーガーショップとして有名なGino'sバーガーのオーナーであるMR.SidがThe Peakのオープンに合わせて店名を変えて引っ越して来た店なのです。
ハリウッド・バーガーは1960年代のハリウッドテイストたっぷりの店で、自慢の4種類の手作りソースを使ったユニークなハンバーガーがメニューにいっぱいです。
有名なハリウッドスターの名前が書かれたディレクターズ・チェアーに座って、モンローの写真を眺めながら食べるハンバーガーは正にアメリカンテイスト満点のお店です。
使用しているハンバーグは勿論ビーフ100%、そして炭火で焼いたハンバーグを挟んでいるパンもふんわりしていてなかなか美味です。
写真中央のバーガーは「ジャイアント・バーガー」で、4人分の大きさのビッグなハンバーガーで、これで1個299ペソ(約560円)というリーズナブルな価格が嬉しいです。