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ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

レストラン「バイキング」

2013年11月05日 | 海外ロングステイ

客席の広さが国内随一を誇るレストランが先日オープンしました。
その名も「バイキング」(Vikings)ブッフェ・レストランで、名前の通り<食べ放題>のお店です。
SM Lananagプレミアム・モール1階の噴水広場向かいの角に完成したこのレストランは、外から見てもスペースの広さに驚かされます。
この「バイキング・レストラン」は既に2店舗がMarikinaシティのSM City MarikinaとQuezonシティのSM North EDSAの中で営業中で、この度ダバオに3店舗目がオープンしました。


バイキング・レストランの特長は、ヨーロッパ料理、アメリカ料理、日本料理、中華料理、そしてフィリピン料理の数々が味わえるとあって、開店早々から連日の賑わいを見せています。
食材や料理の内容を見ると、既存のバイキング・レストランの1ランク上を目指しているレストランですが、お客自身の目も肥えているので、珍しい料理や原価の高い食材を使った料理に集中してしまう傾向があることと、店の広さ故の準備や対応に従業員たちが大わらわで動き回っています。
日本料理のステーションにはお馴染みの「寿司」の他に、「お好み焼き」や「しゃぶしゃぶ」もあります。
肝心な料金ですが、ウイークデーのランチブッフェが大人589ペソで、ディナーが788ペソ、土日と祭日料金がランチ、デナィー共に788ペソとなっていて、Marco Poloホテル2階の「Cafe Marco」レストランとほぼ同じ価格設定になっています。
現在、満75歳以上のお客さまには50パーセント割引きのプロモーションを実施中で、他にも色々なサービスがあるので、入店前の確認をお薦めします。



開店当時からかなりの人気の店なので、特に週末には行列が出来て、待ち時間も半端ではないので、出来れば前以て予約をして出かけるのが良いでしょう。
「バイキング」で美味しい料理をお腹いっぱい味わうコツを店側が以下のようなアドバイスをしています。
1 バイキングへお出かけ前の食事は出来るだけ「軽い」食事がお薦めです。
2 しかし、バイキングで沢山食べる目的で、食事を抜いて出かけるのはお薦め出来ません。
3 いつもの時間帯にいつもの食事を軽めにとってから出かけることが、バイキングのブッフェを心行くまで堪能出来るポイントです。
4 バイキング・レストランの開店時間はランチが11:30で、ディナーが17:30からなので、出来るだけ早くレストランへの入店をお薦めします。
  早目に入店すればゆっくりと食事やおしゃべりが楽しめます。
5 入店してテーブルに着席してから最初の10分間は7ヵ所所あるフードステーションをひと巡りして食べたい料理をチェックしてから食事をスタート。
6 大好きな「料理」は最初に食べて、最後にしないこと。
  せっかくの好きな料理がお腹がいっぱいで食べれなくなってしまいます。

Vikings Luxury Buffet Restaurant
Upper Ground Level, Fountain Court, SM Lanang Premier
J.P. Laurel Avenue, Lanang, Davao City

      


ダバオシティゴルフクラブ

2013年10月29日 | 海外ロングステイ

今までプレイしてたアポゴルフ場から最近「ダバオシティゴルフクラブ」に鞍替えしました。
理由は幾つかありますが、我が家から「近い」ことで、アポへ行く半分の約10分程で行けることが最大の理由です。
「ダバオシティゴルフクラブ」はパブリックのゴルフ場で、創立が1950年と60年以上もの歴史を誇る老舗コースです。
コースはエコランドのSMショッピングモール近くにある林間コースで、9ホールながらフェアウェイ両サイドに樹林帯を残し、全体にアップダウンの少ないコースです。
パー70、5670ヤードと距離も短めなところがシニア向きのコースと言えるでしょう。

 
18ホールをプレイするには同じコースを2度回ることになりますが、3番(パー4)4番(パー3)8番(パー4)の各ホールには工夫が施されていて、バックナインとなる12番(パー5)13番(パー4)17番(パー3)と変わります。
この3つのホールでは、ティーグラウンドの場所がバックナインでかなり変わることで、距離と共に周りの景色も変化するので同じホールを回っている感覚が薄れるのです。
特に8番と17番はグリーンも別々になっているところも工夫のあとが感じられます。
1番ホール(10番ホール)はパー5のロングホールで、距離も490ヤードあるので、飛ばし屋さんでも思いっ切りドライバーが振れる筈です。
また、ダバオシティゴルフクラブのコースの特長に「池」が無く、フェアウエイの幾つかに水の流れるクリークが設けてあることと、殆どのグリーンが「砲台グリーン」になっているので、アプローチショットの正確さが求められるコース設定になっているところです。

 
プレイ費はシニア割引(満60歳以上・要ID提示)でGFが600ペソ、それに30ペソの「保険料」(プレイ中の怪我及びホールインワン保険)で、キャデーフィーは外国人の場合500ペソとなっています。
クラブハウスは体育館のような簡素な造りですが、キャデーを始めスタッフの対応は極めてフレンドリーで良好です。
早朝から9ホールだけプレイをしてその後仕事に向かう現役ゴルファーが朝5時半~6時スタートで集中するので、少しだけ時間をずらして6時半頃にスタートするのがお薦めです。

 


