ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

ジェラートマニア

2013年11月26日 | 海外ロングステイ

本格的なイタリアンジェラート」の店「ジェラートマニア」がダバオにオープンしました。
ジェラート(Gelato)は、イタリア語で「凍った」という意味のアイスクリームと良く似た「氷菓」で、発祥はフィレンツェです。
果汁、果肉、牛乳、砂糖、時にはコーヒーや香草、ナッツなどを混ぜた物を凍らせて作ります。
一般的なアイスクリームと比べて空気含有量が35%未満と少ないために密度が濃く、味にコクがあります。
乳脂肪分は4~8%で、一般的なアイスクリームの乳脂肪分8%以上より比較的低カロリーなので、ヘルシーと言えるでしょう。
ジェラートマニア(Gelato Mania)がオープンしたのは今年の2月で、イタリア人シェフのフランチェスコと友人のチェーザレさんとの共同経営によるもので、シェフ・フランチェスコはジェラート製造担当で、世界で最高のジェラート学校として知られているイタリアのCarpigiani Gelato Univeristyで学んだそうです。
店内に入ると直ぐ右手のガラスケースにカラフルなジェラートが20種類近くも並んでいて、どれを食べるか迷ってしまいます。

  
  

お願いすれば小さなスプーンで試食させてくれるので、興味のあるジェラートを遠慮なく試食することをお薦めします。
ストロベリー、マンゴ、ドリアン、パイナップル、レモンなどの果実系から、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、コーヒー、ミルクティー、アマレット、などなど、そのフレーバーの種類多さに目を惹かれます。
店の奥のガラス窓の中が小さな「ジェラート製造工場」で、イタリアから直輸入された製造機を使ってジェラーとを作っています。
肝心なジェラートの価格はカップの大きさによって様々ですが、一番小さい70ペソのカップで大人一人の量としては充分だと思います。
希望すればこのカップに2種類のジェラートを入れて貰えます。
また、ここでは美味しいイタリア料理をいただくことも出来ます。
メニューの種類は限られてはいますが、本格的なイタリアン・パスタ料理などがランチタイムとディナータイムにいただけます。
日替わりのメニューで食事を提供してくれていて、私が訪れた時には「雲丹のスパゲティ」、「イカ墨パスタ」、「ラザーニャ」をいただきましたが、どれも最高の味で大満足でした。
「ラザーニャ」、「ニョッキ」、などは生パスタを使う為、前日に電話予約が必要となります。
なお、ジェラート・マニアの営業時間は毎日10:00~0:00です。
場所はJP Laurel大通りからTorres通りに入って直進をして、Mabini通りを過ぎてから左手にあるPhoenixのガソリンスタンドが目印です。
下の写真は上から「雲丹のスパゲティー」、「ラザーニャ」、「イカスミパスタ」



Gelato Mania Davao
Door 3, Gahol Bldg. F. Torres Street corner Tavera St.
電話番号 (082) 285 9972
 


フィリピン共和国

2013年11月19日 | 海外ロングステイ

去る11月8日に過去最大級の台風30号の直撃を受けたフィリピンでは、中部のレイテ島を中心に甚大な被害が発生してしまいました。
高潮と暴風雨によって多くの犠牲者が出てしまい、災害地域では国連、赤十字などが即刻現地入りをして被災者支援にあたると共に、フィリピン国内はもとより、世界の国々から支援の手が届いています。
日本政府も義捐金の他に自衛隊の派遣を決め、派遣隊員を先遣隊の50人から約1180人に増員する他、空母型護衛艦「いせ」、輸送艦「おおすみ」などの大型艦艇3隻や輸送機などを派遣して、被災地での医療活動に加え、防疫活動や被災者や物資の輸送活動などを行うことを決め、国際緊急援助隊として自衛隊員約1180人の派遣は過去最大となるそうです。
(下の2枚の写真は台風の被害を受ける前のサマールとレイテ島を結ぶ国内一長いサン・ファニコ橋と、レイテとセブの中間にある美しいカランガマン島です)



