ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

プルゴギ・ブラザーズ

2013年02月26日 | 海外ロングステイ

韓国料理の中でも世界的によく知られているのが「プルコギ」です。
「プルコギ」とは「プル」は「火」、「コギ」は「肉」の意味で、直訳すると<焼肉>という意味になりますが、韓国でいうプルコギは日本式の焼肉とは少し違います。
プルコギはプルコギ用鉄板(鍋)に、甘めのタレで漬けた肉を乗せて、野菜やきのこ、春雨をタレに浸しながら一緒に焼く料理で、日本のすき焼きに良く似ています。
プルゴギは韓国では大人から子どもにまで愛されている料理ですが、食べやすいことから外国人にも幅広く受け入れられ、今では韓国グルメを代表するほどの人気料理となっています。
このプルコギを中心として、韓食文化を世界化させようという大きな夢のもとに創立されたレストランが「プルコギブラザーズ」です。
2006年江南にオープンして以来、たった2年間で全国に10店舗と異例の速さでのフランチャイズ展開をみせ、今や韓国式ファミリーレストランとしての確固たる地位を確立しました。
プルコギブラザーズは世界のグルメに韓国の名を馳せるという志のもと、「T.G.I.Fridays」や「Outback Steakhouse」を長年運営しながら、外食業界のノウハウを極めた会長と、かの金大中大統領をもてなした韓食チーム長などなど、最強の運営陣が集まって、大々的なプロジェクトの下に展開されました。

     

そして今では韓国国内に36店舗と広がり、フィリピン、カナダ、マレーシアと拡大を続けています。
フィリピンに初登場したのは2011年、マニラのGreen Beltにフィリピン第一号店が開店し、この度フィリピンで5店舗目となる店が先日SM Lanangプレミアム2階にオープンしました。
洒落たインテリアの店内はモダンなイメージの中に韓流テイストを取り入れ、食器類なども豪華さが感じられました。
店の売りとも言える「プルゴギ」と「キムチ・チゲ」、「韓国風揚げ餃子」をいただいて来ましたが、どれも美味しく、今まで行った数あるダバオの韓国レストランの中ではナンバー・ワンと言えるでしょう。(中央写真)

参考)

江南スタイル「プルゴギ」・・・295ペソ
揚げ餃子、魚介添え・・・・・・285ペソ(5個)
キムチ・チゲ・・・・・・・・・250ペソ
プルゴギ・ビビンバ・・・・250ペソ(写真下)

 


エデン・ネイチャーパーク

2013年02月19日 | 海外ロングステイ

数年振りにダバオの隣り街のTorilにある<EDEN-Neiture Park & Resort Davao>に行って来ました。
ダバオ市内から車で約1時間弱、ダバオの南西に位置するこの<EDEN>は海抜約900mの高地にある自然いっぱいの素晴らしい高原リゾートです。
高台にあるため新鮮なオゾンと空気がいっぱいで、街中に比べて気温も5~6℃低く、なかなか爽やかなリゾート地です。
10万本もの自然の椰子林に囲まれたEDENリゾートからは「ダバオ市内」と「ダバオ湾」が一望出来ます。
そして肩越しにはアポ山、タロモ山が見えて、80ヘクタールの広大なEDENの敷地の中にはロッジ、コテージ、キャンプ場、ジョギングコース、ハイキング・コースなどの他にも、フラワーパーク、ハーブ園、果樹園、ハウス野菜園、スイミングプール、釣堀などの施設があります。
ロッジとコテージは大小合わせて10ヶ所以上あって、大きなコテージは14名までの宿泊が出来るそうです。
またアウトドア派にはキャンプ場が用意されていて、最大150名までが宿泊出来る5人用テントが準備されています。
このEDENの果樹園や農園、ハウス栽培で採れた果物や無農薬野菜は我が家では殆ど毎日にようにお世話になっていて、日本種の「きうり」や「レタス」、「トマト」などはダバオ市内のスーパーでも販売されていて、どれも新鮮さが他の商品と比べて群を抜いていて、ダバオのブランド野菜、果物として沢山の消費者からの指示を受けています。
果物はパパイヤ、マンゴ、ドリアン、マンゴスチン、オレンジなどの木が植えられていて、季節になると市内にあるフルーツショップやスーパーマーケットに出荷されています。
EDENネイチャーパークは高原リゾートですが、園内には「スイミングプール」と「釣堀」があります。(いづれも別料金)
また、EDEN園内をガイド付きで一周してくれる「シャトル・バスツアー」もあって、これに乗れば園内の様子が良く分かります。
このシャトルは有料で、一人120ペソです。
そしてEDENにはもひとつ「お薦め」の場所があります。
それは「レストラン」です。
   
