ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

エア・サプライ

2012年11月27日 | 海外ロングステイ

大変懐かしい外国人アーチストのコンサートが先日市内で開催され、早速出かけて来ました。
確か2000年にアメリカのボーカルグループの「プラターズ」のコンサートがダバオ市内のセントラル銀行のホールで開催されて以来の外国アーチストのコンサートです。
ダバオでライブコンサートを開いてくれたのはオーストラリアのメルボルン出身の「エア・サプライ」で、非常に伸びのあるハイトーンボイスとドラマチックなバラードで1980年代に数々のヒットを放ったグループです。
彼らはオーストラリアでいくつかのヒットを出した後、世界進出を図り、1980年に「ロスト・イン・ラブ」が大ヒットして、その後も「シーサイド・ラブ」(The One That You Love)、「さよならロンリー・ラブ」(Even the Nights Are Better)、「渚の誓い」(Making Love Out of Nothing at All)などのヒット曲を連発しました。
日本でも当時流行したAORブームの波に乗って、さわやかでロマンチックな夏の海の代名詞的なイメージで非常に高い人気を保っています。
   
彼らのコンサートは去る7月に完成したばかりの市内のUsep(The University of Southeastern Philippines)の体育館で開催されました。
特設ステージの周りにこの日の為に作られたアリーナ席は2,000席余りで、開演直前には満席となる盛況振りでした。
観客の多くは50代中心の男女で、80年代に青春時代を過ごして来た方々で埋め尽くされていました。
今年で63歳になるメインボーカルのラッセル・ヒッチコックは今も全く衰えを見せないハリとツヤのある声量で次々と懐かしい楽曲を披露して、観衆を魅了させてくれました。
今回の彼らの<アジアツアー>は最初にシンガポール公演を行った後にダバオ入りしてくれました。
ダバオ公演の後はマニラ北部の街、パンパンガでライブを行った後、マカオで1回、そして東京で2回(11月26日、27日)、大阪公演(11月28日)と進み、その後再びミンダナオ島のカガヤン・デ・オロで11月30日の公演を最後にツアーを締め括る予定になっています。

<参考映像>
「渚の誓い」(Making Love Out of Nothing at All)


YAKITORI(焼き鳥)

2012年11月20日 | 海外ロングステイ

「焼き鳥」と言えば<赤ちょうちん>、<仕事帰りの1杯>が思い出されます。
現役時代に新橋にオフィスがあったことから、仕事帰りに仲間と一緒に「烏森」あたりの「焼き鳥屋」さんで良く一杯やったものでした。
「飲み会」などと言う言葉が無かった時代の懐かしい思い出です。
「焼き鳥」は江戸中期頃から酒の肴として登場したそうです。
日本では古くから鶏を飼い、貴重な栄養源の卵を生むことから一種の財産として扱われていたそうで、江戸の料理書には<鶏肉を串に刺し塩をふって焼き、酒を加えた醤油につけて出すと書かれたもの>があります。
そして第二次大戦後、焼き鳥店がヤミ市で人気を集めることになって、「焼き鳥」が徐々に市民権を得るようになり、昭和40年以降のブロイラーの普及によって、焼き鳥店のレベルが上がって行きました。
日本では近年の<地鶏>ブーム以来、鶏肉を吟昧して使う焼き鳥店も多くなって、関西の串揚げにも旬の素材を使ったものが増えて、安いだけではなく、昧の面から名店と賞される店が全国各地で現れるようになったようです。
そんな日本の懐かしい味がダバオでも味わえるようになりました。
         
ミンダナオ国際大学の直ぐ近くに「焼き鳥屋」さんが去る10月19日にオープンしました。
オーナーは35歳の日本人で、日本で焼き鳥屋の経験はなかったものの、飲食店での仕事を生かして本格的な焼き鳥を作って提供しています。
メニューは「かしわ」、「ネギま」、「手羽先」、「つくね」、「砂肝」、「皮」、「豚ばら」、「海老」、「いか」、「串カツ」などなどで1本12ペソ~24ペソ(約22円~45円)とリーズナブルな価格設定になっています。
 素材の味も焼き方も、タレの味も最高で、久々に日本の「焼き鳥」を思い出しました。

YAKITORI
Unit 5, Barriga Bldg., Angliongto Ave., Lanang
Davao City
0923 597 4009
営業時間 10:00-22:00(ラストオーダー21:30)