搾菜と皮蛋

2013年10月22日 | 海外ロングステイ

ザーサイ(搾菜)は青菜頭(チンサイトウ)と言う野菜の茎から下の肥大化したコブ状の部分を使って作られる中国の漬物で、搾菜は高菜や芥子菜の仲間だそうです。
収穫したザーサイの茎の肥大部を天日で干した後、一度塩漬けにしてから搾って塩分を抜いて、塩、唐辛子、酒などと共に甕(かめ)の中で本漬けします。
「搾菜」の名前の「搾」は塩水を搾ることや、搾るように甕(かめ)に押しこむところから来ていると言います。


香辛料で本漬けしたものは「四川搾菜」と呼ばれていて、塩抜きしてから刻んで薬味にしたり、ゴマ油で炒めて食べることが多く、中華粥には欠かせない薬味です。
料理の用途に合わせて細切り、輪切りなどにして、豚肉、鶏肉、海老などを使ってスープにしたり、その他色々な料理に利用出来ます。
その美味しい「四川搾菜」の缶詰がVictoria Plazaのスーパーで販売しています。
1キロ入りの大きな缶詰で、缶を開けると中には搾菜の塊が5~6個ぎっしりと詰まっていて96ペソ(約210円)という激安価格です。
その昔、台湾で食べた「ピータン豆腐」(写真下)の味が忘れられず、時々自分で作ることがあります。
「ピータン豆腐」づくりに必要な食材がこの「搾菜」と「ピータン」なのです。


皮蛋はアヒルの卵を特殊加工したもので、中国料理の前菜にはなくてはならないものの一つで、天津が本場です。
塩、石灰、木灰、茶の葉の煎じ汁、炭酸ソーダなどに特殊な泥ともみ殻を混ぜて、これでアヒルの卵を包んで甕(かめ)に入れて密封し、1ヵ月余り涼しい場所に貯蔵して作ります。
この作り方は秘伝とされていたそうですが、今では日本でも作られているようです。
貯蔵中にタンパク質が分解して黄身が黒色を帯び、白身は茶色のゼリー状となって、松の花のような模様がみえることから、松花蛋(ソンホワタン)とも言われています。
皮蛋は、アンモニアや硫化水素を含む独特の匂いと刺激的な味を持つことから好き嫌いの多い食品のようですが、私はそのまま食べたりダバオのMandarin Tea Gardenレストランの「皮蛋粥」(Century Egg Lugau)も大好きです。
ピータンも搾菜と同じVictoria Plazaのスーパーで1個15ペソ(約33円)で購入出来、このピータンは鶏卵で作られたものです。
「ピータン豆腐」の他にも「アボカド」、「ピータン」、「搾菜」を切って混ぜて作るサラダもなかなかの味で、胡麻油を効かせた中華ドレッシングを使って簡単に出来ます。


カラマンシー

2013年10月15日 | 海外ロングステイ

カラマンシーはフィリピンの代表的なフルーツで、フィリピンレモンと呼ばれ独特なさわやかな香りとマイルドな酸味が特徴です。
日本のすだちやかぼすに似た味わのいの柑橘系の果物で、一年中入手出来ます。
カラマンシーは東南アジアで開発され、特にフィリピンで非常に人気がありますが、欧米ではacid orange、calamondin orange、Chinese OrangeやPanama orange等の名前で知られています。


カラマンシーは四季を通して結実することから中国語では四季橘(シキキツ)と呼ばれているそうです。
また沖縄では四季柑(シキカン)と呼んでいて、主にシークヮーサーの代用として台湾から輸入した果汁が販売されています。
カラマンシーはミカン科の常緑低木で、果実は小型でスダチに似ていて、果肉には酸味があるので、ジュースにしたり料理に利用されています。
またカラマンシーは優れた抗菌抗酸化作用を持っていて、脂肪燃焼や生活習慣病に役立つ健康果実とも言われています。
最近日本で美容と健康に良いと評判になっている「シネフリン」、壊れやすいビタミンCの吸収を助ける「ヘスペリジン」、毎日の活力を作る「クエン酸」など、カラマンシーにはこれらの健康成分が豊富に含まれています。


ネットで知ったのですが、日本の居酒屋チェーンとして知られる「笑笑」ではこのカラマンシーを使った飲み物があるそうです。
「カラマンシーサワー」、「カラマンシーコーラ」、「カラマンシージンジャー」が定番の飲み物メニューにあって、日本人の間でも爽やかなカラマンシーの味が好まれているようです。
以前タイで暮らしていた時にタイには「マナオ」というカラマンシーのような果物がポピュラーでした。
このマナオはタイ料理にはなくてはならない存在で、「トムヤムクン」にも使われていて、タイ料理の酸っぱい味、たとえばソムタムという青パパイヤで作るサラダにも使われています。
フィリピンのカラマンシーはホットのジュースにして飲んでも、ソーダで割ったり、冷たく冷やして飲むのも美味しくいただけます。
下の写真のような市販のカラマンシーソーダやジュースもポピュラーな飲み物です。


サバ缶

2013年10月08日 | 海外ロングステイ

フィリピン人の「缶詰」好きには目を見張るものがあります。
市内に数あるスーパーマーケットの「缶詰売り場」の陳列棚のスペースを見ただけで、フィリピン人の「缶詰」好きが一目瞭然です。
日本のスーパーではこれほど広い陳列棚を缶詰の為に確保はしていないでしょう。
先ず目に付く「缶詰」は「コーンビーフ」で、お馴染みの台型のコーンビーフの他に、極く普通の丸い形のコーンビーフもあって、その種類の多さに驚かされます。
フィリピンの人たちは朝食に缶詰のコーンビーフと目玉焼きに「ご飯」という定番メニューがあって、缶詰は常温で保存出来、賞味期限も長いことから重宝されているのだと思います。
コーンビーフなどの肉類缶詰と同じか、ひょっとすると多いのが魚の缶詰です。


