アース・アワー(Earth Hour)は、世界自然保護基金による国際的なキャンペーンで、3月の最終土曜日に1時間電気を使わないというイベントです。
2007年にWWF(World Wide Fund for Nature・世界自然保護基金)のオーストラリア支部とシドニー・モーニング・ヘラルド紙によって始められ、2008年から国際的にこのイベントが行われています。
アース・アワーは、世界中の人々が、2013年3月23日の午後8時30分から9時30分まで、同じ日・同じ時刻に電気を消すアクションを通じて「地球温暖化を止めたい!」「地球の環境を守りたい!」という思いを示す国際的なイベントです。
消灯する時間は、3月23日(土)午後8時30分から9時30分までで、ダバオでも市内のショッピングモールやホテルなどが賛同してアース・アワーを実施しました。
このアース・アワーはさまざまな国の現地時間に合わせて行なわれるため、時差の関係から、東から順に、消灯が地球をぐるりとめぐって行きました。
パリのエッフェル塔でも照明が消されましたが、安全への配慮から5分間にとどめられたそうで、ロシア・モスクワではクレムリンなど約90か所でアース・アワーが行われ、クレムリンはウラジーミル・プーチン大統領の決定を受けて初めて60分間にわたって照明を落としました。
日本では東京タワーで来場者が自転車のペダルをこいで卵形のアート作品を照明する電力を起こしたほか、広島平和記念資料館も暗闇に包まれ、その他にも横浜マリンタワー、京都タワー、トイザらスグループ、ソニー、日本HPなどなどがアース・アワー2013に協賛したそうです。
今年のアース・アワーには国連も参加して、世界中の人々や団体、企業とともに消灯を行いました。
国連は気候変動に対してアクションを行うという強い決意とともに参加しました。
現在地球上各地で起こっている異常気象がますます増加していることで、人々や社会そして経済を圧迫している現実に対し、各国政府は政治的意志を持つ必要性、企業は解決策を生み出す努力を惜しまず、市民社会、特に若者たちは地球規模のアクションを起こすことが出来ることを訴え、 共にそれぞれの役割を果たし、よりクリーンでグリーンな世界を築いて行こうというメッセージを発信しました。
ダバオ市内のGaisanoショッピングモール4階屋上にある「THE PEAK」でアース・アワーのイベントが開催され、出かけて来ました。
夜8時30分1分前にカウントダウンが始まって、モール内が一斉に消灯になると、チェンマイのコムロイを思い出させるようなスカイ・ランタン揚げや池に浮かせたロウソクの揺れる灯りで地球温暖化防止を祈りました。
フィリピンの人はとにかく「チキン」が大好きで、とりわけ「フライド・チキン」には目がないようです。
ダバオではアメリカからやって来た大手の「ケンタッキー・フライド・チキン」などのファストフードの他にも数々の店が市内の至る所にあって、バーベキュー・チキンと肩を並べる程人気があるのです。
日本には昔から「鶏のから揚げ」という言い方がありますが、今ではアメリカから進出してきた外食産業の影響で「フライド・チキン」の呼び方が定着しているようです。
Gaisano Mall4階が去年大幅なリニューアル工事を終えて「The Peak」(頂点)をオープンさせて早や半年が過ぎました。
その「The Peak」の一角にとりわけ賑わっている店があります。
お客の大半が10代男女の学生で、きっと「とても美味しく、且つお値打ちな」店だと目星をつけて入ってみました。
店の名前は「Chicken Charlie」(チキン・チャーリー)で、フィリピン生まれの「フライド・チキン」のお店です。
「チキン・チャーリー」は2010年にマニラに第一号店がオープンし、その独特な味付けがフィリピン人の支持を受けて店舗数が増えて行き、2012年末で17店舗に拡大しています。
チキン・チャーリーのオーナーはアメリカと韓国で人気のあるフライド・チキンの製法と味付けを研究した結果ダブルフライ(二度揚げ)を取り入れ、チキンの食感を皮はカリカリ、中身はジューシーさを実現させました。
そして味付けは韓国のBon Chongチキンをヒントに、独自の「醤油ガーリック」味を作り上げ、「ピリ辛醤油ガーリック味」との二本立て販売しています。
チキン・チャーリーのもう一つの特長は価格の安さにあります。
若い学生の殆どは59ペソ(約135円)の「Charlie's Bowl」(チャーリーズ丼)を食べていました。
ご飯の上にカットされたフライド・チキンを乗せて、特製のタレをかけたシンプルな丼料理ですが、お洒落なカップに入ったところも若者受けしているようです。
フードコートで食べる一品料理と同じか、少し安い価格で美味しい「チャーリーズ丼」が食べれて、エアコンの効いた綺麗な店内でのんびりお喋りをしながら昼食が出来るところに若者たちの人気を得ているのでしょう。
今まで少し違和感を感じていたライス付きのフライド・チキンが、この店のチキンを食べていると味付けがしっかりしているせいか、何の抵抗もなくライスを平らげてしまったことに驚きました。
参考価格
フライド・チキンセットB(お薦め) 135ペソ(約310円)
※ドラム(脚)2個、ライス、アイスティー
フライド・ポテト 39ペソ
チーズスティック 83ペソ(5本)
Chicken Charlie
Address: 4th level Gaisano Mall of Davao, The Peak,
J.P. Laurel Ave. Bajada, Davao City.
