ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

ロックの新居

2012年03月27日 | 海外ロングステイ

ロックが我が家のメンバーに仲間入りして1ヵ月が過ぎました。
4月3日でロックは生後4ヵ月になりますが、順調にスクスクと育っています。
数日前に第二回目の予防注射を獣医さんのところで打って貰った時に計った体重が5kgになっていました。
我が家に来た当初、庭中を我が物顔で飛び跳ねていたロックですが、1週間程前にロックの居場所となる庭の一角にフェンスが完成しました。
最初に広いところを走り回っていたので、フェンスの中に入れた時にはかなり不満な様子で、『出して欲しい・・・』アピールを強力に訴えていて、そんな時には私とロックとの我慢比べが暫し続くのですが、どうしても私がロックのアピール力に根負けしてしまいました。
それでも3日程で何とか「観念」した様子で、聞き分けの良いロックになってくれてホッとしました。
ロックは定説通り狭い場所が大好きで、昼寝の時にはケージの中ではなく、ケージの狭い下に潜り込んで寝ています。
        
しかしその「ホッと」した気分がが自然の悪戯で壊されてしまったのです。
数日前の夜、今までにない激しい豪雨が地面を叩き付けるように降り始め、おまけに「雷&稲妻」のダブル攻撃のゲリラ豪雨でした。
さすがのロックもその音と光に怯えて身体を震わせていました。
慌ててフェンスの中のケージからロックを救助し、安全な場所に避難させたのですが、ロックにとって生まれて初めての「雷&稲妻」から受けた精神的ショックはかなり大きかったようです。
我が家へ来て以来毎週1回はシャワーを浴びさせているのですが、ロックは冷たいシャワーの水を恐がることもなく、嬉しそうな顔で浴びてくれるのですが、雷と稲妻はどうやら天敵のようで、ネットで調べてみると大方の犬は雷が大嫌いのようです。
そんな訳であの恐怖の雷&稲妻の翌日からロックの様子が少しいつもと違っています。
食欲はちゃんとあるので、それ程心配な状態ではないのでしょうが、何となく「しょんぼり君」になってしまいましたが、雷と稲妻のショックから一日も早く立ち直って欲しいと切に願っていたところ、今朝はかなりのハイテンションのロックになっていたので、一安心しているところです。


イカ墨パエリア

2012年03月21日 | 海外ロングステイ

スペインでは「イカ墨パエリア」は「arroz negro」<アロス・ネグロ>(黒いご飯)という正式名称があって、スペイン、バルセロナ周辺のカタルニア地方独特の料理です。
イカ墨は、イカが水中に排出する粘性の高い黒褐色の液体で、主に捕食者から逃れるために使われ、近縁なタコも墨を吐くそうですが組成などはイカの墨とは異なるそうです。
主に地中海地方でイカのスミを使った料理が有名で、イカ墨スパゲッティはその代表と言えるでしょう。
日本では中世にポルトガルの宣教師から食材として紹介されたそうで、「黒作り」(イカ墨入りの塩辛)や北陸隠れキリシタン料理の「イカの墨煮」、沖縄の「イカスミ汁」などの食材として使われていましたが、現代ではイタリア料理・スペイン料理の影響から、和食・洋食に使われるようになりました。
イカの墨はタコの墨と比べて旨味はやや劣りますが、高い粘性とアミノ酸を多く含む点でタコよりも料理に適すると言われています。
中世のヴェネツィアではペスト(黒死病)に対する薬効があるとされ、好んで食べられたと記録に残っているそうです。
美味しい「イカ墨パエリア」がダバオ市内から舟に乗って10分程行ったサマール島にあるパラダイス・アイランド・ビーチリゾートの海辺のレストランで食べることが出来ます。
          
新鮮な甲イカ(別名スミイカ)が獲れるダバオならではの料理と言えるでしょう。
その甲イカの墨をたっぷり使って、蟹、海老、イカ、カジキ鮪などと一緒に時間をかけてじっくりとパエリア鍋で炊き上げた「イカ墨パエリア」の味は絶品と言えます。
「イカ墨パエリア」は出来上がるまで約1時間はかかるので、昼前にビーチに着くようにして、事前に注文しておけば、ビーチで水遊びなどをしたり、海辺を散策している間にテーブルに運ばれて来ます。
大・中・小・極小と4サイズのイカ墨パエリアがあって、写真のパエリアは小で3~4人前。(650ペソ-約1,260円)です。