「イワシ」の缶詰と「ツナ缶」の種類と数がナンバーワンを競っていて、次に「サバ缶」が続きます。
「サバ缶」は最近日本で一大ブームを巻き起こしているそうで、一時期スーパーの売り場から「サバの水煮缶」が消えてしまったそうです。
テレビ番組のダイエット特集で、サバ缶を食べると、やせるホルモンが大量に出る可能性がある、などと説明したのが原因のようで、納豆、バナナに続くパニックに発展しているとか・・・。
サバ缶が売れまくる原因になったとされる番組は2013年7月30日に放送されたテレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」の特集で、「やせるホルモンで病の元凶、肥満を解消SP」だったそうです。
スタジオに登場した肥満治療の第一人者、小田原雅人東京医科大学主任教授は、どんな人の身体の中にもあるホルモン「GLP―1」がその鍵になると説明し、「GLP―1」は必要以上の食べ過ぎを抑えて、糖分が腸で緩やかに吸収される働きを持つ「やせるホルモン」で、小腸を刺激する食べ物を摂ることによって分泌が促進するそうです。
その食べ物とは、食物繊維と、サバ缶だと説明したそうです。
番組ではマルハの「サバの水煮缶」が紹介されていました。


鯖のような脂の乗った青身魚はEPA、DHAが豊富に含まれていて、このEPAが「GLP―1」を出す細胞を刺激するのだそうです。
この番組では「やせる努力をしなくてもやせられる物質が存在する」などと煽っていたため、ダイエットに興味のある人たちはすぐに「サバ缶」飛びついてしまったようです。
私はその昔、現役時代に福島の会津に滞在した時に地元の人からご馳走になった「姫竹汁」の美味さが今でも忘れません。
「姫竹汁」は姫竹という竹の子とサバ缶を使った味噌汁で、会津では古くから食べられている料理だそうです。
サバ缶を使うことで良い味が出て、姫竹の味と食感が印象的でした。


ダバオのスーパーで売られている「サバ缶」は残念ながら「水煮缶」はなく、「オイル煮」、「トマト煮」が主流で、「スペイン風」の味付け「サバ缶」も数種類販売されていて、中には上の写真にあるように「醤油煮」や「味噌煮」もあります。
私は「サバ缶」を野菜サラダの上に乗せたり、玉ネギのスライスをたっぷり乗せたりして食べていますが、「サバ缶」を使ったレシピを料理サイトで検索すると色々な「サバ缶」料理が出て来ます。
トマトときゅうりの上にサバ缶をのせただけのお手軽サラダは、マヨネーズで和えるとツナサラダのようになり、角切り豆腐を乗せバンバンジーソースでからめたら彩り鮮やかボリュームたっぷりの副食材にもなります。
また、タレ入り納豆と茹でオクラとサバ缶を混ぜてご飯にのせたネバネバ丼、「サバ缶」と大根の煮物、「サバ味噌煮缶」を使った洋食メニューでは、キャベツ、じゃがいも、きのこなど冷蔵庫の残り野菜をサバ缶と一緒に軽く炒め、マヨネーズ、チーズをのせて焼いたサバ缶グラタンは激美味です。
石垣島に住む沖縄県民は、八重山そばとサバの缶詰をビニール袋の中で和えただけの「からそば」が大好きだと、つい先日のテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で放送していました。
管理人イチオシのダバオで入手出来る「サバ缶」は下の写真の2種の「サバ缶」です。
Ligoブランドの「MACKEREL(サバ)缶詰で、左がナチュラル・オイル煮、右がトマトソース煮で、どちらも一缶27ペソ(約60円)です。
特に左の「ナチュラル・オイル煮」は脂っぽさが余り感じられず、塩分も控えめで、なかなかヘルシーな一品です。


「暦の上ではオクトーバー」ですが・・・

2013年10月01日 | 海外ロングステイ

約3週間ほどの日本への一時帰国からダバオに戻りました。
早いもので今日から「10月」で、今年も余すところ3ヵ月となってしまいました。
暦の上では「オクトーバー」なのに、ダバオ市内はすっかりクリスマスモードに変わっています。
 ※NHKの朝ドラの「あまちゃん」ロス症候群と、TBSの日曜ドラマ「半沢直樹」の意外なラストに未だ立ち直れていない管理人です・・・。

去る9月19日から21日までは<中秋節>で日本では十五夜のお月見の時期で、中華系の多く住むダバオでも「ムーンケーキフェステバル」が開催されていて、お馴染みの「月餅」(ムーンケーキ)が店頭に並んでいた筈なのに、クリスマスモードに拍車がかかっています。
去年の12月のこのブログで、フィリピンが世界一クリスマスが長い国だと紹介しました。
フィリピンは国民の10人に一人、およそ820万人以上が海外で働いています。
海外で働く誰もが12月のクリスマスシーズンに帰国出来るとは限らないので、クリスマスシーズンを長くして、海外で働いている者が家族と一緒にクリスマスが祝えるようにしたことが、世界一クリスマスが長い国になった理由だそうです。


