ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

天然だし(魚粉)

2011年06月25日 | 海外ロングステイ

数年前に市内のワローロット市場で偶然見付けたのが写真の品の「魚粉」です。
この魚粉は市内に数あるスーパーの売り場では目にしたことのない商品で、ワローロット市場の片隅でひっそりと売られている隠れた勝れモノです。
魚粉(ぎょふん)とは、魚を乾燥して砕き粉状にしたもので、フィッシュミール、魚粕とも呼ばれていて飼料や有機肥料として、また直接食用としても用いられています。
魚粉は世界的にはイワシ(アンチョビ)などが対象となることが多く、日本では、サンマやニシンを用いることがあるそうですが、ワローロットで売られている魚粉の原料となる魚の名前は不明ですが、店のおばさんに聞いたところ体長20cm余りの干魚を指さして『これが原料』と、教えてくれました。
魚粉はカルシウムやタンパク質を豊富に含むことが着目され、だしをはじめとした食材として利用されていますが、タイ人もきっとスープのだし用に使用しているのでしょう。
                          
数年前までは日本産の「うま味調味料」を買って使っていましたが、アミノ酸などで合成された化学調味料の発がんの危険性なども話題になっていたこともあって、この「魚粉」との偶然の出会いから愛用しています。
「ダイソー」の65バーツショップで売られている<だし・お茶パック>にこの魚粉の他に鰹節、昆布などを入れて「特製だしパック」を作り置きして、味噌汁やうどん、蕎麦の「つゆ」作りや煮物などにも利用しています。
魚粉は少量で手軽にだしが取れ、素材の栄養を丸ごと取れ、天然うま味調味料として使えるところが便利です。
写真の500g袋入りの魚粉は90バーツで売られていて、下の写真のように「計り売り」の店も1軒あります。
広いワローロット市場でこの魚粉を探すには乾燥魚やスルメ、乾燥エビなどを扱っている店が数軒並んでいる一角を探せば簡単に見付けることが出来ます。


日本の味、蕎麦の味

2011年06月18日 | 海外ロングステイ

一般的に関東人はそば好き、関西人はうどん好きなどと言われていますが、東京で生まれ育った私は定説通りの「蕎麦好き」です。
タイでも日本蕎麦を作っていてトップの写真のような「乾麺」が売られていて、普通の日本蕎麦の他に<茶そば>もあります。
コシがあるしっかりした麺で、暑いタイでざるで食べるのにはぴったりです。
日本からの輸入蕎麦に比べて価格もリーズナブルで、常時自宅にストックして週に一度は食しています。
暑い季節になるとさっぱりと喉越しの良い麺類を食べたくなるもので、ラーメン、パスタ、うどんなども良く食べている方だと思います。
タイ産の蕎麦は在留邦人をターゲットに製造販売されている商品ですが、蕎麦を麺類に加工して食べる国には、フランス、イタリア、中国、北朝鮮、韓国、ブータン、ネパールなどがあるそうです。
ただし、麺にする方法は各国、地方で異なるそうで、朝鮮半島の冷麺などのようにところてん式に押し出して作る方法や、イタリアのピッツォッケリのようにのし棒で成形するものなどがあります。
麺ではなく、団子状にしたり、腸詰めとしたり、また調理方法も茹でるのではなく焼いて食べるものなどがあるそうです。
日本の<蕎麦切り>もまた、前述の国々の蕎麦料理のように独特のものと言えるでしょう。
最近のマイブームは下の写真にある<ぶっかけおろし茶蕎麦>で、辛み大根独特のツーンと鼻にくる辛味とあいまって、舌に感じる蕎麦の甘さを味わうことが出来る正に大人の味です。
「めんつゆ」もタイ産のYamamoriブランドから3倍濃縮タイプが発売されているので、冷水で希釈すればぶっかけ蕎麦に直ぐに利用出来るので重宝しています。


思い出写真館

2011年06月11日 | 海外ロングステイ

「死海」とイスラエルの思い出
   (2001年6月28日:地球一周の船旅日記より)

