ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

満一年で思うこと。

2008年06月28日 | 海外ロングステイ
月日の経つのは本当に早いものでチェンマイ暮らしを始めてから一年があっと言う間に経過しました。
思えば1999年に早期退職を決めて、数ヶ月後にフィリピンのダバオで暮らし始め、日本を飛び出してから9年が過ぎてしまった訳で、当時の仕事仲間や友人からは「勇気があるな・・・」などど言われたものでした。
自分の中では「勇気」ではなく「好奇心」の方が勝っていたことと、現役時代に通算17年間の海外赴任をしたことが、何の抵抗もなく日本を飛び出すことが出来たのかも知れません。
チェンマイ暮らしを始めて直ぐに近くのYMCAスクールで「タイ語日常会話」の教室に通い始めたものの半年通って「挫折」。
挫折の理由は『タイ語が出来なくても日常生活には余り不自由しない』ことでした。
チェンマイには日本人以外にも数多くの外国人(主にヨーロッパ、カナダ、オーストラリアなどからの定年退職者)が住んでいることから、商店、レストラン、薬局、病院(医師・看護士)などの多くは「英語」が通じるからです。
そして一年間のチェンマイ暮らしで得ることが出来た最大のものは沢山の「友人・知人」が出来たことです。
先ずYMCAスクールのクラスメイト、アイルランド人のK氏の紹介で<Chiangmai Social Golfars>というゴルフ同好会に入会したことで沢山のファラン(西洋人)の友人が出来ました。
そして昨年末にCLL(チェンマイ・ロングステイ・ライフの会)に入会して、数多くの日本人の友人・知人も出来たことです。
CLLでは色々な「同好会」があって、旅行、食事会、カラオケ、ゴルフなどなど楽しい集まりがいっぱいです。
また最近は「麻雀」のお誘いも受けるようになって、ゴルフ、麻雀共に「下手の横好き」の部類ではありますが、こうして楽しい定年ライフが送れていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
つい先日日本のTBSテレビの「ブロードキャスター」の番組中でCLLの活動の様子やロングステイヤーの紹介などがありました。
自分もCLLの例会会場で短い取材を受けた一人だったのですが、その時の映像がオンエアされたそうです。
番組を見ていて私の姿を偶然見た日本の旧友から沢山のメールが届いて、この番組の視聴率の高さに驚かされると共に、ほんの数秒間だとは思いますが、自分自身の元気な映像が日本の友人や家族に見て貰うことが出来、TBSに感謝しています。
この一年間、これといった病気も怪我もせずに元気で過ごせたことに改めて感謝し、これからも元気で楽しい暮らしがこの素晴らしい街、チェンマイで出来ることを願って、気持ちを新たにしているところです。

手軽&便利なウォシュレット

2008年06月23日 | 海外ロングステイ

以前暮らしていたフィリピン・ダバオ時代に手軽且つ便利なウォシュレットを使っていました。
「ウォシュレット」はあの<TOTO>の商標名なので、正確には「ウォシュレット」ではなく、「温水洗浄便座」と言うそうですが、それとも違う商品です。
フィリピンもチェンマイも常夏の国ですから日本のように便座を温めたり、「温水」の噴射は特に必要ありません。
<手軽&便利なウォシュレット>とは寒い冬のないタイ向けに作られた単機能のウォシュレットです。
電気工事の必要もないので、自分で簡単に取り付けが出来、引越しの時にも外して移動が出来る優れものです。
便座カバーを一旦取り外した後に器具を固定して、チェンマイでは何処の家庭のトイレで見かける「ハンド・シャワー」のヘッドを外して、付属のアダプターを取り付ければウォシュレットへの水の供給が完了です。
バンコクにある建築資材の輸入、販売会社が去年からこの簡単ウォシュレットの販売を始めたそうです。
日本人スタッフも居るので日本語での電話やメールでの注文が簡単に出来て、タイ国内は配送料無料で送ってくれます。
値段は1個1,400バーツです。

バッグ・イン・ボックスワイン

2008年06月19日 | 海外ロングステイ

「バッグ・イン・ボックスワイン」とは、紙製ボックスの中に、密封充填したアルミ製の特製パックにワインが入ったもので、開栓しても中に空気が入らない仕組みとなっている容器を使用したものです。
そのために開栓後も酸化しにくく6週間(1ヵ月半)は美味しく飲めると同時に、取り扱いも容易な為、私の最近のお気に入りワインになっています。
エアポート・リンピン・スーパーマーケット内のワイン売り場で売られているのが、このバッグ・イン・ボックスワインの<Mont Clair>(カベルネ・ソーヴィニョン)ワインです。
昔からワインが大好きで、以前はフル・ボトルを1本一人で空けて飲んでいましたが、最近は歳と共に1本飲み干すには少し辛くなっていました。
そんな折出会ったのがこのワインで、このワインはグラスに注いで必要なだけ飲んで残りは長期保存しておけるので、なかなかの優れモノワインと言えます。
この<Mont Clair>ワインは南アフリカ産のワインで、フルーティな口当たりも爽やかで大変気に入っています。
南アフリカのワインは海沿いの涼しい場所で作られていて、常に海から吹き上げる冷たい風のおかげで体感気温は日本よりもぐっと涼しく、ブルゴーニュのように酸がしっかりとしたワインが出来上がるそうです。
最近の日本でも南アフリカ産ワインの愛飲家が徐々に増えているそうですが、5リットル入りのこの<Mont Clair>ワイン、995バーツというリーズナブルな価格で売られています。