フィリピンは、国民の85%がカトリック教徒と言われていて、アジア随一のキリスト教国です。
教会では12月のクリスマスから数えて4回前の日曜日の待降節から、クリスマスの聖歌が歌われるようになります。
「シンバン・ガビ(Simbang Gabi)」は、フィリピン独特の早朝のミサのことで、フィリピン全土のカトリック教会では、12月16日からクリスマス・イブまでの9日間、毎朝4時ごろからミサが行われる習慣もあります。
ダバオ市内のショッピングモールにはクリスマスデコレーションが飾られ、店内には軽快なクリスマスソングが流れ、12月のピークに向けてセールに拍車がかかり始めました。
ダバオのクリスマスは暑い真夏のクリスマスで、日本やヨーロッパ、アメリカなどの寒いクリスマスとはかなり違いますが、ダバオのサンタクロースも日本で見るサンタクロースと全く同じ服装で、子供たちにプレゼントを運んでくれます。
夏には不釣り合いな完全冬装備で現われるサンタクロースは南国ではさぞかし大汗をかいてご若労なことだと思います。
とは言ってもサンタクロースが半袖シャツと短パンでソリに乗って現われたのでは「雪景色」ともマッチせず、世界共通の服装でクリスマスシーズンに活躍してくれるのでしょう。


海外で10月のイベントと言えばハロウィンで、お化けやホラー物に変装したり、アニメキャラクターや映画キャラクターのコスプレ、警察官やパイロットなどの職業にになりきって仮装する大きなイベントですが、ダバオのショッピングモールではハロウィングッズはクリスマスグッズに隠れてしまっています。
元々、ハロウィンは10月31日にアメリカやイギリス、オーストラリアなどの北米、オセアニアなどで活発になったイベントでプロテスタント教徒が始めたものです。
フィリピンなど、カトリックを信仰している他の国では、ハロウインの翌日の11月1日に「諸聖人の日」(All Saints Day)というカトリック教徒の祝日があり、全ての聖人と殉教者を讃える記念日ですが、プロテスタントの場合、宗教改革の後この諸聖人の日を祝わなくなった為、北米ではハロウィンの行事が強くなったそうです。
そのため、カトリックではハロウィンがキリスト教の行事ではないため、行わない国が多く、フィリピンもそのひとつになりました。


プラターズ公演

2013年09月03日 | 海外ロングステイ

最近のダバオには外国人アーチストが次々とやって来てライブ・コンサートを開催してくれます。
数年前まではマニラまでは色々な外国人アーチストが来て公演を行っていましたが、残念ながらダバオは素通りでした。
しかし去年SM Lanangプレミアム・モールのオープンと共に、3階に客席数2,500席が可能なSMXコンベンションセンターが完成したことで、外国人アーチストの公演に最適な場所となったことがダバオ公演が増えて来た理由です。
フィリピンの人たちはとにかく音楽が大好きで、特に懐具合の比較的暖かい中高年には「オールデイズ」の音楽がお好みのようです。
1955年の「オンリー・ユー」の大ヒットで知られるプラターズ(The Platters)公演が9月12日にSMXコンベンションセンターで開催されます。


プラターズはアメリカのコーラス・グループで、ロックンロール黎明期に登場しました。
1990年にはロックの殿堂入りしたグループで、1953年にハーブ・リードなどの4人で結成され、やがて作曲家のサミュエル・バック・ラムに見出され、彼がマネージャーを務め本格的に活動を始めました。
マーキュリー・レコードと契約後の1955年、「オンリー・ユー」が大ヒットして、R&Bチャートでは7週連続1位を記録しました。
続く「グレート・プリテンダー」は全米ポップチャートでも1位となり、その後も「トワイライト・タイム」、「煙が目にしみる」など数々のヒットを飛ばしたグループです。
その後幾度ものメンバーチェンジと分裂を経て、1997年にオリジナルメンバーのハーブを中心とするグループが本家プラターズとして活動することを裁判所に認められ、今でも世界各国でコンサート・ツアーを続けています。
また、プラターズ公演の3日前の9月9日には同じSMXコンベンションセンターで、アメリカ、ニューヨークのハーレム出身のジャズ歌手パティ・オースティン(Patti Austin)と、セルジオ・メンデスのヴォーカルで有名なJoe Pizzuloのコンサートが開催されます。

最近の外国人アーチストのダバオ公演を以下に紹介します。
2013年7月
<ディオンヌ・ワーウィック>コンサート
昨年50周年記念アルバム『NOW』を発表して話題を呼んだ米音楽界の大御所ヴォーカリスト「ディオンヌ・ワーウィック」のコンサート。
「小さな願い」、「アルフィー」、「ハートブレイカー」、「愛のハーモニー」等の数々のヒット曲を一気に歌い上げてくれました。
彼女は半世紀以上にわたって米国エンタテインメント界のトップに立つ超大物で、名作曲家バート・バカラックとの出会いを経て'62年にソロ・デビュー。
ジャンルや人種の壁を超越した活動を続け、スケールの大きな音楽性、エレガントな歌声は従姉妹の故ホイットニー・ヒューストン等、数々の後進に影響を与えて来ました。


2013年4月
<アバ・マニア>コンサート
ABBAMANIAは1999年にイギリスで結成されたグループで、1970年~1980年にかけて活躍したスエーデンのグループABBAのトリビュートグループで、そのクオリテーの高さはなかなかのものでした。
お馴染みの「Dancing Queen」では観客総立ちでエキサイトしました。


