ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

プレイバック2014

2014年12月30日 | 海外ロングステイ

いよいよ今年も余すところ2日となって「カウントダウン」間近となりました。
今年一年が健康で無事に過ごせたことに感謝しています。
2014年を振り返ってみると日本国内、フィリピン、世界で色々な出来事がありました。
私自身の2014年の思い出は年末から年始にかけて久し振りに訪れたバンコクで楽しい時間が過ごせたこと。
そして9月末から10月初旬にかけての日本への一時帰国ではこれも久々の北海道旅行で温泉や「蟹三昧」を満喫したり、初めて行ったUSJでは楽しい体験も出来ました。
また、その昔転勤で約5年間過ごした名古屋でも懐かしい「グルメ」の数々を満喫出来て充実した旅が出来ました。
当ブログも1月からほぼ欠かすことなく毎週火曜日の更新が続けられたことも健康だったからこそ出来たことで、改めて健康の有難さを噛みしめています。

「ロイター通信」の日本語ウエブサイトで読者が選ぶ2014年の10大ニュースが発表されました。
第1位 ウクライナ危機、ロシアがクリミア編入
第2位 エボラ出血熱の感染拡大  
第3位 消費税率8%に、再増税は延期   
第4位 黒田日銀「バズーカ2」緩和で円安株高
第5位 イスラム国の台頭と米主導で空爆開始    
第6位 ノーベル物理学賞で中村氏ら3人受賞  
第7位 マレーシア機の失踪・撃墜と事件相次ぐ  
第8位 STAP細胞発見に疑義、論文を撤回   
第9位 錦織圭が全米準優勝、世界ランク5位に  
第10位 集団的自衛権の行使容認を閣議決定

一方フィリピン国内の2014年の10大ニュースも先日NNA.Asiaから以下の通りの発表がありました。
第1位 マニラ港の混雑悪化、企業に打撃
第2位 ミンダナオ和平、13年越しで合意
第3位 航空評価が改善、米国線の拡充可能に
第4位 車両購入者保護の「レモン法」が施行
第5位 総人口、1億人を突破
第6位 外銀の参入規制撤廃、市場開放の一環
第7位 三菱自が工場移転、年産能力7割増へ
第8位 MRT3号線で事故多発
第9位 サンミゲル、PALから出資引き揚げ
第10位 訪日旅行者が急増、路線拡充が追い風に

明後日から迎える2015年が素晴らしい一年となることを祈念し、以下に今年一年の当ブログ記事のフラッシュバックを掲載し、2014年の締め括りと致します。

2014年・1月~4月 


2014年・5月~8月

2014年・9月~12月


世界放浪絵描人

2014年12月23日 | 海外ロングステイ

「世界放浪絵描人」のYosuke Yamaguchi(山口陽介)さんが去る9日から約2週間ダバオに滞在して「フィリピンダバオとジャパンを絵でつなぎたい!」と市内の小学校の子供たちとのワークショップやAbreezaモールの中で<絵で感じて繋がる>イベントを開催しました。
この「世界放浪絵描人」の山口陽介さんは1986年和歌山県生まれの28歳で、中之島美術学院を卒業した後、現在は北海道洞爺湖町に在住しているそうです。


彼は元NPO法人「MAKE THE HEAVEN」のデザイナーで、近隣農家の土地を借りて、自給自足の生活をしながらデザイン関連では、ロゴ作成、チラシ作成、グッズ作成、CDジャケット、名刺作成などをこなし、イラストレーション関連では絵本 、STONE ART、WALL ART(壁絵)、幼稚園のクラス札、ポストカード、ラベルのイラスト、看板、描き下ろし作品、挿絵などなど多種に亘る仕事をしています。
世界放浪絵描PROJECTの下で、沢山の支持者から渡航費などの「カンパ」が集まり、この度縁があって「ダバオ」にやって来たそうです。
世界放浪絵描人の山口陽介さんは『あなたの一歩をふみだす絵とメッセージその場で描きます!』と、日本各地、世界に、ふらふらと放浪しつつ、ちょっと癒される『絵とメッセージ』を関心を寄せた人の目の前で描いてゆきます。
彼の絵描人としてのコンセプトは『言葉にならない世界感を伝える』ことだそうです。
絵を描くことが楽しい。
その描いた絵をみて、誰かが喜んでくれるとさらに喜びが広がる。
小さい頃から絵が好きで、大人になっても絵が好きで、好きなことで誰かが喜ぶ。
『世界中の人たちに<絵>で喜んでもらいたい!』
これが山口陽介さんの「世界放浪絵描PROJECT」の経緯だそうです。
去年は孤児院の子供たちと一緒に絵を描こうと、カンボジアにも行ったそうです。
また、2011年の東日本大震災の直後、宮城県石巻に2ヶ月間、NPO法人MAKE THE HEAVEN「め組JAPAN」の本部スタッフとして現地入りして、避難場所等で子供たちと一緒に絵描き遊びを行ったそうです。
去る13日の土曜日には市内のAbreezaモール2階にスペースを作って、希望者にその場でハッピーな絵を描いて大好評だったそうです。
日本の若者がダバオに関心を持ってやって来て、「絵」を通してフィリピンの子供や大人たちとの交流を深めてくれたことは大変意義のあることだと思います。
世界放浪絵描人の山口陽介さんの今後のご活躍を期待しています。