EDENには「日帰りプラン」が用意されていて、ビュッフェ・ランチ付きのプランが入園料込みで大人470ペソ(約1,080円)です。
このパックを利用すれば入園料と共に「昼食」がセットになっているので一番お勧め出来るプランと言えるでしょう。
但し、このプランを希望する場合は必ず前日までに「予約」をしなければなりません。(下記のEDENオフィスに電話または直接出向いて予約することをお忘れなく)
レストランのビュッフェ・ランチは想像以上に美味く、特に新鮮なEDENの採れたて野菜いっぱいの「サラダ・バー」ではのサラダの味が格別です。
メイン料理は鶏、豚、魚料理などがインターナショナル料理にアレンジされていて、これらもなかなかの味です。
我が家からもう少し近かったら、時々昼食を食べに来たいところですが、前日までの「予約」のことと家からの「距離」が少しネックになります。
しかしレストランの片隅に売店があって、そこでは新鮮採れ立ての色々な「野菜」が販売されています。

<エデン予約センター>
Matina Town Square, McArthur Highway, Matina, Davao City

Tel:(82)299-0313
E-mail Address:info@edennatureparl.com.ph


うちごはん

2013年02月12日 | 海外ロングステイ

家で手作りの料理を作って食べることを「うちごはん」と言うらしい。
私の少年時代は父親が自営で商売をやっていて、兄、姉たちも母親と共に父親の商売を手伝っていたことから、家族7人の毎日の食事は朝食は母親がいつも作ってくれていましたが昼食と夕食は家族みんなが交代で料理をしていました。
私が中学生になった頃には自分にも日曜日の昼食作りを時々任されるようになって、「カレーライス」を良く作ったものでした。
当時は今と違って「カレールー」などの便利な食材は無かった時代なので、小麦粉をフライパンで炒ってからカレー粉を加えてカレールーを作っていました。
家族が『美味しい!』と言って食べてくれる毎にカレー作りに工夫を凝らし、腕前がどんどん上がって行ったようです。
そんな我が家では父親も兄も料理の腕前はなかなかのもので、極く普通に台所に立って料理を良く作っていましたから、「男子、厨房に入るべからず」は我が家には無縁の家庭でした。
海外暮らしを始めてから早いもので今年で丸14年になりますが、やはり日本を離れて暮らしていると「和食」が時々食べたくなります。
ここダバオにも美味しいレストランがありますが、「うちごはん」は自分好みの味付けが出来るところが最大の利点です。
料理をすることで脳が活性化されることは科学的にも実証されているそうで、メニューを考えたり、食材を切ったり、煮たり、焼いたり、炒めたり、最後には綺麗に盛りつけたりなどなど、全てのプロセスで脳の血流が増え、活性化されるそうです。
特に料理は「段取り力」が重要なので我々高齢者にとっては老化防止に繋がる脳のトレーニングには最適です。
今日は自分で作った「うちごはん」を幾つか紹介します。

<うちごはん寿司パーティー>(トップ写真)
私が初めて握り寿司にチャレンジしたのは今から40年以上も前のブラジル時代でした。
見よう見真似で作った握り寿司が殊の他好評だったことを憶えています。
ダバオには新鮮な寿司食材が豊富なので有難いことです。
「数の子」握りは日本へ一時帰国した時に「塩数の子」を持ち帰って冷凍保存してあったものを使いました。

<たけのこご飯>

         
市内にある日本食材のお店で「たけのこ」の水煮を見付けました。
急に「たけのこご飯」の味が懐かしくなって早速作ってみました。
日本ではそろそろ美味しい採れたての「たけのこ」が店頭に並ぶ頃ですね。

<ちらし寿司>

         
ダバオ市内にある生鮮食料品市場のAGDAOへ行くと、いつでも活きのいい魚介類がゲット出来ます。
そんな新鮮素材を使って特製「ちらし寿司」を作ってみました。
我ながらなかなか美味しく出来上がりました。
因みに写真の「ガリ」も手作りです。