映画「007 スカイフォール」

2012年11月13日 | 海外ロングステイ

フィリピンの人々にとっての最大の娯楽とも言えるのが「映画」で、ダバオ市内のショッピングモールにはシネコンプレックスのような映画館が幾つもあって、最新のハリウッド映画を中心に公開されています。
最近は3D映画の製作が増えているので、3D映画専門上映館も幾つかあります。
久し振りに映画館に足を運んで、つい最近公開になったばかりの映画「007スカイフォール」を観て来ました。
「007スカイフォール」は映画「007シリーズ」の23作目で、ジェームズ・ボンド役は3度目となるダニエル・クレイグです。
映画スタジオの推計に基づく11月9日~11日の北米映画興行収入ランキングによると「007スカイフォール」が、8780万ドル(約69億7000万円)で初登場首位に立ったそうです。
ショーン・コネリーが初代ジェームズ・ボンドを演じてから早や50年、あれからボンド役はジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンと引き継がれ、今年が50周年となる記念すべき年にこの「007スカイフォール」が公開されたのです。
今回の映画の中に長崎市沖の無人島「軍艦島」が、廃虚の島のモデルとして登場しています。
         
廃虚の島は、ボンドの敵が暮らすとされるマカオ沖の「デッド・シティ」として登場しますが、安全上の理由で俳優たちの撮影はなかったそうですが、昨年7月にロケ担当者が島を撮影し、ロンドンのスタジオにセットが作られて撮影が続いたようです。
軍艦島は正式名称が端島(はしま)言って海底炭鉱で栄えた島ですが、1974年に閉山しました。
島には国内最古とされる鉄筋高層アパートをはじめ産業遺産があって、現在は観光地になっているそうです。
日本の軍艦島が中国・マカオとして登場するのは映画とはいえやや釈然としないところもありますが、楽しい映画には間違いありません。
<日本での撮影>と言えば直ぐに思い出すのが、007シリーズ5作目の「007は二度死ぬ」を思い出します。
1967年に公開された作品で、ロケ地は日本でした。
ボンドに協力する公安のボス役にはは丹波哲郎、そしてボンドガールに浜美枝と若林映子が登場しました。
ホテルニューオータニや地下鉄丸ノ内線が意外な使われ方をしていたのが荒唐無稽に見えて、今のようなCG技術の無かった時代の特撮の一生懸命さなどが伝わって来て、なかなか見応えのある作品でした。


クロウダディ(Clawdaddy's)レストラン

2012年11月06日 | 海外ロングステイ

ここ数カ月の間にダバオには新しい味、新しいお店がどんどん増えていて、グルメを自称する私にとっては大変有難いことだと思っています。
つい先日SMラナン・ショッピングモール1階ににオープンしたばかりのレストラン<Clawdaddy's>に出かけて来ました。
このお店、正式には<Clawdaddy's Great American Picnic>と言う名前のレストランで、<Claw>は海老や蟹の「はさみ」の意味で、<Daddy>は英語の幼児語で「とうちゃん」と言った感じなので、「とうちゃんのはさみ」になります。
マニラには既に6店舗あるフィリピン生まれのシーフードレストランで、SMラナンに開店した店が7番目の支店になるそうです。
店の名前からも判るように「蟹」や「海老」などのシーフード料理が主流のお店で、この店のオーナーは最近ダバオに数店舗開店している日本食レストランの<Sumo Sam>と同じオーナーグループのThe Red Crab Groupだそうです。
          
店の中に入って奥へ進んで行くと突き当りのテーブルの左手に直角に作られた別の名前の店<Murray’s New Orleans>が隣接していて、Clawdaddy'sと同じキッチンを使って調理している珍しいスタイルのレストランで、勿論二つのレストランのオーナーは同じです。
今日はお店のお薦めの1品、<Boiling Bag>を注文してみました。
プラスチックの袋の中に蟹、海老、貝類などを入れ、特別ソースを加えて、袋ごと熱湯でボイルしたもので、なかなかの味でした。(中央写真)
4人くらいで出かけて、もうひと品オーダーして丁度良い量だと思います。
同時に注文した<ClawDaddy's Fish Fry>(写真下)はカクテルソースとタルタル風マヨネーズをディップしていただきますが、ダバオ湾で獲れた新鮮な魚介類の味は最高でした。
Clawdaddy'sにはシーフード料理の他にも最高級のステーキ、スペアリブなどもあって、サラダ、スープはシーフード系がお薦めです。