ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

開業:シティ・オブ・ドリームズ・マニラ

2015年02月24日 | 海外ロングステイ

フィリピンの首都マニラのウォーターフロント地区に、2ヶ所目の大型カジノリゾート「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」が先日オープンしました。
これによって、マニラは世界のギャンブルの中心地になる夢に一歩近づきました。
日本でもカジノ誘致については数年前から導入の関心が高まっていて、最新の情報では日本政府は、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)について、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに横浜市と大阪市の2か所で開業を目指す方針を固めたようです。
IRの候補地には、全国20か所以上が名乗りを上げて来ましたが、五輪までに開業できるのは、再開発計画などで適地のある横浜と大阪と判断したようです。
横浜市は、再開発計画が進む山下ふ頭(約50ヘクタール)が誘致先となる計画で、大阪市は、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)が本命視されています。
「シティ・オブ・ドリーム」の開業は、中国人のギャンブル客がマカオで費消する金額が減少する中、いまひとつ魅力に欠けるアジアの首都の1つであるマニラに、中国などの国から大金を賭けるハイローラーを呼び寄せる能力があるかどうかが試されることになります。
マカオのカジノ会社メルコ・クラウン・エンターテインメント(新濠博亜娯楽)が運営するシティ・オブ・ドリームズ・マニラは、マニラ湾の埋め立て地に造成されたエンターテインメントシティで営業を始めた2カ所目の大型カジノになります。
これによって合計4つのカジノリゾートから成るラスベガス様式の街の完成まであと半分のところまで漕ぎ着けました。

メルコ・クラウンによると、3棟の豪華ホテルと380のゲームテーブルを持つシティ・オブ・ドリームズ・マニラはすでに5000人分の仕事を創出していると言います。
フィリピンのギャンブル規制当局であり、エンターテインメントシティ計画を監督するフィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)は、マニラのエンターテインメントシティの発展により、向こう10年間で同国の年間のギャンブル収入はラスベガスやシンガールを上回る100億ドル(約1兆2000億円)に達する、との見方を示しています。
このメルコ・クラウン・フィリピン社が運営する大型カジノ「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」は昨年末のソフトオープンを経て、今回のオフィシャル・オープンに至りました。
同社は、マカオでシティ・オブ・ドリームズなどのカジノを運営する統合型リゾート開発・運営会社、カジノ王スタンレー・ホー氏のご子息、ローレンス・ホー氏率いるメルコ・クラウン・エンターテインメント(新濠博亜娯楽・香港)の子会社で、総開発費が13億ドル(約1530億円)とされるこの大型カジノには、地元の大手複合企業のSMグループも出資しています。
フィリピン政府がラスベガスとマカオに対抗するためにマニラ湾近くに開発した一大カジノリゾート地区「マニラ・エンターテインメント・シティ」に進出した大型カジノの開業としては2013年3月に開業したソレア・リゾート&カジノ(Solaire Resort & Casino Manila)に次ぎベイエリアでの2つ目の大型カジノとなります。


6棟からなるホテル施設には、VIP御用達260室のオーストラリア高級ホテルのクラウンタワーズホテル、ダブルウィング2棟365室を備えるハイアットホテル、そして、アジア初進出となるノブ・ホテルが登場しました。
注目のカジノエリアは、吹き抜け2フロアにゲームテーブル365台、スロットマシン1680台等々が設置されています。
さらに、人気アニメキャラクターを活用する教育エンターテイメント施設「ドリームプレイ」を開設して、ファミリー向け娯楽提供の拡充を図ります。
一部のショッピング・レストランゾーン等のオープンを待つ「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」のグランドオープンは2015年2月の旧正月前に行われました。
リゾートワールド、ソレアに続く第二の大型カジノが誕生したことで、マニラのカジノ勢力図の行方も注目されるところです。

    


ミスター・インターナショナル

2015年02月17日 | 海外ロングステイ

ミスター・インターナショナル2014-2015が去る2月14日、韓国の安山市で開催され、フィリピン代表のニール・ペレスさんがグランプリの栄冠に輝きました。
ミスターインターナショナルは、2006年から開催されている国際的な男性のコンテストで、今年は29ケ国の代表が参加して、日本からも今年初めて参加しました。


このコンテストに求められるのは、聡明で目的への志向が強く、意識の高い男性です。
現行の世界三大ミスターコンテストは「ミスター・ワールド」「ミスター・インターナショナル」「マンハント・インターナショナル」があって、「ミスター・ワールド」は歴史は長いですが2、3年に一度しか開催されません。
「ミスター・インターナショナル」は毎年開催されていますが、歴史が浅く、日本は今年初参加となりました。
「マンハント・インターナショナル」は、三大会中最も歴史が古いミスターコンテストで、モデルを本業とされている方が参加できる大会で、出場者のレベルが最も高いとも言われているようです。


