ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

上を向いて歩こう

2011年03月28日 | 海外ロングステイ

東日本大震災が起こって早や2週間が過ぎました。
ライフラインも少しづつ復旧しているようですが、まだまだ寒さ厳しい中での避難生活の様子をテレビで見る度に胸が苦しくなります。
しかし被災地での子供たちの可愛い笑顔が写しだされると『日本は負けない! 絶対に復旧を果たす!』と希望の光が見えて来ます。
昨晩市内の<三人の王様像広場>でチェンマイ商工会議所がリーダーシップを取って去る19日から展開されていた<義捐金>の募金活動の最終日のイベントが開催されました。
1週間の活動で集まった義捐金の総額は170万バーツ(約500万円)に達し、活動のフィナーレとなった昨晩、各団体、企業別にチェンマイ県知事に渡され(トップ写真)、その後に在チェンマイ日本国総領事に手渡されました。
会場には沢山のタイ人の方々が日本の被災者のことを心配して駆けつけてくれました。 
イベントの最後に<ハーモニックスCLL>のコーラスで、チェンマイの方々へ今回の募金の感謝と、日本の被災者の皆さまに元気と勇気を届ける「歌声」を披露しました。
                  
「荒城の月」、「故郷を離るる歌」、「花」、「ふるさと」、「いい日旅立ち」、「空よ」、「上を向いて歩こう」、「さくらさくら」、「心の友」の全9曲をチェンマイの夜空に向かって熱唱しました。        
きっとみんなの歌声は故郷の日本に届いたものと確信しています。
偶然にも昨晩は日本のフジテレビで「上を向いて歩こう・歌でひとつになろう日本」という特別番組が放送されました。
日本を代表するアーチスト27組が生出演して歌で大震災の被災者たちへメッセージを送っていました。
特別番組のタイトル通り番組の最初とフィナーレで「上を向いて歩こう」を歌っていました。
きっとその歌声と一緒にチェンマイからの「上を向いて歩こう」の歌声がハーモニーとなって日本の被災者の元に届いたことでしょう。

        

                         


心の友

2011年03月21日 | 海外ロングステイ

東日本大震災が起こってから10日が過ぎました。
日を追う毎に犠牲者の数が増え続け、この大震災による死者は警察庁のまとめによると21日現在8600人を超えてしまったそうで、行方不明者は約1万8千人にのぼり、合計で2万7千人を超える史上最大の大惨事となってしまいました。
地震発生後から世界の国々から支援の手が差し延べられていて、救援隊を派遣した国も沢山あり、タイ政府も医療チームの第一陣を去る15日に派遣し、このチームは千葉県内で10日間の救援活動を続けています。
チェンマイのデパートや大型スーパー、レストランなどには「義捐金」を募る募金箱が設置され、タイ人だけではなくチェンマイに暮す諸外国の方々も募金に協力しています。
タイは2004年に起こったスマトラ沖地震の際にプーケットで津波の被害を受け、日本からも支援の手が差し延べられたことを忘れずにいてくれて、タイ人の方々の恩返しの優しい気持が強く伝わって来ます。
去る19日にはタイ人とチェンマイ在住の外国人達が日本の被災者の方々のことを思ってチャリティーコンサートを市内のパヤップ大学で開催してくれて収益金を全て義捐金の充ててくれました。(写真下)
また、来る27日にはチェンマイ商工会議所(タイ人の団体)が同じくチャリティーコンサートを市内の中心にある<三人の王様像広場>で開催することになっていて、私も所属している<ハーモニックスCLL>のコーラスグループも出演する予定となっています。
チェンマイからの歌声が日本の被災者の方々に届くよう、精一杯大きな声で歌わせていただきます。
当日ラストに歌う楽曲が「心の友」という五輪真弓の作品で、インドネシアでは第二の国歌とも言われているポピュラーな曲です。
遠く日本を離れて暮している私たちの気持が被災者の心に届くことを願って・・・。

