今までプレイしてたアポゴルフ場から最近「ダバオシティゴルフクラブ」に鞍替えしました。
理由は幾つかありますが、我が家から「近い」ことで、アポへ行く半分の約10分程で行けることが最大の理由です。
「ダバオシティゴルフクラブ」はパブリックのゴルフ場で、創立が1950年と60年以上もの歴史を誇る老舗コースです。
コースはエコランドのSMショッピングモール近くにある林間コースで、9ホールながらフェアウェイ両サイドに樹林帯を残し、全体にアップダウンの少ないコースです。
パー70、5670ヤードと距離も短めなところがシニア向きのコースと言えるでしょう。
18ホールをプレイするには同じコースを2度回ることになりますが、3番(パー4)4番(パー3)8番(パー4)の各ホールには工夫が施されていて、バックナインとなる12番(パー5)13番(パー4)17番(パー3)と変わります。
この3つのホールでは、ティーグラウンドの場所がバックナインでかなり変わることで、距離と共に周りの景色も変化するので同じホールを回っている感覚が薄れるのです。
特に8番と17番はグリーンも別々になっているところも工夫のあとが感じられます。
1番ホール(10番ホール)はパー5のロングホールで、距離も490ヤードあるので、飛ばし屋さんでも思いっ切りドライバーが振れる筈です。
また、ダバオシティゴルフクラブのコースの特長に「池」が無く、フェアウエイの幾つかに水の流れるクリークが設けてあることと、殆どのグリーンが「砲台グリーン」になっているので、アプローチショットの正確さが求められるコース設定になっているところです。
プレイ費はシニア割引(満60歳以上・要ID提示)でGFが600ペソ、それに30ペソの「保険料」(プレイ中の怪我及びホールインワン保険)で、キャデーフィーは外国人の場合500ペソとなっています。
クラブハウスは体育館のような簡素な造りですが、キャデーを始めスタッフの対応は極めてフレンドリーで良好です。
早朝から9ホールだけプレイをしてその後仕事に向かう現役ゴルファーが朝5時半~6時スタートで集中するので、少しだけ時間をずらして6時半頃にスタートするのがお薦めです。
ザーサイ(搾菜)は青菜頭(チンサイトウ)と言う野菜の茎から下の肥大化したコブ状の部分を使って作られる中国の漬物で、搾菜は高菜や芥子菜の仲間だそうです。
収穫したザーサイの茎の肥大部を天日で干した後、一度塩漬けにしてから搾って塩分を抜いて、塩、唐辛子、酒などと共に甕(かめ)の中で本漬けします。
「搾菜」の名前の「搾」は塩水を搾ることや、搾るように甕(かめ)に押しこむところから来ていると言います。
香辛料で本漬けしたものは「四川搾菜」と呼ばれていて、塩抜きしてから刻んで薬味にしたり、ゴマ油で炒めて食べることが多く、中華粥には欠かせない薬味です。
料理の用途に合わせて細切り、輪切りなどにして、豚肉、鶏肉、海老などを使ってスープにしたり、その他色々な料理に利用出来ます。
その美味しい「四川搾菜」の缶詰がVictoria Plazaのスーパーで販売しています。
1キロ入りの大きな缶詰で、缶を開けると中には搾菜の塊が5~6個ぎっしりと詰まっていて96ペソ(約210円)という激安価格です。
その昔、台湾で食べた「ピータン豆腐」(写真下)の味が忘れられず、時々自分で作ることがあります。
「ピータン豆腐」づくりに必要な食材がこの「搾菜」と「ピータン」なのです。
皮蛋はアヒルの卵を特殊加工したもので、中国料理の前菜にはなくてはならないものの一つで、天津が本場です。
塩、石灰、木灰、茶の葉の煎じ汁、炭酸ソーダなどに特殊な泥ともみ殻を混ぜて、これでアヒルの卵を包んで甕(かめ)に入れて密封し、1ヵ月余り涼しい場所に貯蔵して作ります。
この作り方は秘伝とされていたそうですが、今では日本でも作られているようです。
貯蔵中にタンパク質が分解して黄身が黒色を帯び、白身は茶色のゼリー状となって、松の花のような模様がみえることから、松花蛋(ソンホワタン)とも言われています。
皮蛋は、アンモニアや硫化水素を含む独特の匂いと刺激的な味を持つことから好き嫌いの多い食品のようですが、私はそのまま食べたりダバオのMandarin Tea Gardenレストランの「皮蛋粥」(Century Egg Lugau)も大好きです。
ピータンも搾菜と同じVictoria Plazaのスーパーで1個15ペソ(約33円)で購入出来、このピータンは鶏卵で作られたものです。
「ピータン豆腐」の他にも「アボカド」、「ピータン」、「搾菜」を切って混ぜて作るサラダもなかなかの味で、胡麻油を効かせた中華ドレッシングを使って簡単に出来ます。
カラマンシーはフィリピンの代表的なフルーツで、フィリピンレモンと呼ばれ独特なさわやかな香りとマイルドな酸味が特徴です。
日本のすだちやかぼすに似た味わのいの柑橘系の果物で、一年中入手出来ます。