「お手」

2012年03月13日 | 海外ロングステイ

犬を飼い始めると教えたくなるのが「お手」ではないでしょうか。
ロックはとても賢い子犬で(またまた親ばか・・・笑)ご褒美のビスケットなどは使わずに「お手」と「お代わり」を憶えました。
「お手」と言って手を出すと必ず左手からお手をしてくれて、「お代わり」では「右手」を差し出してくれます。
ところで、ロックの飼い方で、うっかりしていたことに先日気付きました。
それは庭で犬を飼う場合は庭全体に放って飼うのは決して犬の為にならないことをネット情報で確認したことです。
犬は本来、外界から遮へいされ外敵や風雨から身を守りやすい場所を本能的に好むそうです。
犬を狭いところに閉じ込めてかわいそう、と感じるかもしれませんが、犬の方では逆に安心しているそうです。
        
人間でも体育館のようなだだっ広い空間よりも、ある程度空間が限定された自分の部屋の方が安心できますが、それと同じ理屈で、犬にとって安心できる「自分の部屋」に相当するのが「ハウス」といえるそうです。
ある程度は犬が自由な行動がとれるスペースも作ってあげる必要がありますが、それでも1~2畳のスペースで充分です。 
また犬は自分が丸まって寝れる程度の大きさの小屋が一番落ちついて寝ることが出来るので、犬小屋は大きくなくても十分です。
「ハウス」を設けず、犬が家の中で自由に動き回れる状況は「自分がこの縄張りを支配しているのだ!」と勘違いし、自分がリーダーとして振舞う「権勢症候群(アルファシンドローム)」の一因になります。
このアルファシンドロームを防止する意味でもハウスは必ず必要となるそうです。
なぜなら飼い主の命令に従い指定された場所に移動するという行為は、「自分がリーダーではなくリーダーに従うメンバーなんだ」という自覚を、絶えず犬に与えることになるからです。
そんなことから数日前にロックのハウス周りに俄か作りのフェンスで囲いをしました。
最初は随分不服そうなロックでしたが、今ではすっかり落ち着いて、自分のスペースでのんびりしているので、近い中に金属製の柵を外注しようと思っているところです。


ファイティング「ロック」

2012年03月06日 | 海外ロングステイ

日毎に成長して行くロックを観察していると、小犬なりに色々と工夫をしながら遊びを開発しています。 
今のところ庭に放って育てているので、ロックにとって危険と思われる品物は殆ど庭から撤去したり、高い場所へ移動させました。
最近憶えた新しい遊びは私の「サンダル」との格闘です。
固めのビニール製のサンダルにはロックの歯型がいっぱいついていますが、一丁前の吠え声を上げながら闘っている姿を見ながら、立派な番犬に成長してくれることを願うと共に、その逞しさに目を細めています。
まるで幼い我が子(我が孫?)を見守っている「親ばか」な私がそこに居ます。
       
サンダルの他にもペットショップで見付けた子犬用の「遊具」の子豚の鈴入りぬいぐるみとの格闘も大好きで、子豚が今にも大破してしまうのではないかと心配する程乱暴な闘い振りを見せてくれています。
ロックは先週の金曜日でやっと生後満3ヵ月になりました。
毎日の食事は朝・昼・晩の3回で、子犬用のドライフードに赤ちゃん用の粉ミルクを水で溶いたあとにドライフードに混ぜて食べさせています。
1週間でロックの体重は0.75g増えて3.75Kgになりました。
毎朝私が目覚めると、玄関前のマットの上で私を待っているので、「おはよー!」とロックに朝の挨拶をするのが習慣となりました。
そして数日前に庭で遊んでいる時に偶然出来た「お手」が、今では偶然ではなく、「お手」、そして「お代わり」の掛け声で可愛い小さな両方の手を交互に差し出してくれるようにもなりました。
『さすが、ロックはジャーマンシェパードの血を引く賢い子犬だ!』と、再びの親ばか飼い主丸出しです。
ロックは満3ヵ月を過ぎたので、近日中に動物病院へ連れて行って、必要な予防接種を受けさせることにしています。