チェンマイに住み始める前のダバオ時代や現役の頃にシンガポールに赴任していた時に良くお世話になっていたのがドラッグストアのワトソンズです。
このお店は薬局兼コンビニのような形態の店作りが特長で、東京にある<マツモトキヨシ>はこのワトソンズに良く似ています。
本格的な「薬局」の他にシャンプーやリンス、ボディソープなどのトイレタリー製品、化粧品、雑貨、各種サプリメント、更にジュースやスナック菓子も売られています。
ユニークな面白商品やワトソンショップのプライベートブランドが安くて大容量でお得なので、店内はいつも若いお客で賑わっています。
最近店内の陳列棚で目を惹くのがMade in Japanの化粧品です。
ワトソンズ(中国語名:屈臣氏、英語名:Watsons)は香港に本拠を置くドラッグストアチェーンで、1828年に広東で「屈臣氏大藥房」という社名で創業されました。
現在は香港を本拠地とするコングロマリット、「ハチソン・ワンポア」の傘下で、スーパーマーケットチェーンのPARKnSHOPや、家電販売店チェーンのFortressなどの小売業を展開する「A.S.ワトソンズ・グループ(屈臣氏集團)」の一ブランドとなっています。
ワトソンの店舗は香港を中心に中国、台湾、インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、マカオ、韓国などの国々にあって、最近はトルコ、エストニア、スロヴェニアにも進出しているそうです。
現在6,200店舗で営業を展開していて、スタッフは87,000人を超えている大企業です。
チェンマイのワトソンズはエアポート・プラザ内に2店舗、センタンの中に1店舗、最近オープンしたミーチョックプラザにも1店舗開店して、時々利用しています。
修学旅行の思い出の地<小豆島>
小学校、中学校、高等学校と東京で過ごした私の学生時代の思い出の中に「修学旅行」の楽しい記憶があります。
小学校時代は「日光観光」で、中学の修学旅行では「京都・奈良」旅行でした。
中学生時代には未だ新幹線は無かった時代だったので、東京駅からの東海道線での旅でしたが、車中や旅館での楽しい思い出がつい昨日のように思い出されます。
そして高校時代の修学旅行では「大阪」、香川県の「金毘羅」と「小豆島」でした。
特に小豆島での1泊がとても楽しいもので、「オリーブ温泉」など、今でも鮮明に憶えています。
小豆島は瀬戸内海・播磨灘にある島で、古くは「あづきしま」と呼ばれていたそうです。
素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んで、いずれも日本有数の生産地となっています。
特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知らています。
また小豆島は壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台で、島をロケ地として二度映画化されています。
つい先日NHKのテレビで1954年に製作された『二十四の瞳』がデジタル・リマスター版の美しい映像で放送されたのを何十年振りに見ることが出来ました。
木下惠介が撮った叙情性あふれた作品で、高峰秀子が演じた大石先生と12人の教え子たちとのふれあいの中に、反戦のメッセージを描いた日本映画の一大傑作です。
そんな懐かしい小豆島を再訪問したのが2004年の春のことで、土庄港の入り口に建てられた「平和の群像」は小豆島を舞台とした壺井栄の小説「二十四の瞳」をモデルにしており、分教場へ通う12名の生徒たちが大石先生を取り囲んでいる構図が像になっています。(写真下)
かなり昔から朝食は毎朝必ず摂る習慣で、旅行などで家を離れている時以外は必ず自分で作っています。
料理をするのは老化防止、ボケ防止にも繋がるらしいし、自分の好みの味で作れるし、料理のプロセスもなかなか楽しいものです。
毎朝同じ朝食では物足りないので、毎日メニューが変わり、和が70%で洋は30%程度がここ数年間の慣わしになっています。
