ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

アース・アワー

2013年03月26日 | 海外ロングステイ

アース・アワー(Earth Hour)は、世界自然保護基金による国際的なキャンペーンで、3月の最終土曜日に1時間電気を使わないというイベントです。
2007年にWWF(World Wide Fund for Nature・世界自然保護基金)のオーストラリア支部とシドニー・モーニング・ヘラルド紙によって始められ、2008年から国際的にこのイベントが行われています。
アース・アワーは、世界中の人々が、2013年3月23日の午後8時30分から9時30分まで、同じ日・同じ時刻に電気を消すアクションを通じて「地球温暖化を止めたい!」「地球の環境を守りたい!」という思いを示す国際的なイベントです。
消灯する時間は、3月23日(土)午後8時30分から9時30分までで、ダバオでも市内のショッピングモールやホテルなどが賛同してアース・アワーを実施しました。
このアース・アワーはさまざまな国の現地時間に合わせて行なわれるため、時差の関係から、東から順に、消灯が地球をぐるりとめぐって行きました。

    

パリのエッフェル塔でも照明が消されましたが、安全への配慮から5分間にとどめられたそうで、ロシア・モスクワではクレムリンなど約90か所でアース・アワーが行われ、クレムリンはウラジーミル・プーチン大統領の決定を受けて初めて60分間にわたって照明を落としました。
日本では東京タワーで来場者が自転車のペダルをこいで卵形のアート作品を照明する電力を起こしたほか、広島平和記念資料館も暗闇に包まれ、その他にも横浜マリンタワー、京都タワー、トイザらスグループ、ソニー、日本HPなどなどがアース・アワー2013に協賛したそうです。
今年のアース・アワーには国連も参加して、世界中の人々や団体、企業とともに消灯を行いました。
国連は気候変動に対してアクションを行うという強い決意とともに参加しました。

                    

現在地球上各地で起こっている異常気象がますます増加していることで、人々や社会そして経済を圧迫している現実に対し、各国政府は政治的意志を持つ必要性、企業は解決策を生み出す努力を惜しまず、市民社会、特に若者たちは地球規模のアクションを起こすことが出来ることを訴え、 共にそれぞれの役割を果たし、よりクリーンでグリーンな世界を築いて行こうというメッセージを発信しました。
ダバオ市内のGaisanoショッピングモール4階屋上にある「THE PEAK」でアース・アワーのイベントが開催され、出かけて来ました。
夜8時30分1分前にカウントダウンが始まって、モール内が一斉に消灯になると、チェンマイのコムロイを思い出させるようなスカイ・ランタン揚げや池に浮かせたロウソクの揺れる灯りで地球温暖化防止を祈りました。

                     


チキン・チャーリー

2013年03月19日 | 海外ロングステイ

フィリピンの人はとにかく「チキン」が大好きで、とりわけ「フライド・チキン」には目がないようです。
ダバオではアメリカからやって来た大手の「ケンタッキー・フライド・チキン」などのファストフードの他にも数々の店が市内の至る所にあって、バーベキュー・チキンと肩を並べる程人気があるのです。
日本には昔から「鶏のから揚げ」という言い方がありますが、今ではアメリカから進出してきた外食産業の影響で「フライド・チキン」の呼び方が定着しているようです。
Gaisano Mall4階が去年大幅なリニューアル工事を終えて「The Peak」(頂点)をオープンさせて早や半年が過ぎました。
その「The Peak」の一角にとりわけ賑わっている店があります。
お客の大半が10代男女の学生で、きっと「とても美味しく、且つお値打ちな」店だと目星をつけて入ってみました。
店の名前は「Chicken Charlie」(チキン・チャーリー)で、フィリピン生まれの「フライド・チキン」のお店です。

