海外に住んでいて一番心配なことは「病気」になった時でしょう。
1999年からダバオで定住を始めた私は2007年にチェンマイに移動した後も日本の損害保険会社(外資系も含めて)をずっと利用していましたが、去年の9月に満70歳になってから日本の「海外旅行保険」は年齢制限で加入が困難だったり、保障内容が狭まったりで色々検討を続けていました。
そしてダバオで高齢者(満66歳以上から上限なし)が加入出来る医療保険を見付けました。
<BLUE CROSS INSURANCE INC.>というフィリピンの保険会社の「医療保険」です。
このBLUE CROSSには数種類の医療保険がありますが、満66歳以上が加入出来るのは<Premier>コースだけで、医療保険と言っても怪我や病気の時の入院保険金と怪我や病気などの手術保険金のついたシンプルな補償内容の医療保険です。
満65歳までだと外来診療についての補償も付いているのですが、残念ながら66歳以上は色々調べたところこのBLUE CROSSがベストです。
この保険の特長は万一の怪我や病気で入院した際の医師と病院については加入者本人が選ぶことが出来、またBLUE CROSSが補償するのは入院、手術費などの総額の90%で、残りの10%は加入者の本人負担となります。
加入時の年齢と<Ward>(一般病室)<Semi Private>(2~3人用病室)<Private>(個室)の3つのコース中から希望のコースを選んで申し込みをします。
因みに私が今回加入する保険の概要は以下の通りです。
BLUE CROSS医療保険(入院・治療保険)
Semi-PRIVATE
年間保険料 39,850ペソ(66歳~70歳)
最高保障額:750,000ペソ(後遺障害)
入院病室・入院治療・手術費:全額保障
申し込み書には簡単な質問ページがあって、現在の健康状態などのついて26の質問に全て答える必要があります。
申し込み書類の審査の後正式加入が認められます。
BLUE CROSS Insurance Inc.
Davao office
Left Wing,Stall N0.5 Matina Town Square.
Mac Artthe Highway, Matina, Davao City
Tel. 082-297-7151
早いものでロックが我が家にやって来てから3ヶ月が過ぎました。
ロックが生まれたのは去年の12月3日なので、そろそろ満6ヶ月になります。
犬の満6ヶ月と言えば人間にたとえると9歳くらいだそうです。
人間の子どもは7~9歳になると「中間反抗期」を迎えるそうで、これは3~4歳の第一反抗期と12~18歳の第2反抗期とのちょうど中間に当たる反抗期なので、そのように呼ばれているそうです。
人間の子供はこの中間反抗期(小学2年生~4年生頃)になると、よく口答えをするようになるそうですが、ロックは口答えは出来ませんが、『ワン、ワン』という鳴き声や吠え声で感情を表わしたり自己主張をするようになりました。
ロックの第一反抗期の時にはあの忌まわしい<豪雨&雷>事件があって、約1週間ばかり「しょんぼり君」になっていたことから第一反抗期は何処かへ吹っ飛んでしまったようですが、最近のロックを観察していると何となく「中間反抗期」なのかな・・・と思うふしがあります。
特に毎朝の「さんぽ」の時にそれが顕著に表れて、さんぽのコースはいつも決めているのですが、最近のロックは自己主張をするようになって、自分でさんぽコースを決めたいと自主的にどんどん前に進んで行くようになりました。
今では体重も10kgを超えているロックなので、力もかなり強くなって来ているので、突然走り出したりされたら危険なので、その辺りはしっかりロックを躾けて私の足元を極力歩かせるようにしています。
それと「さんぽ」の途中で毎朝ご近所さんの飼い犬とそれぞれのお宅の入り口の格子越しに出会うのですが、その中の何匹かに最近興味を持つようになって、自主的に近づいて行くのですが、未だどんな風にコミュニケーションを取ったら良いものか分からないようです。
去る1月25日付けで<ウエスタンユニオン>についての記述をこのブログにアップしました。
その記述の中で、フィリピンにウエスタンユニオンの店舗の数が極端に多いのは、沢山のOversea Filipino Worker(海外出稼ぎフィリピン人労働者)が海外で一生懸命に働いて外貨を稼ぎ、その中から母国に残された家族に送金していることが理由と書きました。