プラタート・プラチャムピークート

2008年06月16日 | 海外ロングステイ


「プラタート・プラチャムピークート」とは「生まれた年齢に属するプラタート(仏塔)」と言う意味です。
ランナー地域の仏教信仰の一つの形態に、人の運命は生まれた年の十二支に支配されており、自分の属する十二支の仏塔に詣でなければならないという信仰が昔からあって、今でも巡礼が行われています。
ランナーの人々は幸運を願って、一生に一度は自分の「干支」の「プラタート」を訪れるそうですが、巡礼すべきとされる仏塔は、必ずしもラーンナー地域にあるものではなく、遠くはインドやミャンマーにあったり、タイ国内でも、ナコーンパトム県やウボンラーチャターニー県など遠隔地に拡散しているようです。
チェンマイで暮らし始めてちょうど丸一年が経過したことを契機に、今朝自分自身の干支の「巳」が祀ってある「ワット・ジェット・ヨート」へ出向いて参拝を済ませて来ました。
このワットは毎週出かけているLannaゴルフ場へ行く途中のハイウエイ沿いにあるチェンマイで最も古い寺院の一つです。
見所はインドのプタカヤ仏舎利塔の様式に影響された7つの塔を持つ四角形の仏舎利塔です。
今日の参拝では自分の生まれた「水曜日」の涅槃像の前で「小鳥売り」のおばさんから買った可愛い小鳥が10羽程入った籠を開いて、小鳥たちを空に放って自分自身の幸運を願って来ました。
以下に12ヶ所の「プラタート・プラチャムピークート」を記述します。

子年 プラタート・シーチョームトーン   チェンマイ県チョームトーン郡
丑年 プラタート・ラムパーンルワン   ラムパーン県コカー郡
寅年 プラタート・チョーヘー    プレー県プレー市
卯年 プラタート・チェーヘーン   ナーン県プーピエン分郡
辰年 プラタート・プラシン   チェンマイ県チェンマイ市
巳年 マハーボーディー寺院の菩提樹(インド・ブッダガヤ)
 *不可能な場合はワット・ジェット・ヨート(チェンマイ市)ないし
  プラタートチェーディー・シーマハーポート(ウボンラーチャターニー県ム 
  アンウボンラーチャターニー郡)
午年 シュエダゴン・パゴダ(ミャンマー・ヤンゴン)
 *不可能な場合はプラ・ボーロマタート  ターィ県バーンターク郡
未年 プラタート・ドーイステープ   チェンマイ市
申年 プラタート・パノム   ナコーンパノム県タートパノム郡
酉年 プラタート・ハリプンチャイ   ラムプーン県ラムプーン市
戌年 プラ・ケートケーオチュラーマニー(天国)
 *通常はワット・ケートカーラームの仏塔   チェンマイ市
亥年(豚年) プラタート・ドーイトゥン   チェンライ県メーファールワン郡



津軽三味線

2008年06月13日 | 海外ロングステイ


山形県から「芳山会」という津軽三味線の名手が去る8日にチェンマイにやって来ました。
日本民謡協会三味線教授の推名芳山氏と門下の佐村正一氏、舟山英雄氏の3名です。
チェンマイで迫力ある「津軽三味線」の生演奏が聴けるとは思ってもいなかっただけに、久々に日本文化に触れることが出来て大満足でした。
彼らはチェンマイに到着してからCLL(チェンマイ・ロングステイ・ライフの会)の有志の計らいで各地で積極的な演奏活動を展開しています。
タイ人が沢山集まる「タイ・レストラン」、「チェンマイ・バーンガード中・高校」、先日「チェンライ温泉紀行」で行ったばかりのチェンライの「メーファー・ルアン庭園」などなど。
そして今日13日には市内にあるLotusホテルの宴会場でCLLが7月に恒例行事として開催している「カラオケ大会」を前倒しで実施して、「芳山会」の演奏会と併せて開催しました。
会場にはCLLメンバーの「のど自慢」たちが沢山集まって、「芳山会」の迫力ある演奏を交えながら楽しい時間を過ごしました。
演歌、懐メロ、デュエット・・・、中には「芳山会」の津軽三味線の生オケでの熱唱もあってなかなかの盛り上がりでした。
「芳山会」のメンバー3名は明日はチェンマイ門近くで毎週土曜日に開催されている<サタデー・マーケット>での演奏会、そして15日の日曜日の午後2時からエアポート・プラザ向かいにあるファ-・イースト大学で、そして夜の7時からはサンデー・マーケットで賑わう3人の王様像公園での演奏会が予定されています。