Telephone No: 282-2188
Mobile No: 0933-6991599
前々から行ってみたかった街、サンボアンガに行って来ました。
サンボアンガはフィリピン・ミンダナオ島の最西端にある大都市で、沖合いにはスールー諸島が連なっている街です。
高度に都市化された街で、フィリピン・コモンウェルス時代の1936年10月12日に市に昇格しました。
ダバオ空港から1時間でサンボアンガ空港に到着したので、さしずめ東京から大阪あたりまで飛んだ感覚でしょうか。
飛行機のタラップを降りて先ず目に入ったのがトップ写真にあるBienvenidos a Ciudad de Zamboangaとスペイン語で「ようこそ、サンボアンガの街に」と書かれてある大きな看板で、一瞬その昔3年間赴任したことのあるメキシコに舞い戻ったような錯覚を覚えました。
サンボアンガは別名「Asia’s Latin City」と呼ばれているように、チャバカノ語と呼ばれる、スペイン語と地元マレー系言語とがミックスした独特のクレオール言語が話されているのです。(ただし共通語としては、ダバオと同じセブアノ語が使われています)
1990年代にはサンボアンガ市は過激派テロ集団アブ・サヤフによる西洋人誘拐や誘拐未遂事件の舞台となった為、マニラのフィリピン政府はかつて外交官も含む外国人に対しサンボアンガから離れるよう勧告した時代もありましたが、現在は治安の良い街に変わっていると知り、思い切って今回の旅を決行しました。
写真、下左はリサール像の後方にシティホールの見える公園で、右はかって守備隊のあった場所に聖母マリアの祭壇があるピラール要塞(Fort Pilar)で、市の文化的・歴史的ランドマークとなっています。
<サンタクルス島>
サンボアンガの沖合い2キロくらいのところにサンタ・クルス島という、ピンク色を帯びた砂浜のビーチがあることを聞いていたので、何としてもこの島へ行きたくなって今回のサンボアンガ旅行を思い立ち、主目的はこのサンタクルス島へ行くことでした。
事前にネットで色々調べてみたのですが、最新の情報がなかなか掴めず、とにかく現地で調査をするのがベストと考えました。
ホテルに午後3時過ぎにチェックインした後、ホテルのインフォメーションカウンターでサンタクルス島行きの情報を調べたところ、親切なホテルのスタッフが舟乗り場まで案内してくれて、翌日の島行きの舟についての詳細情報が無事ゲット出来ました。(ホテルから徒歩5分程のところに舟乗り場はあります)
写真左はサンタクルス島行きの専用舟の乗舟申し込み所です。
事前予約は出来ず、毎朝7時に受け付けが開始され、順次舟に案内してくれるシステムになっています。
そしていよいよ出発の朝7時少し前にカウンターに着いたところ既に数人の客がカウンター前に来ていました。
早速申し込み用紙に氏名などを記入し暫く待機していると、10名以上になったので、最初の舟で島へ行けることになりました。
入島料金20ペソ、舟乗り場使用料5ペソ、計25ペソを支払い、舟代は往復100ペソ、戻った時に支払うシステムになっていました。
因みに舟代は1艘往復1,000ペソで、定員10名で乗った場合、一人100ペソとなります。
舟は現在全部で4艘あって、帰りの時間については6~8名まとまればいつでも戻って貰えます。
それと舟には必ず1艘毎に武装した警察官のエスコートが付くので、安心感が深まります。
約30分足らずで島に到着し、下舟の時に注意があって、浜辺の貝殻、珊瑚の欠片、砂などは絶対に持ち帰らないようにとのお達しでした。
到着した島の正式名称は「Grand Santacruz Island」、つまり大きなサンタクルス島で、島の向いには小さなサンタクルス島が見え、サンボアンガの街の沖合には二つの島が浮かんでいるのです。
真っ直ぐに広がるビーチは噂通りのピンク色を帯びた砂浜で、海の透明感も抜群です。
ピンク色を帯びた砂浜の理由は真っ赤な珊瑚が波で砕かれ、その細かな赤い粒子が砂に混じって出来たものなのです。
島にはトイレと着替え場所はありますが、レストランや売店などは無く、自然そのもの。
前日に受け付けカウンターの担当者から必ず「飲料水」と「食料」を持参することをレクチャーされていたので抜かりなく準備して来ました。
同舟してくれた警察官のエスコート氏の話によると、つい最近サンタクルス島はサンボアンガ市当局の直接の管理下に置かれた為、年内までにはかなり変化が起こると言っていました。
大型プロジェクトがスタートしたそうで、ここに宿泊用のコテージが出来たり、レストランの建設も計画されているそうです。
個人的には極力今の素朴さを残した上での発展を願って止みません。
<グルメ>
サンボアンガの街はダバオと同じように海辺の街だけにシーフードが有名で、ホテルのコンシェルジュが薦めてくれたシーフードレストラン「ALAVAR」へ行って来ました。
一人旅の時にはアラカルトでは何種類もの料理が食べれないのですが、ここにはコンボ・メニューが4種類あって、早速「蟹」、「海老」、「イカ」の3種盛りをオーダーしました。
蟹にかかっていたソースの味が絶品で、その昔ブラジルの北東部の街、サルバドールで食べたバイーア料理の味付けとそっくりだったことに驚きました。
ホテル近くのサンタクルス島行きの舟乗り場付近は「海の散歩道」になっていて、レストランが並んでいます。