「ミスター・インターナショナル2014-2015」で見事優勝の栄冠を手にしたフィリピン代表の二ール・ペレスさんは29歳の現役警察官です。
彼は「マヌエルL.ケソン大学」の犯罪学科を卒業後2006年から現職に就いています。
6年のキャリアで、彼は、災害と市民の防災などの対応に於いてその優秀さが認められて、13個のメダルを獲得しているそうです。
そして現在彼は「空港セキュリティグループ」の一員として、ニノイ・アキノ国際空港のターミナル3で勤務しているそうなので、今回の栄冠で一気に知名度が上がって、女性ファンがターミナル3に彼をひと目見ようと訪れることになりそうです。
今年の大会で最終ベスト10に進出した代表は、優勝したフィリピン代表の他に第2位にレバノン代表、第3位、チェコ代表、第4位、ポーランド代表、第5位、スロバキア代表、以下ブラジル、日本、韓国、メキシコ、タイとなっています。
二年程前に当ブログで紹介した「ミス・インターナショナル2013で見事グランプリを受賞したフィリピン代表のベア・ローズ・サンチアゴさん(写真左上)に続いての快挙にフィリピン人の美男:美女が世界レベルに達した証しとなりました。
因みに今年初参加したミスター・ジャパンの橋本将一さん(茨城県代表)は、「ミスター・フォトジェニック賞」を受賞しました。(写真右上)

   


話題の新商品

2015年02月10日 | 海外ロングステイ

以前にバンズの代わりに肉で具を挟むというチャレンジャーな商品を投入したケンタッキー・フライド・チキンが、また新境地を開きました。
KFCフィリピンが、チキンでソーセージを挟むホットドッグを発売しました。
新商品「KFC Double Down Dog」(ダブル・ダウン・ドッグ)は、パンの代わりにフライドチキンでソーセージを挟み、ハニーマスタードとレリッシュ(刻んだ野菜の甘酢漬け)をつかったドレッシングをかけた商品です。
1月26~27日だけの二日間、一部店舗で各店・各日50食限定で発売しましたが初日はすべて売り切れてしまいました。


その後2月に入ってからレギュラーメニューとして再登場し、ソーシャルメディアでは早くも話題となっていますが、栄養士たちは戦々恐々としているとか。
「ダブル・ダウン・ドッグ(Double Down Dog)」と名付けられた新メニューは、ホットドッグとフライドチキンに対するフィリピン国民の愛情に答えようとしている姿勢が感じられますが、マーケティング・ディレクター、エロール・マグダート(Errol Magdato)さんは「我々フィリピン人は食べ物のことになると非常に冒険好きだということも、ホットドッグが大好きだということも分かっている」と述べています。
KFCフィリピンで独自開発された「ダブル・ダウン・ドッグ」は、カロリーでいえば、ダブルチーズバーガーと同じか少ないくらいで、顧客の評判は上々だそうです。
現在のところ「ダブル・ダウン・ドッグ」がフィリピン国外で販売される予定はないそうですが、ソーシャルメディア上ではアメリカ、日本、ヨーロッパ各国で国境を越えて話題が広がっています。


ニュースサイト「マッシャブル(Mashable)」は「KFCが最新のふざけた食品を発売した」と評し、ポップカルチャー情報サイト「Uproxx」は新商品を「KFCのひどい最新ファストフード」と評したとか。
またTwitterには「悪魔よ、ダブル・ダウン・ドッグを発明してくれてありがとう」という投稿もあったそうです。
イギリスでは1,700kcalのハンバーガーですら歓迎されてしまうとあって、米英のKFCがその検討に入る可能性は十分にあるのではないでしょうか。
実際に試食をしましたが、薄味のフライドチキンに挟まれたソーセージの塩味とが上手くマッチして、なかなか良い味でした。

