タイ国内で3本の指に入ると言われているチェンライのサンティブリゴルフ場で日曜日にプレイをして来ました。
今週の木曜日からシンハ・マスターズ・トーナメントが開催される為、26日から2月1日までの1週間クローズになることを事前に知って久々の「日曜日ラウンド」となりました。
チェンライ郊外の丘陵地にあるサンティブリゴルフ場は、ロバート・トレント・ジョーンズJr.の設計による美しくそして戦略性に富んだチャンピオンシップコースです。
アンジュレーションの効いたフェアウェイと、手入れの行き届いた速いグリーンは、決して容易なスコアメイクを許さない設計になっていますが、広々としたロケーション、そして自然の樹木が伸び伸びと立ち、ウオーターハザードも川や池が自然のままにコースに生かされていて、正にコース全体が「大自然」のイメージの素晴らしいゴルフ場でした。
ホールアウトしたのが午後3時を回っていましたが、ゴルフ場スタッフが翌日から開催される一大トーナメントの最終チェックに忙しげに働いていました。
日本列島には冬将軍がどっかりと腰を据えていて、全国各地で厳しい寒さの毎日が続いているようです。
南国チェンマイは今は乾季の真っただ中ですが、このところ冬将軍の片割れでもやって来たような気温低下に驚いています。
数日前にはチェンマイの北部のミャンマーとの国境近くの街で「霜」が降りて、霜で真白に覆われた景色が珍しいということで「霜見物」の人で賑わいを見せていたそうです。
また、タイ北部と中部ではこの気温低下に伴う低体温症が原因とみられる3人の死亡例も報告されています。
因みに今朝の気温(外気温)は12℃で、チェンライ県の今年に入っての最低は去る17日の11.1℃だそうです。
このように全国的に大幅な気温の低下が報告されていますが、この寒波の影響は沿岸地方にも広がっているそうです。
またこの「寒波」は漁にも影響を及ぼしているそうで、ソンクラー県沿岸では魚が暖かいところへ移動しているため、魚獲高が減少している為海産物の値上げを引き起こしています。
日中の気温も最近は23~24℃程度で、ゴルフプレイには最適です。
4月~6月の暑い時期に大汗をかきながら2㍑近くの水分補給をしていたのが嘘のようです。
数年前に出かけたことのある中国では、北京でも上海でも繁華街の宝石売り場やジュエリー・マートへ行くと中国人のおばさんや、OL風の女の子たちがまるで果物でも買うように、金、金製品、アクセサリーを買っていました。
ワールド・ゴールド・カウンシルの発表によると中国の昨年度の金消費は302トン、これは一位のインドに次ぐものでアメリカの第三位を大きく引き離しているそうです。
「万国共通、永遠の通貨」であるゴールドを所有したがるのが古来よりの中国の国民性なのです。
タイ人も同様に「ゴールド信仰」が浸透していてゴールド製品が大好きで、指輪からアクセサリーまで金製品なら何でもあるのが市内に数多くあるゴールドショップ(金行)です。
金行ではゴールドを買う事も売る事も出来、価格差もわずかな為、タイ人はお金ができると金を買い、苦しくなると売ると言った質屋みたいな光景を繰り返しています。
当然ですが、金の相場は毎日変動しますので、店先でレートを真剣にチェックする姿が見られます。
ゴールドショップはタイの至る所にあって、チェンマイではワローロット市場界隈に10数軒のゴールドショップが犇めいています。
タイのゴールドショップで販売されているネックレスやブレスレットなどは基本的に純度96.5%の23Kで、昨日の金相場は1g当たり904バーツでした。
旧正月を間近に控えた昨日、市内のゴールドショップには縁起のいい赤い色の旧正月の飾りつけがされていてゴールドの消費ムードを盛り上げていました。
チェンマイ暮らしを始めて二度目のお正月を無事迎えることが出来ました。
元旦の「初詣」の翌2日には「初ゴルフ」も出来て今年も良いスタートを切ることが出来ました。
そして新年3日にはCLL(チェンマイ・ロングステイ・ライフの会)の恒例の新年会が市内のオーキッドホテルで盛大に開催されました。
今年で2回目の参加となる私は新年会実行委員の一人として準備段階から関与していて、私の「役割」はホテル側との<折衝係>でしたが、昨年も同じホテルで実施したこともあって、スムースに進めることが出来ました。
今年の新年会の参加者は総勢116名で、料理を昨年よりグレードアップさせて「おせち料理」を外注したことが大正解だったようです。
新年会のメインイベントは二つあって、先ず「カラオケ」大会、そして「ビンゴ・ゲーム」です。
カラオケ大会の出演者は総勢51名もあって、年末恒例の「紅白歌合戦」よりも多く、日頃の「のど自慢」たちの熱唱振りが昨年以上に盛り上がっていました。
用意された「生ビール」、「日本酒」の飲みっぷりも新年会に相応しく、最後の「ビンゴ・ゲーム」で様々な賞品を洩れなくゲット出来た会員全員が満足していました。
いよいよ2009年が幕開けしました。
昨日は昨年に引き続いて知人のМさん宅で「年越しパーティー」に招かれて美味しい料理の数々に舌鼓を打ち、夜は恒例の「紅白歌合戦」を見ながら年越しが無事出来ました。
そして一夜明けて新年を今年も無事迎えることが出来、感謝を込めると同時に今年一年の「無病息災」を願って「初詣」に行って来ました。
去年は事情が余り分らぬまま市内のワット・プラシンで「初詣」をしましたが、今年は標高1080mのDoi Suthep山の頂上に建つワット・プラタート・ドイ・ステープまで行って来ました。
1383年にクーナ王によって建立されたこの寺院は、タイ北部の最も神聖な寺のひとつとされています。
ドイ・ステープ寺院には朝から沢山の参拝者が訪れていて、市内から16kmの道程では車がかなり渋滞していましたが、無事本堂前に到着後早速参拝を始めました。
「蓮の花・お香・ロウソク」の3点セットを境内入口で購入してから、先ずは本堂の周りを3周します。
3周の参拝を終えてから3点セットを祭壇に奉納して「願い事」をしました。
そして、奉納を終えたあと次にお坊さんの祈祷を直接受ける為に仏堂に入って「お祓い」を受けました。
今年一年の「無病息災」を、抜けるような青空に向けて再度願って、2009年元旦の「初詣」を無事終えることが出来ました。