手作り納豆

2014年12月16日 | 海外ロングステイ

物心がついた頃から朝食に「納豆」を良く食べていました。
当時の東京では早朝の暗い中から『なっとー、なっとー、なっと、なっとー、なっとー!』という納豆売りの声で目覚めたものでした。
寒い冬の朝でも、毎朝この納豆売りの声が聞こえて来ると、母親が家の外に出て当時は「藁つと」に入った、まだ温もりの残る納豆を買って、朝食の食卓に出されていました。
当時の我が家は両親と兄、3人の姉たちとの7人家族だったので、確か納豆は5包程買って、大きな丼の中で良く糸を引くようにかき混ぜる役目を私がやっていました。
我が家の納豆は良く糸を引かせた後、長ねぎのみじん切りと鰹節、醤油で味付けしていましたが、この食べ方は今でも変わらない食べ方で、成人してからは長ねぎのみじん切りをたっぷり入れた納豆に「からし」を多めに入れた納豆が好きです。
「納豆」には免疫力増強作用のイソフラボン、骨を丈夫にするカルシウム、整腸効果のレシチン、美容美肌効果の食物繊維などなどの健康効果の他に、大豆を発酵させて作る食品に豊富に含まれている「ポリアミン」が動脈硬化を抑制する働きがあるとして、「納豆」の効果が再認識されています。
「納豆」は大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品で、日本全国の食品売り場で簡単に手に入れることが出来ます。
昭和時代までは京都を覗く関西、熊本を除く九州ではほとんど食べられていなかった納豆ですが、平成に入ってからこれらの地域にも普及が始まって、現在では日本全土で多くの日本人に食べられているそうです。
今では全国物価統計調査の調査品目にも採用されているこの「納豆」、茨城県・福島県を中心とした関東地方・東北地方では郷土料理としても親しまれています。
製法や菌の改良などで匂いを少なくしたり、含まれる成分の健康増進効果がテレビなどのメディアで伝えられるようになったことで、2000年以降は西日本でも消費量が急増し、この40年間を見ても国内各地域での消費量の差(一番少ない近畿・中国・四国と福島・水戸など一番多い地域との差)は大きく縮まっています。
大好きな「納豆」は海外で暮らしていても、パックに入った日本製の納豆が「冷凍」で日本食材店などで売られています。
始めて冷凍納豆をシンガポールのデパートの食品売り場で見た時にはカルチャーショックを受けましたが、納豆菌は冷凍されると冬眠状態になるので、解凍すれば元の生き生きした納豆菌が蘇ります。
そんな大好きな「納豆」が先日ダバオ市内にある日本食材店から消えてしまいました。
確か約3か月もの長い間「納豆」が店頭に並ばなくなってしまい、店の人に尋ねてみてもいつ入荷するか分からないとの答えだったのです。
数ヶ月が過ぎ、つい先日久し振りに日本食材店を覗いたところ、冷凍ショーケースの中にびっしりと日本からの「納豆」を見付けたので、早速ゲット。


美味しくいただいた後、ふと「手作り納豆」にチャレンジしてみようと閃きが走りました。
聞くところによると手作りの「納豆」は市販されている納豆を「種菌」にすれば案外簡単に出来るそうなので、先ずは手作り納豆についての情報収集をスタートさせました。
最近は有難いことにインターネットで様々な情報が入手出来るので、手作り納豆の情報が沢山あって驚きました。

