昨日は東日本大震災で尊い命を落とされた方々の49日にあたる日でした。
チェンマイの「元日本留学生協会北部支部」や「チェンマイ大学人文学部」などが中心となって、今回の大震災で亡くなられた方たちのための追悼式が市内の<3人の王様像広場>で昨晩開催されました。
タイ国の元日本人留学生協会はアジア地域の元留学生会の中で最も長い歴史を有し、タイでは「ソーノーヨー」の名で親しまれています。
会場となった広場に集まった約300名の参加者の約4割が在チェンマイの日本人で、特設舞台には日本語表記もあってタイ人の日本への熱い思いが強く伝わって来ました。
定刻の19時に追悼式が始まり、元留学生協会北部支部の支部長の挨拶に引き続いて参加者全員に配られたロウソクに火を灯し1分間の黙祷を行いました。
引き続いて在チェンマイ日本国総領事の挨拶の後主催者側から義捐金の贈呈がありました。
そして式の最後には参加者全員で被災者へ向けて歌で元気を届けようと、日本の歌3曲を合唱して追悼式は無事終了しました。
皆で歌った楽曲は「花~すべての人の心に花を~」(タイ語)「上を向いて歩こう」(日本語)「花 HANA」(タイ語&日本語)を歌いましたが、その中で印象に残った歌が3曲目の「花」(谷村新司作詞・作曲)で、美しいメロディーにタイ語がぴったりマッチして、まるでタイの楽曲のような印象を受けました。
(花 HANA はな・タイ語/日本語) 谷村新司:作詞・作曲
http://www.youtube.com/watch?v=Lt--_1vqhac&feature=related