ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

開店、SMラナン・プレミアム

2012年09月28日 | 海外ロングステイ

1999年に初めてダバオ暮らしをスタートさせた当時、良くお世話になっていたのが市内にあったLanangゴルフ場でした。
家から車で5分程の至近距離にあったこともあり、当時は週3回ラウンドをしていました。
そのLanangゴルフ場が2007年に閉鎖となったニュースをチェンマイで知り、寂しい気持ちになったものでした。
しかし閉鎖となった後、Lanangゴルフ場の広大な土地に注目したのがフィリピンで発展を続けているSMショッピングモールなどを全国展開しているSMプライム・ホールディングで、広大なゴルフ場の一部の10ヘクタールを使ってSM Lanang Premierショッピングモールの建設が決まり、工事がスタートしたのが2011年の2月のことでした。
それから1年8ヵ月が過ぎ、遂に今日の朝10時にグランドオープニングの運びとなりました。
開店時間に合わせて沢山のお客さまが次々と訪れて、大通りは車の渋滞が我が家近くまで続く盛況で、スーパーマーケットでは開店記念セールが始まっていて、10時を少しだけ回った時間にも拘わらず、あっと言う間に買い物客で埋まってしまいました。
  

  
それにしてもスーパーマーケットの広さにはいささか圧倒されました。
モール1階中央のオープンスペースには特設ステージが作られていて、Callum DavidによるDJパフォーマンスが開店のお祝いムードを盛り上げていました。
モールの中はSMスーパーマーケットとSMデパートを中心に、数々のテナント・ショップ、レストラン、映画館、IMAXシネマ、コンベンションホールなどが完成していて、特にコンベンションホールでの今後のイベントが楽しみです。
数あるテナントの中で目を惹いたのがダバオ初登場の<Forever21>で、一階中央のオープンスペース近くの一等地のかなり広いスペースに開店しました。
Forever21は韓国系アメリカ人のドン・チャンによって1984年アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスに設立されたファストファッションストアチェーンで、アメリカ国内のほか、世界10ヶ国に460店舗を展開していて、日本でも2009年に東京都渋谷区に原宿店をオープンさせ、話題になりました。
forever21は流行のファッションを手ごろな値段で揃えるにはとてもよいブランドと定評がありますが、果たしてお洒落なダバオウエニョの心をどの程度捉えることが出来るでしょうか?


逆打ち

2012年09月15日 | 海外ロングステイ

毎年自分の誕生月でもある9月に日本への一時帰国をして、大好きな「温泉」でのんびり過ごすことがここ数年の恒例となっています。
一昨年は大分の湯布院温泉で評判通りの素晴らしい温泉宿でのんびり出来、去年は松山の「道後温泉」と初めて訪れた<徳島県>で眉山の頂上にある温泉にも行って来ました。
今年はダバオからセブパシフィック航空でマニラ経由で関空に到着しましたが、大阪で数日過ごした後、今年も大好きな松山の「道後温泉」へ行って来ました。
去年は初めて訪れた徳島で、四国霊場八十八ヶ所の一番と二番の霊場を参拝して来ました。
四国霊場八十八ヶ所は弘法大師空海が開いた霊場で、大師が42歳の頃(815年)に開創されたと伝えられています。
四国八十八ケ所霊場は阿波の国徳島「発心の道場(第1番から第23番)」土佐の国高知「修行の道場(第24番から第39番)」伊予の国愛媛「菩提の道場(第40番から第65番)」讃岐国香川「涅槃の道場(第66番から第88番)」の全部で88ヶ寺あります。
88は人間の煩悩の数と言われていて、四国霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いが叶うとされているのです。
他の巡礼地とは異なって、四国八十八箇所を巡ることを特に<遍路>と言って、地元の人々は巡礼者をお遍路さんと呼んでいます。
八十八箇所を通し打ちで巡礼した場合の全長は1200~1400km程で、自動車を利用すると、打戻りと呼ばれる来た道をそのまま戻るルートや遠回りのルートが多いので、徒歩より距離が増える傾向にあるそうです。
一般的に徒歩の場合は40日程度、観光バスや自動車を利用する場合は10日程度を要します。
機会があったら一度<お遍路>を体験してみたいという願望はかなり前からあったのですが、なかなか実現に至らなかったのですが、徳島県を初めて訪れたことで知った一番と二番の霊場が徳島県鳴門市にあると知ってひらめいたのが<にわかお遍路>でした。
ほんのさわりではありますが、一番の霊場の霊山寺と二番の極楽寺を参拝して来ました。
今年は是非去年の続きをしようと、訪れたのは八十八ヶ所結願の霊場八十八番の「大窪寺」です。
大窪寺は香川県の東の徳島県の県境に近い矢筈山の東側中腹に位置します。
縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。
弘仁7年に唐から帰国した弘法大師が現在の奥の院近くの胎蔵ヶ峰という岩窟で虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立して等身大の薬師如来坐像を彫造して本尊とされたそうです。
また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名付け、結願の地と定めたそうです。
本堂西側にそそりたつ女体山には奥の院があって、大師が本尊に水を捧げるために独鈷で加持すると清水が湧き出たと伝えられています。
        