    左が大豆を水に浸し始めた時で、右が一晩浸水させた大豆

<手作り納豆> 材料及び必要な道具
1 大豆(小粒大豆がAgdao市場で販売されています)
2 納豆菌の「種菌」に使用する日本製の「納豆」(冷凍納豆可)
3 圧力鍋
4 保温用ボックス(発泡スチロールのボックス)
5 保温用ボックスの中に納めてお湯を入れるタッパー容器
6 浅く、幅の広いタッパー(大豆の発酵用)
7 6のタッパーに敷く寿司用の「簀巻き」(発酵中に出る余分な水分を除く為)
8 ざる(大・小各1)

大豆は軽く洗って、3倍の量の水に一晩つけておきます。
一晩水につけた大豆は吸水して大豆の表面がかなり柔らかくなっているので、手でかき回しながら大豆の薄皮をはがして取り除きます。(この作業をすることで、柔らかい納豆に仕上がります)
薄皮が取り除かれた大豆に新たに倍以上の水を入れて茹でる(圧力鍋で約20分)
圧力鍋で煮るよりも「蒸す」方が出来上がりが美味しい説と、茹でるだけでも良いとの二つの情報がネットで流れていましたが、「蒸す」には1時間以上もかかると知り、「茹でる」方法を選びました。
別鍋に熱湯を湧かしておきます。(この熱湯は発砲スチロールボックスの中のタッパーに入れる保温用のお湯と、道具の殺菌用で、特に茹で上がった大豆、種となる「納豆」が触れる道具などは全て雑菌を防ぐ為予め熱湯消毒が必須です)


大豆が指で軽く押して簡単につぶれるくらいになったら、熱い中にボールなどに一気にあけます。
良く水分を切った後、大豆が熱いうちに市販の納豆で作った「納豆菌液」を加えてまんべんなく混ぜる。(納豆菌液は市販の納豆10数粒に熱い湯を少量加えて作りますが、液だけではなく豆を一緒に加えても良い)
用意した保温用タッパーに半分水、半分熱湯を入れ(約50度の温度にする)発泡スチロールボックスの底に収めます。
お湯の入ったタッパー上に布巾などを敷いて、その上に納豆菌の種菌を混ぜた大豆を入れたタッパーを置き、アルミホイルで蓋をします。(納豆菌の繁殖の為に密封は禁物)、アルミホイルには小さな穴を空けておきます。
発泡スチロールボックスは発酵させる納豆菌の繁殖を妨げないように密閉せずに、毛布などを被せてそのまま3~4時間置きに温度を確認しつつ箱内温度を40度~50度を保ちながら24時間発酵させます。
ボックス内の温度が下がったら保温水の入ったタッパーの水を温め直して温度を上げます。
24時間経過後納豆の入ったタッパーを出して全体を混ぜます。
既に糸をひいて納豆の香りがすればOKで、そのまま冷蔵庫で24時間ほど休ませ、熟成を待ちます。
完成した手作り納豆は冷凍保存が出来るので、小分けにして冷凍しておき、食べる時には常温で解凍させることが美味しく食べれるコツです。
ボックス内の温度を常に40℃に保つことが手作り納豆のポイントで、少し手間はかかりますが、完成した納豆の味は市販の納豆に比べてひと際美味しく感じます。
下の写真は手作り納豆で作った「納豆パスタ」です。
醤油ベースの味付けに、隠し味の「バター」、「コンブ茶」が味わいを深めてくれます。


スナック菓子Oishi(おいしい)

2014年12月09日 | 海外ロングステイ

その昔、子供頃には「おやつの時間」があって、午後3時になると母親の手作りの「おやつ」を食べた思い出があります。
終戦後の食糧不足の時代の「おやつ」だったので、母親が工夫を凝らして作ってくれた手作りの「かりんとう」や「芋かりんとう」(芋けんぴ)、「ドーナツ」、「べっこう飴」など、甘いお菓子が中心でした。
当時は近所に駄菓子屋さんがあって、動物ビスケットやハッカ糖、確か1個5円の大きなアメ玉を買って口にほおばった思い出もあります。
他にも「ポンせんべい」、「綿菓子」、「都コンブ」、「アイスキャンデー」など露天で売られていたお菓子は子供ばかりでなく、大人も楽しんでいました。
「おやつ」として食べる食品は、菓子、果物など様々で、食事の間が長時間空く文化や、昼寝を取らなかった時の眠気覚ましで食べるようになったと言われています。
江戸後期の戯作者、曲亭馬琴の日記には、まんじゅう、せんべい、団子などの菓子が頻繁に登場します。
三代歌川豊国 の浮世絵には、魚をかたどった砂糖菓子「金花糖(きんかとう) 」を子どもに与える姿も見られたそうです。
こうした習慣はイギリスの「アフタヌーン・ティー(或いはハイティー)」にも見られ、日中の栄養(特にカロリー)補給の意味合いから、甘いものや炭水化物が主体となる傾向が特長のようです。
ダバオのスーパーマーケットの商品棚で、ひと際大きなペースを取っているのが「スナック菓子」売り場です。
殆どのスナック菓子が大・中・小サイズの袋入りで、一袋10円程度で買える商品も沢山あることから、子供たちにも大人気です。