カラマンシーは東南アジアで開発され、特にフィリピンで非常に人気がありますが、欧米ではacid orange、calamondin orange、Chinese OrangeやPanama orange等の名前で知られています。
カラマンシーは四季を通して結実することから中国語では四季橘(シキキツ)と呼ばれているそうです。
また沖縄では四季柑(シキカン)と呼んでいて、主にシークヮーサーの代用として台湾から輸入した果汁が販売されています。
カラマンシーはミカン科の常緑低木で、果実は小型でスダチに似ていて、果肉には酸味があるので、ジュースにしたり料理に利用されています。
またカラマンシーは優れた抗菌抗酸化作用を持っていて、脂肪燃焼や生活習慣病に役立つ健康果実とも言われています。
最近日本で美容と健康に良いと評判になっている「シネフリン」、壊れやすいビタミンCの吸収を助ける「ヘスペリジン」、毎日の活力を作る「クエン酸」など、カラマンシーにはこれらの健康成分が豊富に含まれています。
ネットで知ったのですが、日本の居酒屋チェーンとして知られる「笑笑」ではこのカラマンシーを使った飲み物があるそうです。
「カラマンシーサワー」、「カラマンシーコーラ」、「カラマンシージンジャー」が定番の飲み物メニューにあって、日本人の間でも爽やかなカラマンシーの味が好まれているようです。
以前タイで暮らしていた時にタイには「マナオ」というカラマンシーのような果物がポピュラーでした。
このマナオはタイ料理にはなくてはならない存在で、「トムヤムクン」にも使われていて、タイ料理の酸っぱい味、たとえばソムタムという青パパイヤで作るサラダにも使われています。
フィリピンのカラマンシーはホットのジュースにして飲んでも、ソーダで割ったり、冷たく冷やして飲むのも美味しくいただけます。
下の写真のような市販のカラマンシーソーダやジュースもポピュラーな飲み物です。
フィリピン人の「缶詰」好きには目を見張るものがあります。
市内に数あるスーパーマーケットの「缶詰売り場」の陳列棚のスペースを見ただけで、フィリピン人の「缶詰」好きが一目瞭然です。
日本のスーパーではこれほど広い陳列棚を缶詰の為に確保はしていないでしょう。
先ず目に付く「缶詰」は「コーンビーフ」で、お馴染みの台型のコーンビーフの他に、極く普通の丸い形のコーンビーフもあって、その種類の多さに驚かされます。
フィリピンの人たちは朝食に缶詰のコーンビーフと目玉焼きに「ご飯」という定番メニューがあって、缶詰は常温で保存出来、賞味期限も長いことから重宝されているのだと思います。
コーンビーフなどの肉類缶詰と同じか、ひょっとすると多いのが魚の缶詰です。
「イワシ」の缶詰と「ツナ缶」の種類と数がナンバーワンを競っていて、次に「サバ缶」が続きます。
「サバ缶」は最近日本で一大ブームを巻き起こしているそうで、一時期スーパーの売り場から「サバの水煮缶」が消えてしまったそうです。
テレビ番組のダイエット特集で、サバ缶を食べると、やせるホルモンが大量に出る可能性がある、などと説明したのが原因のようで、納豆、バナナに続くパニックに発展しているとか・・・。
サバ缶が売れまくる原因になったとされる番組は2013年7月30日に放送されたテレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」の特集で、「やせるホルモンで病の元凶、肥満を解消SP」だったそうです。
スタジオに登場した肥満治療の第一人者、小田原雅人東京医科大学主任教授は、どんな人の身体の中にもあるホルモン「GLP―1」がその鍵になると説明し、「GLP―1」は必要以上の食べ過ぎを抑えて、糖分が腸で緩やかに吸収される働きを持つ「やせるホルモン」で、小腸を刺激する食べ物を摂ることによって分泌が促進するそうです。
その食べ物とは、食物繊維と、サバ缶だと説明したそうです。
番組ではマルハの「サバの水煮缶」が紹介されていました。
鯖のような脂の乗った青身魚はEPA、DHAが豊富に含まれていて、このEPAが「GLP―1」を出す細胞を刺激するのだそうです。
この番組では「やせる努力をしなくてもやせられる物質が存在する」などと煽っていたため、ダイエットに興味のある人たちはすぐに「サバ缶」飛びついてしまったようです。
私はその昔、現役時代に福島の会津に滞在した時に地元の人からご馳走になった「姫竹汁」の美味さが今でも忘れません。
「姫竹汁」は姫竹という竹の子とサバ缶を使った味噌汁で、会津では古くから食べられている料理だそうです。
サバ缶を使うことで良い味が出て、姫竹の味と食感が印象的でした。
ダバオのスーパーで売られている「サバ缶」は残念ながら「水煮缶」はなく、「オイル煮」、「トマト煮」が主流で、「スペイン風」の味付け「サバ缶」も数種類販売されていて、中には上の写真にあるように「醤油煮」や「味噌煮」もあります。