中央の写真が本堂で、礼堂と中殿、多宝塔の奥殿があり、この奥殿に本尊・薬師如来と三国伝来の錫杖が安置されています。
遍路でお寺を訪ね巡ることを「打つ」と言います。
一番札所から順に訪れるのは「順打ち」で、それとは逆に八十八番札所から回って行くのを「逆打ち」といいます。
順打ちは時計回りに徳島県→高知県→愛媛県→香川県の順となりますが、逆打ちは時計回りとは反対の香川県→愛媛県→高知県→徳島県となります。
何故「逆打ち」があるのかと言えば、この霊場を開き、今でも霊場を順打ちで巡り続けている弘法大師に必ず出会うためと言われています。
強い願いがある場合は逆打ちをして弘法大師に会おうというのが「逆打ち」の目的です。
今年2012年はうるう年で、うるう年の遍路についても言伝えがあって、お遍路の元祖とされる伊予の衛門三郎がうるう年に逆打ちをして弘法大師に出会うことが出来たとの衛門三郎伝説です。
こうしてうるう年に逆打ちすれば、順打ちよりも三倍の功徳が得られると言われているそうです。


生後9ヵ月になりました

2012年09月04日 | 海外ロングステイ

昨日で満71歳になった私ですが、我が家の愛犬ロックが昨日で満9ヵ月になりました。
満9ヵ月の犬は人間に例えると13歳だそうですから、ロックも幼犬から少年犬に成長しました。
ロックと私の関係は年齢差から見れば「孫」と「おじいちゃん」の間柄になりますが、いつも父親の気持ちでロックに接しています。
ダバオは一年中真夏の常夏の国ですが、犬は汗をかきませんが、ロックは「シャワー」が大好きで、毎週1回のシャワーの日を楽しみにしています。
冷たい水道水を使って毎回シャワーをしていますが、洗っている時にはとても大人しくしてくれるので助かります。
生後3~4ケ月までは洗い終わった後はバスタオルを使って丁寧に水分を拭き取っていましたが、最近はシャンプーをした後のすすぎを充分に終えた後はロック自身が身体全体をシェイクしたりスピンして余分な水分を取り除いているので、タオルドライはせずにそのまま自然乾燥させていますが、南国ならこそ出来ることと言えるでしょう。
       
獣医さんの定期検診も去る7月で一旦区切りがついて、次回の検診と予防接種は12月までありません。
早朝ゴルフの時以外は毎朝ロックを散歩に連れて行っていますが、ご近所に気の合う犬友達も数匹出来て、毎朝の散歩も楽しみにしています。
日中家を空けることが多く、ロックは立派に家を守ってくれているので大助かりで、私が家に戻ると得意の「お帰りなさい」ポーズで出迎えてくれます。
最近のロックの「お気に入り」は私が市内の肉屋さんで買って来た「牛骨」で、スープ用に売られているものをしっかり鍋で煮たものを与えてていますが、骨の周りについた僅かばかりの肉をきれいにしゃぶり、その後は延々と噛み砕くことは先ず不可能な「骨」を齧っています。
牛骨1個でざっと1時間以上は格闘を続けているロックの姿に「野生」を感じることがあります。