「スナック菓子」の形状は大きく2種類あります。
先ずは「チップ」で、chipとは“小片”のことで、薄く揚げたスナック類を指します。
じゃが芋を原料としたポテトチップが一般的ですが、フィリピンではトウモロコシを原料としたチップもポテトと同じくらい人気があります。
原料をそのまま薄くスライスして揚げたものと、マッシュした原料を成形して揚げた成形チップがあって、日本の市場では薄切りタイプではカルビーや湖池屋のポテトチップス、成形タイプではヤマザキナビスコ社の「チップスター」、プロクター・アンド・ギャンブルの「プリングルズ」などが人気の銘柄で、ダバオのスーパーでも「プリングルス」は売れ筋商品のようです。
次に「ポン菓子」です。
パフ(ポン菓子、Puffed grain、Corn Pops、Cheese Puffs、Sugar Puffs)など、Puffとは「膨れる」という意味で、焼成する際に空気を入れたもので、独特の食感があります。
トウモロコシを原料にしたコーンパフが一般的で、日本では「うまい棒」や明治製菓の「カール」などがあります。
ポン菓子の製法は原料をそのまま切って揚げるか、原料をすりつぶすなどして成形して揚げるかのいずれかの方法で作られています。
また、スナック菓子にはより食欲をそそらせるためにフレーバーが好んで付けられていて、コンソメ、塩、ソース、チーズなどの調味料や唐辛子などの香辛料、肉類、魚介類のエキスや粉を原料に混ぜてフレーバーを付けた商品もあります。
ダバオのスーパーで沢山のスナック菓子が売られていることは冒頭に書きましたが、その中でもひと際目立つブランドが「Oishi」(おいしい)なのです。


「おいしい」はフィリピン生まれの会社で、60年以上もの歴史のある老舗です。
創業は1946年、スターチとコーヒーの販売からのスタートだったそうです。
本社はメトロマニラのパサイ市にあって、現在の社長はCarlos Chan(施恭旗)で、社名の「Oishi」(おいしい)は日本語から命名して、ユニークさを際立たせたそうです。
1970年には日本の技術指導を取り入れてOishi Prawn Crackers(おいしい 海老せんべい)を新発売したところ、爆発的な売り上げで「Oishi」ブランドの知名度が一気に上がったそうです。
1993年には念願だった中国進出も実現し、その後ミャンマー、ベトナム、タイ、インドネシア各国に販路を拡大して行きました。
その間次々と新製品を開発して市場に登場させ、スナック菓子業界のトップの座を射止めたのです。
新製品のネーミングは日本語への拘りが常にあるようで「Wafu」やPeanutではなく敢えて「Pinattsu」と名付けた商品もあります。
トップの写真の「海老せんべい」はオリジナルの味の他にピリ辛味のものがあって、私のお気に入りの一品です。


在フィリピン日本国大使館とダバオ領事事務所

2014年12月02日 | 海外ロングステイ

2011年3月から2014年8月5日までフィリピン駐箚の特命全権大使だった卜部敏直大使の定年退官の後任として、石川和秀大使が決まり、数ヶ月前にマニラにある在フィリピン日本国大使館に着任されていましたが、アキノ大統領からの信任状捧呈式(Ceremony of the Presentation of Credentials)が大統領の外遊などの公務が多忙のため遅れていましたが、去る11月月27日、マラカニアン宮殿にて、石川和秀大使はフィリピン共和国駐箚特命全権大使として、アキノ大統領に信任状の捧呈を行いました。
信任状捧呈式に引き続いて行われたアキノ大統領との会談において石川大使は、戦略的パートナーとしての日本とフィリピンとの関係を一層強化するため最大限努力したい旨述べ、これに対しアキノ大統領も日本と緊密に協力していきたい旨述べたそうです。