初めての街で美味しい料理を外れなくいただくには店選びに「コツ」があって、第一に「お客がいっぱいの店」、第二に「出来れば女性客の多い店」、この基準で選べば先ず間違いありません。
二日目の夜に訪れた店でオーダーした「カリカリ小海老」が最高でした。
<ホテル>
サンボアンガでの宿泊ホテルは「LANTAKA HOTEL by the sea」がお薦めです。
空港から車で10分程度と近く、海に面したホテルで快適です。
何よりもロケーションが良く、サンタクルス島行きの舟乗り場まで徒歩で5分足らずで行けるし、市内中心地へも徒歩圏内です。
ホテルロビーでWifiも利用出来るので、ノートパソコンやタブレットPCが使えます。
LANTAKA HOTEL by the sea
Zamboanga City, Philippines
Tel.no.(062)991-2033 to 35
Fax (062)991-1626
Email: lantaka.hotel@yahoo.com
昨年の9月28日にオープンしたSM Lanangプレミアム・ショッピングモールが開店して以来早いもので5ヵ月が過ぎました。
Lanangゴルフ場の広大な跡地に建設されたSM Lanangは開店当時はテナントの埋まり具合がかなり遅れていて、ショップスペースのあちこちが歯抜け状態で少し寂しいものでした。
しかし、あれから5ヵ月が経った今、レストランもかなり増え、新しいテナントも次々と入居していて開店当時とは別の活気ある雰囲気に変わって来ました。
トップの写真は開店当初からオープンしていたSMビジネス・サービスセンターで、地下1階にあります。ここでは各種公共料金やインターネット、ケーブルTV料金などの支払いが出来るので良く利用しています。
開店当初、地下1階にはこのSMビジネス・センターの他に2~3店舗しか入居していなかったものが、今はほぼテナントがいっぱいになりました。
「Rocky’s」はいつもお世話になっている床屋さんです。
この床屋さんはVictoria Plaza, Gaisano Mall, SMシティモール(エコランド)の中にもあるチェーン店です。
SM Lanang店でのカット代は180ペソで、どこの店の技術者の腕前はなかなか勝れています。
ヘアカットの最後には肩、首、頭などのマッサージをしてくれますが、いつも『あと5分程続けて欲しい』という気分になる程気持ちの良いマッサージです。
「David’s」ヘアサロンは若い男性客にも人気のヘアサロンです。
このヘアサロンはフィリピンでは最大規模を誇るチェーン店で、イギリス人のヘアデザイナーDavidが1978年にマニラのMakatiにあるオリエンタル・ホテルに自身のサロンを開いたのが始まりです。
今ではフィリピン国内に200店舗と拡大していて、海外にも2店舗出店しているそうです。
「Brow Studio」(眉毛スタジオ)と「FLAWLESS」(エステサロン)はダバオのセレブな女性ご用達のショップです(男性向けコースあり)
Brow Studioはフィリピン初のパイオニアショップで、2010年からスタートした「眉」と「まつ毛」の専門スタジオです。
店頭に価格表が出ていて確認したところ、「まつ毛パーマ・428ペソ」、「眉毛タトゥー・5,288ペソ」、「アイライン・タトゥー・4,288ペソ」でした。
「FLAWLESS」は2001年に創業したエステ・サロンで、フェイシャル、ボディスクラブサービスなどの他に「植毛」や「脱毛コース」なども用意されていて、現在国内に30店舗と拡大しているフィリピントップのエステ・サロンです。
フィリピンではメジャーな「宅配サービス」業者の「LBC」と「2GO」 です。
国内へは24時間以内に書類一枚から段ボール箱までドア・ツー・ドアで届けてくれます。
また、両社共Western Unionと同じように現金の送金・受領サービスも実施しています。
「Landry World」のランドリーサービスショップです。
Landry Worldはダバオ市内にある20ヶ所以上のホテルのクリーニングサービスを請け負っている会社です。
コイン式ではなく、洗濯物を持ち込んで洗濯から乾燥までのサービスをしてくれます。
料金は1kgで35ペソ、最低3kgから洗ってくれます。
「ALTERATIONS Plus」ショップは洋服のサイズ直しやリフォームショップで男性用、女性用の服の直し全般をしてくれます。
少し太ってしまって着れなくなってしまった服や、逆に痩せてしまってだぶだぶになってしまった服の直しやボタンが取れてしまったり、ジッパーが壊れてしまった服などを簡単に直してくれる便利なお店です。
最後はフィリピンを代表するPhilippine AirlineとCebu Pacific Airの二つの航空会社のオフィスもこのフロアにあります。
航空券の予約・発券など、買い物ついでに出来るのでなかなか便利です。
韓国料理の中でも世界的によく知られているのが「プルコギ」です。
「プルコギ」とは「プル」は「火」、「コギ」は「肉」の意味で、直訳すると<焼肉>という意味になりますが、韓国でいうプルコギは日本式の焼肉とは少し違います。
プルコギはプルコギ用鉄板(鍋)に、甘めのタレで漬けた肉を乗せて、野菜やきのこ、春雨をタレに浸しながら一緒に焼く料理で、日本のすき焼きに良く似ています。