<カナダのテレビ局、City TVのニュース番組で早速紹介されました>
   


台湾旅行

2015年02月03日 | 海外ロングステイ

約7年振りに先週台北に行って来ました。
台湾はその昔初めて海外で仕事をした国だったこともあって、以降5回程出かけていて、ダバオからの訪問は今回で2回目となります。
前回行ったのは「猫空ロープウエイ」が出来て直ぐだったので、調べてみたところロープウエイのオープンが2007年の7月だと分かったので、7年振りの訪問となりました。
台湾はマニラから空路2時間で行ける近い国で、ダバオからだと飛行時間の合計は4時間弱で行けます。
今回の旅の目的は、観光は既に何度かしているので「グルメ」と「買い物」で、ダバオではなかなか入手出来ない品物を買ったり、同じく台湾でなければ味わえない「グルメ」を堪能して来ました。
時期的に台湾は「冬」なので、行く前に<寒さ>が気がかりでしたが、想像していたほど寒くなく、日中でも大変涼しく、快適な旅が出来ました。
今回の旅で一番驚いたことは、7年前に比べて台北市内が清潔でクリーンになっていたことで、その発展振りには目を見張るものがありました。

<からすみ>
今回の旅の目的のひとつに「からすみ」の購入がありました。
今から20年以上も前に初めて「からすみ」を食べた時の感動が今でも忘れられずにいます。
日本ではその気になればいつでも入手出来ますが、からすみはかなりの高級食材なので一時帰国の時には横目で見ながら通り過ぎていました。
しかし台北には「からすみ」の卸問屋があって、そこへ行けば新鮮で美味しい「からすみ」がリーズナブルな価格で入手出来ます。
からすみはボラなどの卵巣を塩漬けにし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもので、名前の由来は形状が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたために名付けられたと言われています。
日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名で、日本以外では台湾の他にイタリアのサルデーニャ島、スペイン、エジプトでも作られるそうです。
江戸時代から肥前国のからすみは、越前国の雲丹、三河国のコノワタとともに、日本の三大珍味と呼ばれています。


ほんのり塩辛く、ねっとりとしたチーズのような食感は、高級な酒肴として珍重されています。
軽く炙った後薄く切り分けて、同じく薄くスライスした大根に挟んで食べる食べ方が王道で、オードブルには最適です。
台北市内・油化街(ディーホァチエ)にある「永久號」というお店が老舗で、間違いなく美味しいからすみをお手頃な価格で販売しています。
「永久號」の店主は日本語も達者で、『常温で1週間、冷蔵庫で1ヶ月、冷凍で1年』と賞味期限を日本語で教えてくれました。
参考価格:大きさによって違いがありますが、ひとはら600~700台湾ドルで、空港などのお土産売り場で買う価格よりもはるかに安く入手出来ます(約2,200円~2,600円)

永久號
住所:台北市延平北路2段36巷10号
電話:02-2555-7581 02-2555-5481
営業時間:8:00~18:00
定休日:無
最寄り駅:中山駅から徒歩で20分くらい

<小籠包>
鼎泰豐(ディンタイフォン)は台湾台北市に本店を置く小籠包が看板料理の上海料理レストランです。
日本、アメリカ、中国、オーストラリア、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国にも店舗を持つ有名店です。
1958年、中国山西省出身の楊秉彝(ヤン・ピンイー)によって、台湾台北市信義路に第1号店が開店しました。
鼎泰豐は、食用油を販売する油問屋として開業しましたが、小籠包の販売は本業の食用油の売り上げが落ち込んだ時期に、副業として開始されました。
その後、鼎泰豐の小籠包は地元の人々の間で評判となり、1980年代には本業であった食用油の販売を取りやめ、小籠包の専業レストランに商売替えをしました。
当時は近隣住民が利用する地元の普通の食堂で、台湾国内外の観光客をターゲットにした商業形態は取っていなかったそうです。
1993年、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』紙で「世界の10大レストラン」に選ばれ、同紙の紹介によって一躍知名度が上がって、その後台湾国内、国外から多くの観光客が台北の店舗に来店する転機となりました。
その後、台湾国外店舗としてロサンゼルスと東京の店舗を開店させ、以降国外の店舗を次々と開店して行ったのです。
日本においては東京都内の中央区・港区・渋谷区・世田谷区・立川市のほか、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、熊本などの各市に店舗を持っていて、大半の店は高島屋への出店形態を取っています。
今回の滞在中に、余りの美味さに2回も訪れてしまった鼎泰豊は、本店ではなく最近オープンしたSOGO復興館地下2階の復興店で、MRT忠孝復興駅から直接SOGOに入れる便利な場所にあります。