                     
「チキン・チャーリー」は2010年にマニラに第一号店がオープンし、その独特な味付けがフィリピン人の支持を受けて店舗数が増えて行き、2012年末で17店舗に拡大しています。
チキン・チャーリーのオーナーはアメリカと韓国で人気のあるフライド・チキンの製法と味付けを研究した結果ダブルフライ(二度揚げ)を取り入れ、チキンの食感を皮はカリカリ、中身はジューシーさを実現させました。
そして味付けは韓国のBon Chongチキンをヒントに、独自の「醤油ガーリック」味を作り上げ、「ピリ辛醤油ガーリック味」との二本立て販売しています。
チキン・チャーリーのもう一つの特長は価格の安さにあります。
若い学生の殆どは59ペソ(約135円)の「Charlie's Bowl」(チャーリーズ丼)を食べていました。
ご飯の上にカットされたフライド・チキンを乗せて、特製のタレをかけたシンプルな丼料理ですが、お洒落なカップに入ったところも若者受けしているようです。
フードコートで食べる一品料理と同じか、少し安い価格で美味しい「チャーリーズ丼」が食べれて、エアコンの効いた綺麗な店内でのんびりお喋りをしながら昼食が出来るところに若者たちの人気を得ているのでしょう。
今まで少し違和感を感じていたライス付きのフライド・チキンが、この店のチキンを食べていると味付けがしっかりしているせいか、何の抵抗もなくライスを平らげてしまったことに驚きました。

参考価格
フライド・チキンセットB(お薦め) 135ペソ(約310円)
                     ※ドラム(脚)2個、ライス、アイスティー
フライド・ポテト   39ペソ
チーズスティック 83ペソ(5本)

Chicken Charlie
Address: 4th level Gaisano Mall of Davao, The Peak, 
          J.P. Laurel Ave. Bajada, Davao City.
Telephone No: 282-2188
Mobile No:    0933-6991599


サンボアンガ紀行

2013年03月12日 | 海外ロングステイ

前々から行ってみたかった街、サンボアンガに行って来ました。
サンボアンガはフィリピン・ミンダナオ島の最西端にある大都市で、沖合いにはスールー諸島が連なっている街です。
高度に都市化された街で、フィリピン・コモンウェルス時代の1936年10月12日に市に昇格しました。
ダバオ空港から1時間でサンボアンガ空港に到着したので、さしずめ東京から大阪あたりまで飛んだ感覚でしょうか。
飛行機のタラップを降りて先ず目に入ったのがトップ写真にあるBienvenidos a Ciudad de Zamboangaとスペイン語で「ようこそ、サンボアンガの街に」と書かれてある大きな看板で、一瞬その昔3年間赴任したことのあるメキシコに舞い戻ったような錯覚を覚えました。
サンボアンガは別名「Asia’s Latin City」と呼ばれているように、チャバカノ語と呼ばれる、スペイン語と地元マレー系言語とがミックスした独特のクレオール言語が話されているのです。(ただし共通語としては、ダバオと同じセブアノ語が使われています)
1990年代にはサンボアンガ市は過激派テロ集団アブ・サヤフによる西洋人誘拐や誘拐未遂事件の舞台となった為、マニラのフィリピン政府はかつて外交官も含む外国人に対しサンボアンガから離れるよう勧告した時代もありましたが、現在は治安の良い街に変わっていると知り、思い切って今回の旅を決行しました。
写真、下左はリサール像の後方にシティホールの見える公園で、右はかって守備隊のあった場所に聖母マリアの祭壇があるピラール要塞(Fort Pilar)で、市の文化的・歴史的ランドマークとなっています。

  