私は「サバ缶」を野菜サラダの上に乗せたり、玉ネギのスライスをたっぷり乗せたりして食べていますが、「サバ缶」を使ったレシピを料理サイトで検索すると色々な「サバ缶」料理が出て来ます。
トマトときゅうりの上にサバ缶をのせただけのお手軽サラダは、マヨネーズで和えるとツナサラダのようになり、角切り豆腐を乗せバンバンジーソースでからめたら彩り鮮やかボリュームたっぷりの副食材にもなります。
また、タレ入り納豆と茹でオクラとサバ缶を混ぜてご飯にのせたネバネバ丼、「サバ缶」と大根の煮物、「サバ味噌煮缶」を使った洋食メニューでは、キャベツ、じゃがいも、きのこなど冷蔵庫の残り野菜をサバ缶と一緒に軽く炒め、マヨネーズ、チーズをのせて焼いたサバ缶グラタンは激美味です。
石垣島に住む沖縄県民は、八重山そばとサバの缶詰をビニール袋の中で和えただけの「からそば」が大好きだと、つい先日のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で放送していました。
管理人イチオシのダバオで入手出来る「サバ缶」は下の写真の2種の「サバ缶」です。
Ligoブランドの「MACKEREL(サバ)缶詰で、左がナチュラル・オイル煮、右がトマトソース煮で、どちらも一缶27ペソ(約60円)です。
特に左の「ナチュラル・オイル煮」は脂っぽさが余り感じられず、塩分も控えめで、なかなかヘルシーな一品です。
約3週間ほどの日本への一時帰国からダバオに戻りました。
早いもので今日から「10月」で、今年も余すところ3ヵ月となってしまいました。
暦の上では「オクトーバー」なのに、ダバオ市内はすっかりクリスマスモードに変わっています。
※NHKの朝ドラの「あまちゃん」ロス症候群と、TBSの日曜ドラマ「半沢直樹」の意外なラストに未だ立ち直れていない管理人です・・・。
去る9月19日から21日までは<中秋節>で日本では十五夜のお月見の時期で、中華系の多く住むダバオでも「ムーンケーキフェステバル」が開催されていて、お馴染みの「月餅」(ムーンケーキ)が店頭に並んでいた筈なのに、クリスマスモードに拍車がかかっています。
去年の12月のこのブログで、フィリピンが世界一クリスマスが長い国だと紹介しました。
フィリピンは国民の10人に一人、およそ820万人以上が海外で働いています。
海外で働く誰もが12月のクリスマスシーズンに帰国出来るとは限らないので、クリスマスシーズンを長くして、海外で働いている者が家族と一緒にクリスマスが祝えるようにしたことが、世界一クリスマスが長い国になった理由だそうです。
フィリピンは、国民の85%がカトリック教徒と言われていて、アジア随一のキリスト教国です。
教会では12月のクリスマスから数えて4回前の日曜日の待降節から、クリスマスの聖歌が歌われるようになります。
「シンバン・ガビ(Simbang Gabi)」は、フィリピン独特の早朝のミサのことで、フィリピン全土のカトリック教会では、12月16日からクリスマス・イブまでの9日間、毎朝4時ごろからミサが行われる習慣もあります。
ダバオ市内のショッピングモールにはクリスマスデコレーションが飾られ、店内には軽快なクリスマスソングが流れ、12月のピークに向けてセールに拍車がかかり始めました。
ダバオのクリスマスは暑い真夏のクリスマスで、日本やヨーロッパ、アメリカなどの寒いクリスマスとはかなり違いますが、ダバオのサンタクロースも日本で見るサンタクロースと全く同じ服装で、子供たちにプレゼントを運んでくれます。
夏には不釣り合いな完全冬装備で現われるサンタクロースは南国ではさぞかし大汗をかいてご若労なことだと思います。
とは言ってもサンタクロースが半袖シャツと短パンでソリに乗って現われたのでは「雪景色」ともマッチせず、世界共通の服装でクリスマスシーズンに活躍してくれるのでしょう。
海外で10月のイベントと言えばハロウィンで、お化けやホラー物に変装したり、アニメキャラクターや映画キャラクターのコスプレ、警察官やパイロットなどの職業にになりきって仮装する大きなイベントですが、ダバオのショッピングモールではハロウィングッズはクリスマスグッズに隠れてしまっています。
元々、ハロウィンは10月31日にアメリカやイギリス、オーストラリアなどの北米、オセアニアなどで活発になったイベントでプロテスタント教徒が始めたものです。
フィリピンなど、カトリックを信仰している他の国では、ハロウインの翌日の11月1日に「諸聖人の日」(All Saints Day)というカトリック教徒の祝日があり、全ての聖人と殉教者を讃える記念日ですが、プロテスタントの場合、宗教改革の後この諸聖人の日を祝わなくなった為、北米ではハロウィンの行事が強くなったそうです。
そのため、カトリックではハロウィンがキリスト教の行事ではないため、行わない国が多く、フィリピンもそのひとつになりました。