フィリピンの人はとにかく「チキン」が大好きで、とりわけ「フライド・チキン」には目がないようです。
ダバオではアメリカからやって来た大手の「ケンタッキー・フライド・チキン」などのファストフードの他にも数々の店が市内の至る所にあって、バーベキュー・チキンと肩を並べる程人気があるのです。
日本には昔から「鶏のから揚げ」という言い方がありますが、今ではアメリカから進出してきた外食産業の影響で「フライド・チキン」の呼び方が定着しているようです。
Gaisano Mall4階が去年大幅なリニューアル工事を終えて「The Peak」(頂点)をオープンさせて早や半年が過ぎました。
その「The Peak」の一角にとりわけ賑わっている店があります。
お客の大半が10代男女の学生で、きっと「とても美味しく、且つお値打ちな」店だと目星をつけて入ってみました。
店の名前は「Chicken Charlie」(チキン・チャーリー)で、フィリピン生まれの「フライド・チキン」のお店です。
「チキン・チャーリー」は2010年にマニラに第一号店がオープンし、その独特な味付けがフィリピン人の支持を受けて店舗数が増えて行き、2012年末で17店舗に拡大しています。
チキン・チャーリーのオーナーはアメリカと韓国で人気のあるフライド・チキンの製法と味付けを研究した結果ダブルフライ(二度揚げ)を取り入れ、チキンの食感を皮はカリカリ、中身はジューシーさを実現させました。
そして味付けは韓国のBon Chongチキンをヒントに、独自の「醤油ガーリック」味を作り上げ、「ピリ辛醤油ガーリック味」との二本立て販売しています。
チキン・チャーリーのもう一つの特長は価格の安さにあります。
若い学生の殆どは59ペソ(約135円)の「Charlie's Bowl」(チャーリーズ丼)を食べていました。
ご飯の上にカットされたフライド・チキンを乗せて、特製のタレをかけたシンプルな丼料理ですが、お洒落なカップに入ったところも若者受けしているようです。
フードコートで食べる一品料理と同じか、少し安い価格で美味しい「チャーリーズ丼」が食べれて、エアコンの効いた綺麗な店内でのんびりお喋りをしながら昼食が出来るところに若者たちの人気を得ているのでしょう。
今まで少し違和感を感じていたライス付きのフライド・チキンが、この店のチキンを食べていると味付けがしっかりしているせいか、何の抵抗もなくライスを平らげてしまったことに驚きました。
参考価格
フライド・チキンセットB(お薦め) 135ペソ(約310円)
※ドラム(脚)2個、ライス、アイスティー
フライド・ポテト 39ペソ
チーズスティック 83ペソ(5本)
Chicken Charlie
Address: 4th level Gaisano Mall of Davao, The Peak,
J.P. Laurel Ave. Bajada, Davao City.
Telephone No: 282-2188
Mobile No: 0933-6991599
相変わらず、美食家の本領を発揮して、手作の御馳走が並んでいるのには「美味しそう。」
とうらやましくなりました。
大変おかねの掛った店がたくさんありますが、それでいて物価が安い!ようでエッなんで?と言う感じです。
英語学習の盛んな街と言うのは大変興味が有りました。
此のブログが有る事を知ったのは、今夜初めてです。これからはちょくちょくのぞきに参ります。
自分で行動してはじめて、情報が取れるんですね。
待っているだけではなく、自分で時間と汗をかき、自分の目で確かめる。
まずは、自分から動くことだと思います。
何時も為になる情報をありがとうございます。
コメントをご投稿いただき有り難うございます。
早いものでダバオに舞い戻ってからあっと言う間に一年以上が過ぎました。
昨年は奥さまが健康を害われて大変な年だったそうですが、今はすっかりお元気になられたのでしょうか。
私の方はおかげさまで元気でやっております。
チェンマイの皆さまにk宜しくお伝え下さい。
今後共、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
<shigenon>さん。
チキン・チャーリーはいつ行っても満員の店で、やはり味の良さと値段の安さが魅力なのでしょうね。
ニワトリは、人間の食生活で重要であり、お世話になる頻度も高いです。
それから、卵の貢献度も大です。
温かいご飯に生卵・焼き海苔と味噌汁の海外版の朝食セットの登場を期待します。
世界には宗教上の理由から豚肉や牛肉を食べれない人が居ますが、「鶏肉」を食べてはいけない宗教は殆ど無いと思います(一部の宗教で鶏肉の殺し方如何で食べてはいけない宗教があったと記憶しています)
そんな万人向けの鶏肉、そして鶏卵の恩恵は計り知れないものがありますね。
chicken bowl 美味しそうですね。ダバオの飲食店も他の東南アジア主要都市と全く遜色なく様々な美味しい料理を安価で頂くことができますね。
ありがたいことです。
原材料費、人件費、光熱費などを考えると、僅かな利益しか得られない筈ですが、良く頑張っていると思います。