OFWの多くは現金を送金する他にも、国に残して来た家族の誕生祝いやクリスマスにはプレゼントを贈る人も沢山居ます。
日本に在住するフィリピン人は2008年末の統計で21万617人もの多くが居て、当然彼らをターゲットとした「商売」も自然発生的に生まれています。
その一つが今回紹介する<日本→フィリピン専門宅配サービス>で、別名<バリックバヤンボックス>と呼ばれているドア・ツー・ドアの宅配サービスなのです。
バリックバヤンボックスは、船便を利用して、日本全国からフィリピン国内全域に荷物を宅配で届けてくれるサービスです。
配送にかかる日数は取り扱い業者によって多少の差はありますが、荷物が業者の手元に届いた後毎週決まった曜日に倉庫を出発し、通関後コンテナ船にてマニラに運ばれます。
マニラに到着後、フィリピン国内の通関を終了後それぞれの住所宛に配送されます。
メトロマニラであれば約2~3週間、その他のルソン島、ビサヤ諸島であれば約3~4週間、ミンダナオ島及びその他の離島地域に関しては約4~5週間で配達が完了します。
急ぎの時には不向きなサービスですが、バリックバヤンボックスの最大のメリットは重量を気にせずに送れることと、簡易通関をしてくれるので「関税」の心配もありません。
現在はお米、干し椎茸、梅干など、極く一部の食品を送ることは禁止されていますが、電気炊飯器などの家電製品やパソコンなども送ることが出来ます。
各業者共専用の<段ボール箱>が大、中、小と3種類用意されていて、箱の大きさと送り先のフィリピンの住所によって送料が決まります。
因みに一番小さな段ボール箱で<63cm x 48cm x 32cm>(Techno Hiの例)メトロマニラ及び周辺地域までで6,000円、ダバオまでの料金は9,000円となっていて、他の業者もほぼ横並びの価格設定になっています。
利用方法についてTechno Hiの例をご紹介します。
1 希望のサイズのボックスをWebサイトから注文する。
2 注文後自宅にボックスが届き、貼付されたパッキングリストに送り主の名前・住所、受け取り主の名前・住所・内容物の数量・金額を記入します。
3 荷物の発送準備が完了したら、再びWebサイトから業者に連絡をすると集荷の日時が決まり連絡が入ります。
※ パッキングリスト(申告用紙)は、税関を通過する為に必要となる書類なので、必ず内容物の数量を記入します。
4 支払いは、地域によっては集荷時に、それ以外の地域は集荷後に郵送される振込用紙にて郵便局で支払います。
5 フィリピン現地にて荷物の到着時に、荷物の確認(損傷や紛失等)などをして、問題がないようであれば配達員が所持している書類に署名をして配達終了となります。
最後に参考資料として現在日本国内で利用出来る国際宅急便や小包、EMSなどの送料の比較を載せておきます。
いづれの例も上記のバリックバヤンボックスの<小>よりもかなり小さな<51cm X 40cm X 39cm>の箱で、日本国内からフィリピンへ送った場合の送料と所要日数です。
* 国際宅急便 14,950円(6日)
* 国際小包(航空便)11,850円(3~6日)
* 国際小包(SAL便)9,700円(10日程度)
* EMS 長辺105(胴回+長辺200)cmを満たし、19kg以下にすると 17,400円(3~6日)
参考)バリックバヤンボックス取扱い業者:
TechnoHi
TRANSTECH
Celphone.ph
タイトルのDOS MESTIZOSはスペイン語で「二人の混血」と言う意味で、私が最近見付けた美味しいスペイン料理レストランの名前です。
このレストランは1997年にホワイトビーチで名高いボラカイに、ホアン・カルロスとホセ・ハモンの二人がオープンしたレストランで、この二人がフィリピンとスペインの混血であることからこの店名が誕生しました。
その後ホアン・カルロスはアメリカ、ヨーロッパ、中近東へ15年もの間旅に出ていましたが、彼はダバオでハイスクール時代まで過ごしたことがあったそうです。
そして彼は少年時代からのダバオの親友と共にボラカイでの経験を生かして、今年の1月にダバオに第2号店をオープンさせました。
DOS MESTIZOSレストランはパールファーム・ビーチリゾート行きの船乗り場のある<Pearl Farm Marina>のロビーに隣接していて、レストランの窓からは美しいサマール島とダバオ湾の海が見えるので、スペイン料理に舌鼓を打つにはムード満点のレストランです。
スペインの小皿料理で有名な<タパス>も色々あって、ダバオで獲れた新鮮な魚介類を使ったタパスは絶品です。