プルゴギは韓国では大人から子どもにまで愛されている料理ですが、食べやすいことから外国人にも幅広く受け入れられ、今では韓国グルメを代表するほどの人気料理となっています。
このプルコギを中心として、韓食文化を世界化させようという大きな夢のもとに創立されたレストランが「プルコギブラザーズ」です。
2006年江南にオープンして以来、たった2年間で全国に10店舗と異例の速さでのフランチャイズ展開をみせ、今や韓国式ファミリーレストランとしての確固たる地位を確立しました。
プルコギブラザーズは世界のグルメに韓国の名を馳せるという志のもと、「T.G.I.Fridays」や「Outback Steakhouse」を長年運営しながら、外食業界のノウハウを極めた会長と、かの金大中大統領をもてなした韓食チーム長などなど、最強の運営陣が集まって、大々的なプロジェクトの下に展開されました。
そして今では韓国国内に36店舗と広がり、フィリピン、カナダ、マレーシアと拡大を続けています。
フィリピンに初登場したのは2011年、マニラのGreen Beltにフィリピン第一号店が開店し、この度フィリピンで5店舗目となる店が先日SM Lanangプレミアム2階にオープンしました。
洒落たインテリアの店内はモダンなイメージの中に韓流テイストを取り入れ、食器類なども豪華さが感じられました。
店の売りとも言える「プルゴギ」と「キムチ・チゲ」、「韓国風揚げ餃子」をいただいて来ましたが、どれも美味しく、今まで行った数あるダバオの韓国レストランの中ではナンバー・ワンと言えるでしょう。(中央写真)
参考)
江南スタイル「プルゴギ」・・・295ペソ
揚げ餃子、魚介添え・・・・・・285ペソ(5個)
キムチ・チゲ・・・・・・・・・250ペソ
プルゴギ・ビビンバ・・・・250ペソ(写真下)
数年振りにダバオの隣り街のTorilにある<EDEN-Neiture Park & Resort Davao>に行って来ました。
ダバオ市内から車で約1時間弱、ダバオの南西に位置するこの<EDEN>は海抜約900mの高地にある自然いっぱいの素晴らしい高原リゾートです。
高台にあるため新鮮なオゾンと空気がいっぱいで、街中に比べて気温も5~6℃低く、なかなか爽やかなリゾート地です。
10万本もの自然の椰子林に囲まれたEDENリゾートからは「ダバオ市内」と「ダバオ湾」が一望出来ます。
そして肩越しにはアポ山、タロモ山が見えて、80ヘクタールの広大なEDENの敷地の中にはロッジ、コテージ、キャンプ場、ジョギングコース、ハイキング・コースなどの他にも、フラワーパーク、ハーブ園、果樹園、ハウス野菜園、スイミングプール、釣堀などの施設があります。
ロッジとコテージは大小合わせて10ヶ所以上あって、大きなコテージは14名までの宿泊が出来るそうです。
またアウトドア派にはキャンプ場が用意されていて、最大150名までが宿泊出来る5人用テントが準備されています。
このEDENの果樹園や農園、ハウス栽培で採れた果物や無農薬野菜は我が家では殆ど毎日にようにお世話になっていて、日本種の「きうり」や「レタス」、「トマト」などはダバオ市内のスーパーでも販売されていて、どれも新鮮さが他の商品と比べて群を抜いていて、ダバオのブランド野菜、果物として沢山の消費者からの指示を受けています。
果物はパパイヤ、マンゴ、ドリアン、マンゴスチン、オレンジなどの木が植えられていて、季節になると市内にあるフルーツショップやスーパーマーケットに出荷されています。
EDENネイチャーパークは高原リゾートですが、園内には「スイミングプール」と「釣堀」があります。(いづれも別料金)
また、EDEN園内をガイド付きで一周してくれる「シャトル・バスツアー」もあって、これに乗れば園内の様子が良く分かります。
このシャトルは有料で、一人120ペソです。
そしてEDENにはもひとつ「お薦め」の場所があります。
それは「レストラン」です。
EDENには「日帰りプラン」が用意されていて、ビュッフェ・ランチ付きのプランが入園料込みで大人470ペソ(約1,080円)です。
このパックを利用すれば入園料と共に「昼食」がセットになっているので一番お勧め出来るプランと言えるでしょう。
但し、このプランを希望する場合は必ず前日までに「予約」をしなければなりません。(下記のEDENオフィスに電話または直接出向いて予約することをお忘れなく)
レストランのビュッフェ・ランチは想像以上に美味く、特に新鮮なEDENの採れたて野菜いっぱいの「サラダ・バー」ではのサラダの味が格別です。
メイン料理は鶏、豚、魚料理などがインターナショナル料理にアレンジされていて、これらもなかなかの味です。
我が家からもう少し近かったら、時々昼食を食べに来たいところですが、前日までの「予約」のことと家からの「距離」が少しネックになります。
しかしレストランの片隅に売店があって、そこでは新鮮採れ立ての色々な「野菜」が販売されています。
<エデン予約センター>
Matina Town Square, McArthur Highway, Matina, Davao City
Tel:(82)299-0313
E-mail Address:info@edennatureparl.com.ph
家で手作りの料理を作って食べることを「うちごはん」と言うらしい。