心の友      作詞・作曲 五輪真弓

あなたから苦しみを奪えたその時
私にも生きてゆく勇気が湧いてくる
あなたと出会うまでは孤独なさすらい人
その手のぬくもりを 感じさせて

愛はいつもララバイ
旅に疲れた時
ただ心の友と
私を呼んで

信じあう心さえどこかに忘れて
人は何故 過ぎた日の幸せ追いかける
静かにまぶた閉じて心のドアを開き
私をつかんだら 涙ふいて

愛はいつもララバイ
あなたが弱い時
ただ心の友と
私を呼んで

愛はいつもララバイ
旅に疲れた時
ただ心の友と
私を呼んで

         心の友(五輪真弓歌)試聴
         http://www.casttv.com/video/t20mwn1/-video


OPERATION ともだち

2011年03月15日 | 海外ロングステイ

3月11日に東日本が激震と津波に襲われました。
同時刻にたまたま家に居た私はテレビで緊急地震速報を見ていました。
地震発生から徐々に被害の実態が判明するにつれ、ことの重大さ、想像を絶する被害の大きさに驚愕しています。
被災地のみなさまには心からお見舞いを、亡くなられた方には心からお悔やみを申し上げます。
しかしどんなに壊滅的な被害を受けても、心に大きな傷を受けても、必ず復興、復活の日はやって来ます。
阪神淡路大震災では我々日本人の忍耐力、協調性、冷静さなどによって、世界が驚くほどの早さで見事に復興を成し遂げました。
東日本大震災は、まだまだ全貌が見えず、どれほど悲惨な結果が待ち受けているかは考えるだけでも恐ろしいのですが、不屈の精神で必ずや復活の日が来ることを心から信じています。
タイでも連日のようにテレビで報道され、募金活動も活発に呼びかけられています。
また14日の緊急閣議で、大震災で甚大な被害を受けた日本支援のため、2億バーツ(約5億3500万円)の緊急予算を計上することを承認したそうです。
一方世界の国々からも支援の手が差し延べられていて、地震発生直後から続々と被災地に入り果敢に救援活動を続けています。
その中で特に印象深いのがアメリカからの支援です。
空母「ロナルド・レーガン」が到着して、アメリカからの支援が本格的に行われるようになり、そのアメリカはこの救援活動作戦名を「Operation Tomodachi」と名づけています。
この<オペレーション・ともだち>(友達作戦)の開始にあたってのオバマ大統領の演説が印象的だったので以下に引用させていただきます。
『おはよう、諸君。 後一時間足らずで、諸君ら140名は、極東に向かって旅立ち、史上最強の敵と交戦する。
時を同じくして、世界各地の米兵たちも、他の35隻の原子力空母で、同様の救助に向かう行う手はずだ。
諸君がまもなく赴く戦いは、人類史上最強の救出活動となるだろう。そう、人類史上最強の・・・・
人類・・・・・この言葉は、今日、我々全員にとって、新たな意味を持つ。
地球に対する今回の暴虐行為に少しでも意味があるのなら、 それは我々人類が共有するものの大きさに気づかせてくれた、という点につきるだろう。
今回の侵略は、この惑星で共に生きるのがどういうことかを、新たなる視点から見直させてくれた。
人間同士の無数の差異など瑣末事でしかないことを痛感させ、共通の利益というものの意味を実感させてくれた。
そしてさらに、歴史の方向を変え、人間であることがどういうことかをも定義し直してくれた。
今日このときより、世界の諸民族と諸国家がいかに深く相互に依存しあっているかを、我々は決して忘れることがないだろう。
諸君は日本を愛し、この日本を守り抜くために自らの才能と技術を差し出し、命すら投げ出す覚悟を固めている。
諸君と共に戦列に立てることを、私は心から誇りに思う。
3月11日は日本の祝日だけではなく、地球上のあらゆる国家が肩を組み、こう叫ぶ日となるだろう。
”我々は決して従容と死を受け入れたりしない!我々は生き続ける!生き続けてみせる!”と。
その日こそ、我々は真の独立記念日を祝うのだ!
アメリカ軍作戦名 <Operation Tomodachi>』

※空母の上に書かれた「はじめまして」の人文字に心が打たれました。

 