独り暮しに年季が入っていることもあって、料理の手さばきもスピーディになって、何よりも電子レンジと電気オーブンのお陰です。
「ゆで卵」も「味噌汁」も電子レンジで簡単に作れる時代なのです。
「焼き魚」は電気オーブンを使えばこんがりと焼き上がり、電子レンジ用の焼き色のつく特別なシートを使うよりも安上がりです。
しかし最近興味を持っているのがネット広告で見た電子レンジ用の「焼き魚」用の特殊な陶器の皿で、何でもその皿を使うと電子レンジで焼き色のついた魚が出来るとか。
色々と便利な調理グッズが次々と発売されて話題に事欠くことがありません。
洋食の朝食のマイブームは「サンドイッチ」です。
ハム、野菜、玉子の3種で作るシンプルなサンドイッチですが、付け合せに「スープ」は欠かせません。
以前はタイの味の素の現地法人で製造販売されていた<VONO>ブランドのインスタントのコーンクリームスープを愛用していたのですが、どうした理由か約2ヶ月程前に市場から忽然と消えてしまいました。
そしてやっとVONOに勝るとも劣らない美味しいインスタントの「コーンクリームスープ」を見付けることが出来ました。
トップの写真のLady Annaブランドのインスタントスープで、4袋入り39バーツです(約107円)
このインスタントスープを作る時にはお湯を入れる代わりに温かい牛乳を入れるとまろやかさと「コク」が出て美味さだけではなく、栄養価も高まります。
トップ写真の左側に写っているのが、これもいつもストックしているロングライフのミルクです。
このインスタント・コーンクリームスープは、あいにくお向かいのTopsスーパーには無く、Rimpingスーパーの店頭に常時並んでいます。
ソンクラーンが終わってからチェンマイには殆ど毎日のように雨が降り始めるようになって、今年はかなり早めの雨季の到来のようです。
日中の気温も30度を超えるようになって来たので、今年もエアコンが活躍する時期に入りました。
日本では夏→夏バテ→スタミナ料理→鰻の蒲焼が直ぐに連想されます。
鰻といえば醤油ダレが香ばしい蒲焼きが思いだされ、日本ならではの食材のようですが、アジア各地やヨーロッパなどでも愛されている食材で、その昔メキシコに赴任していた時に「鰻の稚魚」がスーパーで売っていて、良く「卵とじ」にして食べていたことを思い出しています。
鰻は栄養価が高く、江戸時代に平賀源内が広めたとされる「土用の丑の日」に鰻を食べて夏バテ防止をはかるのは、とても理にかなった習慣のようです。
チェンマイで「鰻」と言えば中国産の冷凍の「鰻の蒲焼」が手に入るので、「鰻丼」や「鰻重」、「鰻の押し寿司」などがいつでも食べることが出来ます。
そんな中最近会員制の卸売り大型スーパーの<MAKRO>で見付けたのがトップの写真の「鰻の串焼き」です。(非会員でも一日利用券ーOne day Passを受付で発行して貰えば利用可)
白焼きされた鰻を串に刺した状態で冷凍されているので、解凍して加熱すると簡単に美味しい「鰻の串焼き」の完成です。
「タレ」や「塩」無しで焼いた後に冷凍してあるので、お好みで味付けが出来ところが有難く、冷凍の蒲焼に比べて食感も良く、日本人向けに製造された商品だけに満足の一品です。
因みにこの「鰻の串焼き」の原産地はパッケージに台湾と記載されていました。
また「鰻の串焼き」は2種類があって、この「白焼き」の他に蒲焼のタレ味の串焼きもあります。
鰻は「鰻丼」や「蒲焼き」もいいのですが、酒好きにとっては、やっぱり鰻の串焼きで一杯というのが嬉しいですね。
昔の日本には、鰻を「肝焼き」、「兜焼き」などとパーツで酒を飲ませる店が多かったのですが、最近はかなり減って来ているようです。
この「鰻の串焼き」は1箱に60本入っていて299バーツ(約800円)ですが、冷凍の「かき揚げ」と同じようにいつでも購入出来る定番商品になってくれるといいのですが・・・。
下の写真はこの「鰻の串焼き」を使って作った「鰻ざく」です。
「うざく」は関西料理の一つで、簡単にいえば鰻の酢の物で、タレ抜きの鰻の蒲焼に胡瓜を刻んだものを合わせたもので、うざくの「う」はもちろん鰻の意味で、「ざく」は胡瓜を刻んだもので、胡瓜を刻む音から由来すると言われています。