私の少年時代は父親が自営で商売をやっていて、兄、姉たちも母親と共に父親の商売を手伝っていたことから、家族7人の毎日の食事は朝食は母親がいつも作ってくれていましたが昼食と夕食は家族みんなが交代で料理をしていました。
私が中学生になった頃には自分にも日曜日の昼食作りを時々任されるようになって、「カレーライス」を良く作ったものでした。
当時は今と違って「カレールー」などの便利な食材は無かった時代なので、小麦粉をフライパンで炒ってからカレー粉を加えてカレールーを作っていました。
家族が『美味しい!』と言って食べてくれる毎にカレー作りに工夫を凝らし、腕前がどんどん上がって行ったようです。
そんな我が家では父親も兄も料理の腕前はなかなかのもので、極く普通に台所に立って料理を良く作っていましたから、「男子、厨房に入るべからず」は我が家には無縁の家庭でした。
海外暮らしを始めてから早いもので今年で丸14年になりますが、やはり日本を離れて暮らしていると「和食」が時々食べたくなります。
ここダバオにも美味しいレストランがありますが、「うちごはん」は自分好みの味付けが出来るところが最大の利点です。
料理をすることで脳が活性化されることは科学的にも実証されているそうで、メニューを考えたり、食材を切ったり、煮たり、焼いたり、炒めたり、最後には綺麗に盛りつけたりなどなど、全てのプロセスで脳の血流が増え、活性化されるそうです。
特に料理は「段取り力」が重要なので我々高齢者にとっては老化防止に繋がる脳のトレーニングには最適です。
今日は自分で作った「うちごはん」を幾つか紹介します。
<うちごはん寿司パーティー>(トップ写真)
私が初めて握り寿司にチャレンジしたのは今から40年以上も前のブラジル時代でした。
見よう見真似で作った握り寿司が殊の他好評だったことを憶えています。
ダバオには新鮮な寿司食材が豊富なので有難いことです。
「数の子」握りは日本へ一時帰国した時に「塩数の子」を持ち帰って冷凍保存してあったものを使いました。
<たけのこご飯>
市内にある日本食材のお店で「たけのこ」の水煮を見付けました。
急に「たけのこご飯」の味が懐かしくなって早速作ってみました。
日本ではそろそろ美味しい採れたての「たけのこ」が店頭に並ぶ頃ですね。
<ちらし寿司>
ダバオ市内にある生鮮食料品市場のAGDAOへ行くと、いつでも活きのいい魚介類がゲット出来ます。
そんな新鮮素材を使って特製「ちらし寿司」を作ってみました。
我ながらなかなか美味しく出来上がりました。
因みに写真の「ガリ」も手作りです。
<焼き鳥>
去年の11月末に我が家の近くに開店した日本人経営の「焼き鳥屋」さんが、残念ながら今年に入ってから閉店してしまったようです。
急に「焼き鳥」が食べたくなって、見よう見真似で作ってみたのが「ネギま」と「砂肝」です。
あいにく炭火がなかったので、オーブンの「強」で焼いて見たところバッチリの仕上がりでした。
久々に飲んだ「焼酎」も焼き鳥との相性も良く、美味しくいただきました。
<とんかつ>
ダバオの肉屋さんでは「とんかつ」サイズにスライスされた美味しい豚肉がいつでも入手出来ます。
揚げものはその都度揚げるのは効率が悪いので、気合いを入れて一気に10枚程とんかつを揚げます。
出来上がったとんかつは一枚づつラップをして、そのまま「冷凍保存」をします。
1ヵ月位は美味しい味のまま保存が出来、食べる時には解凍した後、必ずオーブンで衣がカリっとなるように熱を加えます。
冷凍「とんかつ」はこの他にも「カツ丼」や「カツカレー」に応用出来るのです。
<キーべ>(ブラジルのポピュラーなスナック)
アラブ料理に由来する「キーべ」はブラジルではポピュラーなスナックです。
荒挽きの小麦の全粒粉に牛の挽肉、ミントの葉、パセリのみじん切りを良く混ぜ合わせ、塩胡椒で味付けしてから油で揚げて作ります。
熱々のキーべにライムの絞り汁をかけ、お好みでチリソースをかけて食べれば最高です。
その昔のブラジル赴任時代に良く食べていたキーべ、ダバオのスーパーで小麦の全粒粉を見付けたので、久し振りに作ってみました。
<おせち料理>
真夏にお正月を過ごすのはブラジルやシンガポール、メキシコ時代を含めると十数年にもなります。
それでも「お雑煮」や「おせち料理」は欠かしたことがなく、市販されていない食品は手作りでまかないます。
好きな「伊達巻」は「はんぺん」をミキサーにかけて玉子と混ぜ合わせて出汁巻き玉子の要領で作れば完成です。
関東風の「伊達巻」は甘さを強くするのがポイントのようです。
久々に映画館に足を運んで話題のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」を先日観て来ました。
ビクトル・ユーゴーの小説を原作に、世界43カ国で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらの豪華キャストで映画化されたものです。
監督は「英国王のスピーチ」でアカデミー監督賞を受賞したトム・フーパーです。
去る1月13日に行われた第70回ゴールデン・グローブ賞受賞式で作品賞、主演男優賞、助演女優賞の最多3部門を受賞した作品で、本年度のアカデミー賞にも作品賞、主演男優賞などなど8部門にノミネートされています。
2時間半以上にも及ぶ大作で、なかなか見応えがありました。