<サンタクルス島>
サンボアンガの沖合い2キロくらいのところにサンタ・クルス島という、ピンク色を帯びた砂浜のビーチがあることを聞いていたので、何としてもこの島へ行きたくなって今回のサンボアンガ旅行を思い立ち、主目的はこのサンタクルス島へ行くことでした。
事前にネットで色々調べてみたのですが、最新の情報がなかなか掴めず、とにかく現地で調査をするのがベストと考えました。
ホテルに午後3時過ぎにチェックインした後、ホテルのインフォメーションカウンターでサンタクルス島行きの情報を調べたところ、親切なホテルのスタッフが舟乗り場まで案内してくれて、翌日の島行きの舟についての詳細情報が無事ゲット出来ました。(ホテルから徒歩5分程のところに舟乗り場はあります)
写真左はサンタクルス島行きの専用舟の乗舟申し込み所です。
事前予約は出来ず、毎朝7時に受け付けが開始され、順次舟に案内してくれるシステムになっています。
そしていよいよ出発の朝7時少し前にカウンターに着いたところ既に数人の客がカウンター前に来ていました。
早速申し込み用紙に氏名などを記入し暫く待機していると、10名以上になったので、最初の舟で島へ行けることになりました。
入島料金20ペソ、舟乗り場使用料5ペソ、計25ペソを支払い、舟代は往復100ペソ、戻った時に支払うシステムになっていました。
因みに舟代は1艘往復1,000ペソで、定員10名で乗った場合、一人100ペソとなります。

  

舟は現在全部で4艘あって、帰りの時間については6~8名まとまればいつでも戻って貰えます。
それと舟には必ず1艘毎に武装した警察官のエスコートが付くので、安心感が深まります。
約30分足らずで島に到着し、下舟の時に注意があって、浜辺の貝殻、珊瑚の欠片、砂などは絶対に持ち帰らないようにとのお達しでした。

  

到着した島の正式名称は「Grand Santacruz Island」、つまり大きなサンタクルス島で、島の向いには小さなサンタクルス島が見え、サンボアンガの街の沖合には二つの島が浮かんでいるのです。
真っ直ぐに広がるビーチは噂通りのピンク色を帯びた砂浜で、海の透明感も抜群です。

       

       
ピンク色を帯びた砂浜の理由は真っ赤な珊瑚が波で砕かれ、その細かな赤い粒子が砂に混じって出来たものなのです。
島にはトイレと着替え場所はありますが、レストランや売店などは無く、自然そのもの。
前日に受け付けカウンターの担当者から必ず「飲料水」と「食料」を持参することをレクチャーされていたので抜かりなく準備して来ました。
同舟してくれた警察官のエスコート氏の話によると、つい最近サンタクルス島はサンボアンガ市当局の直接の管理下に置かれた為、年内までにはかなり変化が起こると言っていました。
大型プロジェクトがスタートしたそうで、ここに宿泊用のコテージが出来たり、レストランの建設も計画されているそうです。
個人的には極力今の素朴さを残した上での発展を願って止みません。

  

<グルメ>
サンボアンガの街はダバオと同じように海辺の街だけにシーフードが有名で、ホテルのコンシェルジュが薦めてくれたシーフードレストラン「ALAVAR」へ行って来ました。
一人旅の時にはアラカルトでは何種類もの料理が食べれないのですが、ここにはコンボ・メニューが4種類あって、早速「蟹」、「海老」、「イカ」の3種盛りをオーダーしました。
蟹にかかっていたソースの味が絶品で、その昔ブラジルの北東部の街、サルバドールで食べたバイーア料理の味付けとそっくりだったことに驚きました。

    

ホテル近くのサンタクルス島行きの舟乗り場付近は「海の散歩道」になっていて、レストランが並んでいます。
初めての街で美味しい料理を外れなくいただくには店選びに「コツ」があって、第一に「お客がいっぱいの店」、第二に「出来れば女性客の多い店」、この基準で選べば先ず間違いありません。
二日目の夜に訪れた店でオーダーした「カリカリ小海老」が最高でした。

  

<ホテル>
サンボアンガでの宿泊ホテルは「LANTAKA HOTEL by the sea」がお薦めです。
空港から車で10分程度と近く、海に面したホテルで快適です。
何よりもロケーションが良く、サンタクルス島行きの舟乗り場まで徒歩で5分足らずで行けるし、市内中心地へも徒歩圏内です。
ホテルロビーでWifiも利用出来るので、ノートパソコンやタブレットPCが使えます。