2012年12月
<フォン・トラップス>コンサート
映画「サウンド・オブ・ミュージック」でお馴染みのトラップ一家の意思を引き継いだ4人の孫たちの合唱団Von Trappsが晴らしい歌声を聴かせてくれました。
 「ドレミの歌」はもちろん、懐かしい「エーデルワイズ」の歌声を聴きながら、50年近くも前の思い出が蘇って来たり、美しいクリスマス・イルミネーションとツリーの下で歌ってくれたクリスマスソングの数々で観客を魅了させてくれました。


2012年11月
<エア・サプライ>コンサート
オーストラリアのメルボルン出身の「エア・サプライ」は、非常に伸びのあるハイトーンボイスとドラマチックなバラードで1980年代に数々のヒットを放ったグループです。
彼らはオーストラリアでいくつかのヒットを出した後、世界進出を図り、1980年に「ロスト・イン・ラブ」が大ヒットして、その後も「シーサイド・ラブ」(The One That You Love)、「さよならロンリー・ラブ」(Even the Nights Are Better)、「渚の誓い」(Making Love Out of Nothing at All)などのヒット曲を連発しました。
日本でも当時流行したAORブームの波に乗って、さわやかでロマンチックな夏の海の代名詞的なイメージで非常に高い人気を保っています。


海外旅行保険(フィリピンから海外へ)

2013年08月27日 | 海外ロングステイ

海外旅行先で病気になったり怪我をしたり、誤ってものを壊してしまった時などにかかる費用を補償する損害保険が海外旅行保険です。
毎年ゴールデンウイークやお盆の大型連休時期には日本からどっと海外旅行に出かける人の様子がいつもテレビのニュースで流れています。
そして海外旅行に出る人たちの多くが数ある保険会社の中から補償内容や掛け金などを吟味して「海外旅行保険」に加入して海外旅行に向かいます。
「海外旅行保険」はいわゆる『掛け捨て』の保険ですが、海外旅行保険は転ばぬ先のつえのような存在で、保険金の支払いを受けずに済めば良いに越したことはありません。
今日紹介するのはフィリピンから海外旅行をする人たちの為のフィリピン発の「海外旅行保険」です。


この保険を販売しているのはBLUE CROSS保険会社で、通常の「医療保険」をメインに販売しているフィリピン生まれの損害保険会社です。
BLUE CROSS保険が販売している海外旅行保険は「Travelsafe」(安全旅行)と呼ばれる海外旅行保険です。
旅行期間、旅行先、補償額に応じて掛け金が変動するところは日本で加入する海外旅行保険と同じです。
BRUE CROSSの海外旅行保険がカバーする主な補償は以下の通りです。

傷害治療費用 
交通事故をはじめ、ケガをした場合にかかった治療費を補償
疾病治療費用
病気になった場合に病院でかかった治療費を補償
賠償責任
誤って他人にケガをさせたり物品を壊した場合の賠償金補償
携行品損害 
所持品が盗まれたり壊れたりした場合に損害額を補償
航空機寄託手荷物遅延費用
航空機が遅れて荷物が届かず、身の回り品などを購入した場合の費用を補償
航空機遅延費用
航空機が遅延・欠航して代替機を利用できない場合の宿泊費や飲食費などを補償
死亡時の葬儀費用
不幸にも旅先で死亡した場合の葬儀費用などを補償

毎年9月に一時帰国をしている私は早速BLUE CROSSの海外旅行保険に加入しました。
今回私が加入したのは「EXECUTIVE DE LUXE」プランで、渡航先の国は「日本」、滞在期間は24日までのコースです。
旅行中の傷害、疾病の最大補償額が50,000US$(約490万円)などがカバーされていて、保険金額は67US$(約6,600円)です。
なお、BLUE CROSSの海外旅行保険は万一旅先で病気や事故に遭った時の治療費などは一旦立て替え払いをし、ダバオに戻ってから保険会社に請求するシステムになっています。


BLUE CROSS Insurance Inc.
Davao office
Left Wing,Stall N0.5 Matina Town Square.
Mac Artthe Highway, Matina, Davao City
Tel. 082-297-7151


カダヤワン・フェスティバル2013

2013年08月20日 | 海外ロングステイ

今年もカダヤワン祭りがやって来ました。
カダヤワン・フェスティバルはその昔「アポ・ドゥワリン・フェスティバル」と呼ばれたダバオの祭りで、「アポ」はダバオの高峰で、「ドゥワリン」はフルーツの「ドリアン」と香りのいい蘭の一種「ワリン・ワリン 」を合わせた言葉です。
そして1988年にこのお祭りは、当時のドゥテルテ市長の時代に、自然の恵みと平和に感謝するミンダナオの祭りとして「カダヤワン・サ・ダバオ 」と改称されました。
カダヤワン・フェスティバルは1年間の自然の恵みに感謝する収穫祭のひとつで、その昔アポ山周辺に住む多種の民族が一同に集って、歌い、踊って、豊かな収穫を神様に感謝しました。
その感謝の集いが今に継承されて花や果物、野菜などで飾った山車を繰り出し、民族衣装で着飾った人々が大通りで踊り、歌って祝います。