日本では「ミュージカル映画は当たらない」という映画界に伝わるジンクスを打ち破って、快進撃を続けているそうで、ダバオでも昨年末に公開されてから1ヵ月以上もロングランを続けています。
当初日本での今年の正月映画は映画関係者の間では「シリーズ最高傑作」と評価が高かった「007 スカイフォール」の独り勝ちと見られていたそうです。
その理由は「レ・ミゼラブル」は2時間38分と長尺で、全編にわたって俳優の歌が中心で「台詞」は殆ど無く、日本では未だミュージカル人気が定着していないと見る向きがあったからです。
しかしフタを開けてみると「歌えるスターを集めた大がかりの仕掛けの作品で、なお且つゴージャスな映画を見たという満足感が味わえる」との評判が立って、英国ミュージカルを忠実に再現した映像の力が口コミで広がったのがヒットの要因とみられています。
そしてジャックマン演じるジャン・バルジャンの波瀾万丈の人生と、執念で彼を追い続ける宿敵ジャベールの対立を男くさいドラマとして見せながら、ヒロインのウエイトを大きくして、泣けるシーンを作って、女性客の動員に成功したのがヒットの要因だろうと言う専門家の見方があるそうです。
日本では去年の12月に公開されてから1か月余りで342万人以上の観客を動員していて、2月3日までの興行収入は41億7500万円余りに上ったたそうです。
これは平成17年に公開された「オペラ座の怪人」の興行収入のおよそ40億8400万円を超えて、日本で公開されたミュージカル映画としては歴代1位になりました。
フィリピンの人たちの「ご飯好き」は以前のブログに書きましたが、同時に彼らは「パン好き」でもあります。
街のあちこちに自家製のパンを焼いて売っているパン屋さんが沢山あります。
ポルトガルの宣教師によって西洋のパンが日本へ伝来したのは安土桃山時代のことだそうですが、江戸時代に日本人が主食として食べたという記録は殆ど無いそうで、一説にはパン作りがキリスト教と密着していた為に製造が敬遠されたようです。
江戸時代の料理書にパンの製法が著されていますが、これは現在の中国の「饅頭」に近い製法で、徳川幕府を訪れたオランダからの使節団にもこの種のパンが提供されたそうです。
パン好きなフィリピンの人たちの定番のパンは「パンデサル」と言うプチ塩パンです。
塩パンと言っても塩辛いパンではなく、ほんのり甘みのあるパンで、フィリピン人はこのパンデサルを朝食の時にホットコーヒーやホットミルクに浸しながら食べるのが大好きなのです。
早朝に『パンデサル、パンデサル』と焼き立ての塩プチパンを売りに来るのもダバオの朝の風物詩でもあります。
数あるダバオのパン屋さんの中でここに住む日本人に好評なのが「BREAD TALK」のパンです。
ブレッド・トークの店はAbreezaモールとSM Lanangショッピング・モールの中にあって、Abreeza店では店内で焼き立てのパンを販売しています。
SM Lanang店の方はAbreeza店で焼き上げたパンを納入していますが、店内に喫茶スペースがあるのでコーヒーを飲みながら美味しいケーキなどを店内で食べることが出来ます。
BREAD TALKはシンガポールが発祥のパン屋さんで、創業は2000年のことで、パン全般の他に菓子パン、各種ケーキなどの製造販売をしていてシンガポール国内には既に400店舗があります。
そして今では世界へ店舗が広がっていて、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、スリランカ、香港、中国、韓国、オマーン、クエート、サウジアラビア、ヨルダン、そしてフィリピン各国で毎日美味しい焼き立てのパンを提供しています。
フィリピンに進出したのが2004年のことで、マニラのGlorietaショッピングモールに一号店が開店したのを皮切りに、以後次々を販路を広げて現在はマニラ、セブ、ダバオなどの都市で28店舗が営業中です。
またBREAD TALKフィリピンでは日本のサンリオとのコラボレーションで、「ハローキティケーキ」や「ケロケロッピ・ケーキ」などの可愛いキャラクターが描かれたケーキや菓子パンがあります。
我が家の愛犬ロックが昨年12月3日で満1歳を無事迎えることが出来ました。
そして、ロックが我が家にやって来てそろそろ一年になろうとしています。
人間だとロックは17歳くらいになるそうで、犬は人間に比べると格段に早く成長する動物で、犬種や体型、健康状態によって差があるので一概には言えないようですが、生後1年~1年半を過ぎたらもう立派なおとな、つまり「成犬」になります。
すっかりお兄ちゃん犬の風貌ですが、まだまだやんちゃなロックです。
我が家にやって来た去年の2月当時のロックは体重3kgの子犬でしたが(写真下左)、今では体重も16.6kgにもなって、大人びた顔立ちに変わって来ました。
そして今ではしっかり「番犬」の任務を日夜果たしてくれている頼もしい家族でもあります。
ロックの毎日の食事のドッグフードも「幼犬用」から「成犬用」に変わり、去年まで一日3回食べていた回数も今では2回になりました。
時々肉屋さんでスープ用の「牛骨」を買って来て、それをしっかり茹でたものをおやつ代わりに食べさせていますが、準備している時から「匂い」を嗅ぎつけ、キッチンの窓に顔をつけながら鼻声を出して「早く食べさせて!」と催促します。