出入り口に並べられた椅子は、行列必須を物語っていますが、オープンキッチンは順番を待つ人がガラス越しに小籠包作りを見学できるようになっていて、テキパキとしたリズミカルな手つきを見ただけで、手作り小籠包の美味しさが想像出来ます。
この復興店は美しい照明と最高の雰囲気という表現がぴったりのチャイニーズレストランで、内装はシンガポールの有名デザイナーである宋毅氏が手掛け、設計にも材質にも相当こだわって作られています。
木製のテーブルや大家による書や絵だけでなく、漬物などを盛る小皿にも特注の陶器が使われていて雰囲気も抜群です。
「小籠包」の他に点心などの料理の数々が写真付きのメニューに載っているので、選ぶのも簡単です。
時間帯によっては「60分待ち」から「120分待ち」となることがしばしばなので、少し早めに出かけて店頭の受け付けカウンターで申し込みをすることをお勧めします。

鼎泰豐
復興店:台北市忠孝東路三段300號B2(SOGO復興館 地下2階) 02-8772-0528

<士林夜市>
士林夜市(しりんよいち)は台北市士林区にある観光夜市です。
夜市の名が示すように夕方になると常設店舗の前などの路上に小吃と呼ばれる飲食物や衣料品、生活雑貨、遊戯などの様々な屋台が出店し、多くの来客で賑わう「夜市」は台北市内に何か所かあります。
中でもこの士林夜市は日本人観光客も多く訪れることから、多くの店では日本語が通じ、日本語のメニューを用意している店もあります。
元々このエリアは、基隆河を介して万華区や大稲埕へ士林近辺の農産物を輸送する交易の場として栄えていて、当初は媽祖を祀った「慈諴宮」の門前の広場に夜市が立っていましたたが、日本統治時代の1909年に「士林市場」が作られると従来の夜市のエリアに加え、市場の場外にも夜市が展開するようになりました。
士林市場は、1909年開場の古い施設の為老朽化による衛生上・安全上の問題があったため、台北市政府は大規模改修をするため、2002年に同市場を閉鎖し、代替施設として剣潭駅前に「士林臨時市場」が設置されました。


臨時市場は2002年11月に営業を開始し、士林市場にあった飲食店の多くが臨時市場に移転しました。
そして2011年12月25日に、従来の士林市場を改修・拡大した「新士林市場」が開業し、昔ながらの雰囲気をそのままに、安全で衛生的な環境で食べ歩きやショッピングが楽しめるようになりました。
新士林市場の地上階は、ショッピングエリアになっていて、多くの土産物店が軒を連ねていて、夜市の楽しみの一つでもあるゲームコーナーも、地上階に点在しています。
地下は屋台が集中する「美食街」となっていて、冷房も完備されていて、雨の日でも傘をささずに屋台料理が楽しめます。

士林夜市 交通アクセス
MRT 台北捷運淡水線剣潭駅より徒歩2分

<漢方薬>
歳を取るに連れて、病気とまでは行かないものの、身体のあちこちが「老化」して来て、いわゆる老化現象が起こるのはどうにもならない現象のようです。
「漢方薬」は昔から信頼していて、今回の旅行では老化現象の緩和目的の「漢方薬」の購入もありました。
台北市内の「迪化街」 (ディーホァチエ )は乾物店と漢方薬店街で有名な場所です。
迪化街はフカヒレ・ツバメの巣・干しホタテ・昆布・高麗にんじん・漢方薬・強壮剤・花茶(フラワーティ)・からすみ等々が激安価格で販売されています。
迪化街は19世紀中頃の清朝末期、貿易や船荷を扱う商店が街を形成したのが始まりで、城隍廟が建立されたのもこの時期です。
日本統治時代には茶葉が台湾の特産品となり、その積出港となっていたのが今の迪化街です。


20世紀初頭の日本統治時代は、台湾全土から乾物、漢方薬、お茶、布などを扱う商店がここに集結して、台湾の主要な商業エリアとなりました。
通りには、美しいバロック建築の建物が並んでいて、裕福な商人たちはこの街に集結したのです。
戦後になって現在の「迪化街」という地名がつきました。
現在でも台湾一の漢方、乾物、布問屋街として賑わう「迪化街」は、特に旧正月前には、歩くこともままならないほど、大混雑となります。
漢方薬店では症状を伝えて調合して貰います。
治療目的なら処方箋を持って行くのが良く、体質改善など、体にいいものはすぐに調合してくれます。
女性向きの美容関連のもの、滋養強壮のものなどはパックになっているものから購入することが出来ます。
日本で買う漢方薬の半値以下で入手出来るところが有難いです。

台北市迪化街
行き方 MRT「北門」駅出口2を出て塔城街を北上します。
途中市民大道をくぐり進んで行くと、南京西路を越えた辺りから迪化街に道の名前が変わり,この辺り一帯です(徒歩10分強)

  <士林夜市の美食街の様子を動画でご覧下さい>