マカデミアナッツ

2008年06月08日 | 海外ロングステイ

マカデミアナッツは1857年にオーストラリア東海岸の亜熱帯林で発見され、その食用としての価値に初めて注目したJhon Macadam博士の名前にちなんでMACADEMIAと命名されたそうです。
現在ではハワイ島で大規模な栽培が行われていて、主産地ナンバーワンとなっており、ハワイのお土産のマカデミアナッツ・チョコレートは知名度抜群です。
マカデミアナッツは、その淡白な甘みと口あたりで「KING OF NUTS」と呼ばれ、高級デザートナッツとして世界中で愛用されています。
その「ナッツの王様」マカデミアナッツが先日の「チェンライ温泉紀行」の時に訪れたドイ・トゥン地区の「名産品」となっているのです。
ゴールデン・トライアングルの心臓部に位置するドイ・トゥン地区に住む人々はその昔生計を維持する為に違法の「ケシ栽培」がさかんに行われていました。
その現状からの脱却の支援の為に発足したのが「ドイ・トゥン開発プロジェクト」で、彼らが住民に推進したのがマカデミアナッツ栽培でした。
今ではしっかり軌道に乗ったマカデミア・ナッツ栽培は新鮮なものを毎日焙煎して、パック詰めされて消費者の下に届けられています。
写真のマカデミアナッツは袋詰めが「塩味」、缶入りは「わさび味」になっています。
右側の「わさび味」マカデミアナッツは薄塩味のナッツの表面にピリ辛わさびの粉がコーティングしてあって、ビールにぴったりの激旨ナッツです。
そして、「マカデミアナッツ」イコール「ハワイ」のイメージが払拭出来た今回の旅の収穫のひとつでした。



チェンライ温泉紀行

2008年06月06日 | 海外ロングステイ


チェンマイのメジャーなフリーペーパー(日本語情報紙)の5月10日号で特集され、注目を浴びているチェンライ温泉紀行にCLLのグループ8名と行って来ました。
5月初旬に行った「ドイ・アンカーン」旅行の時とほぼ同じメンバーでのドライブ1泊旅行で、アットホームで楽しい旅が出来ました。
コーディネーターのK氏はCLLの大先輩で、乾季の間はCLLの会員向けに毎月「自然を楽しむ会」を企画実施されていて、雨季の間は会の公式行事ではないプライベートな小旅行を企画していただいています。
今回の旅行の魅力は往きのパース温泉、帰りのバンドウ温泉での「入浴」の他に、壮大な「ワング・ケウ滝」(写真下)、チェンライの「ワット・ロンクン」寺、プミホン王のご母堂陛下がチェンライにおられた時の居住地「ドイ・トゥン御殿」、「メーファー・ルアン・ガーデン」(写真上)などなどを訪問出来、北タイの自然の素晴らしさを堪能して来ました。
特に印象に残ったのが「メーファー・ルアン・ガーデン」で、広大な公園の中に咲く色とりどりの花の美しさに思わず目を見張りました。
手入れが行き届いたガーデンの中は平日にも拘わらず沢山の見学者が訪れていました。


ジュニア親善大使

2008年06月01日 | 海外ロングステイ


1988年の6月、魚津市に工場を持つ企業がチェンマイ市近郊への進出を契機に、魚津市とチェンマイ市との友好交流についての話が持ち上がり、その年の8月にチェンマイ市議会に於て友好親善都市関係を締結する旨議決がされました。
その後、魚津市青少年海外派遣研究団をタイ王国への派遣、フラワーカーニバルに招待を受ける等の交流を図る中、1989年3月に魚津市議会に於て友好親善都市の提携について同意議決され、1989年8月、魚津市に於てチェンマイ市長・魚津市長との間で友好親善都市提携に関する盟約書が調印されて、両市の友好交流を深め、両国の親善ひいては、世界の平和と、繁栄に貢献することを誓い合いました。
平成元年から始まった交流は、両市の市長、議員等関係機関からの訪問交流から始まり、当初から毎年チェンマイ市からの高校生短期受入(ホームステイ)が現在も行なわれているそうです。
また、平成8年からは地元高校生も夏休みを利用し、短期派遣されるようになっていて商工フェアにはチェンマイ市コーナーが設けられ、特産物の紹介、交流状況などが紹介されているそうです。
そのような背景の中で、昨日カド・スアン・ケオー・ショッピングモールの2階イベント広場で「ジュニア親善大使」の最終選考会が開催されていました。
9歳から12歳までの参加資格から選ばれた優勝、準優勝、準々優勝の「親善大使」たち3名は、8月に魚津市へ親善大使として派遣されることになっているそうです。(ジュニア親善大使派遣は隔年で実施されているそうです)
この「ジュニア大使」、タイ文化大使も兼ねていることから、昨日の最終選考会ではタイの伝統舞踊をそれぞれの候補が披露していました。