中でもダバオの先住民であるバゴボやマノボ、マンダヤはじめイスラム教徒のタウスグ、マラナオ、サマなどが独自の衣装で練り歩きながら民族舞踊を披露する「インダク・インダク・サ・カダラナン」はフェスティバルの中心イベントです。
カダヤワン祭りは毎年8月に入ると直ぐにお祭りモードになり、今年もSM Cityの駐車場エリアで8月1日から「農産物貿易展」が始まりカダヤワン祭りのスタートを切りました。
また市内の各ショッピングモールのイベント広場では「民芸品展示即売会」、「ドリアン展示会」、「いけばな展示会」、人気シンガーやタレントによる「ショー」などを経てフェスティバルはクライマックスの「インダク・インダク・サ・カダラナン」パレードで最高潮に達します。
毎年恒例となっているパレードのコンテストは去る17日に行われ、今年見事にチャンピオンに輝いたのはカリナンの「ホーリー・クロス・カレッジ」のグループでした。

<優勝したホーリー・クロス・カレッジチームのパフォーマンス映像>
http://www.youtube.com/watch?v=0l3fvU9xYU4


 


最近の「うちごはん」

2013年08月13日 | 海外ロングステイ

今年の2月に当ブログにアップした「うちごはん」の続編です。
昔は「男子厨房に入らず」と言われていて、台所仕事は女性の領域でしたが、現代は「男も料理を身に付けるべきだ」という考えに変わってきているそうです。
そして料理は「脳力」を上げることも判っていて、料理を作ることが健康を維持するために良いことだと言われています。
切れ味の良い包丁をもって料理することは、前頭葉に刺激に与えるので認知症の防止にも効果があると言われています。
料理をすると頭部の血流が良くなって、人間の知的活動の中枢である<前頭前野>の機能がアップすることが東北大教授らの研究によって科学的に証明されました。
そんなことも踏まえて、毎日キッチンに立って作る私の手作り「うちごはん」の最近の料理を幾つか紹介します。
殆どの料理が「和食」ですが、「うちごはん」の基本は和食と決めていて、外食の時には和食以外のフィリピン料理や中華、韓国、イタリアン、スペイン料理などを食べています。

<天丼>(トップ写真)
ダバオではいつでも新鮮な獲れたての魚介類が手に入るので、Agdao市場で買って来た飛切り活きの良い海老を使って作った「海老天丼」です。
天麩羅は揚げ立てが食感も良く美味しいので、全ての準備を終えた最後に海老を揚げるのがコツだと分かって来ました。

<最近の朝食マイブーム>


2週間程前から、それまで和食中心だった朝食の内容を変えてみました。
きっかけは「ダイエット」とお腹の調子を考えてのことです。
「コーンフレーク」、「ブランフレーク」に、パパイヤとリンゴをカットしてトッピングし、更にプルーンとレーズンを加えて、そこにヤクルトと牛乳を入れた、食物繊維たっぷりな私の朝食です。
たった2週間ですが効果は抜群で、お腹の調子も快調で、体重も1.5Kgほど減量出来ています。

<マグロの漬け丼>


市内のAgdao市場ではいつも新鮮な「マグロ」を売っています。
マグロの種類は「メバチマグロ」で、ダバオ市近郊の漁港の街、General Santosで水揚げされます。
お気に入りのお店では目の前で解体しながら売っていますが、美味しそうな部位から飛ぶように売れて行きます。
この日は美味しいそうな「中トロ」を見付けたので早速ゲットして、「漬け丼」を作って食べたところ最高の味でした。

<かつ丼>


我が家のキッチンには普通の2ドア冷蔵庫の他に大型の「冷凍庫」があります。
その冷凍庫には肉や魚の他に「ご飯」、「パン」、「揚げ物」、「カレー」、「シチュー」など、電子レンジやオーブンで温めれば直ぐに食べることが出来る調理済みの食品の他に、「餃子」のように生のままで冷凍保存する食品が混在しています。
この「かつ丼」に使う「とんかつ」も揚げたものをそのまま冷凍保存してあるので、電子レンジで解凍した後に軽くオーブンで焼くとカリッとした揚げ立ての「とんかつ」になります。
写真の漬物は、このブログで先日紹介したお気に入りの「芥子菜」の塩漬けです。

<冷やしとろろ納豆蕎麦・温泉卵入り>


日本に住んでいると、スーパーなどで手軽に入手出来る「山芋」ですが、ダバオでは偶にしか日本食材店には入荷しません。
ネバネバ系の食べ物は身体にも良いことと、「山芋」が大好きなことから「冷やしとろろ・納豆蕎麦」を作って見ました。
「温泉卵」も保温カップを使って試したところ案外簡単に出来上がりました。

<太刀魚の塩焼き定食>


「太刀魚」はAgdao市場へ行くと良く見かけます。
ピカピカと銀色に光った太刀魚はまるで活きているかのように新鮮です。
太刀魚も買って来た後には冷凍保存しますが、一番美味しく食べれるのが塩焼きです。
この日は付け合わせに「冷や奴」とレタス、きゅうり、セロリの和風胡麻ドレッシングのサラダでした。

<中華丼と餃子>

 中華丼と餃子は冷凍庫の中の保存食品から作ります。
「餃子」は生の餃子をそのままフライパンで焼き上げますが、中華丼の「餡」はまとめて作って冷凍保存しておいたものを電子レンジで解凍して完成です。
中華丼の「ご飯」も冷凍ご飯を電子レンジで解凍しています。

<ポテトサラダとセロリ&豆腐の中華スープ>

我が家の野菜の消費量のベスト3は、一位:玉ねぎ、二位:じゃが芋、三位:大根です。
この日の夕食は「ポテトサラダ」と「セロリの茎と葉を使って、豆腐入りの中華風スープです。
セロリは新鮮なものをGaisano Mallのスーパーまで出かけて仕入れて来ます。
毎日の夕食は極力炭水化物を摂らないように心がけていますが、この日は生ライムで作った特製「ジンライム」を飲んでいたので「トルティーヤチップス」を添えました。