いよいよ期待のイスラエル/パレスチナ訪問です。
ピースボート側のスタッフが総力を挙げて調査員を直前に現地に派遣し、外務省から出ている「海外渡航危険度4」を敢えて乗り越えて上陸を試みた今回のイスラエル/パレスチナ訪問では、緊張の高まるガザ地区やウエストバンク地区を避けてエルサレムにあるハイアットホテルに1泊して聖地と死海を中心に訪問して来ました。
ものものしいチェックの厳しい中を下船して、バスを連ねてエルサレムの街に向かいましたが、緊張のあったのはこの下船チェックと帰りの乗船チェックの時だけで、その他はホテルでも旧市街見学の時も「平和」そのものの印象でした。
イスラエルの町並みはヨーロッパ的な美しさで、家々の壁の色はシックなベージュ色が多く、屋根の色も派手な色使いがないのでとても落ち着いた印象です。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三大宗教の教会やお寺が混在した街の風景もユニークで、聖書の中でしか知ることの出来なかったキリストの生まれ育った場所に立ち、聖墳墓教会、ヴィァ・ドロドーサのキリスト処刑に関わる聖地を徒歩で訪問出来て感動を覚えました。
緊張の高まっている時期だけに観光客の姿は僅かでしたが、熱心なキリスト教徒たちがヴィァ・ドロドーサの石畳の道を大きな十字架を背負って歩く姿に信仰の深さを感じ取ることが出来ました。
そして最後に立ち寄った「死海」では海抜マイナス400mにある塩水湖で貴重な体験をしてきました。

地球上最も低い場所と言われる死海では雨が少なく蒸発が常に起きていることから湖水の塩分含有量が37%にもなっていて、日本の海の2,9%に比べて10倍以上も濃いことから身体が強制的にプカリと浮いてしまいます。
塩分やミネラル分が異常に高い為、生物が住むことが出来ない正に「死海」ですが、ここの泥や水はエステにはうってつけなのだそうです。
波打ち際の砂地を掘って取り出した灰色の粘土状の「泥」を身体全体と顔につけてインスタント泥パックを体験して来ましたが、真水のシャワーで洗い流した後の肌が驚くほどスベスベになって即効力を実感しました。 
海水をちょっと舐めてみたところ今までに味わったことのないような超塩辛さに驚いてしまいました。
そして下の写真がエルサレム(イスラエル)の「嘆きの壁」で、ユダヤ人にとっては聖地中の聖地、信者は何世紀もの間この石壁の前でひたすら祈りを捧げています。


スポーツドリンク

2011年06月04日 | 海外ロングステイ

チェンマイに本格的な「暑さ」がやって来ました。
去年は記録的な猛暑日が続いて7月には日中の最高気温が40℃にまで上がって驚かされました。
ここ数日の日中の最高気温は32~33℃ですが、南国タイなのでこの暑さは当然と言えば当然でしょう。
相変わらず週2回のゴルフを続けていますが、大汗をかきながらのプレイ中の<水分補給>にはいつも充分気をつけています。
スポーツをして汗をかくことは体温調節、新陳代謝による老廃物の排出、血液浄化など、体に良い様々な効果があります。
汗をかかないことに慣れてしまうと、能動汗腺の機能が衰退し、イライラや頭痛・不眠などを引き起こすことがあるので、普段から運動や半身浴、サウナなどでも良いので汗をかくように心がけることが大切だそうです。
ゴルフのプレイ中の<水分補給>はいつもスポーツドリンクのお世話になっています。
スポーツドリンクは、運動による発汗等によって体から失われてしまった水分やミネラル分を効率良く補給することを目的とした機能性飲料で、特に脱水症状の回復や、炎天下のスポーツにおける熱中症防止に効果があるからです。
体液にほぼ等しい浸透圧を持つため、近年ではアイソトニック飲料、スポーツ飲料と呼ばれています。
下の写真のスポーツ飲料はチェンマイで販売されている代表的なものですが、私はいつもトップの写真の「粉末」タイプのスポーツドリンクを利用しています。
粉末は保存にとても便利な上、コスト的にもボトル飲料より勝っています。
この粉末タイプのスポーツドリンクは薬局で簡単に入手出来ますが、私はいつも大型スーパーのMAKROの中にある薬局で写真の50袋入った箱詰を購入して、ミネラルウオーターで作ったスポーツドリンクを下の写真右のステンレス・クールボトル入れてゴルフ場に持参しています。