写真は去る11月24日に開催された「天皇誕生日」祝賀レセプション:右が伊原領事夫妻、左がダバオ市長代理夫妻

石川和秀大使は1980年に東大・教養学部卒で、東京都出身の57歳だそうで、デトロイト総領事、米国特命全権公使、南アジア部長を歴任後、今回の異動になったとのことです。
日本の「在外公館」とは外務省に所属し、世界各地に存在しますが、大使館、総領事館、政府代表部、日本政府在外事務所の総称で、在外公館の支部として出張駐在官事務所が設置されていて、外交を行う上での重要な拠点で、世界各地に203ヶ所存在します。
そして2014年8月1日をもって日本国外務省の指示によって「出張駐在官事務所」の呼称を「領事事務所」に変更することとなり、長年親しんで来た「ダバオ出張駐在官事務所」の呼称が「ダバオ領事事務所」と変更になりました。(同様にセブの出張駐在官事務所も「セブ領事事務所」と呼称が変更されました)
在外公館は、国が他国との外交や自国民の保護、他国民への査証業務の提供のために他国内へ設置した施設の日本法令上の名称で、外交関係に関するウィーン条約の規定によって、大使館の敷地は設置した国(派遣国)の管轄権が適用され、接受国は原則として管轄を行使出来ません。
また、総領事館は大使館に準じる特権・免除を受けることになっています。

<ダバオ領事事務所>
ダバオ領事事務所の領事は2012年末にそれまでの安細和彦領事がマーシャル諸島へ転任された後任として2013年初頭から伊原浩一領事に変わって現在に至っています。
ダバオ在住の邦人は、下記の証明書などが必要な場合、マニラの大使館・領事部へ出向くことなく申請が出来、発給されますのでセブ同様に便利になっています。
ダバオ領事事務所は私がダバオで暮らし始めた1999年からずっと同じ場所にあって、建物の3階に位置していますがエレベーターが無い為に急階段を3階まで徒歩で上る為高齢者には不評でした。
数年前から事務所の「移転」計画が何度か取り沙汰されていましたが、最近建物の外壁に沿って「エレベーター」の建設工事が始まり、年内には完成するとのこと、新年早々にはこのエレベーターが利用出来ることになって便利さが増す為、事務所の移転計画は当分の間封印されるようです。

1.在留証明
  フィリピンのどこに住所(生活の本拠)を有しているかを証明するもの
2.署名(および拇印)証明
  申請者の署名(および拇印)を証明するもの(印鑑証明の代用)
3.身分事項証明(出生,婚姻,離婚,死亡)
  出生,婚姻,離婚,死亡などの戸籍謄(抄)本に記載された身分事項につき,英文で証明するもの
4.婚姻要件具備証明(独身証明)
  申請人が独身であり,日本国の法令上婚姻可能な年齢に達していることを英文で証明するもの
5.翻訳証明
  申請人が作成した翻訳文が,原文書の忠実な翻訳であることを証明するもの
6.運転免許証抜粋証明
  フィリピン運転免許証を取得するため,日本の運転免許証から必要な事項を抜粋し,英文で証明するもの
7.警察証明(犯罪経歴証明書)
  日本国内での犯罪経歴の有無を証明するもの(警察庁発行/日,英,仏,独,西語併記)


<在外選挙>
日本では1998年に公職選挙法が改正され、2000年5月以降の国政選挙に対して、在外選挙が行えるようになりました。
2005年までは比例代表制への投票に限られていましたが、2007年6月から選挙区への投票もできるようになり、2007年7月に行われた第21回参議院議員通常選挙及び同時期に行われた衆議院補選から選挙区在外選挙が実施されました。
また、日本国憲法の改正手続に関する法律62条の規定によって、憲法改正時の国民投票についても在外投票人名簿に登録された者は、在外投票が出来ることになっています。
2012年12月3日時点で総務省の在外選挙人名簿登録者数は、 10万6156人となっているそうです。
そして、第47回衆議院議員総選挙に伴う在外投票が以下のとおり行われることになりました。
選挙の日程
公示日:平成26年12月2日(火曜日)
在外公館投票の開始日:平成26年12月3日(水曜日)
日本国内の投票日:平成26年12月14日(日曜日)
以上の日程に決まり、ダバオ領事事務所では12月3日(水)~12月7日(日)<午前9時30分~午後5時 >となっています。