番犬としてのロックは、24時間勤務で、家のゲート前に人が立ち止っただけで激しく吠えて私に知らせてくれて、偶に猫や犬がゲート前に立ち止まると、追い払ってくれるのです。
人が来た時とご近所の犬や猫が来た時の「吠え声」が違うので、家の中に居ながら外の様子が判るので助かります。
私が外出する時には後を追ったりせず、『留守は僕がしっかり守っているので安心して出かけて・・・』と言った感じで見送ってくれますが、帰宅した時の喜びの表現にはいつも癒されています。
今日本で静かなブームになっているのが「フィリピン英語留学」です。
日本国内で英会話を学ぶとなればマンツーマンの駅前留学が思い浮かびますが、意外と授業料がかかるようです。
そこで今、出来る限り費用を抑えつつ、本格的な英語学習に取り組む方法として注目されているのが「フィリピン英語留学」です。
「フィリピン英語留学」は一日6時間のマンツーマン英語レッスンを受けて、宿泊費や一日3食の食事代も含めて月額10万円程度で英語留学が出来るところが特長です。
アメリカやカナダの学校では、日本人が多くて授業以外で英語を話す機会が少なかったり、グループレッスンで発言がなかなか出来なかったりと不満のある人が多いと聞きます。
しかしフィリピンではマンツーマンの授業は時限ごとに先生が異なったり、日本人留学生も少ないので、必然的に英語でコミュニケーションを取るようになるメリットもあります。
また、フィリピン人の英語力はアジアではトップクラスで、フィリピンでは英語が公用語として使われていて、英語公用語人口を国別で比較すると、 世界第3位という位置づけにもなっています。
フィリピンはアメリカに統治されていた時代があって、当時制定された教育制度の影響が現在まで残っています。
例えば、幼少期から学校の授業ではバイリンガル政策が取り入れられていて、ほとんどの授業が英語で実施されています。
このようにフィリピンでは英語の教育をしっかり受けているため、英語を話す人口が多いのです。
そして今では「コールセンター産業」のカスタマーサポートセンターのシェアはフィリピンが世界一と突出しています。
マイクロソフトやIBM、デルタなども、フィリピンにコールセンターを設置していて、英語でカスタマーサポートに対応しているのはフィリピン人なのです。
その英語力の高さや留学費用の安さにいち早く注目したのが韓国人と言えるでしょう。
英語の必要性が高まってきた10年ほど前から、韓国人にとってフィリピンはメジャーな留学先になっています。
フィリピンにある英語学校の殆どは韓国人が経営していて、韓国では学生のうちにフィリピンで英語の初歩を学び、その後アメリカやカナダに留学してネイティブに触れる、というパターンが一般的になっているそうですが、最近は日本人が経営する学校も少しずつ増えているようです。
「フィリピン英語留学」はマニラ、セブ、クラーク、バギオ、ダバオなどにある学校で学ぶことが出来るので、その都市の特長などを事前に調査して、自分に合った留学先を選ぶのが良いと思います。
数あるフィリピン英語留学学校の中から本日紹介するのは「CAN ENGLISH CENTER・ダバオ」です。
ダバオ市内中心から車で約30分程のところにある町「Toril」のVales Beachリゾートの中に学校はあります。
この学校でマネージャーをされている日本人のKeiさんの案内で先日学校を見学させて貰って来ました。
教室の直ぐ目の前が浜辺になっていて、毎朝美しい朝日を見ることが出来る最高のロケーションの学校です。
ダバオ市内からは少し離れていますが、「英語漬け」になって学ぶには最高の環境と言えるでしょう。
勿論宿舎もあって、予算に応じて2人部屋、個室、コテージなどが選べるようになっています。
CANも一日3回の食事がついていて、見学に行った日には昼食をご馳走になって来ました。
オーナーが韓国人で、生徒さんの大半が韓国からの方が多いこともあって、「韓国料理」が主体の食事ですが、その日の昼食には炊き立てのご飯と「カレー」、「キムチ」、「春巻き」、「ナスの炒め物」、「わかめスープ」、「デザート」と、どれも美味しく、愛情が感じられる料理でした。
Keiさんの話では3食共「ご飯」中心の食事で、日本人の生徒さんたちにも大好評とか。
正に<An army marches on its stomach> - 腹が減っては戦が出来ぬ - の諺通り、学校側のキメ細かな配慮を、美味しい昼食をいただきながら感じることが出来ました。
Keiマネージャーは「 来る生徒には楽しみを、帰る生徒には喜びを」と、この言葉を実現するために、オーナーや先生たちと日々楽しく頑張っています。
Keiマネージャーのブログ:
http://blogs.yahoo.co.jp/philcanenglishcenter/MYBLOG/yblog.html
Hog's Breath Cafe(豚の鼻息カフェ)と言うユニークな名前のレストランが昨年末、SM Lanangプレミアムモールにお目見えしました。
このお店、実はオーストラリアではかなり有名なステーキハウスチェーンレストランなのです。
1989年にオーストラリアのクイーンズランドにあるAirlie Beachに一号店をオープンした後、その素晴らしい味にファンが増え続けて、約20年の間にオーストラリア国内に合計75店舗、そしてニュージーランドに3店舗、タイ(バンコク)に2店舗、シンガポールに1店舗と拡大を続けています。