<焼き鳥>

         
去年の11月末に我が家の近くに開店した日本人経営の「焼き鳥屋」さんが、残念ながら今年に入ってから閉店してしまったようです。
急に「焼き鳥」が食べたくなって、見よう見真似で作ってみたのが「ネギま」と「砂肝」です。
あいにく炭火がなかったので、オーブンの「強」で焼いて見たところバッチリの仕上がりでした。
久々に飲んだ「焼酎」も焼き鳥との相性も良く、美味しくいただきました。

<とんかつ>

         
                 
ダバオの肉屋さんでは「とんかつ」サイズにスライスされた美味しい豚肉がいつでも入手出来ます。
揚げものはその都度揚げるのは効率が悪いので、気合いを入れて一気に10枚程とんかつを揚げます。
出来上がったとんかつは一枚づつラップをして、そのまま「冷凍保存」をします。
1ヵ月位は美味しい味のまま保存が出来、食べる時には解凍した後、必ずオーブンで衣がカリっとなるように熱を加えます。
冷凍「とんかつ」はこの他にも「カツ丼」や「カツカレー」に応用出来るのです。

<キーべ>(ブラジルのポピュラーなスナック)

         
アラブ料理に由来する「キーべ」はブラジルではポピュラーなスナックです。
荒挽きの小麦の全粒粉に牛の挽肉、ミントの葉、パセリのみじん切りを良く混ぜ合わせ、塩胡椒で味付けしてから油で揚げて作ります。
熱々のキーべにライムの絞り汁をかけ、お好みでチリソースをかけて食べれば最高です。
その昔のブラジル赴任時代に良く食べていたキーべ、ダバオのスーパーで小麦の全粒粉を見付けたので、久し振りに作ってみました。

<おせち料理>

         
                 
真夏にお正月を過ごすのはブラジルやシンガポール、メキシコ時代を含めると十数年にもなります。
それでも「お雑煮」や「おせち料理」は欠かしたことがなく、市販されていない食品は手作りでまかないます。
好きな「伊達巻」は「はんぺん」をミキサーにかけて玉子と混ぜ合わせて出汁巻き玉子の要領で作れば完成です。
関東風の「伊達巻」は甘さを強くするのがポイントのようです。


レ・ミゼラブル

2013年02月05日 | 海外ロングステイ

久々に映画館に足を運んで話題のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」を先日観て来ました。
ビクトル・ユーゴーの小説を原作に、世界43カ国で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらの豪華キャストで映画化されたものです。
監督は「英国王のスピーチ」でアカデミー監督賞を受賞したトム・フーパーです。
去る1月13日に行われた第70回ゴールデン・グローブ賞受賞式で作品賞、主演男優賞、助演女優賞の最多3部門を受賞した作品で、本年度のアカデミー賞にも作品賞、主演男優賞などなど8部門にノミネートされています。
2時間半以上にも及ぶ大作で、なかなか見応えがありました。
日本では「ミュージカル映画は当たらない」という映画界に伝わるジンクスを打ち破って、快進撃を続けているそうで、ダバオでも昨年末に公開されてから1ヵ月以上もロングランを続けています。

         

当初日本での今年の正月映画は映画関係者の間では「シリーズ最高傑作」と評価が高かった「007 スカイフォール」の独り勝ちと見られていたそうです。
その理由は「レ・ミゼラブル」は2時間38分と長尺で、全編にわたって俳優の歌が中心で「台詞」は殆ど無く、日本では未だミュージカル人気が定着していないと見る向きがあったからです。
しかしフタを開けてみると「歌えるスターを集めた大がかりの仕掛けの作品で、なお且つゴージャスな映画を見たという満足感が味わえる」との評判が立って、英国ミュージカルを忠実に再現した映像の力が口コミで広がったのがヒットの要因とみられています。
そしてジャックマン演じるジャン・バルジャンの波瀾万丈の人生と、執念で彼を追い続ける宿敵ジャベールの対立を男くさいドラマとして見せながら、ヒロインのウエイトを大きくして、泣けるシーンを作って、女性客の動員に成功したのがヒットの要因だろうと言う専門家の見方があるそうです。
日本では去年の12月に公開されてから1か月余りで342万人以上の観客を動員していて、2月3日までの興行収入は41億7500万円余りに上ったたそうです。
これは平成17年に公開された「オペラ座の怪人」の興行収入のおよそ40億8400万円を超えて、日本で公開されたミュージカル映画としては歴代1位になりました。