美味しい豆腐

2013年08月06日 | 海外ロングステイ

一年程前に当ブログで紹介した韓国食材店のArirangで売られている手作りの「豆腐」が、どうした理由か最近味が落ちてしまいました。
手作りで大きめの「木綿豆腐」は在住の日本人の方にも口コミでその味の良さが広まって人気が出ていただけに残念なことです。
ところが最近同じArirangで別の美味しい豆腐を発見しました。
それがトップの写真にある「充填豆腐」です。
滑らかな食感で、大豆の香りもほのかに残るなかなか味の良い豆腐です。
「充填豆腐」は絹ごし豆腐と同じ滑らかさがあるところから、充填絹ごし豆腐とも呼ばれているそうです。
製法は、豆乳を一旦冷やし、凝固剤と一緒に容器に充填した後密閉し、加熱して凝固させます。
豆乳を冷やすのは、熱いとすぐ凝固してしまうので、容器への充填に不便なためだそうです。




Arirangで売られている「充填豆腐」の容器はソーセージ状のものを用いていますが、日本では一般豆腐と同様の角型が主流になっているようです。
充填豆腐の製造法は、機械化による流れ作業の大量生産に適しており、豆乳充填、容器密閉後、加熱凝固させるので、その間殺菌が行われるため、日持ちの良いのも特長で約1か月の賞味期限が記されています。
「KOREAN TOFU」と書かれたこの豆腐(300g入り1個65ペソ・約147円)はマニラのケソン市に本部を置くSae Minコーポレーションで製造販売されているところから、週1回、マニラから空路でArirangに入荷します。
毎週水曜日の夜に店に届くので、翌日の木曜日に店頭に並ぶことになっています。

韓国食材店 Arirang
Victoria Plaza Carpark, Bajada
Davao City 8000
Phone: (082) 224-6822


じゅうろくささげ

2013年07月30日 | 海外ロングステイ

前々から気になっている野菜があります。
スーパーの野菜売場やAGDAO市場でも良く目にする野菜です。
それは長さ40cm~50cmの細長い濃い緑色をしていて、豆の「さや」のような感じで、10本~15本程が束ねて売られています。
ネットで調べてやっとその正体が判明しました。
この野菜は「じゅうろくささげ」(十六大角豆)と呼ばれている野菜でした。
「ささげ」はマメ科ササゲ属の一年草で、アフリカ北部のエチオピアが原産だと考えられています。
日本へも平安時代にはすでに渡来していて、栽培されてきました。
名前の由来は、莢の先が上に反り返り、捧げもつ手の形に似ていることから「ささげ」と呼ばれるそうです。
莢が長く伸びる「じゅうろくささげ(十六大角豆)」と呼ばれる品種群があって、ダバオのスーパーなどで売られているのが、紛れもなくこの「じゅうろくささげ」なのです。 
さやの中に豆が16個あることから「十六ささげ」と名づけられたそうで、豆は熟すと赤褐色で、完熟した豆は煮豆や赤飯に利用されます。
                 
さやの長さは30~50cmで、形はインゲンマメに似ていますが、柔らかいのが特徴です。
食べ方としては、さやがまだ柔らかい状態で、さやごと食べるのが一般的で、茹でたり、油炒め、煮物が多く、茹でた場合、しょうが醤油との相性が良いと言われています。
以前私が暮らしていたチェンマイで時々食べていた「ソムタム」に生のまま入っていた野菜もこの十六ささげだと分かりました。
当時は「いんげんまめ」が生で入っているのだとばかり思っていました。
この「じゅうろくささげ」、現在では愛知県と岐阜県を中心とした地域で生産されていて、食されるのもこの地方が中心で、愛知の伝統野菜、飛騨・美濃伝統野菜になっているそうです。
「じゅうろくささげ」はカルシウムとビタミンAが豊富で、血中コレステロールを下げる効果があると言われる健康野菜です。
この「じゅうろくささげ」はフィリピン語でSitao(シタオ)と呼ばれていて、フィリピンを代表する料理のひとつの「シニガンスープ」に入れたり、炒め料理として広く利用されています。
写真下はじゅうろくささげの「胡麻和え」と「シニガンスープ。



セダ アブリーザホテル

2013年07月23日 | 海外ロングステイ

ダバオにまた新しいホテルが誕生しました。
その名もSeda Abreeza Hotelで、アブリーザショッピングモールに隣接しています。
「Seda」はフィリピン語で「シルク」の意味で、シルクのような繊細なサービスが期待出来る親しみ易いホテルの誕生です。
フィリピン生まれのセダホテルは既にマニラ、カガヤンデオロ、ラグナのサンタ・ローザにあって、セダアブリーザは国内4軒目のホテルとなります。
11階建て、客室数186室のこのセダアブリーザホテルはAyaraホテルグループとAnfonso投資会社などとのジョイントベンチャーによって建設されました。
ホテルには屋内プール、フィットネス設備、子供用プールがあり、ホテル内の公共エリアでは、無料Wifiが利用出来ます。

                

                