またここにはスペイン料理ではお馴染みのパエリアも「イカ墨パエリア」、「パエリア・ヴァレンシアナ」、「チキン・パエリア」、「野菜パエリア」、「シーフード・パエリア」など数種類のパエリアがあります。
そして毎週金曜日の夜6時からは「タパス・バイキング」が開催されていて、10数種類のタパスが食べ放題で、一人350ペソというリーズナブルな価格にお客様が沢山集まり、1週間前に予約を入れなければ満席になってしまうほどの人気です。
他にも生後4週間の子豚の丸焼き料理の<Cochinillo>もDOS MESTIZOSの看板料理の一つで、この料理は一日前に注文する必要がある特別料理です。(一皿4,500ペソ)
最後になりましたが、スペイン料理の食前酒としてお馴染みの「サングリア」も是非お試し下さい。
サングリアは赤ワインをソーダやオレンジジュースなどで割って、一口大に切った果物(レモン、リンゴ、バナナ、オレンジなど)とシナモンを少々加えたフレーバード・ワインの一種です。
DOS MESTIZOS
KIROMETER 7 LIZADA Rd. LANANG, DAVAO CITY
TEL:082 234-6987
ダバオに再び居を移してから早や5ヵ月が経過しました。
1993年から始めたパソコンは今では私の日常生活の一部になっているので、インターネット接続のことで当初は色々と試行錯誤が続きましたが、最近やっと最終的な方法が定着しました。
フィリピンの電話会社大手のPLDTは外国人の契約に際しては一年分の費用の前払いを要求する為残念ながら見合わせました。
しかしPLDTを追従している<Bayan>電話会社の躍進が目覚ましいとの噂を耳にして、早速調べたところBayanはパスポートと居住証明証(賃貸契約書のコピー)があれば普通に契約出来ることが判り、早速申し込みをし無事我が家に「固定電話」とDSLのモデムが設置されました。
ちょうどキャンペーン中だったこともあって、固定電話とDLS(1.3Mbps)のセットで月々1,399ペソです。
このBayanのDSLのモデムがかなりの勝れモノで、LANケーブル接続のほかにWifiの「無線LAN」の両方が利用出来ることです。
モデム本体はリビングの片隅に電話機と一緒に設置してありますが、家の中のどの部屋からでもWifiの利用が出来、アクセス速度もかなり満足しています。
ところで、4年前に日本で購入したノートPCの調子が最近余り良くなく、以前同じような状況の後に突然HDDが壊れてしまった苦い経験から「デスクトップPC」導入がベストと判断して、先日からその準備に入りました。
幸いにして、私のブログが縁で知り合った方がこのGWの大型連休中にダバオに来られるとのことで、<Windows7>のOSソフトをお願いしてダバオまでご持参願うことが出来ました。
PC本体はダバオで色々なメーカーのものが購入出来るのですが、日本語のOSソフトだけは日本で購入しなければなりません。
早速届けていただいた<Windows7>のOSソフトを持って、予てから目星を付けていたGaisano Mallの中のPCショップでデスクトップPCを購入出来ました。
今回購入したパソコンは、デスクトップPCよりも省スペース性に優れ、ノートPCよりも大画面で高性能と、両者の”いいとこどり”を目指した液晶一体型デスクトップPCで、HP製の<Omni 120PC>です。(写真中央、左)
ポップな新感覚の洒落たオールインワンボディで、エッジの少ない丸みを帯びた薄型フォルムと、フォトフレームのようなスマートなボディデザインも気に入りました。
モニターは20インチのワイド型で、高速大容量のSDXCカードをはじめ、メモリスティック、マルチメディアカードなど、6種類の記録メディアに対応するメディアスロットが装備されているので、面倒なケーブルやアダプター接続なしに、デジタルカメラやビデオカメラなどのデータを手軽に移動できます。
スペックの概要は:
* インテルR PentiumRプロセッサー G620
* メモリ 4GB(4GB×1)
* HDD 500GB Serial ATA 3Gb/s(7,200rpm)
* オプティカルドライブ DVD スーパーマルチドライブ グラフィックス
* 無線 LAN 内蔵
* ワイヤレスキーボード/ワイヤレス光学スクロールマウス
以上のようなスペックで、何よりも接続ケーブル無しなので、PCデスクが大変すっきりするところも大いに気に入っています。