私の下にも沢山のお見舞いメールが届き、ダバオでの被害の状況などの問い合わせがありました。
ダバオ市の向かい側に「Garden City of SAMAL」と言う通称「サマール島」がある為、ダバオのサマール島が台風の直撃を受けたものと勘違いされた方も何人かおりました。
今日は「フィリピン共和国」について改めて記述をし、認識を新たにしていただくことにします。
フィリピンの正式名称は、Republika ng Pilipinas (フィリピノ語)、Republic of the Philippines (英語)で、日本語表記による正式名称の訳は「フィリピン共和国」で、一般的には「フィリピン」と呼ばれています。
国名は、1542年にスペイン皇太子フェリペ(後のフェリペ2世)の名から、スペイン人の征服者によってラス・フィリピナス諸島と名付けられたことに由来するそうです。
国土の面積は299,404平方キロメートル(日本の約8割)で、7,109の島々があります。(下の写真はパラワン諸島にある美しいリゾート地エル・ニド)


人口は約9,401万人(2010年推定値、フィリピン国勢調査)で、首都はマニラ(首都圏人口約1,155万人)、フィリピンの主要民族はマレー系で、他にに中国系、スペイン系及びこれらとの混血並びに少数民族で構成されています。
国語はフィリピノ語で、公用語はフィリピノ語及び英語ですが、国内には80前後の言語が存在します。
宗教はASEAN唯一のキリスト教国で、国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%、イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)となっています。
フィリピンの略史は以下の通りです。
14~15世紀  イスラム教が伝わり、フィリピンで初のイスラム王国であるスールー王国誕生
1521年 マゼランのフィリピン到着
1571年 スペインの統治開始
1898年 米西戦争。6月12日、アギナルド将軍が独立を宣言
      12月10日、米西パリ講和条約調印。米の統治開始。
1935年 独立準備政府(コモンウェルス)発足
1942年 日本軍政開始
1946年 7月4日、フィリピン共和国独立
1965年 マルコス大統領就任
1972年 戒厳令布告
1986年 2月革命によりコラソン・アキノ大統領就任、マルコス大統領亡命
1992年 ラモス大統領就任
1998年 エストラーダ大統領就任
2001年 アロヨ大統領就任
2010年 ベニグノ・アキノ3世大統領就任

在留邦人の数は17,702人(2013年10月時点、在留届ベース)で、在日フィリピン人の数は209,376人(2011年末時点外国人登録数)となっていて、在日外国人全体の10.1%となっています。(国籍別で、中国、韓国、朝鮮、ブラジルに次いで第4位)

フィリピン共和国の国歌『Lupang Hinirang 最愛の地』は、1898年にジュリアン・フェリペ(Julian Felipe)により作曲されました。
歌詞はJose Palmaにより1899年に発表された詩「Filipinas」から採用されました。

Bayang Magiliw
Perlas ng Silanganan,
Alab ng puso
Sa dibdib mo'y buhay.

Lupang hinirang,
Duyan ka ng magiting,
Sa manlulupig,
'Di ka pasisiil.

Sa dagat at bundok,
Sa simoy at sa langit mong bughaw,
May dilag ang tula
At awit sa paglayang minamahal.

Ang kislap ng watawat mo'y
Tagumpay na nagniningning,
Ang bituin at araw niya
Kailan pa ma'y 'di magdidilim.

Lupa ng araw, ng luwalhati't pagsinta,
Buhay ay langit sa piling mo;
Aming ligaya, na 'pag may mang-aapi
Ang mamatay nang dahil sa 'yo.

<歌詞の意味・日本語訳>

最愛の国 東洋の真珠
心に燃やし続ける熱情

選ばれし国 勇者達の眠る地
いかなる征服者にも屈せず

海 山 蒼天
詩の如き壮麗さを放ち
愛しき自由への歌を奏でん

汝の御旗は勝利への輝き
決して曇ることなき星と太陽

栄光と愛情の地
汝の腕の中に天国はあり
汝を脅かす者あらば
この命 喜んで汝に捧げよう

フィリピン共和国の国歌『Lupang Hinirang 最愛の地』動画サイト:


居酒屋「呑ん気」

2013年11月12日 | 海外ロングステイ

居酒屋「呑ん気」はセブを本拠地に事業展開している居酒屋チェーンで、セブのマンダウエ本店, SM店, マクタン空港店, バナワ店に次いで, ダバオ店がオープンしたのが2010年2月で、既に3年以上が経っています。
「呑ん気」は居酒屋風和食レストランで、日本食でお馴染みの「寿司」、「刺身」、「天麩羅」、「蕎麦」、「うどん」、「ラーメン」の他に、「焼き鳥」、「串焼き」、「煮物」、「焼き物」、「揚げ物」、「鍋料理」などなど、数多くのメニューがあります。


