ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

犬のファッションショー

2013年05月28日 | 海外ロングステイ

ペットブームからドッグファッションがブームとなっていて最近は定着してきた感があります。
日本のWebサイトを見ても、ネット通販でペット用の服が沢山販売されていて、最近では犬用のカツラまであるそうです。
犬に服を着せることについては賛否両論ありそうですが、飼い主の愛犬に対する気持ちが自然に行動に現れたのでしょう。
我が家のロックには未だ服を着せたことはなく、ロックのお洒落はせいぜい「首輪」くらいです。
ロックは真っ黒な身体なので、もし服を着せるとすればオレンジ色のベストあたりが似合いそうではありますが・・・。
先日、ご近所にあるSM Lanangプレミアムショッピングモールへ夕方出かけたところ、噴水広場で「The Pet PROJECT RUNWAY」というイベントが開催されていました。

         
         

これは犬たちがランウェイを歩くファッションショーで、アメリカのニューヨークが発祥のイベントです。
可愛らしい服や小道具を身にまとった愛犬たちが飼い主と共に出番を待っていました。
小型犬が多い感じでしたが、一緒にランウエイを歩く飼い主たちもかなりのファッションでキメていましたが、このイベントはあくまでも犬たちの「美」を競うもので、飼い主たちのファッションは加点されません。
犬好きな私は目敏く「シベリアンハスキー」の子犬を見付け、飼い主さんの了解を得てから触らせて貰いました。
余りの可愛さに家に連れてロックと一緒に遊ばせたい衝動に駆られてしまいました。
犬たちのファッションショーを見ていると、ダバオの人たちの日頃の精神的な「余裕」を垣間見ることが出来て、嬉しい気分になれた一日でした。

  


SMボウリングセンター、オープン

2013年05月21日 | 海外ロングステイ

ダバオに新しいボウリング場が先日SM Lanangプレミアム2階にオープンしました。
これまではエコランドのNCCCモールまで出かけないと本格的なボウリングは出来なかったので、市内中心から東側に住んでいる我々にとっては大変有り難いことです。
ボウリングの始まりは倒すピンを災いや悪魔に見立てて、それを沢山倒すことが出来たならば、その災いなどから逃れることが出来るという一種の宗教儀式だったそうです。
その歴史は古く、紀元前5000年頃の古代エジプトの墓から木で出来たボールとピンが発掘された事から、その頃からボウリングに似たようなものがあったとされています。
しかし倒すピンの数やそれに応じた並べ方も場所や地域によってさまざまだったようで、中世ドイツのマルティン・ルターが倒すピンを9本にして、並べ方もひし形に統一していったことが近代ボウリングのルールの原型になっていったと考えられています。
9本という決められた数のピンを倒すという行為は、やがて「ナインピンズ・ボウリング」という一つのスポーツとして派生し、宗教家の間では人気のあるスポーツとして栄えました。
このことから宗教革命家と知られるルターは、現在のボウリングの基本的なルールを統一した功労者でもあるそうです。

        

17世紀になると多数の宗教家(清教徒)たちがアメリカに移住した事で、アメリカでもボウリングが盛んになり、アメリカでは更にボウリングを面白くするためにピンの数を10本に増やし、並べ方も正三角形に変化していったのが現代のボウリング、「テンピンズ・ボウリング」だとされています。
日本には1861年6月22日に長崎の大浦居留地に初めてのボウリング場「インターナショナル・ボウリング・サロン」が開設されました。
これを記念して現在6月22日はボウリングの日とされていて、その日限定で割引サービス等をやっているボウリング場もあるとか。
また当時、坂本龍馬が長崎に居留していた英国人貿易商グラバーと交流があったことから、日本ボウリング資料館の開館を報じるボウリングマガジン誌には、龍馬が日本人初のボウリングプレイヤーであるかもしれないという願望を含んだ記事が掲載されたそうですが、そのような事実があったという確たる証拠が存在しているわけではないそうです。
この度オープンしたSMボウリングセンタ-は16レーンのモダンなインテリアのボウリング場で、LEDテレビモニター、全自動スコア表示などを備えています。
ボウリング場のエリア内にはビリヤード、カラオケルームもあって、ファミリーで楽しめる工夫も凝らされています。

参考:ボウリングゲーム代金
   1ゲーム、 90ペソ
   貸し靴代 30ペソ

    


アポ山登山24時間耐久レース

2013年05月14日 | 海外ロングステイ

日本を代表する山は言わずと知れた「富士山」で、標高3,776mの優美な風貌は日本国内のみならず海外でも日本の象徴として広く知られています。
山梨、静岡両県が世界文化遺産登録を目指している富士山は、登録に相応しいかを調べていた国際記念物遺跡会議「イコモス」が、つい先日ユネスコに対して登録するよう勧告をしたことで。地元では喜びに沸いているようです。
一方、フィリピンを代表する最高峰の山はダバオ市の西南にあるアポ山で、その標高は2,954mあります。
アポ山はその昔北側に隣接しているタロモ山と同じ一つの火山だったそうで、噴火によって頂上部を失い、更にその後の噴火によって別々の火山になったと考えられていて、有史以降現在に至るまで噴火の記録はありません。
「アポ」と言う名前は「祖先」という意味があるそうです。
その標高2,954mの頂上を目指して過酷な「アポ山登山24時間耐久レース」が開催されました。
市の観光協会と、ダバオ市南西の街のサンタ・クルス市の協賛で第3回目となるチャレンジレースが去る4月27日、28日に行われました。