  
LANTAKA HOTEL by the sea
Zamboanga City, Philippines
Tel.no.(062)991-2033 to 35
Fax     (062)991-1626
Email: lantaka.hotel@yahoo.com



SMラナン・プレミアム、なう。

2013年03月05日 | 海外ロングステイ

昨年の9月28日にオープンしたSM Lanangプレミアム・ショッピングモールが開店して以来早いもので5ヵ月が過ぎました。
Lanangゴルフ場の広大な跡地に建設されたSM Lanangは開店当時はテナントの埋まり具合がかなり遅れていて、ショップスペースのあちこちが歯抜け状態で少し寂しいものでした。
しかし、あれから5ヵ月が経った今、レストランもかなり増え、新しいテナントも次々と入居していて開店当時とは別の活気ある雰囲気に変わって来ました。
トップの写真は開店当初からオープンしていたSMビジネス・サービスセンターで、地下1階にあります。ここでは各種公共料金やインターネット、ケーブルTV料金などの支払いが出来るので良く利用しています。
開店当初、地下1階にはこのSMビジネス・センターの他に2~3店舗しか入居していなかったものが、今はほぼテナントがいっぱいになりました。

「Rocky’s」はいつもお世話になっている床屋さんです。
この床屋さんはVictoria Plaza, Gaisano Mall, SMシティモール(エコランド)の中にもあるチェーン店です。
SM Lanang店でのカット代は180ペソで、どこの店の技術者の腕前はなかなか勝れています。
ヘアカットの最後には肩、首、頭などのマッサージをしてくれますが、いつも『あと5分程続けて欲しい』という気分になる程気持ちの良いマッサージです。

                   

「David’s」ヘアサロンは若い男性客にも人気のヘアサロンです。
このヘアサロンはフィリピンでは最大規模を誇るチェーン店で、イギリス人のヘアデザイナーDavidが1978年にマニラのMakatiにあるオリエンタル・ホテルに自身のサロンを開いたのが始まりです。
今ではフィリピン国内に200店舗と拡大していて、海外にも2店舗出店しているそうです。

                

「Brow Studio」(眉毛スタジオ)と「FLAWLESS」(エステサロン)はダバオのセレブな女性ご用達のショップです(男性向けコースあり)
Brow Studioはフィリピン初のパイオニアショップで、2010年からスタートした「眉」と「まつ毛」の専門スタジオです。
店頭に価格表が出ていて確認したところ、「まつ毛パーマ・428ペソ」、「眉毛タトゥー・5,288ペソ」、「アイライン・タトゥー・4,288ペソ」でした。

                    

「FLAWLESS」は2001年に創業したエステ・サロンで、フェイシャル、ボディスクラブサービスなどの他に「植毛」や「脱毛コース」なども用意されていて、現在国内に30店舗と拡大しているフィリピントップのエステ・サロンです。

                  

フィリピンではメジャーな「宅配サービス」業者の「LBC」「2GO」 です。
国内へは24時間以内に書類一枚から段ボール箱までドア・ツー・ドアで届けてくれます。
また、両社共Western Unionと同じように現金の送金・受領サービスも実施しています。

     

「Landry World」のランドリーサービスショップです。
Landry Worldはダバオ市内にある20ヶ所以上のホテルのクリーニングサービスを請け負っている会社です。
コイン式ではなく、洗濯物を持ち込んで洗濯から乾燥までのサービスをしてくれます。
料金は1kgで35ペソ、最低3kgから洗ってくれます。

                 

「ALTERATIONS Plus」ショップは洋服のサイズ直しやリフォームショップで男性用、女性用の服の直し全般をしてくれます。
少し太ってしまって着れなくなってしまった服や、逆に痩せてしまってだぶだぶになってしまった服の直しやボタンが取れてしまったり、ジッパーが壊れてしまった服などを簡単に直してくれる便利なお店です。

                      

最後はフィリピンを代表するPhilippine AirlineCebu Pacific Airの二つの航空会社のオフィスもこのフロアにあります。
航空券の予約・発券など、買い物ついでに出来るのでなかなか便利です。