店に入ると「いらっしゃいませ!」と、元気な声で挨拶してくれます。
どの料理も日本で食べる味と変わらず、フィリピン人のお客さまが多いにも関わらず「日本の味」をかなり忠実に提供してくれるところが有難いです。
店主はセブに住む日本人ですが、1ヵ月のうち2週間程度はダバオに来て、板前や料理人、接客係の指導や味の確認をしているそうです。




広い店内ではゆったりと落ち着いて食事を取ることが出来、掘り炬燵式の座敷席は適度なプライベート感があり、ビジネスやプライベートに最適で、約20人程が入れるパーティルームもあってきめの細かい配慮が感じられます。
特にウエイトレスたちの教育が徹底していて、いつも笑顔で応対してくれて癒されます。
また、いつ訪れても同じ味が楽しめるようにと、料理ごとに調理担当が決まっているそうで、『今日はいつもと味が違うな?』ということが無いように、気をつけているそうです。
「ランチメニュー」も豊富で、250ペソ~300ペソで「寿司・刺身・天麩羅セット」、「中落ち丼・たぬき蕎麦セット」、「とんかつ弁当」、「サバ塩焼き弁当」などがいただけます。
飲み物はサンミゲルの生ビール、そして日本酒、焼酎の種類も豊富で、特に最近日本で売上トップに躍り出た話題の芋焼酎「黒霧」がリーズナブルな価格(ボトルキープ:1,000ペソ)で飲むことが出来ます。

「居酒屋 呑ん気」ダバオ店
Autobile Bldg., F.Torres St.,Laurel Ave. Bajada Davao City
Tel:(082)226-3058
   


レストラン「バイキング」

2013年11月05日 | 海外ロングステイ

客席の広さが国内随一を誇るレストランが先日オープンしました。
その名も「バイキング」(Vikings)ブッフェ・レストランで、名前の通り<食べ放題>のお店です。
SM Lananagプレミアム・モール1階の噴水広場向かいの角に完成したこのレストランは、外から見てもスペースの広さに驚かされます。
この「バイキング・レストラン」は既に2店舗がMarikinaシティのSM City MarikinaとQuezonシティのSM North EDSAの中で営業中で、この度ダバオに3店舗目がオープンしました。


バイキング・レストランの特長は、ヨーロッパ料理、アメリカ料理、日本料理、中華料理、そしてフィリピン料理の数々が味わえるとあって、開店早々から連日の賑わいを見せています。
食材や料理の内容を見ると、既存のバイキング・レストランの1ランク上を目指しているレストランですが、お客自身の目も肥えているので、珍しい料理や原価の高い食材を使った料理に集中してしまう傾向があることと、店の広さ故の準備や対応に従業員たちが大わらわで動き回っています。
日本料理のステーションにはお馴染みの「寿司」の他に、「お好み焼き」や「しゃぶしゃぶ」もあります。
肝心な料金ですが、ウイークデーのランチブッフェが大人589ペソで、ディナーが788ペソ、土日と祭日料金がランチ、デナィー共に788ペソとなっていて、Marco Poloホテル2階の「Cafe Marco」レストランとほぼ同じ価格設定になっています。
現在、満75歳以上のお客さまには50パーセント割引きのプロモーションを実施中で、他にも色々なサービスがあるので、入店前の確認をお薦めします。



開店当時からかなりの人気の店なので、特に週末には行列が出来て、待ち時間も半端ではないので、出来れば前以て予約をして出かけるのが良いでしょう。
「バイキング」で美味しい料理をお腹いっぱい味わうコツを店側が以下のようなアドバイスをしています。
1 バイキングへお出かけ前の食事は出来るだけ「軽い」食事がお薦めです。
2 しかし、バイキングで沢山食べる目的で、食事を抜いて出かけるのはお薦め出来ません。
3 いつもの時間帯にいつもの食事を軽めにとってから出かけることが、バイキングのブッフェを心行くまで堪能出来るポイントです。
4 バイキング・レストランの開店時間はランチが11:30で、ディナーが17:30からなので、出来るだけ早くレストランへの入店をお薦めします。
  早目に入店すればゆっくりと食事やおしゃべりが楽しめます。
5 入店してテーブルに着席してから最初の10分間は7ヵ所所あるフードステーションをひと巡りして食べたい料理をチェックしてから食事をスタート。
6 大好きな「料理」は最初に食べて、最後にしないこと。
  せっかくの好きな料理がお腹がいっぱいで食べれなくなってしまいます。

Vikings Luxury Buffet Restaurant
Upper Ground Level, Fountain Court, SM Lanang Premier
J.P. Laurel Avenue, Lanang, Davao City