     

ダバオ市の観光事業促進と環境保護をメインテーマに、フィリピンの最高峰を目指しての過酷なレースでした。
メインのチャレンジレースは全長115.3Kmの距離を「マウンテンバイク・47.8Km」、「トレッキング・50Km」、「ランニング・12Km」、「川下り・3.5Km」の4部門に分かれてのレースです。
また、別枠でアポ山の頂上までの往復マラソン部門もあって、通常アポ山に登る場合は上りに一日かけ、翌日下るのが慣わしですが、今回のチャレンジレースでは24時間で山頂までの往復タイムを競うレースも展開されました。

  
  

合計40組の参加チームは、国外からもシンガポール、インドネシア、オーストラリア、香港、ベトナム、そして遠くカナダからのチームも参加しました。
山頂往復登山マラソンでは昨年の優勝者が連覇を目指しましたが、残念ながら今年はピープルズパーク・ランナークラブ所属のRonald DaggangとMario Ecalnerチームがチャンピオンとなり、優勝タイムは12時間22分58でした。
富士山でも毎年「富士登山競争」が7月に行われていて、今年で66回目となるそうです。
これは静岡県側で8月上旬に毎年実施されている富士登山駅伝とは別のレースで、富士登山競走は山梨県富士吉田市役所(標高770m)から吉田口登山道を経由して、富士山頂(ゴールの標高は3,730m)までの延長21kmを一人で駆け登る過酷なレースで、半世紀以上の歴史を誇る大会です。
私も約15年程前に富士山登山にチャレンジして、無事山頂まで辿り着き、山頂から眺めた「ご来光」の美しさに感動を覚えたことを思い出しています。

<参考映像:昨年のレースの模様>
http://www.youtube.com/watch?v=8S5x-nz2KlY


 


ココナツオイルの薦め

2013年05月07日 | 海外ロングステイ

「油」と言えばダイエットの大敵で、ダイエット中の人は揚げ物を避けたり、ドレッシングもノンオイル・ドレッシングに変えたり、オイルを極力避ける食生活を目指しますが、むしろ積極的に取り入れたい油があるそうです。
それが「ココナツオイル」です。
ココナツオイルは飽和脂肪酸の中でも「中鎖脂肪酸」に分類されるため過剰摂取で健康を害したり、肥満になる飽和脂肪酸とは別物なのです。
ココナツオイルの原料は熱帯地方に繁殖するココヤシで、紫外線を燦々と浴びて育つココヤシから摂れるココナツオイルはオリーブオイル以上に酸化しにくいと言われています。
ココナッツオイルは固体の「飽和脂肪酸」で、飽和脂肪酸には動物性のバター、ラード、牛脂などや、植物性のココナッツオイル、パーム油などがあります。
また飽和脂肪酸はすでに安定した形なので「トランス脂肪酸」は生じません。
飽和脂肪酸には長鎖型と中間鎖型があって、ココナッツオイルは動物性のものとは異なる無害な「中鎖脂肪酸」です。
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸には幾つかの勝れた働きがあります。

           

1 消化吸収が速く直接肝臓に運ばれ、素早く分解されてエネルギーとなるため体脂肪になり難い性質です。
2 蓄積した体脂肪まで一緒に燃やす性質があるので新陳代謝を促進します。
3 善玉菌、悪玉菌、コレステロール値の改善を図ります。
4 体温を上げます。
5 甲状腺機能低下の病気にも適切です。
6 プリル酸、カプリン酸、ラウリン酸を含み、ウイルス、バクテリア、細菌に対して抗菌作用があります。
7 油の中では最も安定しており、酸化に耐える性質を持ち、他のオイルより良く熱に耐えます。
8 消化能力は体に優しく、ビタミンEも豊富に含まれています。

その昔、ココナッツオイルは飽和脂肪酸ということで悪者扱いされていました。
しかしその後研究が進み、ココナッツオイルの良さが判り始めたそうです。
ココナッツオイルを薦める理由には以下の事柄があります。

1 ココナッツオイルはエキストラヴァージンオリーブオイルより安価です。
2 揚げ物と炒め物の調理温度をほとんど気にせずに使えます。
3 ココナッツオイルもエキストラヴァージンオリーブオイルも冷蔵庫に入れると固まりますが、どちらも口広の瓶に移し変えれば削って使えます。
4 冷蔵庫保存したまま使えますから、開封したあとの油の品質や温度管理の必要がありません。
5.香りが強くないので、他の油と併用しても香りによるバッテイングがありません。

そしてココナッツオイルは食用以外にも利用出来る勝れものオイルです。
スキンケアとヘアケアにも使え、早く肌に吸収されて、保湿効果も期待出来ます。
アトピーや乾癬にも大変効果があるとの報告もあり、髪にも使え、フケ症にも効果抜群だそうです。