そして遂にSM Lanangの1階にフィリピン第一号店がオープンしました。
Hog's Breath Cafeダバオ店はフィリピン第一号店であると同時に、数あるHog'sカフェの中で、世界一広いスペースを誇っています。
「食いしん坊豚」のロゴマークもなかなかユニークなHog's Breath Cafeダバオ店はSM Lanangの1階、JP Laurel大通りの正面入り口から入って、真反対の噴水広場に面した場所にあります。
このレストランのお薦めの一品は「プライムリブステーキ」で、特製オーブンで、じっくりと18時間もかけてグリルした柔らかくジューシーな食感が特長で、「ナチュラルプライム」、「ヒッコリースモーキー」、「ブルーチーズソース」、「ガーリックマッシュルーム」などなどのグルメな味付けのプライムリブステーキが選べます。
また、レストランを入って右手には長いカウンターのバーもあって、数々のカクテルなどが楽しめるサロンになっています。
そしてオーストラリアから直輸入された数々のワインも愉しめるハイグレードなレストランです。
新年明けましておめでとうございます。
ダバオに再び戻ってから2回目の新年を迎えました。
早いもので1999年に日本を飛び出してから海外暮らしも
早や14年目となりました。
今年もダバオで清々しい元旦の朝を迎え、
日本に居た時と同じように「おせち料理」と「お雑煮」で
新年を祝います。
今年の干支は「巳年」で、私は<年男>、
今年で6回目の年男となります。
いつも当ブログを訪問いただいている皆さまの
ご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
本年もご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2013年 元旦
「世界一クリスマスが長い」と言われる国、それがフィリピンです。
フィリピンでは毎年9月から2月まで、実に半年近くもクリスマスシーズンが続きます。
ダバオでも毎年9月に入るとクリスマス・モードに入って、デパートでは早々と「クリスマス・ツリー」などのデコレーションの販売が始まります。
数日前にTBS系列の番組「世界不思議発見」でも世界一クリスマスが長い国としてフィリピンにスポットが当てられました。
フィリピンは国民の10人に一人、およそ820万人以上が海外で働いています。
海外で働く誰もが12月のクリスマスシーズンに帰国出来るとは限りません。
その為シーズンを長くして、海外で働いている者が家族と一緒にクリスマスが祝えるようにしたことが、世界一クリスマスが長い国になった理由だそうです。
フィリピンのクリスマス・デコレーションの中に「パロル」があります。
パロルは元々は「竹」や「紙」で作られていたそうですが、今はプラスチックなどでカラフルに作られています。
パロルは聖書の中で救い主イエス・キリストの誕生を東方の3人の博士に知らせ、その生誕の場所に導いてキリストに光を照らした「ベツレヘムの星」を象徴するもので、16世紀にスペイン人がフィリピンにキリスト教を伝えた時にこのパロルが伝えられたと言われています。
クリスマス・イブには家族揃って「ノーチェ・ブエナ」(聖餐)でイエスキリストの生誕を祝います。
ノーチェ・ブエナに付きもののご馳走が「Queso de Bola」(ケソ・デ・ボラ/チーズボール)と「Jamon de Bola」(ハモン・デ・ボラ/ハムボール)です。(写真下)
数日前の地元紙にフィリピン人の成人の5人に一人は糖尿病に罹っていると言う最新の調査結果が掲載されていました。
ここで真剣に生活習慣や食生活を変えて行かないと今後も糖尿病患者やその予備軍が増えてしまうと警告を鳴らしていました。
そのような実態の中で今注目を浴びているのがココナツ椰子から生まれた「ココナッツ・シュガー」です。
ココナッツ・シュガーの最大の特徴は、世界的に注目されているグリセミック指数 (GI値) が低いことです。
GI値が高いほど糖質の吸収が急激で、食後の血糖値が上昇し、その結果血糖値を正常範囲に維持するためインスリン分泌量も上昇し肥満の原因ともなります。
逆に低GI値食品は、糖質がゆっくり時間をかけて吸収され体内の糖質と脂肪を効率よく燃焼するため、接取後の血糖値の上昇が穏やになり、特に運動時には脂肪を継続的に燃焼してくれて、空腹感も抑えるのでダイエットにも最適な砂糖と言えます。
主要糖類のGI値は:
上白糖 110
蜂蜜 88
ブドウ糖 100
黒糖 99
椰子砂糖 35
又、ココナッツ・シュガーには必須ミネラルがたっぷりで、現代人に不足がちな栄養素が多く含まれています。
特にカリウム・マグネシウム・亜鉛の豊富さが注目され、ココナッツ樹液は、グルタミン酸などのアミノ酸やビタミンなども豊富に含んでいることもあって、旨味成分が強く様々な料理が美味しく仕上がります。
ココナッツ・シュガーは椰子の花の茎にある半透明の樹液(トューバ)を収集して煮詰めて凝縮して作る天然糖です。
トップの写真はAbreezaモールの中のRobinsonスーパーで購入したオーガニック栽培のココ・シュガーで、250g入り120ペソで販売されています。