また、セダ アブリーザでは186室ある客室でiPodドッキングステーションと室内金庫 (ノート型コンピュータ収容可能)が利用出来、無料の高速インターネットアクセス (無線および有線)が利用出来るビジネスにも観光にも最適なホテルと言えるでしょう。
ダバオでは今年の4月に「パークインホテル」がSM Lanangプレミアムに隣接した場所にオープンしたばかりで、次々とホテルが誕生する背景にはフィリピン経済の発展振りが伺えます。
国際通貨基金(IMF)は先日2013年のフィリピンの国内総生産(GPD)伸び率見通しを7%に上方修正し、14年の成長率は6%となるとの見通しを示しました。
IMFによると、今年の東南アジア諸国連合(ASEAN)5ヶ国の成長率見通しを0.3%引き下げ5.6%としており、見通しを引き上げたのは5ヶ国のうちフィリピンだけです。
IMFはフィリピンについて『今年のモメンタムは急速に伸びている。財政支出が背景となっており、第2・四半期もかなりの成長が見込めそうだ。消費活動もしっかりしている』と分析しています。
IMFがフィリピンを高く評価した理由は:

1.リーマンショック後の一時的な緩和政策をいちはやく切り上げている事
2.財政規律の厳格化を目指している事
3.対外債務の圧縮を進めている事
4.徴税基盤の拡充に着手した事
などによるそうです。

Seda Abreeza
J.P. Laurel Ave., Bajada
Davao City 8000, Philippines

Phone Numbers: (6382) 2443000 | 3228888
Email Address: dvo@sedahotels.com


ダバオのお薦め肉屋さん

2013年07月16日 | 海外ロングステイ

このブログで「新鮮魚介類」や「新鮮野菜」について何度か取り上げましたが、今日は「肉」の話題です。
良く健康長寿は「粗食」から、と言われていて野菜を中心とした食生活を心がけ、出来るだけ肉を控え、カロリーを抑えることが重要だと言われています。
しかし、こうした食生活は「健康長寿」とはほど遠くなると、桜美林大学大学院の柴田博教授が言っています。
年齢を重ねても元気で活躍している著名な日本人と言えば聖路加国際病院理事長の日野原重明氏(101歳)が直ぐに頭に浮かびますが、日野原氏はステーキ好きなことが知られています。
作家の瀬戸内寂聴氏(91歳)も、良く肉を食べると言われています。
肉を食べると体に必要なアミノ酸が補われて、血管が丈夫になるそうです。
すると脳卒中のリスクが減り、動脈硬化、糖尿病、高血圧症、心臓病、うつ病、貧血なども予防出来るそうです。
肉が健康長寿に不可欠と言うと、コレステロール値が高くて、と敬遠され勝ちですが、コレステロールは、細胞の素材となりホルモンの源になるなど、必要不可欠なものなのです。
欧米諸国のように、血中コレステロール値が高く、心筋梗塞などの死亡率が日本の5~7倍も高い国々でコレステロールが悪者扱いされるのは当然ですが、日本ではその必要は余り無いとの説もあり、また日本人はコレステロールの摂取量が欧米諸国に比べて低いというデータもあるそうです。
満87歳と84歳で他界した私の父母は80歳を過ぎても大のステーキ好きで、偶に私が実家へ帰ると、決まって『ステーキを食べに行こう!』と、お気に入りだった銀座の「スエヒロ」までステーキを食べに行ったことを思い出しています。
昔の高齢者は大抵腰が曲がっていて、顔はしわだらけでした。
しかし今は滅多にそのような高齢者は見かけません。
今の日本人は寿命が延びただけではなく、若々しくもあります。
この最大の原因は食生活が豊かになり、栄養が良くなったからでしょう。
明治末期の日本人の動物性たんぱく質の1日平均摂取量は僅か3グラムだったそうですが、現在は45グラムで、これが若さの最大原因だそうです。
明治以来日本人の食事の1日約2,000キロカロリーというエネルギー摂取量はそれほど変わってないそうですが、変わったのはそのエネルギー構成の内容です。
つまり、肉や魚を15倍多く食べるようになったおかげで体格が良くなり、寿命が延び、腰が曲がらず、しわくちゃにもならなくなったのです。
冒頭の柴田博教授によると、『80代でなお元気盛んな人は、70代の時よりも1週間に肉を食べる回数がむしろ多くなっています』と話しています。
元気で若々しくありたいと願うのなら、肉も魚も卵も、そしてもちろん野菜もバランスよく食べるべきなのです。
ただし、脂肪の摂り過ぎは動脈硬化の元なので、注意が必要ですね。
今日の話題の「お薦め肉屋さん」はダバオ市内のVictoria PlazaとGaisano Mallの中にある「Lisa's Meats」ショップです。

         

         

どちらのお店もスーパーマーケットの近くにあるので直ぐに分かります。
ここで売られている牛肉はオーストラリア・ビーフで、部位毎に小分けしたパックで売られているので、とても便利です。
豚肉も鶏肉も、同様に部位毎に売られていて、パーティーでのバーベキューの時などで大量に必要な時には、店の人にお願いすると奥の業務用冷凍庫から大きな塊の肉を持って来てくれて、必要な量をカットしてくれます。
写真上のパックの豚肉は「とんかつ」や「しょうが焼き」に最適サイズにカットしてあり、ビーフは「リブアイ・カット」で、そのままステーキに出来ます。
また、USビーフはSM Lanangプレミアムのスーパーで冷凍で売られている写真下のスライスビーフがお薦めです。
写真でも判るように「但馬牛」のスライスを冷凍してあります。
重量表示はありませんが、約800グラムは入っていて、255ペソ(約580円)はなかなかのお値打ちです。
焼肉用と表示がありますが、「牛丼」、「肉じゃが」などにも利用出来、重宝しています。