ハンドンゴルフ場

2011年03月12日 | 海外ロングステイ

朝目覚めてから何となく身体を動かしたい衝動に駆られた時などに、予約なしで一人で行っても気軽にプレイ出来るのが「ハンドンゴルフ場」です。
チェンマイには沢山のゴルフ場があって、チェンマイに住む日本人ゴルファーが良くプレイしているコースが「Green ValleyC.C.」、「LannaC.C.」「Chiangmai Highland C.C.」「 Royal Chiangmai C.C.」「Alpaine C.C.」などなどですが、気軽に一人でもプレイ出来るゴルフ場がこの<Hang Donゴルフ場>です。
ハンドンゴルフ場は市内から車で30分程離れた場所にあるコースで、ドッグレッグあり、池あり、隠しバンカーありで、特にグリーンは速く、傾斜のある非常に面白い9ホールのゴルフ場です。
ティーニンググランドがバックとフロントと違うので、2回ラウンドすることで18ホールをプレイした感じになるゴルフ場で、9ホール、パー36なので、2回ラウンドするとパー72となります。
ゴルフ場のメンテナンスもそれなりに良く、フェアウエイの状態はLannaに勝るとも劣らぬコースだと思います。
平日のグリーンフィ+キャディーフィーが320B(約870円)という驚くべき安さも人気の秘密で、プレヤーは西洋人、ローカルのタイ人が中心で、日本人プレヤーはかなり少ないのもこのハンドンC.C.の特長です。
一人や二人組でのプレヤーが結構居ることもあって、一人でふらりと出かけても一緒にラウンドさせて貰うのが常で、時には先週のブログ記事に書いたようなグルメ情報がゲット出来るラッキーなこともあります。
下の写真はハンドンゴルフ場の名物ホールとも言える<8番ホール>、孤島のパー3で、距離が120から130ヤード程度のショートホールです。
ピンがグリーン奥にあるのと、手前にあるのとでは難易度が異なり、2段グリーンになっていて、ピンが奥にある場合はオーバー覚悟で奥を狙ったほうがベストで、下手に手前グリーンに乗るとパットが少し厄介になります。


ジャーマンレストラン

2011年03月05日 | 海外ロングステイ

チェンマイには世界各国からのロングステイヤーが滞在していて、特に極寒の冬となるヨーロッパの国々からのリタイヤ世代が多く住んでいます。
先日ゴルフ場で出会って一緒にラウンドしたプレイヤーがドイツ人の定年退職者で、チェンマイに7年も暮しているという大先輩の方でした。
ラウンド中ににチェンマイで一番美味しい「ドイツ料理」のお店の紹介をお願いしました。
『7年もチェンマイに暮しているドイツ人だったら絶対に美味しいドイツ料理の店を知っている筈』と読んだ私の予想が的中して、隠れ家的なジャーマンレストラン<G&M German Sausage Restaurant>を紹介して貰ったのです。
チェンマイ市内から少し離れたドイ・サケットにあるこのレストラン、オーナーはドイツ人で、奥さんがタイ人の店です。
このレストラン、毎日朝8時から休憩なしで夜まで営業していますが、お奨めは日曜日の「ランチ・ブッフェ」です。
ドイツ料理と言えばお馴染みの各種「ジャーマンソーセージ」(全て手作り)、「ジャーマンポテト」、「サワークラウト」、「シュバイネハクセ」(ローストした豚脚)などなどがブッフェスタイルで食べ放題です。
                               
特に「シュバイネハクセ」は絶品で、じっくりと油で揚げた豚の脚部分はまるで「から揚げハム」のような味わいで、カリっとした皮の部分とジューシーな肉の部分の食感も対照的で感動的な一品です。(写真下左参照)
このG&Mレストラン、最初はたった3つのテーブルで開業したと聞きますが、口込みで徐々にその味の良さが広まって、今では1軒家を改造したレストランスペースはガーデンにまでテーブルの数が増えています。
日曜日のランチブッフェは知る人ぞ知る超人気のメニューなので、午前11時半頃にはかなりのお客でテーブルが埋まってしまい、12時に行ったのではテーブル席を確保するのが困難と言えます。
何故このように人気があるのかと言えば、それは美味しい味と驚くべき価格設定にあるのでしょう。
味は超一流のG&Mのランチブッフェ、上記の料理の数々の他に「デザート」の果物、更に〆として「アイスクリーム」まで出て来て一人前170バーツ(約460円)という驚くべき価格なのです。
このレストランの手作りソーセージやハム、サラミなどの加工品は「G&M」ブランド名で、市内のリンピンスーパーなどでも販売されていて、食後には店内にある売店でもお土産として購入出来ます。
最後に肝心なこのG&Mレストランの所在地ですが、これがかなり説明困難な場所にあるのです。
チェンマイ市内のハイウエイからチェンライへの道路に入り暫く進むとドイ・サケットへの標識に従って右折してから、最初の信号を右折し、約7Km進んでから左折します。(左折する道路の右側に小さな案内板あり・下右写真参照)
左折した後は道なりに進んで行き、右折を2回すると、間もなく右手にMuang-Tonの大きなお寺の前に出ます。
そのお寺の前にある目立たない一軒家が目的のG&Mレストランです。
       G&M German Sausage Restaurant
       269 M 4 Muangton, Doi Saket
       Tel: 053 840531