真っ白な花を咲かせる美しいユクサです。
牧野博士はシロバナツユクサCommelina communis L. f. albiflora Makinoとしています。
こちらはケツユクサCommelina communis L. f. ciliata Pennellの白花ですが、シロバナケツユクサという和名は無いようです。
花弁の中央部にうっすらと青い色が浮かんでいますが、ほとんど真っ白です。
アレチイボクサ(新称)のようすを見に行ってきました。 午後1時には駐車場脇の芝生にたくさん花を咲かせていました。
アレチイボクサの詳細はこちらをクリックしてご覧ください。
階段の脇にもいくつか育っていました、昨年はここにはありませんでした。 種子が雨や風で散布されたのでしょうか。
福岡県に日本新産の外来種Murdannia nudiflora (ツユクサ科)が帰化し定着しているのを確認しましたので、新しい和名をアレチイボクサ(新称)として報告しました。
本種は三重県や高知県にもすでに侵入しています。また、愛知・熊本・宮崎県にも本種らしき種が生育している情報がよせられていますので、国内にはかなり侵入しているかもしれません。 花は小さいので気がつきにくいのですが、花期はこれから8月~9(-10)月ですので注意すれば他の地域でも見つかる可能性があると思います。
興味のある方は、以下のTOPページから「アレチイボクサ(新称)」のページをご覧下さい。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/?
本種らしき種が見つかれば教えていただければと思います。
田畑の雑草の防除を研究している方と話す機会があり、ツユクサ類が短日植物かどうかの話題になりました。
ツユクサの仲間は多くは夏至(6月22日頃)の後に花を咲かせますが、6月上旬の夏至よりもかなり前にすでに花を咲かせていますので、短日植物にあたらないように思います。
短日植物であるかないかで防除法に違いがあるのか尋ねたところ、短日植物であると出芽時期に関わらず花を咲かせる時期の見当がつくので,その前に防除して種子を生産させないようにできますとの回答でした。
なるほど、私たちは花を咲かせて種子が出来ることを楽しみにしたり目的にしたりしていますが、防除ではこれを逆手に取ればよいのですね。
西アフリカ・東アフリカ原産の黄色い花弁のツユクサの仲間。 多年生で、四方に這い2mくらいに成長します。
全体に細かいかぎ状の短毛におおわれ、べたべたとまとわりつくような触感があります。
雌しべの花柱は紫色、萼にも赤紫色の模様が入りエキゾチックな雰囲気があります。
マルバツユクサがもう咲き始めました(2015.5.2) なんとか冬を越冬したものです。 多年生の性質を持っているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2f/10fc0fbd0c7a1fc196e8bea9bd39d807.jpg)
西日本の山地や低地の日当たりの良い場所に生える。 黄色い花が美しく、石垣の間も好むようでよく見かける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/3f/d530d48c52ff077c2f6e81490085ceb9.jpg)
種子の表面には、細かい円錐状の突起がびっしりとある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/89/de1d30612cd784224a15d7c5febe8869.jpg)
2015年 新年明けましておめでとうございます。
未年にちなんで、尾瀬のヒツジグサです。 かなり昔にフィルムで写した写真です、今のデジタル画像と違ってぼんやりとした感じがします。葉の緑色がうまく表現できていませんが、空の雲も水面に写してみようと試みたことを思い出しました1枚です。
今年は20年ぶりに尾瀬に行く計画を立て楽しみにしています。
白雪姫”や“ホワイトベルベット”などの園芸名がつけられているメキシコ原産のトラデスカンティアで、植物体全体がふわふわの白い毛でおおわれています。
白い毛は直射日光や水分の蒸発を防ぐ役割があるそうです。
紫紅色の花は朝方に咲き、6本の雄しべは午前中には花糸がクルクルと巻き始め、昼近くには花弁が閉じてしまいます。
ホウライツユクサ Commelina auriculata Blumeの葉に白い斑が入ったものが自然に生えてきました。
こちらは、ほとんど白い葉で葉緑体の部分は一部です。
苞にストライプが入るとすこしオシャレな感じもします。